JPH0629852B2 - 偏倚乾式分析要素を用いた液体試料中の被検物質の定量分析方法 - Google Patents

偏倚乾式分析要素を用いた液体試料中の被検物質の定量分析方法

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JPH0629852B2
JPH0629852B2 JP60188226A JP18822685A JPH0629852B2 JP H0629852 B2 JPH0629852 B2 JP H0629852B2 JP 60188226 A JP60188226 A JP 60188226A JP 18822685 A JP18822685 A JP 18822685A JP H0629852 B2 JPH0629852 B2 JP H0629852B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、偏倚乾式分析要素を用いた液体試料中の被検
物質の定量分析方法に関する。さらに詳しくは本発明
は、乾式分析要素内に液体試料を導入し、その液体試料
中の被検物質の存在に起因して分析要素内で発生する発
色あるいは色変化を、比色法を利用し、その反射光学濃
度を測定することにより、液体試料中の被検物質を定量
分析する方法において、経時的劣化、ロット差などに起
因して分析特性が標準乾式分析要素から変動した偏倚乾
式分析要素を用いた場合に引き起こされる反射光学濃度
のずれを補正して、液体試料中の被検物質の正しい濃度
を求める方法に関するものである。
[発明の背景] 液体試料中の物質濃度を測定する方法としては、従来よ
り希釈水溶液中での均一反応と透過光学系を基本とする
通常の溶液反応を利用する方式が用いられてきた。
一方、臨床検査の領域において診断に関与する医師等の
医療関係者から簡便な操作による迅速な測定方法を求め
る強い要請がある。
これに答える方向として、従来の溶液反応方式に代え
て、反射光学系を基本とする乾式分析方法が開発され、
近年その実用化が進められている。上記乾式分析方法
は、検出反応に必要な試薬類が乾燥状態でシート状の要
素内に保存されている乾式分析要素を使用するものであ
る。特に上記乾式分析要素のうち、取り扱いが容易で分
析精度がさらに向上した、構成成分が多層塗布された一
体型多層分析要素は、様々な種類のものが既に市販され
ている。
乾式分析要素を用いた液体試料中の被検物質(アナライ
ト)の測定においては、一般に被検物質と乾式分析要素
中の試薬類との反応により生成した染料を反射光学濃度
として検出、測定する。測定した反射光学濃度(値)か
ら上記液体試料中の被検物質濃度を求める際には、反応
光学濃度と物質濃度との対応関係を検量線(関係式ある
いは曲線、直線等として表わされる)を用いて明らかに
しておく必要がある。但し、被検物質濃度と反射光学濃
度と上記対応関係には、透過光学系におけるベールの法
則の適用が困難であるため、被検物質と検出試薬系によ
り設計された各乾式分析要素毎に対応関係を求める必要
がある。
上記対応関係の確認は、測定において必須であるばかり
でなく、測定精度に重大な影響を及ぼす原因の一つとな
る。よって、乾式分析要素が光、熱、湿気、その他の環
境条件により変質した場合あるいは製造時におけるロッ
トの違いによって乾式分析要素の感度が若干異なる場合
等、同一の構成を有する乾式分析要素の間においても、
それぞれの対応関係を求める必要があった。
上記のような場合においては、それぞれの対応関係を別
個に求める方法よりも、対応関係が既に求められている
乾式分析要素(以下、標準乾式分析要素と記す)の対応
関係を、その変動に応じて補正することによって、標準
乾式分析要素と同一の構成を有しながら、感度が相違す
る他の乾式分析要素(以下においては、偏倚乾式分析要
