JPH11114639A - 複合プレス型 - Google Patents

複合プレス型

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JPH11114639A
JPH11114639A JP9277557A JP27755797A JPH11114639A JP H11114639 A JPH11114639 A JP H11114639A JP 9277557 A JP9277557 A JP 9277557A JP 27755797 A JP27755797 A JP 27755797A JP H11114639 A JPH11114639 A JP H11114639A
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blade
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Noriyoshi Inoue
則義 井上
Akira Kimata
昭 木全
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  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブルアクション構造のプレス型にクッショ
ン絞り機構を付加したいわゆるトリプルアクション構造
のプレス型において、絞り加工と、抜き加工と、曲げ加
工等の複数形態の加工を1セットのプレス型により実現
できるようにして、型費の低減、型メンテナンスの簡略
化等を図る。 【解決手段】 インナラム10に取り付けた上型インナ
11と、アウタラム50に取り付けた上型アウタ51
と、下型40と、第1および第2の下刃20,30を備
え、インナラム10及びアウタラム51の1回の下動に
より、上型アウタ51のシワ押え52と第2の下刃30
のシワ押え31との間でシワ押えしつつ上型インナ11
と下型40との間で素材Wの絞り加工がなされ、上型ア
ウタ51の抜き刃53と第1の下刃20の抜き刃21と
の間で抜き加工がなされ、上型アウタ51の曲げ刃54
と下型40との間で曲げ加工がなされる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば絞り加
工、抜き加工あるいは曲げ加工等の複数の形態のプレス
加工を行うためのプレス型に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的には、上記のような種々形態のプ
レス加工を行う場合には、各加工形態に専用のプレス型
を用意し、それぞれを別々の工程として行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、各加工形態
に合わせた専用のプレス型を用意しなければならないた
め型数が増大し、その結果型費が嵩むばかりか、そのメ
ンテナンスに多くの労力を費やすこととなり、また1部
品について複数型分の保管スペースが必要になる等の問
題があった。さらに、一連のプレス加工を行うためにワ
ークを各工程間を移動させる必要があり、その結果コン
ベアやローダ・アンローダ等の搬送手段が必要になると
いう問題があった。本発明は、このような従来の問題に
鑑みなされたもので、上型と下型の1セットで複数の形
態のプレス加工を行うことのできるプレス型を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の複合プレス型は、インナラムにプレス方向変位可能に
支持した上型インナと、前記インナラムとは独立して上
下動するアウタラムに取り付けた、シワ押えと抜き刃と
曲げ刃を有する上型アウタと、前記上型インナに対向配
置した下型と、該下型に対してそれぞれプレス方向変位
可能に弾性支持した、抜き刃を有する第1の下刃とシワ
押えを有する第2の下刃とを備え、前記インナラムおよ
び前記アウタラムの1回の下動により、前記上型アウタ
のシワ押えと前記第2の下刃のシワ押えとの間でシワ押
えしつつ前記上型インナと前記下型との間で絞り加工が
なされ、前記上型アウタの抜き刃と前記第1の下刃の抜
き刃との間で抜き加工がなされ、前記上型アウタの曲げ
刃と前記下型との間で曲げ加工がなされる構成としたこ
とを特徴とする。
