JPH06297064A - 一体式テ−ルゲ−トの折曲装置 - Google Patents

一体式テ−ルゲ−トの折曲装置

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JPH06297064A
JPH06297064A JP5108747A JP10874793A JPH06297064A JP H06297064 A JPH06297064 A JP H06297064A JP 5108747 A JP5108747 A JP 5108747A JP 10874793 A JP10874793 A JP 10874793A JP H06297064 A JPH06297064 A JP H06297064A
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tail gate
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die
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Tadatoshi Kinoshita
忠俊 木下
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Hino Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テ−ルゲ−トを一体物として構成するに当
り、テ−ルゲ−トアウタとテ−ルゲ−トインナを袋状に
曲げ加工するための折曲装置に関する。 【構成】 テ−ルゲ−トアウタとテ−ルゲ−トインナと
を一体化されたテ−ルゲ−トを構成すべきテ−ルゲ−ト
素材3を、曲げ加工する上型1と下型2とを備え、前記
上型1にはその上型本体14に対して相対変位可能なス
ライド部分13を形成し、このスライド部分13と前記
下型2との間において、前記上型1の下降にともない、
前記スライド部分13を、テ−ルゲ−ト素材の折曲点2
1に向けて、斜め下方に移動させ、次いで垂直に下降さ
せるべきカム手段18を構成し、かつ前記下型2には、
この下型2の一部を、前記折曲点21を中心としてほぼ
90°移動させる作動部分9を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、小型トラツクの荷台
のテ−ルゲ−トを一体物として構成するに当り、テ−ル
ゲ−トアウタとテ−ルゲ−トインナを袋状に曲げ加工す
るための折曲装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小型トラツクの荷台のテ−ルゲ−トを一
体構成する試みはすでになされており、それは1曲、2
曲、ヘミング型という3工程を用いてテ−ルゲ−トアウ
タとテ−ルゲ−トインナを袋状にするものである。
【0003】従来のこの種装置においては、図5に示す
ように、上型aを保持する比較的大型のフレ−ムbを図
にF1矢印で示す方向に油圧手段により揺動させた後、
前記上型aを下型cに向けて油圧シリンダdにより駆動
して、搬送ロボツトeを用いて搬送されて来たテ−ルゲ
−トの素材fの半部gを挟持させる。
【0004】次に折曲げ用型材hを支承する油圧シリン
ダiを備える基台j上で、前記油圧シリンダiにより、
折曲げ用型材hを、図に矢印F2で示す方向に直線的に
挙上させて、テ−ルゲ−ト素材fの他の半部kに、イで
示す位置までの第1段階の曲げを与える。
【0005】更に、前記基台jを、その支点mの周に、
油圧シリンダlを用いて、図に矢印F3で示す方向に揺
動させることにより、ロで示す位置までの第2段階の折
曲げを与えるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記図5に示したよう
な従来の装置は、前記上型a全体を揺動させる図にあら
われない油圧手段を含めて、4基の油圧手段を必要とし
て比較的大規模となり、したがつて折曲からヘミングま
での搬送設備から、型の設備費は膨大なものとなること
を免れないものである。このような大型の設備を使用す
ることなく、一体式テ−ルゲ−トの折曲げを実施するこ
とがこの発明に課せられた課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】ここにおいてこの発明
は、テ−ルゲ−トアウタとテ−ルゲ−トインナとを一体
化されたテ−ルゲ−トを構成すべき素材を、曲げ加工す
る上型と下型とを備え、前記上型にはその上型本体に対
して相対変位可能なスライド部分を形成し、このスライ
ド部分と前記下型との間において、前記上型の下降にと
もない、前記スライド部分を、テ−ルゲ−トの折曲点に
向けて、斜め下方に移動させ、次いで垂直に下降させる
べきカム手段を構成し、かつ前記下型には、この下型の
一部を、前記折曲点を中心としてほぼ90°移動させる作
動部分を配設したことを特徴とする、一体式テ−ルゲ−
トの折曲装置を提案するものである。
【0008】
【作用】上記構成からなるこの発明の折曲装置におい
て、上型が下降にしたがい、この上型のスライド部分に
設けたカムと、下型に設けたカムとの接触によつて、そ
れまで垂直に降下して来た上型のスライド部分は、前記
カム間に形成した傾斜面に沿つて斜め下方へ移動し、次
いで、垂直に降下して折曲点に至り、下型の一部に構成
した作動部分の揺動により、テ−ルゲ−トを袋状に折曲
形成するのである。
【0009】
【実施例】次にこの発明を図1ないし図4に示す実施例
について説明する。先ず図1は、上型1が未だ下型2に
接する前の状況を示し、ほぼ平板状のテ−ルゲ−ト素材
3は下型2の一部に設けた空所4内に配設したロ−ラ5
を備えた搬送体6上を搬送されて来て、所定位置におい
て前記搬送体6はこれを上下動させるエアシリンダ7の
作用で、下降して前記テ−ルゲ−ト素材3を下型2上に
乗せられている。
【0010】前記下型2の一部には油圧シリンダ8によ
つて上下作動する作動部分9が構成されており、この作