素と記す)における対応関係を得る方法がより簡易であ
ることは明らかである。
対応関係の補正方法の例としては、特開昭58−109
837号公報に記載の検量線補正方法がある。この補正
方法は、『少くとも1つの濃度既知の試料の吸光度を測
定し、この測定した吸光度と予じめ求めた検量線から当
該濃度に対して得られる吸光度に基いて検量線を補正す
る』ものである。よって上記補正方法は、一回の測定に
よっても実施が可能であるという、補正方法としても最
も簡易なものである。
しかし、上記補正方法は、実質的には溶液中の吸光度を
対象とする透過光学系への適用を意図するものである。
従って必然的に溶液等の透過濃度(=吸光度)の測定を
前提する。ゆえに、測定値である反射光学濃度値が上記
吸光度と一致しない反射光学系に適用することはできな
い。反射光学系においては、反射光学濃度から吸光度を
求めることは極めて難しく、上記方法を適用することは
実質的に不可能に近い。実際に反射光学濃度と物質濃度
との対応関係に上記公報記載の二種の実施例を適用して
みても、いずれの補正方法により得られた対応関係も実
用的な定量性を示すことがなく、分析精度の点で満足で
きるものではない。
すなわち、反射光学濃度と物質濃度との対応関係は、前
述したようにベールの法則が成立しないため、検量線と
して表す場合には、添付の第1図に実線として示すよう
な曲線となる。
第1図は、グルコース分析用一体型多層分析要素におい
て、血清中のグルコース量および反射光学濃度値の関係
を示す図である。第1図において、実線は、標準乾式分
析要素を示し、点線は、偏倚乾式分析要素を示す。標準
乾式分析要素の検量線と偏倚乾式分析要素の検量線との
関係を、第1図のようなグラフから読み取ることが、一
般に困難であることは明らかである。
また、上記対応関係を相関式として表わした場合には、
その相関式は複雑なパラメーターが含まれる式となる。
標準乾式分析要素の相関式を偏倚乾式分析要素の相関式
に補正する場合には、従来は上記複数のパラメーターの
うち、いずれが変動したのかを明確にする必要があった
為、補正の実施は困難であった。
[発明の要旨] 本発明者が各種の乾式分析要素について様々な実験を行
なったところ、乾式分析要素が環境条件により変質した
場合あるいは製造時におけるロットが異なる場合等にお
いて、同一の構成を有し感度が相違する乾式分析要素が
示す反射光学濃度相互の間には、一次の強い相関関係が
成立することが明らかとなった。
本発明の目的は、分析精度の点で充分な信頼性が得られ
ると同時に簡易な、反射光学濃度と被検物質濃度(ある
いは被検物質含有量]との対応関係の補正方法を導入し
た液体試料中の被検物質の定量分析方法を提供すること
にある。
本発明は、標準乾式分析要素と同一の構成となるように
調製されたが、被検物質に対する感度が変動した偏倚乾
式分析要素を用いた下記の工程からなる液体試料中の被
検物質の定量分析方法にある。
1)液体試料中の被検物質の濃度と、標準乾式分析要素
における発色または色変化を示す反射光学濃度との関係
を示す検量線を用意する工程; 2)使用対象の偏倚乾式分析要素と同一の感度の変動が
発生している二個の偏倚乾式分析要素を選び、それぞれ
の分析要素に、被検物質を互いに異なる既知濃度C1
2で含む二種の標準溶液を付与し、それぞれの分析要
素内で発生した発色または色変化を反射測光により測定
して、各濃度に対応する反射光学濃度ODx1、ODx2
を求める工程; 3)工程2)で得られた濃度C1、C2と反射光学濃度O
Dx1とODx2との関係、そして工程1)で用意した検
量線とから、被検物質を未知濃度Cxで含む液体試料を
上記偏倚乾式分析要素に付与した場合に発生する発色ま
たは色変化の反射光学濃度ODxと、被検物質を上記濃