【0005】この複合プレス型によれば、インナラムと
アウタラムを1回づつ下動させるだけで、素材に対して
絞り加工と抜き加工と曲げ加工との複数形態のプレス加
工がなされるので、従来のように各プレス加工形態につ
いて別々の型を用意し、別々の工程で行っていたプレス
加工を1セットの型で行うことができ、これにより型費
の低減、型メンテナンスの簡略化等を図ることができ
る。また、請求項1記載のプレス型は、プレス機械のラ
ムがインナとアウタに分離したいわゆるダブルアクショ
ン構造のプレス型に、第1および第2の下刃を下型に対
して上下動可能に弾性支持したいわゆるクッション絞り
の構造を適用した、いわゆるトリプルアクション構造の
プレス型となっている。
【0006】請求項2記載の複合プレス型は、請求項1
記載の複合プレス型であって、インナラムと上型インナ
との間に、絞り加工に要する型締め力よりも大きな押圧
力で収縮側に作動するガススプリングを介装し、第1の
下刃とボルスターとの間に、抜き加工に要する型締め力
よりも大きな押圧力で収縮側に作動するガススプリング
を介装し、第2の下刃をプレス機械側のクッションピン
で支持したことを特徴とする。
【0007】この複合プレス型によれば、先ずアウタラ
ムが下動して素材が第2の下刃との間でシワ押えされ、
この状態で次にインナラムとともに上型インナが下動し
て、下型との間で素材が絞り成形される。絞り加工完了
前には上型インナはインナラムと一体で下動し、絞り加
工完了後にインナラムがさらに大きな型締め力により下
動することにより、上型インナ用のガススプリングが収
縮側に作動し、これによりインナラム単独の下動が許容
される。一方、アウタラムとともに上型アウタがさらに
下動して、第1の下刃との間で素材が抜き加工される。
抜き加工後、アウタラムがさらに大きな型締め力で下動
することにより、第1の下刃がガスクッションを縮小側
に作動させつつ下動し、これにより抜き加工された素材
の周縁がフランジ曲げ加工される。このように、インナ
ラムおよびアウタラムがその型締め力を段階的に増大さ
せつつ下動することにより、上型インナのインナラムに
対する位置、第1及び第2の下刃の下型に対する位置を
変化させることができ、これにより絞り加工、抜き加工
および曲げ加工を連続して行うことができる。このよう
な複合プレス型によれば、上記と同様型費の低減等の作
用効果を得る他、特に切換え操作等を行うことなく複数
形態のプレス加工を1セットのプレス型で実現すること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1実施形態を図
1〜図4に基づいて説明する。図1は、以下説明する本
実施形態の複合プレス型1により絞り加工、抜き加工お
よび曲げ加工を完了した段階であって、インナラム10
およびアウタラム50がそれぞれ下降端に至った段階を
示している。本実施形態の複合プレス型1により、自動
車のドアアウタパネルが製品として製作される。すなわ
ち、平坦な素材Wを絞り加工して当該ドアアウタパネル
として必要な曲面形状が得られ、抜き加工によりその外
形が所定サイズにせん断されるとともに、窓部が開口形
成され、さらに曲げ加工により外周にヘミング用のフラ
ンジが形成される。なお、製品としてのドアアウタパネ
ルは一例であり、以下説明する複合プレス型1をその他
の製品を製作するための複合プレスに適用できることは
言うまでもない。
【0009】さて、本実施形態の複合プレス型1はイン
ナラム10の下面側に弾性支持した上型インナ11と、
インナラム10とは独立して上下動するアウタラム50
に取り付けた上型アウタ51と、ボルスター2の上面に
固定して、上型インナ11に対向配置した下型40と、
この下型40に対してそれぞれプレス方向変位可能に弾
性支持した第1および第2の下刃20,30を主体とし
て構成されている。上型インナ11は、図示は省略した
がその周囲適数箇所に設けた上下に長い溝部に、インナ
ラム10側に取り付けたサイドピンをそれぞれ移動可能
に挿入しておくことにより、インナラム10に対してプ
レス方向(図示上下方向)に一定の範囲で変位可能に支
持されている。また、インナラム10と上型インナ11
との間には、複数のガスクッション12〜12が介装さ
れており、これにより上型インナ11はインナラム10
