JPH06295A - 衣類乾燥機の両翼ファン - Google Patents
衣類乾燥機の両翼ファンInfo
- Publication number
- JPH06295A JPH06295A JP4162784A JP16278492A JPH06295A JP H06295 A JPH06295 A JP H06295A JP 4162784 A JP4162784 A JP 4162784A JP 16278492 A JP16278492 A JP 16278492A JP H06295 A JPH06295 A JP H06295A
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- Japan
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- fan
- blade
- double
- air
- case
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 両翼ファンのファンブレード部分での空気の
渦流発生を防止し、送風能力と熱交換能力の向上を図
る。 【構成】 外箱内に配設した乾燥室である回転ドラムの
背面に排気孔を形成し、該排気孔の背後にファンケース
８を配設し、該ファンケース８の端に両翼ファン９の周
縁部を組み合わせる衣類乾燥機において、前記両翼ファ
ン９のファンブレード２５ａに連成する回転軸側の支持
部２５ｂとファンケース８側の支持部２５ｃとのいずれ
か一方をファンブレード２５ａと同一面上に位置させ、
他方を異なる面上に位置させてファンブレード２５ａへ
の空気の流入口２６ａまたは流出口２６ｂのいずれか一
方を空気の流れを阻害しないような開放部に形成する。
渦流発生を防止し、送風能力と熱交換能力の向上を図
る。 【構成】 外箱内に配設した乾燥室である回転ドラムの
背面に排気孔を形成し、該排気孔の背後にファンケース
８を配設し、該ファンケース８の端に両翼ファン９の周
縁部を組み合わせる衣類乾燥機において、前記両翼ファ
ン９のファンブレード２５ａに連成する回転軸側の支持
部２５ｂとファンケース８側の支持部２５ｃとのいずれ
か一方をファンブレード２５ａと同一面上に位置させ、
他方を異なる面上に位置させてファンブレード２５ａへ
の空気の流入口２６ａまたは流出口２６ｂのいずれか一
方を空気の流れを阻害しないような開放部に形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は除湿型の衣類乾燥機の両
翼ファンに関する。
翼ファンに関する。
【０００２】
【従来の技術】除湿型の衣類乾燥機は周知の如く、図２
に示すように前面に被乾燥衣類出入用の扉１を有する外
箱２内の天井部にモータ３を吊支し、外箱２の前面の衣
類出入口４に設けたドラムカバー５で支持する乾燥室で
ある回転ドラム６を外箱２内の中央部分に配設する。
に示すように前面に被乾燥衣類出入用の扉１を有する外
箱２内の天井部にモータ３を吊支し、外箱２の前面の衣
類出入口４に設けたドラムカバー５で支持する乾燥室で
ある回転ドラム６を外箱２内の中央部分に配設する。
【０００３】回転ドラム６の背面に形成した排気孔７の
背後にファンケース８を設け、該ファンケース８内に循
環側ファン９ａと冷却側ファン９ｂとで構成され熱交換
機能を有する両翼ファン９を配設し、前記モータ３の回
転軸と両翼ファン９の回転軸とをそれぞれのプーリ１
０，１１を介してベルト１２で連結する。また、モータ
３の回転軸に設けた他のプーリ１３と回転ドラム６の外
周とにベルト１４を掛け渡す。
背後にファンケース８を設け、該ファンケース８内に循
環側ファン９ａと冷却側ファン９ｂとで構成され熱交換
機能を有する両翼ファン９を配設し、前記モータ３の回
転軸と両翼ファン９の回転軸とをそれぞれのプーリ１
０，１１を介してベルト１２で連結する。また、モータ
３の回転軸に設けた他のプーリ１３と回転ドラム６の外
周とにベルト１４を掛け渡す。
【０００４】前記外箱２の背面に取り付けた裏フタ１７
に冷却用の外気を取り入れるための吸気口１８を設け、
また、回転ドラム６を支承するドラムカバー５の前方に
位置させて外箱２の前方下部にヒータケース１９を設
け、該ヒータケース１９にＰＴＣヒータなどの半導体ヒ
ータ２０を収納した。
に冷却用の外気を取り入れるための吸気口１８を設け、
また、回転ドラム６を支承するドラムカバー５の前方に
位置させて外箱２の前方下部にヒータケース１９を設
け、該ヒータケース１９にＰＴＣヒータなどの半導体ヒ
ータ２０を収納した。
【０００５】そして、該ヒータ２０の対向位置のドラム
カバー５に送風孔２３を形成し、ファンケース８とヒー
タケース１９とを排気ダクト２１を介して連通させて熱
