JPH06296207A - ロール紙を用いた画像記録装置 - Google Patents

ロール紙を用いた画像記録装置

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JPH06296207A
JPH06296207A JP5063214A JP6321493A JPH06296207A JP H06296207 A JPH06296207 A JP H06296207A JP 5063214 A JP5063214 A JP 5063214A JP 6321493 A JP6321493 A JP 6321493A JP H06296207 A JPH06296207 A JP H06296207A
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JP
Japan
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paper
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printed
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Pending
Application number
JP5063214A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Ohara
義彦 大原
Hirokazu Inoue
宏和 井上
Akira Anami
彰 阿南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Priority to JP5063214A priority Critical patent/JPH06296207A/ja
Publication of JPH06296207A publication Critical patent/JPH06296207A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体としての設置スペースを削減する見
地から、記録紙トレイを不要乃至その突出長を大巾に削
減することのできるロール紙内蔵タイプの画像記録装置
を新たに提供する。 【構成】 記録紙としてロール紙を用いた画像記録装置
において、第1には、内蔵ロール紙Rから繰り出されて
印字・切断済の記録紙Pを装置本体1内の紙パス通路2
0でUターンさせて排出させるようにし、第2には、装
置本体1内の紙パス通路20でUターンさせた印字・切
断済の記録紙Pを記録紙排出口6から本体上面に設けた
記録紙排出部8に排出させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録紙としてロール紙
を用いたファクシミリ装置等の画像記録装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3に、ロール紙を用いたファクシミリ
装置の概要が図示されている。すなわち、この種従来の
ファクシミリ装置では、装置本体F内にセットされた内
蔵ロール紙Rから連続して繰り出される記録紙Pを機体
の前後方向でロール紙Rからの繰出し方向へそのまま引
き出し、本体F内に設けたサーマルヘッドTH等により
印字した後、印字済の記録紙PをカッターユニットCに
より切断し、印字・切断済の記録紙Pを本体背面(又は
前面)側に開口される記録紙排出口Eより機外へ排出さ
せるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録紙
Pを内蔵ロール紙Rからストレートに繰り出して排出さ
せる従来の記録紙排出機構では、装置本体F内で印字・
切断済の記録紙を機外へ排出させる記録紙排出口Eの位
置が必然的に背面側等の本体周側部に設けられることに
なり、さらに記録紙排出口Eには排出記録紙Pを受ける
記録紙トレイTの挿着が必要となるため、記録紙トレイ
Tの本体周側からの突出長L0が大きくなって、装置全
体としての設置スペースが非常に大きなものとなってし
まう。
【0004】本発明は、装置全体としての設置スペース
を削減する見地から、記録紙トレイを不要乃至その突出
長を大巾に削減することのできるロール紙内蔵タイプの
画像記録装置を新たに提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するための手段として、記録紙としてロール紙を用
いた画像記録装置において、第1には、内蔵ロール紙か
ら繰り出されて印字・切断済の記録紙を装置本体内でU
ターンさせて排出させるようにし、第2には、装置本体
内でUターンさせた印字・切断済の記録紙を本体上面に
設けた記録紙排出部に排出させるようにしている。
【0006】
【作用】しかして、印字・切断済の記録紙を装置本体内
でUターンさせて排出させるようにすれば、記録紙を装
置本体の上面に排出させることができるし、さらに装置
本体内でUターンさせた印字・切断済の記録紙を本体上
面に設けた記録紙排出部に排出させるようにすれば、記
録紙排出部に連接する記録紙トレイを不要乃至その突出
長を大巾に削減することができる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明を適用して構成されたロール
紙内蔵タイプのファクシミリ装置の概要を示し、図2は
その要部の詳細を拡大して図示している。
【0008】このファクシミリ装置には、装置本体1の
後端部に設けられた記録紙収納ボックス2に、長尺記録
紙(感熱紙)を紙管に捲回したロール紙Rが回転自在に
セットされる。この内蔵ロール紙Rからプラテンローラ