動部分9自体は前記油圧シリンダ8の往復動する軸棒1
0に対して支軸11を介して枢支されており、したがつ
て前記作動部分9の押型面12は、後述する折曲作用に
当つてテ−ルゲ−ト素材3に接触したまま揺動すること
になる。
【0011】一方、前記上型1は、図にあらわれない駆
動手段によつて図に上下方向に移動可能であつて、この
上型1の一部を構成するスライド部分13は、前記上型
本体14に形成した傾斜案内面15に案内されて、相対
変位可能であり、かつ前記スライド部分13の外側下面
にはカム16が装着されている。
【0012】前記下型2には前記カム16と共働すべき
カム17が取り付けられていて、これらカム16と17
とからなるカム手段18における各カム16,17の当
接面19,20は前記テ−ルゲ−ト素材3の折曲点21
の方向への下降傾斜面として形成される。
【0013】なお、22は後述する折曲作業時において
折り曲げられたテ−ルゲ−ト素材3の自由端部の位置を
ガイドするためのバツクアツプ用ロ−ラであつて、上型
1の一部に支承されて図に左右方向へ変位されるもので
ある。
【0014】上記構成において、上型1が下型2に向つ
て下降して、前記カム手段におけるカム16,17の当
接面19,20が当接した状態を図2に示す。この状態
では未だ上型1のスライド部分13は上型本体14に対
して相対変位はしていない。
【0015】更に上型1が下降を続行すると、カム1
6,17の当接面19,20間に滑りが生じスライド部
分13は上型本体14に対して前記傾斜案内面15に沿
つて相対変位し、ここにスライド部分13は前述の折曲
点21に向つて斜め下方へ変位して、前記当接面19,
20間の接触から外れたところから、今度はスライド部
分13は垂直に下降運動を行ない、その運動の終端にお
いて、図3に示すように上型1のスライド部分13の端
部と下型2の押型面12の端部との間に、前記テ−ルゲ
−ト素材3が挟持される。
【0016】最後に図4に示すように下型2の一部を構
成する作動部分9が前記油圧シリンダ8の作用で上方へ
駆動され、この際に前記作動部分9の押圧面12が前記
テ−ルゲ−ト素材3を折り曲げるように折曲点21を中
心に回動してテ−ルゲ−ト素材3をこの折曲点21を中
心とするほぼ90°屈曲した状態に折り曲げるものと
し、この際のスプリングバツクが前記バツクアツプ用ロ
−ラ22を折り曲げられたテ−ルゲ−ト素材3の自由端
部へ押し付けられるのである。
【0017】前記したように上型1がただ単に下型2に
向つて垂直方向に移動することなく、一旦斜め下方へ変
位したあと、垂直運動に移行するようにしたのは、前記
テ−ルゲ−ト素材3にはあらかじめ内装部品23が組み
付けられており、もし上型1を直線的に下降させてくる
と、この内装部品23と干渉を生じてしまうのでこれを
避けるためである。
【0018】上述の折曲作業が終了したあと、上型1の
上型本体14とスライド部分13が旧位に復すると共
に、前記エアシリンダ7の作用で搬送体6が上昇し、ほ
ぼ90°に折曲されたテ−ルゲ−ト素材3は、図4に想
像線で示す位置まで挙上され、前記ロ−ラ5上を次工程
へ搬送されるのである。
【0019】
【発明の効果】この発明の上述の折曲装置によれば、全
体を比較的コンパクト化することができて、所要空間が
小で済むと共に、設備費及び稼動費を節減することが可
能であつて、従来のこの種装置と比較して大幅な経費節
減を斉らすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の折曲装置の折曲作業の開始前の状態
を示す図である。
【図2】図1の状態から折曲作業を開始し、カム手段の
カムの当接面が接触した段階を示す図である。
【図3】図2の状態から更に上型のスライド部分が斜め
下方への運動とこれにつつづく垂直運動を行なつて上型
と下型との間でテ−ルゲ−ト素材を挟持した段階を示す
図である。
【図4】折曲作業が完了した状態における各部の位置関
係を示す図である。
【図5】従来のこの種装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 上型 2 下型 3 テ−ルゲ−ト素材 5 ロ−ラ 8 油圧シリンダ 9 作動部分 12 押型面 13 スライド部分 14 上型本体 16,17 カム 18 カム手段 21 折曲点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テ−ルゲ−トアウタとテ−ルゲ−トイン
    ナとを一体化されたテ−ルゲ−トを構成すべき素材を、
    曲げ加工する上型と下型とを備え、前記上型にはその上
    型本体に対して相対変位可能なスライド部分を形成し、
    このスライド部分と前記下型との間において、前記上型
    の下降にともない、前記スライド部分を、テ−ルゲ−ト
    の折曲点に向けて、斜め下方に移動させ、次いで垂直に
    下降させるべきカム手段を構成し、かつ前記下型には、
    この下型の一部を、前記折曲点を中心としてほぼ90°
    移動させる作動部分を配設したことを特徴とする、一体
    式テ−ルゲ−トの折曲装置。
JP5108747A 1993-04-13 1993-04-13 一体式テ−ルゲ−トの折曲装置 Expired - Lifetime JP2808066B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110280628A (zh) * 2019-06-27 2019-09-27 安徽博牧新材料科技有限公司 一种用于工件加工的自动脱料式90度成型模具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110280628A (zh) * 2019-06-27 2019-09-27 安徽博牧新材料科技有限公司 一种用于工件加工的自动脱料式90度成型模具

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