JP2006123190A - ラベルプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 カールが強いラベルの排出状態を、カールが弱い場合と同じような状態にすることができ、これによって、常にラベルが取り扱いやすいラベルプリンタを提供する。
【解決手段】 ロール状に蓄積されたラベル用紙10を引き出して印字機構50を通すことによりラベル12に印字を施し、印字直後の段階で剥離バー60によりラベル用紙10を鋭角に折り返して台紙11からラベル12を剥離させる。ラベル排出口34のラベル12の印字面側に、剥離バー60直前のラベル用紙10の搬送方向よりもラベル12の粘着面側に突出する上ガイド38を設け、カールが強い場合には、上ガイド38が印字面を押し、排出されたラベル12のカール径を強制的に大きくする。
【選択図】 図2
【解決手段】 ロール状に蓄積されたラベル用紙10を引き出して印字機構50を通すことによりラベル12に印字を施し、印字直後の段階で剥離バー60によりラベル用紙10を鋭角に折り返して台紙11からラベル12を剥離させる。ラベル排出口34のラベル12の印字面側に、剥離バー60直前のラベル用紙10の搬送方向よりもラベル12の粘着面側に突出する上ガイド38を設け、カールが強い場合には、上ガイド38が印字面を押し、排出されたラベル12のカール径を強制的に大きくする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、台紙にラベルが貼付されてロール状に巻かれたラベル用紙を収納し、そのラベル用紙を引き出しながらラベルに印字を施した後に、印字済みのラベルを台紙から剥離するラベルプリンタに関する。
上記のようなラベル用紙のラベルに必要情報を印字し、そのラベルを台紙から剥離して物品に貼付することが行われており、ラベルへの印字と台紙からラベルを剥離する動作を連続的に行うラベルプリンタが提供されている。
図4は、この種のラベルプリンタの一従来例を示している。このラベルプリンタによれば、ケーシング100内に収納されたロール状のラベル用紙200が引き出されてプラテン101と印字ヘッド102との間を通過する際に印字ヘッド102からラベル201に印字が施される。そして、印字直後に、台紙202が剥離バー103で鋭角に折り返され、これによってラベル201は台紙202から剥離し、台紙202は台紙排出口104に排出され、ラベル201はラベル排出口105に排出されていく。
ラベル用紙200は、図中時計回りに回転するプラテン101と印字ヘッド102との間に挟まれることによってロールの状態から引き出され、ラベル201は、自身が有する剛性により、剥離バー103で折り返される台紙202から剥離してラベル排出口105に送られる。ラベル201が剥離した後の台紙202は、回転するプラテン101と剥離ローラ106との間に挟まれることにより台紙排出口104に送られる。このラベルプリンタには、ラベル201が正常に剥離してラベル排出口105に排出されたか否かを検出する剥離センサ107が、ラベル排出口105に近接する位置に設けられている。
このようなラベルプリンタにおいては、ロール状に巻かれたラベル用紙200には巻き癖が付いており、このため、台紙202から剥離したラベル201はカールした状態で排出される。ラベル201のカールの程度は、ラベル用紙200のロール径が大きい場合には弱いが、ラベル用紙200の消費が進んでロール径が小さくなるほど強くなる(カール径が小さくなる)。このため、図4(a)に示すように、ラベル用紙200のロール径が大きい使用初期には、排出されるラベル201は比較的真っ直ぐにケーシング100上に延びて排出されていくが、図4(b)に示すようにラベル用紙200のロール径が小さくなった使用終期には、カールが強いので丸まってしまう。
このように剥離バー103より下流側でラベル201が丸まってしまうと、粘着面の裏面が表面の印字面に貼り付いてしまったり、ラベル201がラベル排出口105から外部に転がり落ちたりして、ラベル201が取り扱いにくくなるか、あるいは使用できない状態になる場合が多くなる。また、ラベル201が剥離センサ107から離れすぎてしまい、排出されたラベル201が剥離センサ107で確実に検出されにくくなる。このような不具合は、ラベル用紙にカールが生じるからであり、カールを矯正する技術としては、台紙からラベルを剥離させる剥離体上に配したラベル押えによって、ラベルの浮き上がりを押さえ付けるものが知られている(例えば特許文献1)。
