JPH06338137A - 耐欠陥性エンベロープ・フォロワ及びデータ記憶装置からの信号を処理する装置 - Google Patents

耐欠陥性エンベロープ・フォロワ及びデータ記憶装置からの信号を処理する装置

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JPH06338137A
JPH06338137A JP5219823A JP21982393A JPH06338137A JP H06338137 A JPH06338137 A JP H06338137A JP 5219823 A JP5219823 A JP 5219823A JP 21982393 A JP21982393 A JP 21982393A JP H06338137 A JPH06338137 A JP H06338137A
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    • H03K5/08Shaping pulses by limiting; by thresholding; by slicing, i.e. combined limiting and thresholding
    • H03K5/082Shaping pulses by limiting; by thresholding; by slicing, i.e. combined limiting and thresholding with an adaptive threshold

Abstract

(57)【要約】 【目的】欠陥伝播を減少させたエンベロープ・フォロワ
を提供すること。 【構成】エンベロープ・フォロワに含まれる差動増幅器
44は、例えば光デイスク又は磁気抵抗性テープ・ドラ
イブの読み取りヘッド12から受け取られたアナログ情
報信号の振幅とコンデンサ40の両端にかかるエンベロ
ープ電圧との間の差をセンスする。差動増幅器44に応
答するカレント・ミラー38は、情報信号の振幅がエン
ベロープ電圧を超えるときにコンデンサ40を予定の速
度で充電するように動作する。一方、情報信号の振幅が
エンベロープ電圧よりも小さくなると、差動増幅器44
はカレント・ミラー38を非活動化することにより、コ
ンデンサ40が分圧器42を通して放電できるようにす
る。分圧器42の出力はスレッショルド電圧であって、
この電圧を他の比較器33で情報信号と比較した結果と
して生ぜられるデイジタル信号は、前記アナログ情報信
号を表す。このデイジタル信号は、例えば検定機能付き
ピーク検出器における検定子として使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンベロープ・フォロワ
に係り、さらに詳細に説明すれば、磁気テープや光デイ
スクのような記憶媒体からデータを読み取るのに適し
た、耐欠陥性エンベロープ・フォロワに係る。
【0002】
【従来の技術】記憶媒体のデータ読取用ヘッドは、光デ
イスクから反射された光ビームや、磁気デイスク又はテ
ープから検知された磁束の変動を、電気的なアナログ情
報信号へ変換する。このアナログ情報信号は、ピーク検
定(peak qualification)用のスレ
ッショルドを導くためのエンベロープ・フォロワを備え
たピーク検出器のような装置を通して処理され、媒体か
ら読み取られたデータを表すデイジタル信号へ変換され
る。通常のエンベロープ・フォロワでは、かかる情報信
号はダイオードを通してコンデンサへ加えられる。記憶
媒体から読み取られた情報を表すパルスの振幅が、この
コンデンサの両端にかかる電圧とこのダイオードの順方
向バイアスとを加えたものより大きくなる場合、このダ
イオードがオンに転じてこのコンデンサを充電する。こ
のパルスが終わると、次のパルスがこのコンデンサを充
電するまで、このコンデンサは(その時定数に依存する
が、当該情報信号に比較すると低い)予定の速度で放電
する。かくて、このコンデンサの両端にかかる電圧は
「エンベロープ」の上側境界を形成して、これらのアナ
ログ情報パルスの最大振幅(厳密にはこれからダイオー
ドの電圧降下分を減じたものに等しい)に接近する。こ
れに対し、アナログ情報パルスの下側境界は、例えばD
C復元回路によって与えられるような予定のDCベース
