JPH0630099B2 - 日本語処理装置 - Google Patents

日本語処理装置

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JPH0630099B2
JPH0630099B2 JP59057427A JP5742784A JPH0630099B2 JP H0630099 B2 JPH0630099 B2 JP H0630099B2 JP 59057427 A JP59057427 A JP 59057427A JP 5742784 A JP5742784 A JP 5742784A JP H0630099 B2 JPH0630099 B2 JP H0630099B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • GPHYSICS
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は日本語処理装置、より具体的にはべた書きによ
り入力した日本語文を、変換単位毎に区切りながら漢字
かな混じり文に変換する機能を備えた日本語処理装置に
関するものである。
従来技術 日本語処理装置は、文書作成や文書管理を迅速・容易と
し、事務処理作業の合理化を可能にするものとして近年
急速な普及を見せている装置である。日本語処理装置の
内、操作が手軽で誰でも簡単に使用できるものにかな漢
字変換方式がある。かな漢字変換方式は、キーボードを
用いてオペレータがかな文字で日本語を入力すると、装
置側が文法規則に照らして入力文を自動的に漢字かな混
じり文に変換する。そして、オペレータは画面を見なが
ら挿入・削除・訂正などの所望の編集作業を行なうこと
ができるようになっている。
かな漢字変換方式は、入力する日本語文を単語、漢字或
いは文節の変換単位に区切り、区切り毎に変換の指定を
行なう分かち書き入力方式と、 入力する日本語文をそのままべた書きで入力する方式と
に大別される。この内、後者のべた書き入力方式は、装
置内で変換単位を判定しながら自動的に漢字かな混じり
文に変換するもので、入力の際変換キーの操作を要しな
い。従って、変換単位を意識して指定する必要がなく自
然な言語感覚で入力できるため操作性の向上を図ること
ができる。
けれども、このべた書き入力方式では装置内で変換単位
の判定を誤まる場合があり、必然的に誤変換を招く結果
となる。この誤変換を修正するため日本語文を再入力す
るとなると修正作業が煩雑になってしまう。
目的 本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、べた書き
入力文を漢字かな混じり文字に変換する際、変換単位の
判定誤りに起因する誤変換が生じても変換単位の変更を
指示することにより容易に誤変換を修正することができ
る日本語処理装置を提供することを目的とする。
構成 本発明の構成ついて以下、一実施例に基づいて説明す
る。
第1図を参照すると本発明によるかな漢字変換式の日本
語処理装置の諸機能を実現するワードプロセッサの基本
的な構成例では、マイクロプロセッサ10に、キーボー
ト12、プログラム用ROM、RAM部14、データ用RAM1
6並びにディスプレイ18がバス接続されている。マイ
クロプロセッサ10は、本システム全体の動作を総括制
御するとともに、かな漢字変換や編集などの日本語処理
機能を司どるものである。キーボード12は、かなキ
ー、英字キーなどの文字キー、カーソルキー、挿入、削
除、訂正など通常用いられる編集キーが設けられている
他、誤変換を修正する際に用いる区切り変換キー、変換
キーが設けられている。キーを押下すると、各キーに対
応するデータ又はコマンドがマイクロプロセッサ10に
入力されるようになっている。日本語入力はかな文字を
用いてべた書きで行なう。
プログラム用ROM、RAM部14には、制御プログラム、か
な漢字変換処理プログラム、編集プログラムなどの作文
・編集動作を実行させるために必要なプログラムが格納
されている他、かな漢字変換を行なう場合に用いる単語
辞書、文法規則などを収めた日本語辞書が格納されてい
る。データ用RAM16には入力した文字データやカーソ
ルデータ、処理中のデータ並びに画面表示用のデータ等
を格納するための各種記憶領域が設けられている。
ディスプレイ18は、文字パターン発生部を備えてお
り、データ用RAM16の画面表示用データを入力してこ
れを漢字フォントに変換し画面上に文字表示を行なうよ
うになっている。
キーボード12を用いてべた書き入力されたかな文字の
日本語文はマイクロプロセッサ10に送られる。マイク