度Cxで含む液体試料を標準乾式分析要素に付与した場
合に発生する発色または色変化の反射光学濃度ODsと
の関係を示す直線式を作成する工程; 4)被検物質を未知濃度で含む液体試料を、使用対象の
偏倚乾式分析要素に付与したのち、そこに発生する発色
または色変化を反射測光により測定して反射光学濃度を
得る工程;そして 5)工程4)で得られた反射光学濃度、工程3)で作成
した直線式、そして工程1)で用意した検量線とから、
工程4)にて付与した液体試料中の被検物質濃度を決定
する工程。
[発明の効果] 本発明が利用する補正方法は、同一の構成を有しながら
感度が偏倚した乾式分析要素が示す反射光学濃度相互の
間には一次の強い相関関係が成立するという事実に基く
ものである。よって本発明の補正方法により得られる新
たな対応関係の信頼性は非常に高いものとなる。このた
め実際の測定においても実用的な定量性を示し、分析精
度の点で満足できる結果が得られる。
また本発明が利用する補正方法は、標準乾式分析要素に
おける反射光学濃度と物質濃度との対応関係が、検量線
として難解な曲線、あるいは相関式として複雑な式で表
されていても、標準乾式分析要素の反射光学濃度と偏倚
乾式分析要素の反射光学濃度との対応関係は単純な一次
関数として示されるため、その補正は容易に実施するこ
とができる。
さらに、本発明が利用する補正方法では、マイクロコン
ピュータ等を用いて自動的に処理することが可能であ
る。従って、本発明の補正方法は、簡易かつ迅速に実施
することができる。また本発明の実施において使用する
標準溶液も被検物質濃度が異なるものを二種類準備する
だけで充分であるため、これらの準備に要する手間およ
び経済性の点でも有利である。
[発明の詳細な説明] 本発明の定量分析方法は、実質的に上記の五工程からな
るものである。各工程について以下に詳細に記載する。
工程1)、2)、そして3)は、標準乾式分析要素の感
度と検定対象の乾式分析要素(偏倚乾式分析要素)の感
度との間の関係を決定するための工程である。
工程1)は、液体試料中の被検物質の濃度と、標準乾式
分析要素における発色または色変化を示す反射光学濃度
との関係を示す検量線を用意する工程であり、この工程
は通常の公知方法により実施できる。
工程2)は、検定対象の偏倚乾式分析要素と同一の感度
の変動を示す偏倚乾式分析要素を二個選び、これらを用
いて補正に必要な関係式を作成するためのデータを得る
工程である。そのような検定対象の偏倚乾式分析要素と
同一の感度の変動を示す偏倚乾式分析要素は、通常、同
一ロット内の分析要素、同一条件にて保存した分析要素
から任意に選ぶことができる。
まず、選ばれた二個の偏倚乾式分析要素のそれぞれに、
被検物質を互いに異なる既知濃度C1、C2にて含む二種
の標準溶液を付与し、それぞれの分析要素内で発生した
発色もしくは色変化を反射測光により測定して、それぞ
れの反射光学濃度ODx1およびODx2を求める。
本発明にて使用する乾式分析要素は、反射光学系を利用
する乾式分析要素であれば特に他の制限はなく、公知の
ものを用いることができる。乾式分析要素の具体例とし
ては、一体型多層分析要素として、米国イーストマン・
コダック社よりエクタケム、富士写真フイルム株式会社
よりドライケムの商品名でそれぞれ市販されているもの
を挙げることができる。
乾式分析要素の検査項目としては、液体試料中のグルコ
ース、総蛋白量、尿素窒素(BUN)、ビリルビン等の
物質濃度およびアミラーゼ、アルカリ性フォスファター
ゼ等の酵素活性値に関する様々な種類の項目が既に発
表、市販されており、本発明の補正方法はこれら全ての
項目の測定について適用することができる。
本発明において液体試料または標準溶液を点着した乾式
分析要素の反射光学濃度の測定は、上記各種の乾式分析
要素の使用方法に準じて実施する。例えば、一体型多層