・レベルとすることができ、又は他のエンベロープ・フ
ォロワを縦続させることもできる。
【0003】低い振幅の信号を検出してこれを情報パル
スとして処理できるようにするには、エンベロープ電圧
を、例えば分圧器を通して、スレッショルド・レベルま
で減少させればよい。情報信号とスレッショルド電圧を
受け取る比較器は、この情報信号中のパルスの振幅がこ
のスレッッショルド電圧より大きい場合にのみ、一のデ
イジタル信号を出力する。これは一般に検定機能付きピ
ーク検出器の「検定子」(qualifier)として
使用される。
【0004】アナログ情報信号を構成する各パルスの振
幅は一般に特定の範囲内にあるが,読取ヘッドからの情
報信号は正常な範囲外の、振幅が特に高いパルス(グリ
ッチ又は欠陥)を含むことがある。例えば、光デイスク
内の或るピットが延長されるか又は適正に形成されてい
ないか、或は光媒体の表面に物理的な欠陥が存在する場
合、その結果的な情報信号も欠陥性のものとなって、グ
リッチを含むことがある。磁気テープ読取用の磁気抵抗
性ヘッドから出力される情報信号は、熱的スパイクによ
って生ぜられるような特異点を含むことがある。これら
の欠陥やスパイクは、情報パルスとして処理されるだけ
でなく、望ましくないレベルまで、コンデンサを充電す
ることがある。後者の状況が望ましくない所以は、エン
ベロープ電圧の関数であるスレッショルド電圧が、欠陥
やスパイクの直後にある1以上の有効な情報パルスの最
大振幅より大きくなってしまうからである。この結果、
「欠陥伝播」(defect propagatio
n)として知られている状態では、これらの有効な情報
パルスが検出されずに、情報が失われてしまうことにな
る。さらに、エンベロープ・フォロワの電流が最大の電
流定格を超えることがあるので、このような場合には部
品の寿命が減少するか又は部品が破壊されてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】欠陥伝播を減少させる
ために従来技術で取られた方法は、情報信号をクリップ
したり又はエンベロープを制限してコンデンサの過充電
を防止することを含んでいたが、これらの方法はいずれ
も全体として満足すべきものではなかった。例えば、通
常のエンベロープとスレッショルドをクリップする電圧
との間に約2対1の空き高を与えると、大きなDC量を
有する情報信号について低いAC結合極(ポール)の通
常のエンベロープ・フォロワ動作が可能となる。しかし
ながら、欠陥伝播が存在すると、適正なピーク検出に対
し悪い影響を与えることがある。さらに、前述のように
ダイオードとコンデンサとを組み合わせた従来の型のエ
ンベロープ・フォロワは、そのダイオードの特性に起因
して、非線形の応答特性を持つ、という欠点がある。
【0006】従って、本発明の目的は、実質的に線形の
応答特性を有し且つ記憶媒体中の物理的な欠陥や情報信
号中の他の欠陥に対し感度を減少させるようにした、エ
ンベロープ・フォロワを持つピーク検出器を提供するこ
とにより、欠陥伝播を減少させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のエンベロープ・
フォロワは、容量性デバイス(例えば、コンデンサ)
と、予定の電流を発生する電流源と、情報信号の振幅を
コンデンサ両端のエンベロープ電圧と比較する比較器
と、前記電流源に結合され且つ前記比較器に応答するス
イッチとから成る。情報信号の振幅がエンベロープ電圧
より大きくなるとき、前記スイッチは第1の状態にあっ
て、前記コンデンサを予定の電流で充電させる。他方、
情報信号の振幅がエンベロープ電圧より小さくなるとき
は、前記スイッチは第2の状態にあって、前記コンデン
サを放電させるように動作する。前記比較器及び前記ス
イッチは、エンベロープ電圧及び情報信号を受け取るよ
うに結合された、一の差動増幅器であることが望まし
い。また前記電流源を、前記差動増幅器と前記コンデン
サとの間に結合されたカレント・ミラーから構成して、
当該差動増幅器が第1の状態にあるときに前記予定の電
流を発生させることが望ましい。
【0008】この検定機能付きピーク検出器は、スレッ
ショルド電圧を設定するための分圧器又は他の手段を含
むこともできる。本発明によれば、たとえ高い振幅パル