ロプロセッサ10は、プログラム用ROM、RAM部14に格
納されたプログラムに従い、まず入力文字列をデータ用
RAM16に格納するとともに、ディスプレイ18の画面
20上の入力行表示領域22(第4図の〔 〕参照)に
かな表示させる。続いてマイクロプロセッサ10は、べ
た書きのかな文字列を単語辞書及び文法規則を参照しな
がら変換単位としての単語に区切る。単語の内、漢字に
相当するものをかな漢字変換する。そして、変換文をデ
ータ用RAM16に格納するとともにディスプレイ画面2
0上の変換行表示領域24に漢字かな混じり文として表
示する。
変換文に変換単位の判定誤りに起因する誤変換があるな
ど、変換文の修正を行なうとき、キーボード12のカー
ソルキーを操作して修正箇所を指定し、区切り変更キー
やその他の編集用のキーを操作する。キーボード12か
ら送出されるコマンドを入力したマイクロプロセッサ1
0は編集プログラムに従いオペレータによって指定され
た編集内容を実行する。区切り変更の場合は、かな漢字
変換を行なうもととした単語の区切り方を変更し、改め
てかな漢字変換をし直すようになっている。修正した変
換文はデータ用RAM16に格納されるとともに変換行表
示領域24に表示される。
第2図は、上述したワードプロセッサシステムのかな漢
字変換及び変換単位の区切り変更を行なう機能を概念的
に説明するためのブロック図である。
キーボード12の文字キー、変換キー、区切り変更キー
は各々のデータ又はコマンド発生部を含めて、データ入
力手段30、変換指定手段32、区切り変更指定手段3
4に分けられている。キーボード12のカーソルキー及
び位置データ発生部はカーソル移動記憶手段36を構成
している。
データ入力手段30の出力側には変換単位記憶手段38
を介してかな漢字変換手段40が接続されている。変換
単位記憶手段38は、入力時に於てはオペレータがデー
タ入力手段30を用いて入力したかな文字の日本語文を
1文分記憶するようになっている。また、記憶した入力
文字を出力側に接続された表示手段41に送出し、入力
行表示領域22にべた書きで表示させる。データ入力手
段30により、スペース又は句読点などの文の区切りデ
ータが入力されると、変換単位記憶手段38に記憶され
た1文分のかな文字データはかな漢字変換手段40に出
力されるようになっている。
このかな漢字変換手段40は、べた書きのかな文字日本
語文を1文分入力して単語辞書及び文法規則を参照しな
がらまず変換単位である単語に区切る。変換単位に区切
られたかな文字からなる入力文字列は、区切りマーク
(第4図の「/」参照)とともにかな漢字変換手段40
の出力側に接続された変換単位入力文字列記憶手段42
に記憶されるようになっている。この変換単位入力文字
列記憶手段42に記憶された入力文字列は入力行表示領
域22のアドレスと対応づけられるようになっている。
かな漢字変換手段40は、単語に区切った各変換単位の
入力文字列の内、漢字に相当する部分をかな漢字変換す
る。変換した漢字かな混じり文は、かな漢字変換手段4
0の出力側に接続された変換出力記憶手段44に送出さ
れる。この変換出力記憶手段44に記憶された漢字かな
混じり文は表示手段41によって変換行表示領域24に
表示される。かな漢字変換手段40は、変換単位別に、
変換前後の入力文字列と変換単位との対応関係を記憶し
ておくようになっている。
表示手段42に表示された変換文に、変換単位の区切り
判定誤りに起因する誤変換があるとき、変換指定手段3
2、区切り変更指定手段34、カーソル移動記憶手段3
6を操作して日本語文を再入力することなく区切りを変
更して再変換できるようになっている。カーソル移動記
憶手段36はカーソルアドレスを記憶しており、このカ
ーソルアドレスデータが表示手段42に出力されて画面
20の対応する位置にカーソル表示されるようになって
いる。カーソル移動記憶手段36を操作するとカーソル
アドレスが更新され画面20のカーソル移動を行なうこ
とができる。
カーソル移動記憶手段36の出力するカーソルアドレス
は変換単位転送指定手段46に送出されるようになって
いる。変換単位転送指定手段46は、変換単位入力文字
列記憶手段42の出力側に接続されている。この変換単
位転送指定手段46はカーソル移動記憶手段36から送
られたカーソルアドレスデータが画面20の入力行表示
領域22のアドレスに係るデータが否かをチェックす
る。入力行表示領域22のアドレスであるとき、続いて
変換単位転送指定手段46は、カーソルアドレスが変換
単位入力文字列記憶手段42に記憶されたいずれの変換
単位別の入力文字列を指示するか識別し、この変換単位