風の循環風路である熱風路１５を形成し、該熱風路１５
に、外箱２の下面で外箱２外に開口し被乾燥衣類から除
去された水分を排出する排水口２２を設ける。また、両
翼ファン９と裏フタ１７との間に冷却用の外気を通す冷
風路１６を形成し、該冷風路１６の下方で外箱２に熱交
換後の外気の排気口２４を形成する。
カバー５に送風孔２３を形成し、ファンケース８とヒー
タケース１９とを排気ダクト２１を介して連通させて熱
風の循環風路である熱風路１５を形成し、該熱風路１５
に、外箱２の下面で外箱２外に開口し被乾燥衣類から除
去された水分を排出する排水口２２を設ける。また、両
翼ファン９と裏フタ１７との間に冷却用の外気を通す冷
風路１６を形成し、該冷風路１６の下方で外箱２に熱交
換後の外気の排気口２４を形成する。
【０００６】かかる構成の除湿型の衣類乾燥機では前記
のごとくファンケース８の端部に組合わさる両翼ファン
９により、両翼ファン９の内側に熱風路１５が、外側に
冷風路１６がそれぞれ両翼ファン９により遮断された状
態で形成される。
のごとくファンケース８の端部に組合わさる両翼ファン
９により、両翼ファン９の内側に熱風路１５が、外側に
冷風路１６がそれぞれ両翼ファン９により遮断された状
態で形成される。
【０００７】この両翼ファン９は図３にも示すようにフ
ァンブレード３０ａに回転軸側の支持部３０ｂとファン
ケース８側の支持部３０ｃとが連成されるものである
が、従来は、ファンブレード３０ａが断面コ字形に形成
され、このファンブレード３０ａから直角の方向で、か
つ同一線上に両支持部３０ｂ，３０ｃが形成されてい
る。
ァンブレード３０ａに回転軸側の支持部３０ｂとファン
ケース８側の支持部３０ｃとが連成されるものである
が、従来は、ファンブレード３０ａが断面コ字形に形成
され、このファンブレード３０ａから直角の方向で、か
つ同一線上に両支持部３０ｂ，３０ｃが形成されてい
る。
【０００８】そして、被乾燥衣類から蒸発した水分を含
んだ湿った温風は、両翼ファン９の回転により回転ドラ
ム６の背面の排気孔７からファンケース８内の熱風路１
５へ送りだされ、吸気口１８から冷風路１６へ取り入れ
られた冷たい外気と両翼ファン９の循環側ファン９ａ、
冷却側ファン９ｂを介して間接的に接触し、熱交換され
る。
んだ湿った温風は、両翼ファン９の回転により回転ドラ
ム６の背面の排気孔７からファンケース８内の熱風路１
５へ送りだされ、吸気口１８から冷風路１６へ取り入れ
られた冷たい外気と両翼ファン９の循環側ファン９ａ、
冷却側ファン９ｂを介して間接的に接触し、熱交換され
る。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】ファンブレード３０ａ
が断面コ字形に形成され、支持部３０ｂ，３０ｃもここ
から直角に同一線上に形成されているため、ファンブレ
ード３０ａへの空気の流入口、流出口がそれぞれ直角の
コーナー部になる。その結果、ファンブレード３０ａに
取り入れられた空気の流れがこのコーナー部で渦流とな
り、送風能力が低下し、さらには熱交換能力が低下す
る。
が断面コ字形に形成され、支持部３０ｂ，３０ｃもここ
から直角に同一線上に形成されているため、ファンブレ
ード３０ａへの空気の流入口、流出口がそれぞれ直角の
コーナー部になる。その結果、ファンブレード３０ａに
取り入れられた空気の流れがこのコーナー部で渦流とな
り、送風能力が低下し、さらには熱交換能力が低下す
る。
【００１０】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、ファンブレードでの渦流の発生を防止し、送風能力
および熱交換能力の向上を図れる衣類乾燥機の両翼ファ
ンを提供することにある。
し、ファンブレードでの渦流の発生を防止し、送風能力
および熱交換能力の向上を図れる衣類乾燥機の両翼ファ
ンを提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、外箱内に配設した乾燥室である回転ドラムの
背面に排気孔を形成し、該排気孔の背後にファンケース
を配設し、該ファンケースの端に両翼ファンの周縁部を
組み合わせる衣類乾燥機において、前記両翼ファンのフ
ァンブレードに連成する回転軸側の支持部とファンケー
ス側の支持部とのいずれか一方をファンブレードと同一
面上に位置させ、他方を異なる面上に位置させてファン
ブレードへの空気の流入口または流出口のいずれか一方
を空気の流れを阻害しないような開放部に形成したこと
を要旨とするものである。
するため、外箱内に配設した乾燥室である回転ドラムの
背面に排気孔を形成し、該排気孔の背後にファンケース
を配設し、該ファンケースの端に両翼ファンの周縁部を
組み合わせる衣類乾燥機において、前記両翼ファンのフ