ところで、ラベル用紙の巻き癖は容易に矯正できるものではなく、特にロール径が小さかったりラベルの腰が強い場合には、カールの程度もきわめて強い。したがって、上記文献に記載の装置のように、排出直前で単にラベル用紙を短時間押さえ付けるだけでは、カールを完全に抑えることは困難である。また、この装置は、排出前のラベル用紙の巻き癖を矯正するものであるから、排出後にカールが残っているラベルに対しては対処することができず、排出後のラベルの姿勢を矯正することはできない。
また、ラベル押えはスプリングでラベルを押圧するように付勢されているが、ラベル押えが強い力でラベルに押圧されると印字画像が傷つくおそれがある。この点においては、ラベルを押さえる押圧力を調整できる構成となっており、押圧力を弱くすれば印字画像を保持できるであろうが、その場合には、カールを矯正する効果が低減することが予測される。
よって本発明は、カールが強いラベルの排出状態を、カールが弱い場合と同じような状態にすることができ、これによって、常にラベルが取り扱いやすいラベルプリンタを提供することを目的としている。
本発明は、台紙にラベルが貼付され、ロール状に巻かれたラベル用紙が収納されるラベル用紙収納部と、このラベル用紙収納部に収納されるラベル用紙の印字面に印字を施す印字機構と、印字後のラベルを台紙から剥離させる剥離機構と、この剥離機構によって台紙から剥離されたラベルが排出される排出部と、ラベル用紙収納部に収納されたラベル用紙を、印字機構、剥離機構の順に導き、かつ、剥離機構によって剥離されたラベルを排出部に送り出す用紙搬送機構とを備えたラベルプリンタにおいて、排出部におけるラベルの印字面側に、剥離機構の直前におけるラベル用紙の搬送方向よりもラベルの台紙に対する粘着面側に突出してラベルの排出方向を一定方向に規制するラベルガイドが設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、ラベル用紙収納部から引き出されたラベル用紙が印字機構を通過する際に印字機構によってラベル表面に印字が施され、この後、剥離機構によって台紙からラベルが剥離させられ、ラベルは排出部に排出される。ラベルには、ラベル用紙がロール状に巻かれていることから巻き癖が付いており、このため、排出部から排出されるラベルはカールしている。
さて、ラベル用紙のロール径が小さくなってカールが強くなると、ラベルは、通常、印字面側にせり出した状態で排出される。ここで、ラベルは印字面がラベルガイドに当接してカール径が大きくなるように相対的に押され、排出方向が一定方向に規制される。したがって、過度なカールに起因する排出の不具合が防止される。また、ラベルガイドをラベルの印字面に押圧させてカールを矯正するものではなく、ラベルガイドを単に印字面に当接させて排出方向を規制する構成であるから、印字面を損傷させるおそれはない。
本発明において、台紙から剥離したラベルが排出部に正常に排出されたか否かを検出するラベル検出手段を設ける場合には、ラベルガイドに対向し、ラベルガイドとの間の排出部に存在するラベルを検出する位置に配設すると良い。本発明では、上記のようにラベルが強くカールしていても、ラベルガイドによって、排出されたラベルの姿勢を安定させることができるので、ラベル検出手段をラベルガイドに対向して配設すれば、ラベルの検出も確実に行われる。
本発明によれば、台紙から剥離して排出口に排出されるラベルは、ラベルガイドによって常に排出方向を一定方向に規制され、このため、カールが強い場合にもラベルの排出方向が安定し、剥離したラベルが取り扱いやすくなったり、排出されたラベルを確実に検出することができるなどの効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は、一実施形態のラベルプリンタ1を示し、図2は(a)〜(d)の順でラベル用紙10をラベルプリンタ1にセットする手順を示している。