入力文字列の範囲(この範囲には入力文字列前後の区切
りマークが含まれる)を指定して転送指定データとして
変換単位入力文字列転送手段48へ送出するようになっ
ている。尚、カーソルアドレスが変換単位入力文字列記
憶手段42に記憶された区切りマークを指示する場合は
後述する特別の場合を除いて転送指定を行なわない。
変換単位入力文字列転送手段48は変換単位入力文字列
記憶手段42の出力側に接続されている。変換単位入力
文字列転送手段42は、変換単位転送指定手段46から
送られる転送指定データが示す範囲の区切りマークを含
む入力文字列を変換単位記憶手段38の対応するアドレ
ス位置に書き変え転送する。転送動作は、変換単位転送
指定手段46から送られる転送指定データが更改される
度に行なわれるようになっている。従って、変換単位記
憶手段38には、1つの変換単位に係る入力文字列が対
応するアドレス位置に記憶されることになる。
変換単位記憶手段38に記憶された変換単位入力文字列
は区切りマークを含めて画面20の入力行表示領域22
の所定のアドレス位置に表示される(第4図の上段参
照)。入力行表示領域22でカーソルを移動すれば、変
換単位転送指定手段46、変換単位入力文字列転送手段
48の同様の動作により、変換単位記憶手段38にはカ
ーソルで指示された他の変換単位入力文字列が記憶され
画面20に表示される。
変換単位記憶手段38に記憶された変換単位入力文字列
データはかな漢字変換手段40に出力される。変換単位
入力文字列データを入力したかな漢字変換手段40は、
対応する変換単語を所謂網かけデータとして変換出力記
憶手段44に送出し、画面20の変換行表示領域24中
に網かけ表示を行なうようになっている。第4図の上段
の場合は、「今日」が網かけとなっており、カーソルで
指示した入力文字列「/きょう/」に対応することが識
別できる。但し、第4図の上段に示された「今日貝」
は、べた書入力文字列「きょうかい」を変換単位「/き
ょう/かい/」に区切り誤変換したものである。この誤
変換を修正する場合、まずカーソル移動記憶手段36を
操作して入力行表示領域22中の「/きょう/」の後の
区切りマーク上にカーソルを合わせる。次に区切り変更
指定手段34を操作して区切り変更を指定する。
区切り変更指定手段34の出力側には区切りマーク判定
手段50が接続されている。区切り変更指定手段34が
操作されると区切り変更コマンドが区切りマーク判定手
段50に送出される。一方、区切りマーク判定手段50
には、変換単位記憶手段38に記憶されたデータの内、
カーソルアドレスが示すデータが入力されている。区切
りマーク判定手段50は、区切り変更コマンドを入力す
ると、そのときカーソルアドレスが示すデータとして変
換単位記憶手段38から読出されたデータが区切りマー
クである場合に限り一致信号を変換単位転送指定手段4
6に出力するようになっている。
変換単位転送指定手段46には、カーソル移動記憶手段
36から区切りマークに係るカーソルアドレスデータが
入力されている。変換単位転送指定手段46は、通常区
切りマークに係るカーソルアドレスデータを入力したと
きは転送指定を行なわないが、区切りマーク判定手段5
0から一致信号を入力すると、カーソルで指示された区
切りマークが変換単位入力文字列の後側のときは後に続
く変換単位入力文字列(後の区切りマークを含む)の範
囲、カーソルで指定された区切りマークが変換単位入力
文字列の前側のときは前に続く変換単位入力文字列(前
の区切りマークを含む)の範囲を指定し追加転送指定デ
ータとして変換単位入力文字列転送手段48へ送出する
ようになっている。
変換単位入力文字列転送手段48は、変換単位転送指定
手段46から追加転送指定データを入力すると、このデ
ータが示す範囲の入力文字列を変換単位記憶手段38に
追加転送する。この際、変換単位入力文字列の間の区切
りマークは削除し字詰めを行なうようになっている。画
面20の入力行表示領域22の表示は「/きょうかい
/」となる(第4図の中段参照)。
変換単位記憶手段38に記憶された入力文字列「きょう
かい」はかな漢字変換手段40に再入力される。かな漢
字変換手段40は、「きょう」と「かい」に対応する二
つの変換単語を網かけデータとし変換行表示領域24中
の「今日貝」を網かけ表示して修正される箇所を指摘す
る。
かな漢字変換手段40には、変換指定手段32が接続さ
れている。変換指定手段32を操作すると変換指定コマ
ンドがかな漢字変換手段40に出力される。かな漢字変
換手段40は、変換指定コマンドを入力すると、変換単
位記憶手段38から再入力された入力文字列を、最初の
