JPH06301452A - リセット回路 - Google Patents
リセット回路Info
- Publication number
- JPH06301452A JPH06301452A JP5087015A JP8701593A JPH06301452A JP H06301452 A JPH06301452 A JP H06301452A JP 5087015 A JP5087015 A JP 5087015A JP 8701593 A JP8701593 A JP 8701593A JP H06301452 A JPH06301452 A JP H06301452A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- reset
- control circuit
- counter
- power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 制御回路が電源オン時のリセットで安定した
動作を行なえるようにすること。 【構成】 電源オン後、その電源電圧Vccが制御回路の
動作電圧に達して電圧検知回路1のリセット信号を発生
した時に、カウンタ回路2が発振回路4からの制御回路
を動作させるためのクロックをカウントし、そのカウン
ト値が所定値Qhに達した時にリセット信号を解除して
制御回路を動作可能状態にする。なお、上記カウンタ回
路2と同様なカウンタ回路を複数設け、その各カウンタ
回路の所定値Qhをそれぞれ異ならせることにより、リ
セット解除のタイミングが異なる複数のリセット信号を
生成することができる。
動作を行なえるようにすること。 【構成】 電源オン後、その電源電圧Vccが制御回路の
動作電圧に達して電圧検知回路1のリセット信号を発生
した時に、カウンタ回路2が発振回路4からの制御回路
を動作させるためのクロックをカウントし、そのカウン
ト値が所定値Qhに達した時にリセット信号を解除して
制御回路を動作可能状態にする。なお、上記カウンタ回
路2と同様なカウンタ回路を複数設け、その各カウンタ
回路の所定値Qhをそれぞれ異ならせることにより、リ
セット解除のタイミングが異なる複数のリセット信号を
生成することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電源オン時に制御回
路をリセットするリセット信号を発生するリセット回路
に関する。
路をリセットするリセット信号を発生するリセット回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】各種電子機器では、電源オン時に制御回
路をリセット(初期化)するリセット信号を発生(ロー
レベルに)してそのリセット状態を保持し、電源電圧が
安定してからリセット信号を解除して制御回路の起動を
許可するようにしたリセット回路を備えている。
路をリセット(初期化)するリセット信号を発生(ロー
レベルに)してそのリセット状態を保持し、電源電圧が
安定してからリセット信号を解除して制御回路の起動を
許可するようにしたリセット回路を備えている。
【0003】このようなリセット回路は、一般に図4に
示すようにコンデンサC,抵抗R,ダイオードD,及び
シュミットトリガ回路10によって構成されており、C
PU(制御回路)11へのリセット信号Bの解除点Pを
コンデンサCと抵抗Rとによって図5に示すように電源
電圧Vccのオン時点から遅らせ、電源電圧Vccが安定し
てからCPU11の起動を許可するようにしている。
示すようにコンデンサC,抵抗R,ダイオードD,及び
シュミットトリガ回路10によって構成されており、C
PU(制御回路)11へのリセット信号Bの解除点Pを
コンデンサCと抵抗Rとによって図5に示すように電源
電圧Vccのオン時点から遅らせ、電源電圧Vccが安定し
てからCPU11の起動を許可するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のリセ
ット回路における電源オンからリセット解除までの時間
は、C(コンデンサ),R(抵抗)の時定数で決まるた
め略一定である。これに対して、制御回路を動作させる
ためのクロックを発生する発振回路、一般には水晶発振
器の起動時間(電源オンから発振を開始するまでの時
間)は、メーカ又は品種で異なるため、最悪の場合リセ
ット信号が解除されてもまだ発振できず、制御回路は発
振回路からのクロックが入力されないために動作できな
いということがある。
ット回路における電源オンからリセット解除までの時間
は、C(コンデンサ),R(抵抗)の時定数で決まるた
め略一定である。これに対して、制御回路を動作させる
ためのクロックを発生する発振回路、一般には水晶発振
器の起動時間(電源オンから発振を開始するまでの時
間)は、メーカ又は品種で異なるため、最悪の場合リセ
ット信号が解除されてもまだ発振できず、制御回路は発
振回路からのクロックが入力されないために動作できな
いということがある。
【0005】そこで、これを避けるためにC,Rの値を
充分に大きくすることも考えられるが、電源オン後ある
時間以内に実行しなければならない処理がある装置で
は、リセット時間を充分長くとることは難しくなる。こ
の発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、制御回
路が電源オン時のリセットで安定した動作を行なえるよ
うにすることを目的とする。
充分に大きくすることも考えられるが、電源オン後ある
時間以内に実行しなければならない処理がある装置で
は、リセット時間を充分長くとることは難しくなる。こ
の発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、制御回
路が電源オン時のリセットで安定した動作を行なえるよ
うにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、電源オン時に制御回路をリセットするリ
