JPH06295406A - 書込検出回路 - Google Patents

書込検出回路

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JPH06295406A
JPH06295406A JP8160293A JP8160293A JPH06295406A JP H06295406 A JPH06295406 A JP H06295406A JP 8160293 A JP8160293 A JP 8160293A JP 8160293 A JP8160293 A JP 8160293A JP H06295406 A JPH06295406 A JP H06295406A
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Kazuhiko Inoue
和彦 井上
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】書込検出信号の出力時間が、磁気ヘッドの両端
に発生する逆起電圧の変化による影響を受けるのを防ぐ
こと。 【構成】磁気ヘッド2の両端に発生した逆起電圧をワン
ショット回路5及びコンパレータ7で波形整形し、整形
された波形から単安定マルチバイブレータ10を動作さ
せることで、磁気ヘッド2の両端の逆起電圧のピーク電
圧が変化しても、書込検出信号は逆起電圧の変化による
影響を受けないようにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号の書込が正常に行な
われたかを検出する書込検出回路に関し、特に磁気ヘッ
ドを使用した磁気記録装置の書込検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の書込検出回路は、図3に示すよう
に、3端子の磁気ヘッド2の両端に発生した逆起電圧を
入力するピークホールド回路3と、ピークホールド回路
3の出力をプラス(+)入力して整形する2個のコンパ
レータ6と、コンパレータ6の出力を入力して検出結果
に変換するAND回路11とを有している。
【0003】次に動作について、図3のブロック図及び
図4の信号波形図を用いて説明する。磁気記録装置にデ
ータを書き込むには、磁気ヘッド2に流れる電流を切換
えることで書き込まれる。磁気ヘッド2に流れる電流方
向を切換えると、磁気ヘッド2の両端にはバイアス(V
B1)を基準とした逆起電圧a,bが発生する。この逆
起電圧をピークホールド回路3に入力し、そのピークホ
ールド回路3の出力c,dをコンパレータ6でバイアス
(VB8)と比較し、ピークホールド回路3の出力がバ
イアス(VB8)より大きい時、コンパレータ6の出力
e,fが高(H)レベルとなる。このコンパレータ6の
出力e,fをAND回路11に入れ、そのAND回路1
1の出力kを書込検出パルスmの信号としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の書込
検出回路は、磁気ヘッド2の両端に発生した逆起電圧
a,bから直接書込検出パルスmの信号をつくってい
る。そのため、磁気ヘッド2を変えたり、磁気ヘッド2
の製造上のバラツキや磁気ヘッド2に流す電流を変えた
りすると、磁気ヘッド2で発生する逆起電圧a,bのピ
ーク電圧が変化し、ピークホールド回路3でのピーク電
圧も変化する。コンパレータ6で比較する電圧は、一定
であるため、ピークホールド回路3の出力電圧が変化す
ると、コンパレータ6がHレベルを出力する時間が変化
し、その結果書込検出パルスmの信号の時間(パルス
幅)が変わってしまうという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、前記問題点を解決し、書
込検出信号のパルス幅を一定となるようにした書込検出
回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成は、
磁気ヘッドに発生した一対の逆起電圧が入力される一対
のピークホールド回路と、前記一対のピークホールド回
路の各出力と基準値とを比較する一対のコンパレータ
と、前記一対のコンパレータの出力を入力とするAND
回路とを備えた書込検出回路において、前記AND回路
の出力を入力とする単安定マルチバイブレータを設け、
前記単安定マルチバイブレータの出力を検出信号となす
ことを特徴とする。
【0007】本発明の第2の構成は、前記第1の構成に
おいて、前記一対の逆起電圧が入力されるOR回路を設
け、前記OR回路の出力を直接、又は単安定マルチバイ
ブレータを介した信号を入力とする第3のコンパレータ
を設け、前記第3のコンパレータの出力を前記AND回
路の入力に加えることを特徴とする。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照して説
明する。図1は本発明の一実施例の書込検出回路を示す
ブロック図、図2は図1の各部の信号波形図である。
【0009】図1において、本実施例の書込検出回路
が、図3と相違する部分は、OR回路4,単安定マルチ
バイブレータ5,1個のコンパレータ7,単安定マルチ
バイブレータ10が追加されている点である。
【0010】図2にも示されているように、磁気ヘッド
2で発生した逆起電圧a,bはピークホールド回路3及
びOR回路4に入力される。ピークホールド回路3に入
力された逆起電圧は、出力c,dに示すように、ピーク
ホールドされた状態で、コンパレータ6に入力され、バ
イアス(VB8)で比較され、そのコンパレータ6の出
力e,fの信号は、AND回路9に入力される。
【0011】一方、OR回路4に入力された逆起電圧
a,bは、論理ORをとり、出力gのような波形とな