図1は、一実施形態のラベルプリンタ1を示し、図2は(a)〜(d)の順でラベル用紙10をラベルプリンタ1にセットする手順を示している。
これら図に示すように、ラベルプリンタ1は、ラベル用紙10を収納する直方体状のケーシング20を備え、このケーシング20には、上部開口を塞ぐ2重のカバー30,40(上カバーと下カバー)が、左右方向(図面表裏方向)に延びるヒンジ軸21を介して開閉自在に取り付けられている。これら上下のカバー30,40は、1つのヒンジ軸21を共有しており、それぞれが独立して回動し、各カバー30,40を開いて、ケーシング20内のラベル用紙収納部22にラベル用紙10が収納される。
ラベル用紙10は、台紙11の片面にラベル12が貼付されたもので、ラベル12を外周側に配した状態で芯材13にロール状に巻かれて蓄積されている。このラベル用紙10は、ラベル用紙収納部22に、芯材13をヒンジ軸21と概ね平行にし、かつ、前側に配した端部を下から上に引き出す姿勢で落とし込まれ、収納される。上下のカバー30,40は、図示せぬ係脱機構によってケーシング20にそれぞれ係脱自在に係合し、係合状態で、図1に示す全閉状態が保持されるようになっている。
ラベルプリンタ1は、ラベル12に印字を施す印字機構50を備えている。この印字機構50は、下カバー40に取り付けられたプラテンローラ51と、サーマル式の印字ヘッド52とから構成されている。
下カバー40は、図1に示すように、閉じた状態で、ヒンジ軸21への取り付け部から水平に前方に延びる基端部41と、この基端部41から前下がりに傾斜する傾斜部42と、この傾斜部42から前端部にわたって前上がりに湾曲するR部43と、傾斜部42の途中からR部43にわたる部分の両端縁から立ち上がる左右の三角形状の側壁部44とを有しており、基端部41の後端部がヒンジ軸21に回動自在に取り付けられている。この下カバー40の前端部に、プラテンローラ51が軸方向をヒンジ軸21と平行にして回転自在に取り付けられている。
印字ヘッド52は、ケーシング20の前部内面の上部に取り付けられており、図示せぬスプリングによって後方(図1で右方)に付勢されている。下カバー40が閉じられるとプラテンローラ51は印字ヘッド52に対向し、印字ヘッド52は弾性的にプラテンローラ51に圧接する。ロール状態から引き出されたラベル用紙10はプラテンローラ51と印字ヘッド52との間に挟まれ、プラテンローラ51が図1で時計回りに回転することにより上方に搬送される。プラテンローラ51は、ケーシング20に取り付けられた図示せぬモータおよび減速ギヤ群からなる駆動機構によって回転させられ、下カバー40が閉じられると、その駆動機構に連結されるようになっている。この駆動機構とプラテンローラ51とにより、用紙搬送機構が構成される。
下カバー40の左右の側壁部44の前端上部間には、プラテンローラ51と平行な細い棒状の剥離バー60が固定されている。この剥離バー60は、ラベル用紙10を台紙11とラベル12に分離するものであって、下カバー40を閉じると、印字機構50の直上であってラベル用紙10が印字機構50を通過した直後の位置に配される。
上カバー30は、下カバー40の両側に配される左右の側壁部31と、これら側壁部31の間に架け渡された天板部32とを有しており、各側壁部31の後端部がヒンジ軸21に回動自在に取り付けられている。天板部32は、左右の側壁部31の後端部から前方に所定の距離をおいた位置から前方に延びており、その後側に形成された空間が、台紙排出口33とされている。天板部32の前端部であって側壁部31の前側には、ラベル排出口34が形成され、このラベル排出口34の後側の周縁からは、前下がりに傾斜する下ガイド35が形成されている。図2(c)〜(d)に示すように、上下のカバー30,40を閉じると、上カバー30の台紙排出口33は、前側部分を残して下カバー40の基端部41で塞がれ、残った前側部分が実質的な台紙排出口33となる。
天板部32の、ラベル排出口34よりも前方には、前板部36が形成されている。この前板部36は、ケーシング20の上面に形成された段部23に載って係止する係止部37と、この係止部37の後部に形成された上ガイド38とを有している。上ガイド38は後ろ上がりに傾斜しており、下ガイド35との間に空間を空けて、この下ガイド35と平行に対向している。
