JP2598379Y2 - ファクシミリ装置の記録紙の巻きくせ取り構造 - Google Patents

ファクシミリ装置の記録紙の巻きくせ取り構造

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JP2598379Y2
JP2598379Y2 JP1993027193U JP2719393U JP2598379Y2 JP 2598379 Y2 JP2598379 Y2 JP 2598379Y2 JP 1993027193 U JP1993027193 U JP 1993027193U JP 2719393 U JP2719393 U JP 2719393U JP 2598379 Y2 JP2598379 Y2 JP 2598379Y2
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木 正 治 元
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ファクシミリ装置の記
録紙の巻きくせ取り構造に関し、例えば、ロール状に巻
かれた記録紙ロールからプラテンローラ側に送出された
記録紙の巻きくせを直す記録紙の巻きくせ取り構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のファクシミリ装置の記録
紙の巻きくせ取り構造50としては、例えば、図5に示
すように、記録紙51はボトムキャビネット52内に形
成された記録紙ケース53に収容された記録紙ロール5
1Aから送り出され、トップキャビネット54に支持さ
れた記録紙の巻きくせを取るシャフト55の下側を通り
サーマルヘッド56とプラテンローラ57間に送出され
る。記録紙51上には、サーマルヘッド56により受信
情報が所定量だけ印字された後、プラテンローラ57に
より排出口58側に送出され、カッタ59により用紙サ
イズに対応した所定の長さに切断され装置の送出口58
から送出される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、所定量の受信
情報を記録紙51に印字した後には、記録紙51は次の
受信まで、記録紙ロール51Aから巻きくせ取り構造5
0のシャフト55を通りプラテンローラ57まで引張り
状態まで保持される。このため、記録紙51はシャフト
55の曲面に沿って折れ曲がり状態が長時間保持され、
記録紙51が曲がってしまい、次の受信情報の印字時に
印字不良が発生したり、装置内にジャムが発生するとい
う問題点がある。
【0004】本考案は、このような従来の課題に鑑みな
されたものであり、記録紙の巻きくせを取る曲面の近傍
に空洞室と、記録紙を空洞室内に案内するガイド部材を
設けることにより、印字終了後、後退する記録紙を空洞
室内に案内して空洞室内に収容し、記録紙の折れ曲がり
が防止できるファクシミリ装置の記録紙の巻きくせ直し
構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題が解決するための手段】本考案は、記録紙の巻き
くせを取るための曲面を有するファクシミリ装置におい
て、前記曲面の近傍に開口しほぼ断面円形に膨れ、記録
紙を収納可能な空洞室と、該空洞室の開口の近傍に設け
られ記録紙を前記空洞室に案内するガイド部材とを備
え、印字終了後、後退する記録紙を空洞室内に収容する
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作 用】印字終了後、後退する記録紙はガイド部材に
案内され巻きくせを取る曲面から離れ開口から空洞室内
に収納され、空洞室内の滑らかな内周面に沿って配置さ
れる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。図1、図2はそれぞれ本考案の一実施例の
オートカッター用ぺーパーガイド構造を備えたファクシ
ミリ装置の断面図、要部の拡大断面図である。まず、構
成について説明する。図1、2において、100はファ
クシミリ装置であり、ファクシミリ装置100は本考案
の記録紙の巻きくせ直し構造101を有している。図中
1はボトムキャビネットで、その上側には、ほぼ全面を
覆うトップキャビネット2が後側部(図1においては右