分析要素においては、液体試料を一体型多層分析要素の
展開層上に点着し、一定時間インキュベーションしたの
ち透明支持体の下側から反射法で測定する。
工程2)において、たとえば、前述のように、検定対象
の偏倚乾式分析要素と同等の偏倚乾式分析要素を取り出
す。この同等の偏倚乾式分析要素とは、実質的に同一組
成からなり、被検物質に対して同一の感度の偏倚を示す
と理解される乾式分析要素である。この理由から、これ
らの乾式分析要素は、検定対象の偏倚乾式分析要素と同
一ロットのもの、あるいは同一条件にて保存されていた
ものから任意に選んで用いる。なお、二個を越える分析
要素、たとえば三個あるいはそれ以上の分析要素を用い
てもよい。この場合には、第三、あるいはそれ以上の分
析要素は、第一の分析要素あるいは第二の分析要素と組
合せて平均値を求めるような方法で利用される。
工程2)で使用される標準溶液は、想定されている分析
系の被検物質と同一の被検物質を互いに異なった既知量
(各々の含有量はC1およびC2と名付けられている)含
むものである。標準溶液中の被検物質の含有量が既知で
ある限り、標準溶液の被検物質以外の組成は、分析対象
の液体試料の該当組成と同一であっても、あるいは異な
っていてもよい。たとえば、分析対象の液体試料が全血
あるいは血清である場合には、標準溶液は、被検物質を
既知量含有する血清あるいは、モニトールまたはバーサ
トール等の商品名にて市販されている通常の標準液であ
ってもよい。使用する標準溶液は、分析対象の液体試料
と同じか、あるいは近似の物性(例、粘度)を有するこ
とが好ましい。
それぞれの分析要素内で発生した発色もしくは色変化
は、反射測光により測定して、それぞれの反射光学濃度
ODx1およびODx2が求められる。
次いで実施される工程3)は、工程2)で得られた濃度
1、C2と反射光学濃度ODx1とODx2との関係、そ
して工程1)で用意した検量線とから、被検物質を未知
濃度Cxで含む液体試料を上記偏倚乾式分析要素に付与
した場合に発生する発色または色変化の反射光学濃度O
Dxと、被検物質を上記濃度Cxで含む液体試料を標準
乾式分析要素に付与した場合に発生する発色または色変
化の反射光学濃度ODsとの関係を示す直線式を作成す
る工程である。
上記直線式は、 ODx=A・ODs+B (ただし、AとBとは下記の式: ODx1=A・ODs1+B ODx2=A・ODs2+B [但し、ODx1は前記と同義であり、ODs1は、被検
物質を濃度Cx1にて含む液体試料を付与した際に標準
乾式分析要素において測定される反射光学濃度である、
そしてODx2は前記と同義であり、ODs2は、被検物
質を含有量Cx2にて含む液体試料を付与した際に標準
乾式分析要素において測定される反射光学濃度である] から算出される定数である。) にて表わすことができる。
工程3)における直線式は、関数式で表わしてもよく、
あるいはグラフにより表わしてもよい。実際の分析操作
において、この直線式は、関数式あるいはグラフとして
コンピュータのメモリに保存して、短時間のうちに目的
の結果が得られるようにすることが好ましい。
コンピュータ4)、5)は、被検物質を未知量含有する
液体試料(分析対象の血清などの液体試料)を、感度の
ずれが発生している偏倚乾式分析要素を用いて実際に分
析する工程である。
工程4)は、分析に用いる偏倚乾式分析要素に、分析対
象の液体試料を付与したのち、そこに発生する発色また
は色変化を反射測光により測定して反射光学濃度を得る
工程である。このような工程自体は公知であり、公知の
方法を利用して実施できる。
分析要素内に発生した発色もしくは色変化を反射測光に
より測定して反射光学濃度を得る操作は公知の方法に基
づいて行なうことができる。
工程5)は、上記工程4)にて付与した液体試料中の被