スを生ぜしめるような欠陥が検出されたとしても、コン
デンサ両端に生ぜられたスレッショルド電圧が(カレン
ト・ミラーの出力及びコンデンサの値の関数である)予
定の速度より早い速度で充電を行うために使用されるこ
とはない。この結果、エンベロープ電圧の関数であるス
レッショルド電圧も予定の速度より早い速度で上昇する
ことはないから、情報信号中の有効な情報パルスが高振
幅の欠陥の直後に続くとしても、かかるパルスを的確に
検出することができる。
【0009】
【実施例】図1の波形Aは、光又は磁気記憶媒体に関連
する読取ヘッドから得られる代表的な情報信号を示す。
最初の2パルス及び最後の3パルスは、「有効」なパル
スと呼ばれ、略同レベルの最大振幅を有する。しかしな
がら、第3のパルスは、媒体中又は情報信号中の欠陥若
しくはグリッチを表し、他のパルスよりも相当に高いピ
ーク振幅を有する。このような欠陥は、光デイスク表面
の層間剥離若しくは欠陥性ピットが原因で生じたり、磁
気抵抗性(MR)ヘッドで発生される熱的スパイクや、
媒体のその他の物理的な欠陥又は回路ノイズが原因で生
じたりする。
【0010】図2は、従来技術に従った検定機能付きピ
ーク検出器10を示すブロック図である。ドライブ・ヘ
ッド12は、光デイスクのような記憶媒体14に記憶さ
れた情報を読み取り、その読取信号を、AC結合器兼D
C復元回路16を通して、検定機能付きピーク検出器1
0へ伝達する。AC結合器兼DC復元回路16の出力で
ある「情報信号A」は、比較器18の第1の入力へ与え
られる。この情報信号Aは、エンベロープ・フォロワ2
0によっても処理される。代表的なエンベロープ・フォ
ロワ20はコンデンサ及びダイオードを含んでいて、エ
ンベロープ電圧(図1の波形B)を出力する。このエン
ベロープ電圧は、分圧器22によってスレッショルド電
圧(図1の波形C)へ変換、すなわち減少される。かか
るエンベロープ電圧B及びその関数であるスレッショル
ド電圧Cは、エンベロープ・フォロワ20内のコンデン
サが再充電されるまで、実質的に同じ相対速度で減衰す
る。スレッショルド電圧Cは比較器18の第2の入力へ
与えられ、かくて情報信号Aの振幅がスレッショルド電
圧Cを超えるとき、比較器18から出力信号が得られ
る。このようにして、低い振幅のノイズは、情報として
検定されないし、処理もされないのである。
【0011】図1の第3の(欠陥)パルスの間にエンベ
ロープ電圧Bに追従してスレッショルド電圧Cが上昇す
る場合、そのレベルと減衰速度によっては、欠陥パルス
の直後にある1以上の有効な情報パルスの最大振幅より
スレッショルド電圧Cの方が依然として大きくなること
がある。このような場合には、有効なパルス(例えば、
図1の第4のパルス)は比較器18をトリガしないか
ら、比較器18の出力にも現れないことになる。
【0012】図3は、本発明の検定機能付きピーク検出
器30を示すブロック図である。この検定機能付きピー
ク検出器30はドライブ・ヘッド12から出力される情
報信号(図4の波形D)を処理するためのものであり、
その構成要素であるAC結合器兼DC復元回路32はド
ライブ・ヘッド12から読取信号を受取り、情報信号D
を第1の比較器33へ与える。第2の比較器34は情報
信号Dを受取り、その出力をスイッチ36へ与える。ス
イッチ36へ結合された電流源38は、その出力で以て
コンデンサのようなエンベロープ電圧源39を活動化す
る。エンベロープ電圧源39の出力はエンベロープ電圧
Eであり、これは第2の比較器34及び分圧器42の両
方へ与えられる。分圧器42の出力はスレッショルド電
圧(図4の波形F)であり、これは第1の比較器33へ
与えられる。
【0013】動作について説明すると、(ドライブ・ヘ
ッド12によって読み取られた情報を表す)情報信号D
中の各パルスの最大振幅は、第2の比較器34によっ
て、エンベロープ電圧Eと比較される。一のパルスの振
幅がエンベロープ電圧Eを超える場合、比較器34はス
イッチ36を介して電流源38を活動化し、かくてこの
電流源38はエンベロープ電圧源39のコンデンサ40
(図5)を予定の速度で充電する。このパルスが終わっ
てエンベロープ電圧Eが情報信号Dの振幅を超えるよう
になると、比較器34はスイッチ36を介して電流源3
8を非活動化するので、コンデンサ40は分圧器42を