側部)を支点として開閉可能に取付けられており、ボト
ムキャビネット1の一側には、図示を省略したがホルダ
を介してハンドセット(受話器)が装架されている。
【0008】トップキャビネット2の中央部の下方にお
けるボトムキャビネット1内には、感熱式のロール状の
記録紙3を収容する記録紙ケース4が一体に形成されて
おり、この記録紙ケース4の前方(図1においては左
方)には、ボトムキャビネット1の前端部の送出口5か
ら記録紙3を送出するプラテンローラ6が配設されてい
る。プラテンローラ6は、モータ7と図示しない歯車列
を介して連動連結されている。
【0009】一方、トップキャビネット2内の前部に
は、このキャビネット2に適宜に取りつけたシャーシ8
を介してサーマルヘッド(感熱記録ヘッド)9が取り付
けられている。サーマルヘッド9は、受信された画像情
報を記録紙3に印字するもので、プラテンローラ6と相
俟って記録紙3を挾持すべく板ばね10によりプラテン
ローラ6に押圧付勢されている。
【0010】プラテンローラ6の前方には、図3に示す
ように、固定刃11とこの固定刃と協同して記録紙3を
剪断するため、その上方に揺動可能に配置された可動刃
12からなるオートカッター13が配設されている。下
側ガイド14は、固定刃11の刃面11aより相対的に
僅かに(0.7〜1.0mm程度)上方に位置してお
り、プラテンローラ6側にほぼ水平に延在されたガイド
部15を有している。下側ガイド14の上方には、可動
刃12のカバーをも兼ねるクランク状の上側ガイド16
が対向配置されている。上側ガイド16は、下側ガイド
14と相俟ってプラテンローラ6から送出される記録紙
3をオートカッター13に案内するもので、プラテンロ
ーラ6側が高くなるようにガイド部に対し15〜30度
程度の角度で傾斜された傾斜ガイド部17を有してい
る。
【0011】他方、トップキャビネット2内の後部に
は、ボトムキャビネット1の後部に立設した原稿トレイ
18から供給される原稿紙19を案内するペーパーガイ
ド20が取り付けられていると共に、その後部とボトム
キャビネット1の原稿ガイド部21との間に差込口22
が形成され、かつ前部と原稿ガイド板23との間に取出
口24が形成されている。そして、差込口22側には、
原稿紙19を取り込む取込ローラ25が配設されると共
に、この取込ローラ25に近接して一対の送込ローラ2
6が配設され、かつ取出口24側に一対の取出ローラ2
7が配設されており、これらのローラ25、26、27
は、モータ28と図示しない歯車列を介して連動連結さ
れている。
【0012】送込ローラ26と取出ローラ27の間の原
稿ガイド21には、コンタクトガラス29を嵌め込んだ
読取窓30が設けられている。そして、原稿ガイド部2
1の下方には、読取ユニットケース31が配設されてお
り、このケース31には、コンタクトガラス29を透過
して原稿紙19に投光するとLEDアレイからなる光源
32がブラケット33を介して取り付けられている一
方、ケース31には、原稿紙19からの反射光を適宜に
反射させる複数のミラー34、ミラー34からの反射光
を受光して原稿紙19の画像情報を読み取るべく凸レン
ズ35及びCCC(固体撮像素子)36が適宜に組み込
まれている。
【0013】図1において37は記録紙3の巻きぐせを
取るために両端でシャーシ8に取り付けた断面円形のシ
ャフトであり、シャフト37は下側に記録紙3の巻きく
せを取る曲面37aを有している。曲面37aの近傍に
は曲面37a側に開口し、かつ、曲面37aより大きい
半径を有しほぼ断面円形状の滑らかな内周面40cを有
する空洞室40が記録紙3の全幅に渡って形成されてい
る。空洞室40の周壁40aはボトムキャビネット1と
一体的に形成され、その一部40bは記録紙ロールから
プラテンローラ6に送出される記録紙3の下側のガイド
を兼ねている。曲面37aのプラテンローラ6側で記録
紙3の上側には周壁の一部40bに対向し、かつシャフ
ト37の上側まで形成されたガイド部材であるガイド4
1が形成されている。このガイド41により後退する記
録紙3は空洞室40に収納されるようになされている。
ペーパーガイド、39は原稿紙19の差し込みを検出す
る原稿センサである。
【0014】次に作用について説明する。上記構成のフ
ァクシミリ装置においては、トップキャビネット2を開