に対して弾性支持されている。各ガスクッション12〜
12は、絞り加工に要する型締め力に相当する押圧力が
付加された時に縮小側に作動する。図1では、全てのガ
スクッション12〜12がインナラム10の下面に突き
当てられた状態が示されているが、型開き状態では上型
インナ11はその自重によりインナラム10に対して最
も下側に変位した状態となり、この時各ガスクッション
12〜12とインナラム10の下面との間には一定の隙
間が明けられるように設定されている。
【0010】次に、インナラム10の周囲にアウタラム
50が独立して上下動可能に支持されており、このアウ
タラム50の下面に円環状の上型アウタ51が取付けら
れている。従って、この上型アウタ51と上型インナ1
1とは相互に独立して上下動する。両上型11,51の
側面間には摺接用のスライドプレート11a,51aが
取付けられており、これを相互に摺接させることにより
両上型11,51が相対的にスムーズに上下動するよう
になっている。この上型アウタ51の下部には、絞り加
工用のシワ押え52と、外形抜き加工用の抜き刃53
と、外周にヘミング処理用のフランジ曲げ加工をするた
めの曲げ刃54が設けられている。また、上型インナ1
1のプレス面内側には、素材Wに対して窓部を抜き加工
するための窓用抜き刃13が吊り下げ状に設けられてい
る。この窓用抜き刃13は、支持シャフト14により一
定の範囲で上型インナ11に対して上下に変位可能に支
持され、また圧縮ばね16により常時上方へ持ち上げら
れる方向に付勢されている。この窓用抜き刃13の上面
には変位規制ピン15が上方へ突き出し状に取付けられ
ている。図1では、この変位規制ピン15がインナラム
10の下面に突き当てられた状態が示されているが、型
開き状態では上型インナ11がインナラム10に対して
最も下側の位置に変位するので、この変位規制ピン15
も前記ガスクッション12〜12と同様インナラム10
の下面との間に一定の隙間が明けられるように設定され
ている。
【0011】次に、下型40の周囲には、それぞれ円環
形状をなす第1の下刃20と、第2の下刃30が配置さ
れている。第2の下刃30が第1の下刃20の外周側に
配置されている。第1の下刃20の上面側には、上記上
型アウタ51の抜き刃53に対応した抜き刃21が設け
られ、第2の下刃30の上面側には、上型アウタ51の
シワ押え52に対応したシワ押え31が設けられてい
る。第1の下刃20は、その周方向に適宜間隔をおいて
配置したガスクッション22〜22を介して、常時上方
へ付勢された状態でボルスター2上に弾性支持されてい
る。第2の下刃30は、その周方向に適宜間隔をおいた
複数箇所を、プレス機械側のクッションピン32〜32
により支持されて、常時上方へ付勢された状態で同じく
ボルスター2上に弾性支持されている。なお、各クッシ
ョンピン32〜32と第2の下刃30との間には補助ピ
ン32aが介装されている。上記クッションピン32〜
32の上方付勢力(弾性支持力)は、上型アウタ51の
シワ押え力よりも小さく設定されており、従って素材W
のシワ押えが開始されると、上型アウタ51の下動によ
り第2の下刃30がクッションピン32〜32に抗して
下動する。また、前記ガスクッション22〜22の上方
付勢力(弾性支持力)は、上型アウタ51の抜き加工力
よりも強く、その型締め力よりも小さく設定されてい
る。従って、第1の下刃20は、抜き加工が完了する段
階までは下動せず、抜き加工が完了して直接上型アウタ
51の型締め力が付加されることによりガスクッション
22〜22に抗して下動する。
【0012】次に、下型40のプレス面内側には、上型
インナ11側の窓抜き刃13に対応して受け刃41が配
置されている。この受け刃41はガスクッション42〜
42を介して下型40に弾性支持されている。このガス
クッション42〜42は、前記変位規制ピン15がイン
ナラム10の下面に突き当てられてインナラム10の型
締め力が受け刃41に直接付加された時すなわち素材W
の抜き加工に要する型締め力が付加された時に初めて縮
小側に作動するものが用いられており、従って絞り加工
時の型締め力では作動しない。
【0013】次に、以上のように構成した本実施形態の
複合プレス型1を用いて行う、素材Wの絞り加工(図
2)、外形抜き加工(図3)および外周のフランジ曲げ