検物質含有量を、工程4)で得られた反射光学濃度、上
記で作成した直線式、および上記検量線を利用して決定
する工程である。液体試料中の被検物質の含有量の決定
は、上記工程4)で作成した直線式、および標準溶液を
用いて予め容易いた検量線(工程1)を利用して行なわ
れる。この決定操作では、先ず、偏倚乾式分析要素を用
いた分析操作で測定された反射光学濃度を標準乾式分析
要素における反射光学濃度に変換する。この変換により
得られる値は、前者の濃度から正方向あるいは負方向に
ずれた値となる。変換により得られた濃度は、次に標準
乾式分析要素を用いて予め作成してある検量線に基づい
て、付与した液体試料中の被検物質の含有量に変換され
る。
次に、上記の変換操作を、添付した第7図を参照しなが
ら詳しく説明する。
第7図において、左側の横軸は偏倚乾式分析要素で測定
される反射光学濃度を示し、右側の横軸は液体試料中の
被検物質の含有量を示す。縦軸は、標準乾式分析要素で
測定される反射光学濃度を示す。右側の曲線は、標準乾
式分析要素を用いて作成された検量線であり、また左側
の直線は、工程3)で作成された直線式を示す直線であ
る。
第7図から、偏倚乾式分析要素で測定された反射光学濃
度ODx1、ODx2、上記の変換により得られる反射光
学濃度ODs1、ODs2、そして液体試料中の被検物質
含有量Cx1、Cx2濃度との間の関係は明らかである。
このように、本発明の定量分析方法が採用した補正方法
を利用することにより、検定を必要とする乾式分析要素
(偏倚乾式分析要素)で測定された反射光学濃度ODx
から、液体試料中の被検物質含有量Cxへの変換が、中
間で想定した反射光学濃度ODsを利用することにより
容易に実現する。
次に、本発明の実施例と比較例とを示す。
[実施例1] グルコース定量用一体型多層分析要素(特開昭59−2
0853号公報記載の実施例1と同様にして調製した)
を収めたグルコース分析スライドを温度30℃、相対湿
度70%の環境条件下で24時間放置してこのスライド
中の多層分析要素を変質させた。なお変質の程度は液体
試料の未着状態における反射光学濃度を測定することで
確認した。
液体試料未点着状態において、未変質のスライドの反射
光学濃度は0.221であったのに対し、変質した(偏
倚した)スライドの反射光学濃度は0.250であっ
た。
ついで、グルコース濃度が50〜600mg/dlの範囲で
異なる試料4点を用意し、変質させたスライドおよび未
変質のスライドのそれぞれに点着し、反射光学濃度を測
定した。測定結果を添付の第2図に示す。第2図は、横
軸を未変質のスライドの反射光学濃度、縦軸を変質した
スライドの反射光学濃度としてプロットしたものであ
る。第2図から、未変質のスライドの反射光学濃度
(X)と変質したスライドの反射光学濃度(Y)との対
応関係を表す下記の一次関数が得られた。
Y=0.724X+0.187 r=0.996 N=4 上記の結果より明らかなように、良好な対応関係を示す
直線関係が得られた。
さらに変質したスライドにグルコース濃度が未知の試料
4点を点着し、それぞれの反射光学濃度を測定した。上
記反射光学濃度を上記一次関数として示した対応関係を
用いて、未変質のスライドにおける反射光学濃度に較正
(変換)し、その変換値から未変質のスライドにおける
反射光学濃度とグルコース濃度値の対応関係を利用して
グルコース濃度を求めた(1)。また上記変換を行なわ
ずに、変質したスライドにおける反射光学濃度から上記
未変質のスライドにおける対応関係を用いて直接グルコ
ース濃度を求めた(2)。
以上の結果を、溶液法であり、かつ標準法であるヘキソ
キナーゼ法を用いて得られた濃度(3)と共に第1表に
示す。
第1表より明らかなように、本発明の補正方法を用いて
得られたグルコース濃度(1)は、標準法であるヘキソ