変換時とは変換単位の区切りを変更しながら再変換する
ようになっている。この結果、「きょうかい」の入力文
字列に対し変換語は「教会」となり、画面20の表示は
第4図下段の如く修正される。変換単位の変更に伴な
い、変換単位入力文字列記憶手段42の内容が改められ
る。以下、同様にして他の変換単位の区切り誤りに起因
する誤変換を修正することができる。
ここで、ワードプロセッサシステムが行なう変換単位の
変更動作の概略を第3図のフローチャートに基づいて説
明する。まず、キーボード12でキー入力がなされたと
き、区切り変更指定手段34による区切り変更指定か否
か判断する(60)。区切り変更指定のときは、区切り
マーク判定手段50によって、カーソルが区切りマーク
位置に在るか判断する(61)。カーソルが区切りマー
ク上に在る場合、変換単位転送指定手段46は、前又は
後の変換単位入力文字列を指定する(62)。そして、
変換単位入力文字列転送手段48は、指定された変換単
位入力文字列を変換単位記憶手段に追加転送する(6
3)。最後に、追加分を含めた入力文字列を区切り箇所
を変更しながら再変換してフローを終わる。
効果 本発明によればこのようにべた書入力方式において、日
本語文を正しく入力したにも拘わらず変換単位の区切り
判定誤まりによって誤変換が生じた場合、区切り変更を
指定するだけで簡単に再変換を行なわせ正しい変換結果
を得ることができるので、誤変換の修正に日本語文を再
入力するなどの煩雑な作業を要せず、操作性の向上を図
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるかな漢字変換式日本語処理装置の
諸機能を実現するワードプロセッサの基本的な構成例を
示すブロック図、 第2図は第1図に示すワードプロセッサで実現されるか
な漢字変換及び変換単位の区切り変更並びに再変換を行
なう機能を概念的に示すブロック図、 第3図は第1図に示すワードプロセッサの変換単位の変
更動作を説明するためのフローチャート、 第4図は、区切り変更の手順に従って画面の表示内容の
移り替わりを示す説明図である。 主要部分の符号の説明 10…マイクロプロセッサ 12…キーボード 14…プログラム用ROM、RAM部 16…データ用RAM 18…ディスプレイ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】日本語入力操作を行なうための表音文字キ
    ー,カーソルキーと区切り変更キーとを有する入力手段
    と、該入力手段で入力したべた書きによる仮名文字列を
    変換単位毎に区切りながら漢字仮名混じり文字列に変換
    する変換手段と、変換単位区切りを付した変換単位入力
    文字列,変換された漢字仮名混じり文字列,及び前記入
    力手段で位置指定されたカーソルを表示する表示手段
    と、変換単位の判定誤りに起因する誤変換を修正する修
    正手段とを具備し、 前記修正手段は、変換単位区切りを付した変換単位仮名
    文字列が表示されるときに、該変換単位仮名文字列に対
    応した漢字仮名混じり文字列を強調表示し、カーソル位
    置が前記変換単位仮名文字列に付されている変換単位区
    切りに合わされて前記区切り変更キーが操作されたとき
    に、該操作に応動して、前記変換単位区切りを削除して
    該変換単位区切りの前後の2つの変換単位を一まとめに
    し、一まとめにした変換単位仮名文字列と変換単位漢字
    仮名混じり文字列とを互いに対応付けして表示し、一ま
    とめにした変換単位仮名文字列について前記変換手段に
    再変換を行なわせるようになっていることを特徴とする
    日本語処理装置。
JP59057427A 1984-03-27 1984-03-27 日本語処理装置 Expired - Lifetime JPH0630099B2 (ja)

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JPS60201467A JPS60201467A (ja) 1985-10-11
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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62163173A (ja) * 1986-01-14 1987-07-18 Toshiba Corp 機械翻訳方法
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