セット信号を発生するリセット回路において、発振回路
からの制御回路を動作させるためのクロックをカウント
し、そのカウント値が所定値に達した時にリセット信号
を解除するカウンタ回路を設けたものである。
達成するため、電源オン時に制御回路をリセットするリ
セット信号を発生するリセット回路において、発振回路
からの制御回路を動作させるためのクロックをカウント
し、そのカウント値が所定値に達した時にリセット信号
を解除するカウンタ回路を設けたものである。
【0007】なお、上記カウンタ回路を複数有し、その
各カウンタ回路の上記所定値をそれぞれ異ならせ、リセ
ット解除のタイミングが異なる複数のリセット信号を生
成することもできる。
各カウンタ回路の上記所定値をそれぞれ異ならせ、リセ
ット解除のタイミングが異なる複数のリセット信号を生
成することもできる。
【0008】
【作用】この発明のリセット回路によれば、カウンタ回
路が、発振回路からの制御回路を動作させるためのクロ
ックをカウントし、そのカウント値が所定値に達した時
にリセット信号を解除して、制御回路を動作可能状態に
する。
路が、発振回路からの制御回路を動作させるためのクロ
ックをカウントし、そのカウント値が所定値に達した時
にリセット信号を解除して、制御回路を動作可能状態に
する。
【0009】なお、上記カウンタ回路を複数設け、その
各カウンタ回路の上記所定値をそれぞれ異ならせること
により、リセット解除のタイミングが異なる複数のリセ
ット信号を生成することができ、各リセット信号をそれ
ぞれ任意のタイミングで解除することができる。
各カウンタ回路の上記所定値をそれぞれ異ならせること
により、リセット解除のタイミングが異なる複数のリセ
ット信号を生成することができ、各リセット信号をそれ
ぞれ任意のタイミングで解除することができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明を実施したリセット回
路を示すブロック構成図であり、電圧検知回路1,カウ
ンタ回路2,及び負論理のNANDゲート3からなる。
4は発振回路であり、図示しない制御回路(CPU)を
動作させるために一定の周期でクロックを発生する。
体的に説明する。図1はこの発明を実施したリセット回
路を示すブロック構成図であり、電圧検知回路1,カウ
ンタ回路2,及び負論理のNANDゲート3からなる。
4は発振回路であり、図示しない制御回路(CPU)を
動作させるために一定の周期でクロックを発生する。
【0011】電圧検知回路1は、電源電圧Vccの電圧値
を検知して、それが所定値未満になった時には信号/R
STを発生(ローレベル“L”に)し、所定値以上にな
った時には信号/RSTを解除(ハイレベル“H”に)
する。なお、「/」は負論理を示し、図中ではオーバラ
インを付している。カウンタ回路2は、信号/RSTが
“L”になった時にリセットして制御回路へのリセット
信号/RESETを“L”にし、信号/RSTが“H”
になった時に入力されるクロックをカウントして、その
カウント値が所定値Qhに達した時にリセット信号/R
ESETを“H”にする。負論理のNANDゲート3
は、2つの入力信号のいずれかが“H”であれば出力信
号も“H”にする。
を検知して、それが所定値未満になった時には信号/R
STを発生(ローレベル“L”に)し、所定値以上にな
った時には信号/RSTを解除(ハイレベル“H”に)
する。なお、「/」は負論理を示し、図中ではオーバラ
インを付している。カウンタ回路2は、信号/RSTが
“L”になった時にリセットして制御回路へのリセット
信号/RESETを“L”にし、信号/RSTが“H”
になった時に入力されるクロックをカウントして、その
カウント値が所定値Qhに達した時にリセット信号/R
ESETを“H”にする。負論理のNANDゲート3
は、2つの入力信号のいずれかが“H”であれば出力信
号も“H”にする。
【0012】次に、このように構成したリセット回路の
動作を図2のタイミングチャートによって説明すると、
まず電源がオンになり、電源電圧Vccがカウンタ回路2
の動作電圧Vh(所定値)に達するまでは、電圧検知回
路1は信号/RSTを“L”に保持してカウンタ回路2
をリセット状態にしておく。その後、電源電圧Vccが図
2の(a)に示すように電圧Vhに達すると、電圧検知
回路1が同図の(b)に示すように信号/RSTを
“H”にしてカウンタ回路2のリセットを解除し、カウ
ンタ回路2をカウント可能状態にする。
動作を図2のタイミングチャートによって説明すると、
まず電源がオンになり、電源電圧Vccがカウンタ回路2
の動作電圧Vh(所定値)に達するまでは、電圧検知回
路1は信号/RSTを“L”に保持してカウンタ回路2
をリセット状態にしておく。その後、電源電圧Vccが図
2の(a)に示すように電圧Vhに達すると、電圧検知
回路1が同図の(b)に示すように信号/RSTを
“H”にしてカウンタ回路2のリセットを解除し、カウ
ンタ回路2をカウント可能状態にする。
【0013】また、電源電圧Vccが安定してくると発振
回路4が発振して、そこから同図の(c)に示すような
クロックを発生するため、カウント可能状態になったカ
ウンタ回路2は負論理のNANDゲート3を介して入力
されるそのクロックをカウントし、そのカウント値が所
定値Qhに達した時に同図の(d)に示すようにリセッ
ト信号/RESETを“H”にし、制御回路のリセット
を解除する。
回路4が発振して、そこから同図の(c)に示すような
クロックを発生するため、カウント可能状態になったカ
ウンタ回路2は負論理のNANDゲート3を介して入力
されるそのクロックをカウントし、そのカウント値が所
定値Qhに達した時に同図の(d)に示すようにリセッ
ト信号/RESETを“H”にし、制御回路のリセット
を解除する。
【0014】したがって、制御回路のリセットが解除さ
れるときには、発振回路4はすでに発振してクロックを
発生しているので、制御回路は発振回路4からのクロッ
クによって確実に動作できる。なお、所定値Qhは特に