キナーゼ法で求めた濃度(3)とよく一致した。
[実施例2] 製造時のロットが異なる二種のグルコーススライド(ロ
ットNO.1、2)を用いて実施例1と同様に、グルコー
ス濃度の異なる試料5点を点着し、反射光学濃度を測定
した。測定結果を第3図に示す。第3図は、横軸をロッ
トNO.1のスライドの反射光学濃度、縦軸をロットNO.2
のスライドの反射光学濃度としてプロットしたものであ
る。第3図よりロットNO.1のスライドの反射光学濃度
(X)とロットNO.2のスライドの反射光学濃度(Y)
との対応関係を表す下記の一次関数が得られた。
Y=1.175X−0.074 r=0.989 N=5 上記の結果より明らかなように、良好な対応関係を示す
直線関係が得られた。
さらにロットNO.2のスライドにグルコース濃度が未知
の試料4点を点着し、それぞれの反射光学濃度を測定し
た。上記反射光学濃度を上記一次関数として示した対応
関係を用いて、ロットNO.1のスライドにおける反射光
学濃度に較正し、その値からロットNO.1のスライドに
おける反射光学濃度とグルコース濃度の対応関係を利用
してグルコース濃度を求めた(4)。また上記変換を行
なわずにロットNO.2のスライドにおける反射光学濃度
から上記ロットNO.1のスライドにおける対応関係を用
いて直接グルコース濃度を求めた(5)。
以上の結果を、ヘキソキナーゼ法を用いて得られた濃度
(6)と共に第2表に示す。
第2表より明らかなように、本発明の補正方法を用いて
得られたグルコース濃度(4)は、標準であるヘキソキ
ナーゼ法により求めた濃度(6)とよく一致した。
[実施例3] ニトロセルロース下塗りが施されている厚さ180μm
の無色透明ポリエチレンテレフタレート(PET)フイ
ルム上に下記の組成の塗布液を乾燥膜厚が40μmにな
るように塗布、乾燥して試薬層とした。
試薬層塗布液の組成: 水 600g ポリオキシエチレン ラウリルエーテル 硫酸ナトリウム 50%水溶液 40g 酒石酸 100g 硫酸銅・5水塩 150g 酒石酸ナトリウム 15g LiOH・H2 O 200g アクリルアミド・ ビニルピロリドン (1:1)共重合物 20%水溶液 2000g 次に試薬層に水を供給して、湿潤させたのち、ポリエス
テル(PET)紡績糸(糸の太さ100S相当)製トリ
コット編み生地(厚さ;200μm)を圧着ラミネート
して展開層とした。以上のようにして、総蛋白定量用一
体型多層分析要素を作成した。
上記一体型多層分析要素を15mm×15mmの正方形のチ
ップとしたのち、プラスチック製マウント(特開昭57
−63452号公報に開示のもの)に収めて総蛋白定量
用化学分析スライドを完成した。
上記スライドを二枚用意し、そのうちの一枚(B)を温
度25℃、相対湿度50%の環境条件下で7日間放置
し、別の一枚(C)を温度25℃、相対湿度70%の環
境条件下で14日間放置して、それぞれ変質させた。上
記のように変質した二枚のスライドおよび製造直後の未
変質のスライド(A)の展開層上に、総蛋白量が異なる
各種ヒト血清を10μ点着し、37℃で6分間インキ
ュベーションしたのち、中心波長540nmの測定光で
反射光学濃度を測定した。
測定結果を第3表に示す。
上記第3表において、*印を付した行は、液体未点着状
態での反射光学濃度(カブリ濃度)を示すものである。
上記第3表の結果をグラフとして添付の第4図に示す。
第4図は、横軸を未変質のスライド(A)の反射光学濃
度、縦軸を変質したスライド(B)および(C)の反射
光学濃度としてプロットしたものである。
第4図より明らかなように、総蛋白定量用一体型多層分
析要素においても、良好な対応関係を示す直線関係が得
られた。
[実施例4] 厚さ180μmの無色透明ポリエチレンテレフタレート
(PET)フイルム上に下記の組成の塗布液を乾燥膜厚