いてロール状の記録紙3を記録紙ケース4に収容してト
ップキャビネット2を閉じることにより、図1に示すよ
うな受信可能な状態となり、受信の開始と同時にプラテ
ンローラ6によって記録紙3が送出される一方、サーマ
ルヘッド9によって印字され、下側ガイド14と上側ガ
イド16からなるペーパーガイドの両ガイド部15、1
7に案内されてオートカッター13に15度以下の角度
をなして進入される。そして、所定ライン数の印字が終
了すると、オートカッター13によって切断される。印
字終了後、プラテンローラ6は所定量だけ逆転し、後退
する記録紙3はガイド41の曲面に案内され、シャフト
37の曲面37aから離れ、空洞室40の開口から空洞
室40内に収納され、空洞室40内の曲面37aより大
きい半径を有する滑らかな内周面40cに沿って配置さ
れる。したがって、記録紙3は従来のようにシャフト3
7に長時間接して折れ曲り状態が保持されることなく、
滑らかな状態が維持される。このため、次の印字時に印
字不良が発生するが防止でき、また、ジャムの発生が防
止できる。
【0015】又、原稿紙19を差込口22から挿入し、
送信を開始すると、取込ローラ25等により原稿紙19
が送出される一方、読取ユニットにより画像情報が読み
取られて送信され、かつ原稿ガイド板23等に案内され
て原稿紙19が取出口24から取り出される。
【0016】なお、前述の実施例においては、記録紙の
巻きくせ直し構造は空洞室を有する場合について説明し
たが、本考案においては、図3に示すように空洞室40
内の記録紙ロール側の周壁40aに内方に突出する突出
部40dを設けるようにしてもよい。この突出部40d
に後退する記録紙3が係合し、記録紙3の空洞室40内
への収納がさらに容易になる。
【0017】また、図4に示すように空洞室40の上縁
部40eに記録紙3を押圧する押圧手段43を設け、押
圧手段は印字終了後、記録紙3が後退する時のみ作動
し、後退する記録紙3の記録紙ロール側への移動を疎止
するようにしてもよい。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のファクシ
ミリ装置の記録紙の巻きくせ取り構造によれば、記録紙
の巻きくせを取る図面の近傍に空洞室と、記録紙を空洞
室内に案内するガイド部材を設けることにより、印字終
了後、後退する記録紙を空洞室内に案内して空洞室内に
収容し、記録紙の折れ曲がりおよびジャムの発生を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の記録紙の巻きくせ取り構造
を備えたファクシミリ装置の断面図である。
【図2】図1に示すファクシミリ装置の要部の拡大断面
図である。
【図3】図1に示す実施例の記録紙の巻きくせ取り構造
の他の実施例を示す要部断面図である。
【図4】図1に示す実施例の記録紙の巻きくせ取り構造
のさらに他の実施例を示す要部断面図である。
【図5】従来のファクシミリ装置の記録紙の巻きくせ取
り構造の概略断面図である。
【符号の説明】
3 記録紙 40 空洞室 40c 内周面 41 ガイド(ガイド部材) 100 ファクシミリ装置 101 記録紙の巻きくせ取り構造
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/00 B65H 23/34 B41J 15/00 - 15/24

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙の巻きくせを取るための曲面を有
    するファクシミリ装置において、前記曲面の近傍に開口
    しほぼ断面円形に膨れ、記録紙を収納可能な空洞室と、
    該空洞室の開口の近傍に設けられ記録紙を前記空洞室に
    案内するガイド部材とを備え、印字終了後、後退する記
    録紙を空洞室内に収容することを特徴とするファクシミ
    リ装置の記録紙の巻きくせ取り構造。
JP1993027193U 1993-04-26 1993-04-26 ファクシミリ装置の記録紙の巻きくせ取り構造 Expired - Lifetime JP2598379Y2 (ja)

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