ァンブレードに連成する回転軸側の支持部とファンケー
ス側の支持部とのいずれか一方をファンブレードと同一
面上に位置させ、他方を異なる面上に位置させてファン
ブレードへの空気の流入口または流出口のいずれか一方
を空気の流れを阻害しないような開放部に形成したこと
を要旨とするものである。
【００１２】
【作用】本発明によれば、両翼ファンの回転軸側の支持
部とファンケース側の支持部とは、いずれか一方がファ
ンブレードとは異なる面上に位置するから、ここに空気
の流れを阻害しないような開放部が形成される。よって
渦流の発生が防止され空気はスムーズに流れる。
部とファンケース側の支持部とは、いずれか一方がファ
ンブレードとは異なる面上に位置するから、ここに空気
の流れを阻害しないような開放部が形成される。よって
渦流の発生が防止され空気はスムーズに流れる。
【００１３】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図１は本発明の衣類乾燥機の両翼ファンの実
施例を示す縦断側面図で、衣類乾燥機の全体構成は図２
について既に説明した通りであるから、ここでの詳細な
説明は省略する。
説明する。図１は本発明の衣類乾燥機の両翼ファンの実
施例を示す縦断側面図で、衣類乾燥機の全体構成は図２
について既に説明した通りであるから、ここでの詳細な
説明は省略する。
【００１４】本発明の両翼ファン９もファンケース８の
端部に組合わさり、熱風路１５と冷風路１６とを形成す
るものである。本発明ではファンブレード２５ａを、冷
風路１６側に突出する冷却側ファン９ｂについては上方
が折り曲がる逆さの略Ｌ字形に形成し、熱風路１５側に
突出する循環側ファン９ａについては下方が折り曲がる
Ｌ字形に形成し、これらファンブレード２５ａの上下端
から回転軸側の支持部２５ｂとファンケース８側の支持
部２５ｃとをそれぞれ上下方向に突設した。
端部に組合わさり、熱風路１５と冷風路１６とを形成す
るものである。本発明ではファンブレード２５ａを、冷
風路１６側に突出する冷却側ファン９ｂについては上方
が折り曲がる逆さの略Ｌ字形に形成し、熱風路１５側に
突出する循環側ファン９ａについては下方が折り曲がる
Ｌ字形に形成し、これらファンブレード２５ａの上下端
から回転軸側の支持部２５ｂとファンケース８側の支持
部２５ｃとをそれぞれ上下方向に突設した。
【００１５】これにより上下の支持部２５ｂ，２５ｃは
ファンブレード２５ａに対してそれぞれ異なる面上に位
置し、熱風路１５側では空気の流入口２６ａ部分のファ
ンブレード２５ａが空気の流れ方向へのテーパー形状に
形成され、流出口２６ｂは開放面に形成される。また、
冷風路１６側では空気の流入口２６ａが開放面に、流出
口２６ｂがコーナーに形成される。
ファンブレード２５ａに対してそれぞれ異なる面上に位
置し、熱風路１５側では空気の流入口２６ａ部分のファ
ンブレード２５ａが空気の流れ方向へのテーパー形状に
形成され、流出口２６ｂは開放面に形成される。また、
冷風路１６側では空気の流入口２６ａが開放面に、流出
口２６ｂがコーナーに形成される。
【００１６】以上のようにして両翼ファン９を回転すれ
ば被乾燥衣類から蒸発した水分を含んだ湿った温風は回
転ドラム６の背面の排気孔７から熱風路１５内に送りだ
される。この際、両翼ファン９の循環側は空気の流入口
２６ａが流れ方向にテーパー面に形成してあるから、温
風はファンブレード２５ａ内にスムーズに入り、ファン
ブレード２５ａに当たりここで熱交換される。そして、
下方の流出口２６ｂからヒータ２０の方向に流れる。こ
の時も流出口２６ｂは開放面に形成してあるから、空気
はスムーズに流れ、ファンブレード２５ａ内に止まるこ
とがない。
ば被乾燥衣類から蒸発した水分を含んだ湿った温風は回
転ドラム６の背面の排気孔７から熱風路１５内に送りだ
される。この際、両翼ファン９の循環側は空気の流入口
２６ａが流れ方向にテーパー面に形成してあるから、温
風はファンブレード２５ａ内にスムーズに入り、ファン
ブレード２５ａに当たりここで熱交換される。そして、
下方の流出口２６ｂからヒータ２０の方向に流れる。こ
の時も流出口２６ｂは開放面に形成してあるから、空気
はスムーズに流れ、ファンブレード２５ａ内に止まるこ
とがない。
【００１７】また、吸気口１８から冷風路１６に取り入
れられた冷たい外気は両翼ファンの冷却側でファンブレ
ード２５ａ内に取り込まれるが、冷却側の流入口２６ａ
は開放面に形成してあるから冷気はスムーズに流れ込
む。
れられた冷たい外気は両翼ファンの冷却側でファンブレ
ード２５ａ内に取り込まれるが、冷却側の流入口２６ａ
は開放面に形成してあるから冷気はスムーズに流れ込
む。
【００１８】
【発明の効果】以上述べたように本発明の衣類乾燥機の
両翼ファンは、ファンブレード内での空気の渦流発生を