が10μmになるように塗布、乾燥して指示薬層とし
た。
指示薬層塗布液の組成: ブロムクレゾール グリーン 240mg 酢酸ビニル・ アクリル酸エステル 共重合体水性ラテックス (固形分含有量約50%、 pH4.4; ダイセル(株)製 20g 3,3−ジメチルグルタル酸 80mg 水 8ml 乾燥後、粘着性を有する上記指示薬層に下記の撥水処理
したメンブランフィルタを圧着ラミネートして液体遮断
層を設けた。
撥水処理メンブランフィルタの調製: セルロースジアセテートからなる最小孔径3.0μm、
空孔率75%、厚さ140μmのメンブランフィルタを
シリコーン樹脂のヘキサン溶液に浸漬し、乾燥させた。
上記液体遮断層上に、下記のように調製された塗布液を
順次、塗布、乾燥して、ウレアーゼ含有試薬層、光反射
層、および接着層を形成した。
ウレアーゼ含有試薬層塗布液の調製: ゼラチン 10g 水 100ml p−ノニルフェノキシ ポリグリシドール 0.30g ウレアーゼ 0.8g エチレンジアミンテトラ酢酸・ 四ナトリウム塩 0.4g 上記溶液をオルト燐酸二ナトリウムおよび水酸化ナトリ
ウムでpH8に調整した。
光反射層塗布液の組成: TiO2微粉末 4g ゼラチン 4g p−ノニルフェノキシ ポリグリシドール 0.15g 水 40ml 接着層等液の組成: ゼラチン 2.5g 水 50ml p−ノニルフェノキシ ポリグリシドール 0.15g 次に接着層表面を水で膨潤させたのち、展開層の布(コ
ットンブロード100番、厚さ約150μm)を圧着ラ
ミネートして展開層とした。以上のようにして、尿素窒
素(BUN)定量用一体型多層分析要素を作成した。
上記一体型多層分析要素の正方形のチップとしたのち、
プラスチック製マウントに収めてBUN定量用化学分析
スライドを完成した。
上記スライドを三枚用意し、各スライドを温度25℃、
相対湿度70%の環境下で、3日間(E)、5日間
(F)および10日間(G)それぞれ放置して、変質さ
せた。上記のように変質した三枚のスライドおよび製造
直後の未変質のスライド(D)の展開層上に、尿素含有
量が異なる各種ヒト血清を点着し、インキュベーション
後、それぞれの反射光学濃度を測定した。測定結果を第
4表に示す。
上記第4表において、*印を付した行は、液体未点着状
態での反射光学濃度(カブリ濃度)を示すものである。
上記の測定結果をグラフとして添付の第5図に示す。第
5図は、横軸を未変質のスライド(D)の反射光学濃
度、縦軸を変質したスライド(E)、(F)および
(G)の反射光学濃度としてプロットしたものである。
第5図より明らかなように、BUN定量用一体型多層分
析要素においても、変質スライドでの反射光学濃度と未
変質スライドでの反射光学濃度との間に、良好な対応関
係を示す直線関係が得られることが確認された。
[実施例5] 実施例4と同様に作成したが、製造時のロットが異なる
2種のBUN定量用化学分析スライド(ロットNO.1お
よび2)を用いて実施例4と同様に尿素濃度の異なる試
料を点着し、反射光学濃度を測定した。測定結果を第6
図に示す。第6図は、横軸をロットNO.1のスライドの
反射光学濃度、縦軸をロットNO.2のスライドの反射光
学濃度としてプロットしたものである。
第6図より明らかなように、BUN定量用一体型多層分
析要素においても、製造時のロットが異なるスライドの
反射光学濃度の間に良好な対応関係が存在することを示
す直線関係が得られることが確認された。
【図面の簡単な説明】
第1図は、グルコース分析用一体型多層分析要素におい
て、血清中のグルコース量および反射光学濃度値の関係
を示す図である。第1図で、実線は、標準乾式分析要素
を示し、点線は、偏倚乾式分析要素を示す。 第2図は、実施例1において使用した未変質のグルコー