通して放電を開始することができる。このように、スレ
ッショルド電圧Fはエンベロープ電圧Eと平行して上昇
及び下降し、コンデンサ40の充電及び放電を表す。第
1の比較器33は、情報信号D及びスレッショルド電圧
Fを受取り、情報信号D中の一のパルスがスレッショル
ド電圧Fを超えるとき、一の信号を出力する。
【0014】情報信号Dについて(図4の第3のパルス
のような)欠陥が生ずる場合、第2の比較器34及びス
イッチ36は、前述のようにして電流源38を活動化す
る。もし、この欠陥の幅が有効なパルスの幅と同程度の
ものであれば、エンベロープ電圧E及びスレッショルド
電圧Fは(コンデンサ40の充電が有効なパルスによっ
てトリガされるときの)レベルとほぼ同じレベルまで上
昇する。次いで、これらの電圧は、電流源38が非活動
化され、これに応じてコンデンサ40が放電するにつ
れ、下降するようになる。かくて、この欠陥の直後にあ
る有効なパルスの最大振幅はスレッショルド電圧Eを超
えることになるから、この欠陥の存在にも拘らず、これ
らの有効なパルスを検出することができるのである。こ
の欠陥の幅が有効なパルスの幅より若干広いとしても、
コンデンサ40の充電及び放電速度を各パルスの予測さ
れる幅及び周波数に関して適当に選択すると、この欠陥
が一旦終わる場合に、その直後にある有効なパルスの振
幅を減衰中のスレッショルド電圧Fのレベルより依然と
して大きくすることができる。従って、本発明のエンベ
ロープ・フォロワによれば、欠陥伝播を著しく減少させ
ることができる。
【0015】図5は、図3のピーク検出器30の1実施
例を示す概略図である。ただし、図面を簡潔にするた
め、図5にはDC復元回路は示されておらず、AC結合
器32は簡略化された形態で示されている。第2の比較
器34及びスイッチ36は、NPN型の第1及び第2の
トランジスタ46及び48を有する一の差動増幅器44
から構成することが望ましい。第1及び第2のトランジ
スタ46及び48のエミッタはバイアス用電流源50へ
それぞれ結合され、第2のトランジスタ48のコレクタ
は電圧源V1へ、ベースはコンデンサ40の1端子へ結
合される。コンデンサ40の他の端子はアースへ結合さ
れ、また第1のトランジスタ46のベースはAC結合器
32を介して情報信号を受け取るように結合される。
【0016】図3の電流源38は、PNP型の第3及び
第4のトランジスタ52及び54を有するカレント・ミ
ラーから構成することが望ましい。第3及び第4のトラ
ンジスタ52及び54のベースは互いに共通に接続さ
れ、それらのエミッタは抵抗56及び58を通して電圧
源V2へ結合される。第3のトランジスタ52のコレク
タは差動増幅器44を構成する第1のトランジスタ46
のコレクタへ結合され、第4のトランジスタ54のコレ
クタは第2のトランジスタ48のベース及びコンデンサ
40の第1の端子へ結合される。
【0017】AC結合器32は、コンデンサ60によっ
て表される。分圧器42を構成する抵抗64の第1の端
子はコンデンサ40の第1の端子へ結合され、抵抗66
は基準電圧源Vrefと抵抗64の第2の端子との間に
結合される。比較器33の反転入力は抵抗64の第2の
端子へ結合され、非反転入力はAC結合器32に含まれ
るコンデンサ60の第2の端子へ結合される。
【0018】動作について説明すると、差動増幅器44
は実質的に線形の応答特性を有し、情報信号Dとコンデ
ンサ40の両端にあるエンベロープ電圧Eとの間の差を
センスする。情報信号Dの振幅がエンベロープ電圧Eよ
り小さい場合、第1のトランジスタ46はオフとなり、
第2のトランジスタ48はオンとなるから、第2のトラ
ンジスタ48へ結合された電圧V1からバイアス電流源
50へバイアス電流が流れる。一方、情報信号Dの振幅
がエンベロープ電圧Eより大きい場合、第1のトランジ
スタ46がオンとなり、第2のトランジスタ48がオフ
となるから、バイアス電流はカレント・ミラー38から
第1のトランジスタ46のコレクタを通して流れる。カ
レント・ミラー38が発生する電流は、バイアス用電流
と2つの抵抗56及び58の値との関数であり、この電
流はコンデンサ40を充電するために使用される。さら
に、バイアス用電流のレベルと、カレント・ミラー38
の利得と、コンデンサ40の値とが、コンデンサ40の
充電速度を(ボルト/秒の単位で)決定する。情報信号