加工(図4)について説明する。先ず、型開き状態(図
示省略)において、第2の下刃30に素材Wがセットさ
れる。この型開き状態では、両ラム10,50は上昇端
に位置し、上型インナ11はその自重によりインナラム
10に対して下降端に位置している。
【0014】さて、アウタラム50が下動して、上型ア
ウタ51のシワ押え52と第2の下刃30のシワ押え3
1との間に素材Wの周縁が挟み込まれる。第1および第
2の下刃20,30はそれぞれガススプリング22〜2
2、クッションピン32〜32により支持されているの
で、この段階では両下刃20,30は下動しない。さら
に、アウタラム50が下動すると、素材Wの周縁を挟み
込んだ状態で第2の下刃30がクッションピン32〜3
2に抗して下動し、これにより素材Wの周囲がクリンチ
される。こうして素材Wがクリンチされた後、インナラ
ム10が下動して上型インナ11が素材Wに乗せ掛けら
れ、さらにインナラム10が下動して各ガスクッション
12〜12がインナラム10の下面に突き当てられる。
この状態でさらにインナラム10が下動することにより
素材Wが上型インナ11と下型40との間に挟み込まれ
る。この段階では各ガスクッション12〜12は縮小側
に作動しない。さらに型締め力がさらに増大してインナ
ラム10が下動すると、この段階で上型インナ11は下
動できないので、各ガスクッション12〜12に一定以
上の荷重が付加され、これにより各ガスクッション12
〜12が縮小側に作動してインナラム10の単独の下動
が許容され、この時の型締め力により素材Wが絞り加工
される。この段階の様子が図2に示されている。
【0015】次に、絞り加工後、アウタラム50及び上
型51がさらに下動され、従って第2の下刃30が素材
Wの周縁を挟み込んだ状態のままクッションピン32に
抗してさらに下動する。しかしながら、この時点で第1
の下刃20は下動しないため、上型アウタ51の抜き刃
53が第1の下刃20の抜き刃21に対して下動し、こ
れにより素材Wの外周が抜き加工される。この抜き加工
された段階の様子が図3に示されている。一方、この段
階では、上型インナ11は下動しないが、インナラム1
0がガスクッション12〜12を縮小側に作動させつつ
下動する。また、インナラム10の下面には変位規制ピ
ン15が突き当てられているので、窓抜き刃13が圧縮
ばね16に抗して(上型インナ11に対して)下動し、
従って受け刃41がガスクッション42〜42を縮小側
に作動させつつ下動し、これにより素材Wの窓部が上記
外周とほぼ同時に抜き加工される。こうして抜き加工が
完了した段階で、上型アウタ51の抜き刃53が第1の
下刃20の抜き刃21の底面に素材Wの抜き破片を間に
挟んで当接する。この状態でアウタラム50及び上型ア
ウタ51がさらに下動すると、アウタラム50の下動力
(型締め力)が直接第1の下刃20に付加される。する
と、各ガススプリング22〜22には一定以上の荷重が
付加されるため、各ガススプリング22〜22は縮小側
に作動し、これにより第1の下刃20がアウタラム50
及び上型アウタ51と一体で下動する。また、第2の下
刃30も引き続き下動する。
【0016】第1および第2の下刃20,30と上型ア
ウタ51が一体で下動することにより、抜き加工された
素材Wの周縁が上型アウタ51の曲げ刃54によりほぼ
直角に下方へ曲げ加工され、これにより素材Wの周縁に
ヘミング処理用のフランジ部が形成される。この曲げ加
工された段階の様子が図4に示されている。以上のよう
にして曲げ加工が完了すると、アウタラム50は下降端
に至り(この時点でインナラム10も既に下降端に至っ
ている)、然る後アウタラム50及びインナラム10が
上昇に転じて原位置に戻される。両ラム10,50が原
位置に戻されることにより、内外の両上型11,51も
上昇端に戻され、また第1及び第2の下型20,30が
ガスクッション22〜22及びクッションピン32〜3
2の付勢力により上昇端に戻され、さらに窓抜き刃13
が圧縮ばね16により上昇端に戻され、受け刃41がガ
スクッション42〜42の付勢力により上昇端に戻され
る。以上で、一連の複合プレス加工が完了し、絞り加
工、外周抜き加工及び周縁をフランジ曲げ加工された素
材Wを当該複合プレス型1内から取り出すことができ
る。