ス定量用スライドの反射光学濃度および変質したスライ
ドの反射光学濃度の関係を示す図である。 第3図は、実施例2において使用したロットNO.1のグ
ルコース定量用スライドの反射光学濃度およびロットN
O.2のスライドの反射光学濃度の関係を示す図である。 第4図は、実施例3で使用した未変質の総蛋白定量用ス
ライドの反射光学濃度および変質したスライドの反射光
学濃度の関係を示す図である。 第5図は、実施例4で使用した未変質のBUN定量用ス
ライドの反射光学濃度および変質したスライドの反射光
学濃度の関係を示す図である。 第6図は、実施例5において使用したロットNO.1のB
UN定量用スライドの反射光学濃度およびロットNO.2
のスライドの反射光学濃度の関係を示す図である。 第7図は、本発明で採用されている補正方法の実施のた
めの変換操作を説明する図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】標準乾式分析要素と同一の構成となるよう
    に調製されたが、被検物質に対する感度が変動した偏倚
    乾式分析要素を用いた下記の工程からなる液体試料中の
    被検物質の定量分析方法: 1)液体試料中の被検物質の濃度と、標準乾式分析要素
    における発色または色変化を示す反射光学濃度との関係
    を示す検量線を用意する工程; 2)使用対象の偏倚乾式分析要素と同一の感度の変動が
    発生している二個の偏倚乾式分析要素を選び、それぞれ
    の分析要素に、被検物質を互いに異なる既知濃度C1
    2で含む二種の標準溶液を付与し、それぞれの分析要
    素内で発生した発色または色変化を反射測光により測定
    して、各濃度に対応する反射光学濃度ODx1、ODx2
    を求める工程; 3)工程2)で得られた濃度C1、C2と反射光学濃度O
    Dx1とODx2との関係、そして工程1)で用意した検
    量線とから、被検物質を未知濃度Cxで含む液体試料を
    上記偏倚乾式分析要素に付与した場合に発生する発色ま
    たは色変化の反射光学濃度ODxと、被検物質を上記濃
    度Cxで含む液体試料を標準乾式分析要素に付与した場
    合に発生する発色または色変化の反射光学濃度ODsと
    の関係を示す直線式を作成する工程; 4)被検物質を未知濃度で含む液体試料を、使用対象の
    偏倚乾式分析要素に付与したのち、そこに発生する発色
    または色変化を反射測光により測定して反射光学濃度を
    得る工程;そして 5)工程4)で得られた反射光学濃度、工程3)で作成
    した直線式、そして工程1)で用意した検量線とから、
    工程4)にて付与した液体試料中の被検物質濃度を決定
    する工程。
  2. 【請求項2】上記直線式が下記の式で表わされる特許請
    求の範囲第1項記載の偏倚乾式分析要素を用いた液体試
    料中の被検物質の定量分析方法: ODx=A・ODs+B ただし、AとBとは下記の式: ODx1=A・ODs1+B ODx2=A・ODs2+B [但し、ODx1は前記と同義であり、ODs1は、被検
    物質を濃度Cx1にて含む液体試料を付与した際に標準
    乾式分析要素において測定される反射光学濃度である、
    そしてODx2は前記と同義であり、ODs2は、被検物
    質を含有量Cx2にて含む液体試料を付与した際に標準
    乾式分析要素において測定される反射光学濃度である] から算出される定数である。
  3. 【請求項3】上記直線式がグラフにて表示される特許請
    求の範囲第1項記載の偏倚乾式分析要素を用いた液体試
    料中の被検物質の定量分析方法。
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