上記印字機構50を通過して剥離バー60に至るまでのラベル用紙10の搬送方向は、プラテンローラ51と印字ヘッド52との接点から剥離バー60の前側の外周面に引かれる接線方向に沿っており、ほぼ鉛直方向上方に延びている。上ガイド38は、ラベル排出口34に排出されるラベル12の印字面側である前側に配され、かつ、剥離バー60直前のほぼ鉛直方向上方に延びるラベル用紙10の搬送方向よりもラベル12の台紙11に対する粘着面側である後側に突出している。この上ガイド38と下ガイド35との間が、斜め後方に上がるラベル排出経路70とされている。
下ガイド35の下方には、プラテンローラ51と平行な剥離ローラ61が配されている。この剥離ローラ61は、左右の側壁部31の前端部に形成された凸部31aの間に回転自在に支持されている。上下のカバー30,40を閉じると、剥離ローラ61はプラテンローラ51に密接し、プラテンローラ51によって従動的に回転する。ラベル12が剥離した台紙11は、プラテンローラ51と剥離ローラ61とに挟まれ、プラテンローラ51が回転することにより、両ローラ51,61から下カバー40の上面を経て台紙排出口33に至る台紙排出経路71を搬送される。
また、上カバー30の下面であって下ガイド35の後端部に当たる位置には、ラベル排出口34にあるラベル12を検出する剥離センサ62が固定されている。この剥離センサ62は、ラベル排出口34にラベルが存在することを検出する光反射型のセンサであって、ラベル12が台紙11から正常に剥離されたことや、ラベル12が使用者によって取り去られたことを検出する。
以上がラベルプリンタ1の構成であり、次いで、このラベルプリンタ1の使用方法ならびに動作を説明する。
まず、図2を参照してラベル用紙10をセットする手順を説明する。
図2(a)に示すように、上下のカバー30,40を開き、芯材13をヒンジ軸21と概ね平行にし、かつ、前側に配した端部を下から上に引き出す姿勢で、ロール状のラベル用紙10をラベル用紙収納部22に落とし込む。次に、ラベル用紙10の端部をケーシング20の外部に引き出してから、図2(b)に示すように、下カバー40を閉じる。引き出されたラベル用紙10は、プラテンローラ51と印字ヘッド52との間に挟まれる。
図2(a)に示すように、上下のカバー30,40を開き、芯材13をヒンジ軸21と概ね平行にし、かつ、前側に配した端部を下から上に引き出す姿勢で、ロール状のラベル用紙10をラベル用紙収納部22に落とし込む。次に、ラベル用紙10の端部をケーシング20の外部に引き出してから、図2(b)に示すように、下カバー40を閉じる。引き出されたラベル用紙10は、プラテンローラ51と印字ヘッド52との間に挟まれる。
次いで、図2(c)に示すように、ラベル用紙10の台紙11を剥離バー60に当てて後方に折り返し、上カバー30の台紙排出口33を通してさらに外部に引き出し、図2(d)に示すように、上カバー30を閉じる。上カバー30を閉じると、プラテンローラ51と剥離ローラ61との間にラベル用紙10が挟まれる。
続いて、上記のようにラベル用紙10がセットされたラベルプリンタ1の動作を説明する。なお、この動作は、図示せぬ制御用CPUによって自動制御される。
印字ヘッド52および上記駆動機構のモータに印字のコマンドが供給されると、印字ヘッド52による印字と、図1中時計回りに回転するプラテンローラ51によるラベル用紙10の搬送とが繰り返され、1枚のラベル12に印字が施される。印字直後のラベル用紙10は、台紙11が剥離バー60で鋭角に折り返され、これによってラベル12は台紙11から剥離していき、上方のラベル排出経路70を通過してラベル排出口34から外部に出ていく。ラベル12が剥離した台紙11はプラテンローラ51と剥離ローラ61によって台紙排出経路71を後方に搬送され、台紙排出口33から外部に出ていく。