【0017】以上説明した複合プレス型1によれば、絞
り加工と抜き加工と曲げ加工が1セットのプレス型1に
よりなされ、しかもインナラム10及びアウタラム50
を1回づつ下動させるだけで上記3種類のプレス加工が
順次なされる。このことから、従来のように各プレス加
工形態について別々の型を用意し、別々の工程で行って
いたプレス加工を1セットの型で行うことができ、これ
により型費の低減、型メンテナンスの簡略化等を図るこ
とができる。また、特に切換え操作等を行うことなく、
複数形態のプレス加工を連続して行うことができるの
で、特別の切換え手段を要せず、またサイクルタイムの
短縮化を図って生産効率を向上させることができる。さ
らに、上型アウタ51がアウタラム50に直接取付けら
れる構成であるので、上型インナ11の構造を簡略化で
きるだけでなく、上型アウタ51自体の構造を単純化し
てその剛性をアップさせることができ、かつ製作コスト
を低減でき、型メンテナンス工程も簡略化することがで
きる。本実施形態の複合プレス型1は、ラムがアウタと
インナに分離したダブルアクション構造に加えて、第1
及び第2の下型20,30をクッション支持して上下に
変位可能な構成を付加することによりいわゆるトリプル
アクション構造のプレス型であることに特徴を有してい
る。
【0018】以上説明した実施形態には、種々変更を加
えて実施することができる。例えば、例示した実施形態
では、自動車用ドアのアウタパネルをプレス加工するた
めのプレス型1として説明したが、その他様々な種類の
製品をプレス加工する場合に適用できることは言うまで
もなく、従って窓部の抜き加工のあるなしに関係なく適
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形に係るプレス型を示す図であっ
て、全てのプレス加工(絞り加工、抜き加工および曲げ
加工)が完了した時点におけるプレス型全体の縦断面図
である。
【図2】絞り加工が完了した時点におけるプレス型の要
部縦断面図である。
【図3】抜き加工が完了した時点におけるプレス型の要
部縦断面図である。
【図4】曲げ加工が完了した時点におけるプレス型の要
部縦断面図であり、従って図1の一部詳細図である。
【符号の説明】
1…複合プレス型 2…ボルスター 10…インナラム 11…上型インナ 12…ガスクッション 13…窓抜き刃 20…第1の下刃 21…抜き刃 22…ガスクッション 30…第2の下刃 31…シワ押え 32…プレス機械側のクッションピン 40…下型 50…アウタラム 51…上型アウタ 52…シワ押え 53…抜き刃 54…曲げ刃 W…素材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナラムにプレス方向変位可能に支持
    した上型インナと、前記インナラムとは独立して上下動
    するアウタラムに取り付けた、シワ押えと抜き刃と曲げ
    刃を有する上型アウタと、前記上型インナに対向配置し
    た下型と、該下型に対してそれぞれプレス方向変位可能
    に弾性支持した、抜き刃を有する第1の下刃とシワ押え
    を有する第2の下刃とを備え、 前記インナラムおよび前記アウタラムの1回の下動によ
    り、前記上型アウタのシワ押えと前記第2の下刃のシワ
    押えとの間でシワ押えしつつ前記上型インナと前記下型
    との間で絞り加工がなされ、前記上型アウタの抜き刃と
    前記第1の下刃の抜き刃との間で抜き加工がなされ、前
    記上型アウタの曲げ刃と前記下型との間で曲げ加工がな
    される構成としたことを特徴とする複合プレス型。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の複合プレス型であって、
    インナラムと上型インナとの間に、絞り加工に要する型
    締め力よりも大きな押圧力で収縮側に作動するガススプ
    リングを介装し、第1の下刃とボルスターとの間に、抜
    き加工に要する型締め力よりも大きな押圧力で収縮側に
    作動するガススプリングを介装し、第2の下刃をプレス
    機械側のクッションピンで支持したことを特徴とする複
    合プレス型。
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