3により繰り出される記録紙Pは、プラテンローラ3の
下面に圧接されるサーマルヘッド4で印字され、直後の
カッターユニット5で切断された後、印字・切断済の記
録紙Pを、図示の如く、装置本体1内で上向きにUター
ンさせてから上方の記録紙排出口6より本体上面を蓋封
している記録紙カバー7の上に設けられた記録紙排出部
8に排出させるようにしている。記録紙カバー7は、図
2に示す如く、カバーフレーム7aの後端部の両側をヒ
ンジピン9で枢支して、記録紙収納ボックス2とその前
方の記録紙排出経路を覆って装置本体1の上に開閉自在
に取り付けられている。
【0009】図1及び図2を参照して、内蔵ロール紙R
から記録紙排出部8に至る装置本体1内の記録紙排出経
路について詳述すると、記録紙収納ボックス2にセット
されたロール紙Rの下側より繰り出される記録紙Pは、
記録紙カバー7の側に取り付けられたペーパーガイド1
0と記録紙収納ボックス2から前方に延出されたペーパ
ーガイド11との間に形成される紙パス通路12を通し
て、プラテンローラ3にサーマルヘッド4が下側から圧
接されている記録部に導通され、プラテンローラ3の回
転によって繰り出される記録紙Pの下面(感熱面)にサ
ーマルヘッド4により記録画像が印字される。
【0010】ここにおいて、記録部の上側に配置される
プラテンローラ3は記録紙カバー7に取り付けられる一
方、下側に配置されるサーマルヘッド4は、その下面に
本体フレーム(ミドルプレート)13と押えプレート1
4との間に介装されたピン15が弾接されて、上向き付
勢状態で本体側に支持されている。
【0011】記録部で印字された記録紙Pは、その前方
で上下に対峙されたペーパーガイド16、17の間に形
成された紙パス通路18に通して本体1側に取り付けら
れたカッターユニット5に導通される。カッターユニッ
ト5は、固定刃5aと可動刃5bとからなり、断面コ字
型のカッターカバー19によって覆われている。このカ
ッターカバー19からは、前端部より前記ペーパーガイ
ド16が一体に突出され、他方、後端部からはカッター
ユニット5の出口側の紙パス通路20の上側一部に形成
するペーパーガイド21が一体に突出されている。
【0012】なお、カッターカバー19と一体のペーパ
ーガイド21には、その後端から記録紙セット時に記録
紙Pの挿入端を目視する等の目的で透明なフィルム22
が延長されている。また、カッターユニット5内の可動
刃5bには、該可動刃5bの後方隙間への記録紙Pの侵
入を防止する目的で、その後端からフィルム23が延長
されている。
【0013】カッターユニット5を通過した記録紙P
は、その出口側から上向きに湾曲される紙パス通路20
を通ってUターンされ上方の記録紙排出口6に送り出さ
れる。紙パス通路20は、外側が本体1内に設けられた
ペーパーガイド24と、記録紙カバー7の前端部に設け
られた原稿マウント部25の内面25aとにより形成さ
れ、内側が記録紙カバー7に取り付けられたペーパーガ
イド26により形成されている。このペーパーガイド2
6の下端には、記録紙カバー7の閉止状態で、前記ペー
パーガイド21の突出端が接続されることになる。
【0014】こうして紙パス通路20を通ってUターン
された記録紙Pは、その出口に設けられた排紙ローラ2
7とピンチローラ28とにニップされ、記録紙排出口6
から本体上面の記録紙カバー7に設けられている記録紙
排出部8の上に排出される。排紙ローラ27とピンチロ
ーラ28は、共に記録紙カバー7の側に取り付けられ、
排紙ローラ27には記録紙Pの繰出しをよくするため表
面には横溝が刻まれている。また、排紙ローラ27に転
接されるピンチローラ28は、排紙ローラ27との転接
位置を記録紙排出口6の側に偏位させて、記録紙排出口
6からの記録紙Pの出切りをよくする工夫がなされてい
る。
【0015】このようにして、記録紙排出口6から記録
紙排出部8の上に排出される印字・切断済の記録紙P
は、記録紙排出部8の上に揺動自在に設けられた記録紙
押え29の下を潜って、記録紙排出部8及びその後端部
に連接された短寸の記録紙トレイ30の上に各々印字面
を上向きにしてスタック性よく堆積される。
【0016】なお、上記Uターン方式の記録紙排出機構
では、記録部の直後でUターン前の記録紙Pを切断する
カッターユニット5と、記録紙排出口6の近傍でUター
ン後の記録紙Pをニップして排出する排紙ローラ27と
が紙パス経路の離れた位置に設けられているため、最終
ページにおいてプラテンローラ3はカッターユニット5
で印字済の記録紙Pを切断した後も紙送りを続行し、し
かる後、所定のタイミングで未印字の記録紙緒端を記録
部の近傍位置にまで引き戻すべく逆転動作が行われるこ
とになる。これに対し、排紙ローラ27は印字・切断済
の記録紙Pが紙パス通路20内で滞留することがないよ
うに、プラテンローラ3の正逆転切換によらず、常に記
録紙排出方向に回転するように動作制御される。
【0017】その他、図1、図2において、31は記録
紙収容ボックス2内にセットされるロール紙Rの紙管中
空部に両側から挿着されるロール紙ホルダを示してい
る。このホルダ31は記録紙収容ボックス2の内側壁
と、記録紙収容ボックス2内に差し込まれる仕切板の側
壁とに各々支持されると共に、そのロール紙挿入筒部に
弾性変形して紙管内面に圧接される押え爪32を有して
いる。このホルダ31は、押え爪32を介してロール紙
Rに回転拘束力(ブレーキ)を及ぼし、繰出し張力の増
大を通じて記録紙Pのカール癖を除去する役目を果すも
のとなる。なお、爪32の塑性変形を防止するため、ホ
ルダ31の内部にスプリング等の弾性体を挿着すること
が望ましい。
【0018】33と34は、記録紙Pの繰出し、排出経