重要な数値ではなく、任意の値でよい。
れるときには、発振回路4はすでに発振してクロックを
発生しているので、制御回路は発振回路4からのクロッ
クによって確実に動作できる。なお、所定値Qhは特に
重要な数値ではなく、任意の値でよい。
【0015】なお、カウンタ回路2と同様なカウンタ回
路を複数設け、その各カウンタ回路の所定値Qhをそれ
ぞれ異ならせ、リセット解除のタイミングが異なる複数
のリセット信号を生成することもできる。例えば、その
ようなカウンタ回路を2つ設け、その各所定値Qhをそ
れぞれ異ならせ、その各リセット信号を/RESET
1,2とした場合、図3の(c)(d)にそれぞれ示すよう
に、その各リセット信号/RESET1,2をそれぞれ
異なるタイミングで解除することができる。
路を複数設け、その各カウンタ回路の所定値Qhをそれ
ぞれ異ならせ、リセット解除のタイミングが異なる複数
のリセット信号を生成することもできる。例えば、その
ようなカウンタ回路を2つ設け、その各所定値Qhをそ
れぞれ異ならせ、その各リセット信号を/RESET
1,2とした場合、図3の(c)(d)にそれぞれ示すよう
に、その各リセット信号/RESET1,2をそれぞれ
異なるタイミングで解除することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明のリ
セット回路によれば、カウンタ回路が、発振回路からの
制御回路を動作させるためのクロックをカウントし、そ
のカウント値が所定値に到達した時にリセット信号を解
除して制御回路を動作可能状態にするので、その制御回
路は電源オン時のリセットで安定した動作を行なえるよ
うになる。
セット回路によれば、カウンタ回路が、発振回路からの
制御回路を動作させるためのクロックをカウントし、そ
のカウント値が所定値に到達した時にリセット信号を解
除して制御回路を動作可能状態にするので、その制御回
路は電源オン時のリセットで安定した動作を行なえるよ
うになる。
【0017】なお、上記カウンタ回路を複数設け、その
各カウンタ回路の上記所定値をそれぞれ異ならせること
により、リセット解除のタイミングが異なる複数のリセ
ット信号を生成することができ、各リセット信号をそれ
ぞれ任意のタイミングでシーケンシャルに解除すること
ができる。
各カウンタ回路の上記所定値をそれぞれ異ならせること
により、リセット解除のタイミングが異なる複数のリセ
ット信号を生成することができ、各リセット信号をそれ
ぞれ任意のタイミングでシーケンシャルに解除すること
ができる。
【図1】この発明を実施したリセット回路を示すブロッ
ク構成図である。
ク構成図である。
【図2】図2のリセット回路の動作例を示すタイミング
図である。
図である。
【図3】この発明の他の実施例におけるリセット回路の
動作例を示すタイミング図である。
動作例を示すタイミング図である。
【図4】従来のリセット回路の一例を示す回路図であ
る。
る。
【図5】図4のリセット回路の動作例を示すタイミング
図である。
図である。
1 電圧検知回路 2 カウンタ回路 3 負論理のNANDゲート 4 発振回路
Claims (2)
- 【請求項1】 電源オン時に制御回路をリセットするリ
セット信号を発生するリセット回路において、 発振回路からの前記制御回路を動作させるためのクロッ
クをカウントし、そのカウント値が所定値に達した時に
前記リセット信号を解除するカウンタ回路を設けたこと
を特徴とするリセット回路。 - 【請求項2】 請求項1記載のリセット回路において、
前記カウンタ回路を複数有し、その各カウンタ回路の前
記所定値をそれぞれ異ならせ、リセット解除のタイミン
グが異なる複数のリセット信号を生成するようにしたこ
とを特徴とするリセット回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5087015A JPH06301452A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | リセット回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5087015A JPH06301452A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | リセット回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06301452A true JPH06301452A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=13903146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5087015A Pending JPH06301452A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | リセット回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06301452A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100581444B1 (ko) * | 1997-06-27 | 2006-07-25 | 가부시끼가이샤 도시바 | 전원인가시집적회로응답을제어하기위한장치 |
-
1993
- 1993-04-14 JP JP5087015A patent/JPH06301452A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100581444B1 (ko) * | 1997-06-27 | 2006-07-25 | 가부시끼가이샤 도시바 | 전원인가시집적회로응답을제어하기위한장치 |
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