り、さらにこのOR回路4の出力gを単安定マルチバイ
ブレータ5及びコンパレータ7で波形整形され、AND
回路9に入力される。
【0012】AND回路9の出力は、単安定マルチバイ
ブレータ10に入力され、この単安定マルチバイブレー
タ10により書込検出信号出力jを出力する。
【0013】本実施例では、書込検出信号の出力時間
(パルス幅)は単安定マルチバイブレータ10で決めら
れているため、磁気ヘッド2を変えたり、磁気ヘッド2
に流れる電流を変えたりして逆起電圧a,bのピーク値
が変化しても、書込検出信号の出力時間は変化しない。
【0014】従来回路では、逆起電圧a,bをそのまま
ピークホールド回路3に入力し、その出力を書込検出信
号としているため、逆起電圧のピーク値が変化すると、
ピークホールド回路3の出力がバイアス(VB8)を超
える時間が変化することになり、その結果書込検出信号
の時間が変化する。
【0015】また本発明の実施例の単安定マルチバイブ
レータ5の回路を省略した場合でも、同じように一定時
間の書込検出信号が得られる。
【0016】次に、本実施例の効果について、定量的に
説明する。ここで、逆起電力eは次の式で表される。
【0017】e=L×ΔI/ΔT 〔V〕 (L:磁気ヘッドのインダクタンス、ΔI/ΔT:磁気
ヘッドに流れる電流の変化量) たとえば、L=4μH,I=20mA,T=50nse
cとすると、ΔI/ΔTは次式となる。
【0018】ΔI/ΔT=20mA/50nsec 逆起電圧eはe=L×ΔI/ΔT=4μ×20m/50
n=1.6〔V〕となる。
【0019】次に磁気ヘッドを6μHのものに変えた時
の逆起電圧eは、次式となる。
【0020】e=L×ΔI/ΔT=6μ×20m/50
n=2.4〔V〕 磁気ヘッドのインダクタンスが4μHから6μHに変わ
ると、逆起電圧のピーク電圧に0.8〔V〕の差ができ
る。
【0021】また、磁気ヘッドに流す電流Iを30mA
に変えた時の逆起電圧eは、次式となる。
【0022】e=L×ΔI/ΔT=4μ×30m/50
n=2.4〔V〕 磁気ヘッドに流れる電流が20mAから30mAに変わ
ると、逆起電圧のピーク電圧に0.8〔V〕の差ができ
る。
【0023】また磁気ヘッドには製造上のバラツキがあ
り、そのバラツキ幅が±20%であれば、逆起電圧にも
±20%のバラツキがあることになる。このため、従来
回路のように逆起電圧をピークホールドし、その出力を
コンパレータ6でバイアスVB8と比較する構成では逆
起電圧のピーク電圧が変化すると、ピークホールドの出
力e,fの電圧も変化し、ピークホールドの出力電圧が
バイアスVB8の電圧を超える時間が変化するため、そ
の結果書込検出信号の出力時間が変化する。
【0024】たとえばピークホールド回路3の放電時定
数タウが〔1〕である場合に、バイアス(VB8)が1
V、逆起電圧eが2Vの時コンパレータの出力がHレベ
ルとなる時間tは、次式となる。
【0025】t≒(e−VB8)/2=(2−1)/2
=1〔sec〕 また、逆起電圧eが1.5Vになれば、tは次式とな
る。
【0026】 t≒(1.5−1)/1=0.5〔sec〕 逆起電圧のピーク電圧が変化すれば、コンパレータの出
力時間も変化し、その結果書込検出信号の出力時間も変
化することになる。
【0027】本実施例では、逆起電圧をピークホールド
した結果を書込検出信号とするのではなく、逆起電圧で
単安定マルチバイブレータ回路を動作させて書込検出信
号をつくるため、一定時間の書込検出信号が得られる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、逆起電
圧波形の整形回路、書込検出信号を出力する単安定マル
チバイブレータ等を付加することで、磁気ヘッドを変え
たり、製造上磁気ヘッドのバラツキがあったり、磁気ヘ
ッドに流れる電流を変えたりして、磁気ヘッドの逆起電
圧のピーク電圧が変化しても、一定の書込検出信号を得
られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の書込検出回路を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1に示した実施例の各部の信号波形図であ
る。
【図3】従来の書込検出回路を示すブロック図である。
【図4】図3に示したブロック図の各部の信号波形図で
ある。
【符号の説明】
1 バイアス(VB1) 2 磁気ヘッド 3 ピークホールド回路 4 OR回路 5,10 単安定マルチバイブレータ 6,7 コンパレータ 8 バイアス(VB8) 9 AND回路 11 AND回路 a〜k 各部における波形

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドに発生した一対の逆起電圧が
    入力される一対のピークホールド回路と、前記一対のピ
    ークホールド回路の各出力と基準値とを比較する一対の
    コンパレータと、前記一対のコンパレータの出力を入力
    とするAND回路とを備えた書込検出回路において、前
    記AND回路の出力を入力とする単安定マルチバイブレ
    ータを設け、前記単安定マルチバイブレータの出力を検
    出信号となすことを特徴とする書込検出回路。
  2. 【請求項2】 請求項1の書込検出回路において、前記
    一対の逆起電圧が入力されるOR回路を設け、前記OR
    回路の出力を直接、又は単安定マルチバイブレータを介
    した信号を入力とする第3のコンパレータを設け、前記
    第3のコンパレータの出力を前記AND回路の入力に加
    えることを特徴とする書込検出回路。
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