路に設けたペーパーセンサを示す。また、図1におい
て、35は原稿マウント部25にセットされた送信原稿
を繰り込んで装置前端部の読取部に搬送する送信部を、
36は送信部35の読取部に臨んで本体1内に設けられ
る光学読取系を示す。37は装置本体1の後端部に搭載
される電源部を示す。
【0019】以上の如く、内蔵ロール紙Rから繰り出さ
れて印字・切断済の記録紙Pを装置本体1内でUターン
させて排出させるようにしたものであれば、記録紙Pを
従来機のように本体周側部からではなく、装置本体の上
面に排出させることが可能となる。そして、更に装置本
体1内でUターンさせた印字・切断済の記録紙Pを本体
上面に設けた記録紙排出部8に排出させるようにしたこ
とで、図1に示す如く、記録紙排出部8に連接される記
録紙トレイ30の突出長Lを、従来機に比較して大巾に
削減することができ、場合によっては記録紙トレイ30
を不要にすることもできる。このような記録紙トレイ3
0の短寸化は、実施例のように、ロール紙Rを装置本体
1の内奥部に配置し、Uターン後の記録紙Pを排出する
記録紙排出口6の位置を前方寄りに配置することで、よ
り顕在化されるものとなる。従って、かかるUターン方
式の記録紙排出機構を採用すれば、装置本体1からの記
録紙トレイ30の出っ張りを小さくすることができ、装
置全体として設置スペースを大巾に削減できる効果が得
られるものとなる。
【0020】ところで、上記の実施例はファクシミリ装
置の場合を例示したが、本発明は記録紙としてロール紙
を内蔵する機種の画像記録装置には一般的に適用でき
る。また、記録方式はサーマルヘッドを用いた感熱記録
方式に限らない。
【0021】
【発明の効果】本発明の画像記録装置では、内蔵ロール
紙から繰り出されて印字・切断済の記録紙を装置本体内
でUターンさせて排出させるようにしたことにより、記
録紙を装置本体の上面に排出させることができ、さらに
は装置本体内でUターンさせた印字・切断済の記録紙を
本体上面に設けた記録紙排出部に排出させるようにした
ことにより、排出記録紙を装置本体の上面にスタックさ
せることができ、これにより記録紙排出部に連接される
記録紙トレイを不要乃至その突出長を大巾に削減するこ
とが可能となり、延いては装置全体として設置スペース
を大巾に削減できるという格別の効果を奏するものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のファクシミリ装置の概要を示す断面概
要図である。
【図2】図1の要部の拡大詳細図である。
【図3】ロール紙を用いたファクシミリ装置の従来例の
概略を示す断面図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 記録紙収納ボックス 3 プラテンローラ 4 サーマルヘッド 5 カッターユニット 6 記録紙排出口 7 記録紙カバー 8 記録紙排出部 12 紙パス通路 18 紙パス通路 20 紙パス通路 27 排紙ローラ 28 ピンチローラ 29 記録紙押え 30 記録紙トレイ R ロール紙 P 記録紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵ロール紙から繰り出されて印字・切
    断済の記録紙を装置本体内でUターンさせて排出させる
    ことを特徴とするロール紙を用いた画像記録装置。
  2. 【請求項2】 内蔵ロール紙から繰り出されて印字・切
    断済の記録紙を装置本体内でUターンさせて本体上面に
    設けた記録紙排出部に排出させることを特徴とするロー
    ル紙を用いた画像記録装置。
JP5063214A 1993-02-26 1993-02-26 ロール紙を用いた画像記録装置 Pending JPH06296207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5063214A JPH06296207A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 ロール紙を用いた画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5063214A JPH06296207A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 ロール紙を用いた画像記録装置

Publications (1)

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JPH06296207A true JPH06296207A (ja) 1994-10-21

Family

ID=13222731

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JP5063214A Pending JPH06296207A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 ロール紙を用いた画像記録装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02264559A (ja) * 1989-04-03 1990-10-29 Sharp Corp フアクシミリの給紙装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02264559A (ja) * 1989-04-03 1990-10-29 Sharp Corp フアクシミリの給紙装置

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