防止できるので、この部分で温風や冷風が止まらず空気
がスムーズに流れ送風能力と熱交換能力が向上するもの
である。
両翼ファンは、ファンブレード内での空気の渦流発生を
防止できるので、この部分で温風や冷風が止まらず空気
がスムーズに流れ送風能力と熱交換能力が向上するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の衣類乾燥機の両翼ファンの実施例を示
す縦断側面図である。
す縦断側面図である。
【図２】衣類乾燥機の縦断側面図である。
【図３】従来の両翼ファンの縦断側面図である。
１…扉 ２…外箱 ３…モータ ４…衣類出入口 ５…ドラムカバー ６…回転ドラム ７…排気孔 ８…ファンケース ９…両翼ファン ９ａ…循環側ファン ９ｂ…冷却側ファン １０…プーリ １１…プーリ １２…ベルト １３…プーリ １４…ベルト １５…熱風路 １６…冷風路 １７…裏フタ １８…吸気口 １９…ヒータケース ２０…ヒータ ２１…排気ダクト ２２…排水口 ２３…送風孔 ２４…排気口 ２５ａ…ファンブレード ２５ｂ…支持部 ２５ｃ…支持部 ２６ａ…流入口 ２６ｂ…流出口 ３０ａ…ファンブレード ３０ｂ…支持部 ３０ｃ…支持部
フロントページの続き (72)発明者 小山 喬資 千葉県船橋市山手１丁目１番１号 日本建 鐵株式会社船橋製作所内
Claims (1)
- 【請求項１】 外箱内に配設した乾燥室である回転ドラ
ムの背面に排気孔を形成し、該排気孔の背後にファンケ
ースを配設し、該ファンケースの端に両翼ファンの周縁
部を組み合わせる衣類乾燥機において、前記両翼ファン
のファンブレードに連成する回転軸側の支持部とファン
ケース側の支持部とのいずれか一方をファンブレードと
同一面上に位置させ、他方を異なる面上に位置させてフ
ァンブレードへの空気の流入口または流出口のいずれか
一方を空気の流れを阻害しないような開放部に形成した
ことを特徴とする衣類乾燥機の両翼ファン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162784A JPH06295A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 衣類乾燥機の両翼ファン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162784A JPH06295A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 衣類乾燥機の両翼ファン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06295A true JPH06295A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15761145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4162784A Pending JPH06295A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 衣類乾燥機の両翼ファン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06295A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7322608B2 (en) | 2002-12-12 | 2008-01-29 | Nsk Ltd. | Steering column apparatus |
| US7338079B2 (en) | 2002-11-05 | 2008-03-04 | Nsk Ltd. | Extendable and contractable steering column apparatus |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP4162784A patent/JPH06295A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7338079B2 (en) | 2002-11-05 | 2008-03-04 | Nsk Ltd. | Extendable and contractable steering column apparatus |
| US7322608B2 (en) | 2002-12-12 | 2008-01-29 | Nsk Ltd. | Steering column apparatus |
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