印字ヘッド52および上記駆動機構のモータに印字のコマンドが供給されると、印字ヘッド52による印字と、図1中時計回りに回転するプラテンローラ51によるラベル用紙10の搬送とが繰り返され、1枚のラベル12に印字が施される。印字直後のラベル用紙10は、台紙11が剥離バー60で鋭角に折り返され、これによってラベル12は台紙11から剥離していき、上方のラベル排出経路70を通過してラベル排出口34から外部に出ていく。ラベル12が剥離した台紙11はプラテンローラ51と剥離ローラ61によって台紙排出経路71を後方に搬送され、台紙排出口33から外部に出ていく。
印字が完了したラベル12の終端(下端)が剥離バー60を通過した直後に、ラベル12は台紙11から完全に剥離し、このタイミングでラベル用紙10の搬送は停止する。その時、図1に示すように、ラベル12はラベル排出口34に排出され、剥離センサ62によってラベル12が検出される。そして、排出された1枚のラベル12を使用者は取り去って物品等に貼り付ける。ラベル12がラベル排出口34から無くなると、その旨が剥離センサ62で検出され、次のラベル12に上記と同様にして印字が施される。
さて、このラベルプリンタ1では、ラベル用紙10のロール径が比較的大きくてカールが弱い場合には、図1に示すように、ラベル12は、概ねラベル排出経路70の延びる方向に沿って排出されていく。そして、ラベル用紙10の消費が進んでロール径が小さくなると、排出されるラベル12のカールが強くなるので、図3に示すように、ラベル12は印字面が上ガイド38に当接し、上ガイド38で後側に相対的に押される力を受け、強制的にカール径が大きくされながら、ラベル排出経路70を通過していく。
このため、ラベル12が過度にカールして粘着面の裏面が表面の印字面に貼り付いてしまったり、ラベル12がラベル排出口34から外部に落下したりして、ラベル12が取り扱いにくくなるか、あるいは使用できない状態になるといった不具合が起こらない。また、上ガイド38を単に印字面に当接させてラベル12の排出方向を規制するので、ラベル12の印字面を損傷させるおそれはない。
さらに、強いカールによってラベル12が剥離センサ62から離れすぎることもないので、排出されたラベル12が剥離センサ62で確実に検出される。この場合、剥離センサ62でラベル12がないことが検出されたら、次のラベル12への印字が開始されるので、ラベル12が剥離センサ62から離れすぎると、ラベル12がラベル排出口34にあるにもかかわらずないと判断され、次の印字が開始されてしまうという誤動作が生じるが、本実施形態では、そのような誤動作が防がれる。
1…ラベルプリンタ
10…ラベル用紙
11…台紙
12…ラベル
22…ラベル用紙収納部
34…ラベル排出口(排出部)
38…上ガイド(ラベルガイド)
50…印字機構
60…剥離バー(剥離機構)
62…剥離センサ(ラベル検出手段)
10…ラベル用紙
11…台紙
12…ラベル
22…ラベル用紙収納部
34…ラベル排出口(排出部)
38…上ガイド(ラベルガイド)
50…印字機構
60…剥離バー(剥離機構)
62…剥離センサ(ラベル検出手段)
Claims (2)
- 台紙にラベルが貼付され、ロール状に巻かれたラベル用紙が収納されるラベル用紙収納部と、
このラベル用紙収納部に収納されるラベル用紙の印字面に印字を施す印字機構と、
印字後のラベルを台紙から剥離させる剥離機構と、
この剥離機構によって台紙から剥離したラベルが排出される排出部と、
前記ラベル用紙収納部に収納されたラベル用紙を、前記印字機構、前記剥離機構の順に導き、かつ、剥離機構によって剥離したラベルを前記排出部に送り出す用紙搬送機構とを備えたラベルプリンタにおいて、
前記排出部におけるラベルの印字面側に、前記剥離機構の直前における前記ラベル用紙の搬送方向よりもラベルの台紙に対する粘着面側に突出してラベルの排出方向を一定方向に規制するラベルガイドが設けられていることを特徴とするラベルプリンタ。 - 前記ラベルガイドに対向して配設され、該ラベルガイドとの間の前記排出部に存在する前記ラベルを検出するラベル検出手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。
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Applications Claiming Priority (1)
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