Dの振幅がエンベロープ電圧Eより再び小さくなる場
合、カレント・ミラー38は差動増幅器44によって非
活動化され、かくてコンデンサ40は分圧器42を通し
て放電可能となる。前述のように、分圧器42の出力は
スレッショルド電圧Fであり、これは比較器33によっ
て情報信号Dと比較される。
【0019】以上では、実施例に即して本発明を説明し
たが、本発明の精神を逸脱することなく実体的にも形式
的にも種々の変形を行いうることは、当業者には明らか
であろう。例えば、カレント・ミラー38の第3及び第
4のトランジスタ52及び54が十分にマッチしている
場合には、その抵抗56及び58を取り除くことができ
る。また、カレント・ミラー38及び差動増幅器44の
構成は前述のものに限られず、他の構成をも利用するこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、たとえ
高い振幅パルスを生ぜしめるような欠陥が検出されたと
しても、スレッショルド電圧が(カレント・ミラーの出
力及びコンデンサの値の関数である)予定の速度より早
い速度で充電を行うために使用されることはなく、また
スレッショルド電圧が予定の速度より早い速度で上昇す
ることもないから、情報信号中の有効な情報パルスが高
振幅の欠陥の直後に続くとしても、かかるパルスを的確
に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に従ったエンベロープ・フォロワ内の
信号波形を示す図である。
【図2】従来技術に従った検定機能付きピーク検出器を
示すブロック図である。
【図3】本発明の検定機能付きピーク検出器の1実施例
を示すブロック図である。
【図4】本発明の検定機能付きピーク検出器内の信号波
形を示す図である。
【図5】本発明の検定機能付きピーク検出器の1実施例
を示す概略図である。
【符号の説明】
12・・・ドライブ・ヘッド 32・・・AC結合器兼DC復元回路 33・・・比較器 34・・・比較器 36・・・スイッチ 38・・・電流源 39・・・エンベロープ電圧源 42・・・分圧器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容量性デバイスと、 予定の電流を発生する電流源と、 情報信号の振幅を前記容量性デバイス両端のエンベロー
    プ電圧と比較する比較手段と、 前記電流源へ結合され且つ前記比較手段に応答するスイ
    ッチング手段とを備え、 前記情報信号の振幅が前記エンベロープ電圧より大きい
    時は、前記スイッチング手段が第1の状態にあって、前
    記容量性デバイスを前記予定の電流で充電させ、前記情
    報信号の振幅が前記エンベロープ電圧より小さい時は、
    前記スイッチング手段が第2の状態にあって、前記容量
    性デバイスを放電させるようにした、耐欠陥性エンベロ
    ープ・フォロワ。
  2. 【請求項2】前記比較手段及び前記スイッチング手段が
    一の差動増幅器から成る、請求項1に記載の耐欠陥性エ
    ンベロープ・フォロワ。
  3. 【請求項3】前記差動増幅器が、 前記情報信号を受け取るように結合されたベース、バイ
    アス用電流源へ結合されたエミッタ及びコレクタを有す
    る第1のトランジスタと、 前記容量性デバイスの第1の端子へ結合されたベース、
    前記バイアス用電流源へ結合されたエミッタ及び第1の
    電圧源へ結合されたコレクタを有する第2のトランジス
    タとから成り、 前記情報信号の振幅が前記エンベロープ電圧より小さい
    時は、前記第1のトランジスタがオフ状態で且つ前記第
    2のトランジスタがオン状態にあり、前記情報信号の振
    幅が前記エンベロープ電圧より大きい時は、前記第1の
    トランジスタがオン状態で且つ前記第2のトランジスタ
    がオフ状態にあるようにした、請求項2に記載の耐欠陥
    性エンベロープ・フォロワ。
  4. 【請求項4】前記電流源がカレント・ミラーであって、 前記第1のトランジスタのコレクタへ結合されたコレク
    タ、第2の電圧源へ結合されたエミッタ及びベースを有
    する第3のトランジスタと、 前記容量性デバイスの第1の端子へ結合されたコレク
    タ、前記第2の電圧源へ結合されたエミッタ及び前記第
    3のトランジスタのベースへ結合されたベースを有する
    第4のトランジスタとから成り、 前記情報信号の振幅が前記エンベロープ電圧より大きい
    時に、前記カレント・ミラーを活動化するようにした、
    請求項3に記載の耐欠陥性エンベロープ・フォロワ。
  5. 【請求項5】記録媒体に記憶されたデータから情報信号
    を発生する手段と、 予定の電流を発生する電流源と、 エンベロープ電圧を供給する手段と、 前記情報信号の振幅が前記エンベロープ電圧より大きく
    なる場合を決定するセンス手段と、 前記センス手段に応答して、前記情報信号の振幅が前記
    エンベロープ電圧より大きい時は、前記エンベロープ電
    圧供給手段が前記予定の電流で充電されるように前記電
    流源を活動化し、前記情報信号の振幅が前記エンベロー
    プ電圧より小さい時は、前記エンベロープ電圧供給手段
    が放電されるように前記電流源を非活動化するスイッチ
    ング手段と、 前記エンベロープ電圧に応答して、スレッショルド電圧
    を設定する手段と、 前記情報信号及びスレッショルド電圧を受け取るように
    結合され、前記情報信号の振幅が前記エンベロープ電圧
    より小さい時は第1の状態を有し且つ前記情報信号の振
    幅が前記エンベロープ電圧より大きい時は第2の状態を
    有する信号を出力する比較手段と、を備えて成る、デー
    タ記憶装置からの信号を処理する装置。
  6. 【請求項6】前記センス手段及び前記スイッチング手段
    が一の差動増幅器から成る、請求項5に記載のデータ記
    憶装置からの信号を処理する装置。
  7. 【請求項7】前記差動増幅器が、 前記情報信号を受け取るように結合されたベース、バイ
    アス用電流源へ結合されたエミッタ及びコレクタを有す
    る第1のトランジスタと、 前記エンベロープ電圧供給手段の第1の端子へ結合され
    たベース、前記バイアス用電流源へ結合されたエミッタ
    及び第1の電圧源へ結合されたコレクタを有する第2の
    トランジスタとから成り、 前記情報信号の振幅が前記エンベロープ電圧より小さい
    場合は、前記第1のトランジスタがオフ状態で且つ前記
    第2のトランジスタがオン状態にあり、前記情報信号の
    振幅が前記エンベロープ電圧より大きい場合は、前記第
    1のトランジスタがオン状態で且つ前記第2のトランジ
    スタがオフ状態にあるようにした、請求項6に記載のデ
    ータ記憶装置からの信号を処理する装置。
  8. 【請求項8】前記電流源であるカレント・ミラーが、 前記スイッチング手段へ結合されたコレクタ、第2の電
    圧源へ結合されたエミッタ及びベースを有する第3のト
    ランジスタと、 前記エンベロープ電圧供給手段の第1の端子へ結合され
    たコレクタ、前記第2の電圧源へ結合されたエミッタ及
    び前記第3のトランジスタのベースへ結合されたベース
    を有する第4のトランジスタとから成り、 前記情報信号の振幅が前記エンベロープ電圧より大きい
    時に前記カレント・ミラーを活動化するようにした、請
    求項5に記載のデータ記憶装置からの信号を処理する装
    置。
  9. 【請求項9】前記スレッショルド電圧設定手段である分
    圧器が、 前記エンベロープ電圧供給手段の第1の端子へ結合され
    た第1の端子を有する第1の抵抗と、 前記第1の抵抗の第2の端子へ結合された第1の端子及
    び基準電圧を受け取るように結合された第2の端子を有
    する第2の抵抗とから成る、請求項5に記載のデータ記
    憶装置からの信号を処理する装置。
  10. 【請求項10】前記エンベロープ電圧供給手段がコンデ
    ンサから成る、請求項5に記載のデータ記憶装置からの
    信号を処理する装置。
JP5219823A 1992-11-06 1993-09-03 耐欠陥性エンベロープ・フォロワ及びデータ記憶装置からの信号を処理する装置 Expired - Lifetime JPH0817010B2 (ja)

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