JP2518931B2 - フロッピ―ディスク装置の書込回路 - Google Patents

フロッピ―ディスク装置の書込回路

Info

Publication number
JP2518931B2
JP2518931B2 JP1195535A JP19553589A JP2518931B2 JP 2518931 B2 JP2518931 B2 JP 2518931B2 JP 1195535 A JP1195535 A JP 1195535A JP 19553589 A JP19553589 A JP 19553589A JP 2518931 B2 JP2518931 B2 JP 2518931B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
write
circuit
floppy disk
delay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1195535A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0359803A (ja
Inventor
俊樹 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Gunma Ltd
Original Assignee
NEC Gunma Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Gunma Ltd filed Critical NEC Gunma Ltd
Priority to JP1195535A priority Critical patent/JP2518931B2/ja
Publication of JPH0359803A publication Critical patent/JPH0359803A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2518931B2 publication Critical patent/JP2518931B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は計算機システム等の上位システムの周辺記録
装置であるフロッピーディスク装置に関し、特に上位シ
ステムより与えられる情報をフロッピーディスクに記録
するフロッピーディスク装置の書込回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のフロッピーディスク装置の書込回路で
は、フロッピーディスクに情報を記録するために磁気ヘ
ッドに供給する書込電流の大きさは、上位システムより
与えられる情報を示す信号(以下、書込信号と称す)の
周期によらない一定のものとされていた。
フロッピーディスクに書込まれた情報の読出出力の強
度は書込電流の強さに比例するものである。書込電流を
0から徐々に大きくしてゆくと読出出力の強度も次第に
大きくなるが、ある書込電流値(ピーク電流値)を超え
ると、逆に小さくなるという現象が生じる(第3図参
照)。これは、磁気ヘッドのギャップ部における磁気飽
和とフロッピーディスク内の磁化による減磁効果による
ものであり、上述のピーク電流値は書込信号の周波数毎
に異なるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のフロッピーディスク装置の書込回路
は、書込電流の大きさが書込信号の周期によらない一定
のものとされていたので、各周期の書込信号の出力強度
が異なり、分解能が異なるものになるという欠点があ
る。また、これに起因してフロッピーディスクに書込ま
れた情報のピークシフトも大きくなるという欠点があ
る。
本発明は、ピークシフトが小さく、各周期の書込信号
を最適に分解能にて書込むことのできるフロッピーディ
スク装置の書込回路を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のフロッピーディスク装置の書込回路は、 上位システムより送られてくるパルス列である書込信
号をフロッピーディスクに書込むフロッピーディスク装
置の書込回路において、 書込信号が入力され、所定の遅延時間の後に遅延信号
として出力する遅延回路と、 遅延信号が入力され、該信号をフロッピーディスクに
書込む書込手段と、書込信号が入力され、該信号中のパ
ルス列の間隔を示す判別信号を出力する周期判別回路
と、 遅延信号および判別信号が入力され、この遅延信号中
のパルスによってトリガされ、そのときの判別信号の出
力レベルを保持した電流信号を出力するホールド回路
と、 電流信号が入力され、該電流信号のレベルに応じて書
込手段が遅延信号をフロッピーディスクに書込むための
書込電流を可変とする可変定電流回路とを有し、 遅延回路における遅延時間は、周期判別回路が書込信
号を判別するのに要する時間に相当する。
〔作 用〕
フロッピーディスクに遅延信号が書込まれる際の書込
電流が、遅延信号中のパルス列の間隔、すなわち周期に
応じて可変とされるので各周波数毎のピーク電流値にて
書込みを行なうことができる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明のフロッピーディスク装置の書込回路
の一実施例の要部構成を示すブロック図、第2図は、第
1図に示した実施例における各部の動作を示すタイムチ
ャート、第3図は、磁気ヘッドの飽和特性を示す図であ
る。
本実施例は周期判別回路1、遅延回路2、ホールド回
路3、フリップフロップ4、書込手段となる書込回路
5、可変定電流回路6および磁気ヘッド12より構成され
るもので不図示の上位システムから送られてくるパルス
列である書込信号7、フロッピーディスク装置内部で生
成されるクロック8を入力し、磁気ヘッド12内部のコイ
ルC1に書込電流を供給するものである。
フロッピーディスク装置で最も多く用いられているMF
M記録方式ではパルス列の間隔として1T,1.5T,2Tの周期
が存在する。周期判別回路1は、カウンタとして構成さ
れており書込信号7、クロック8を入力し、書込信号7
中のパルス列の間隔がクロック8の周期の何周期分にあ
たるものかを判別し、その旨を出力レベルの高低により
示すステータス信号である示す判別信号10を出力する。
遅延回路2は、書込信号7を入力し、所定の遅延時間後
に遅延浸行9として出力する。ホールド回路3は、遅延
信号9および判別信号9を入力し遅延信号9中のパルス
によってトリガされ、その出力状態により現在のパルス
列の間隔に応じた供給電流を示す電流信号11を可変定電
流回路6へ出力する。フリップフロップ4は、遅延信号
11がクロック端子(CLK)に入力されており、パルスが
入力される毎にその出力端子(Q,)の出力状態を切替
える。書込回路5は、2つのトランジスタQ1,Q2および
ダンピング防止用の抵抗R1により構成されており、各ト
ランジスタQ1,Q2のベースは、それぞれフリップフロッ
プ4のQ,出力端子と接続され、コレクタは磁気ヘッド
12内のコイルC1の両端と、エミッタは可変定電流回路6
とそれぞれ接続されている。抵抗R1は、各トランジスタ
Q1,Q2のコレクタ間に設けられている。可変定電流回路
6は、各トランジスタQ1,Q2のエミッタと接地間とに設
けられた可変抵抗器(不図示)を内蔵するもので、電流
信号11の出力状態に応じてその抵抗値を切替える。コイ
ルC1の巻線中央部には外部より与えられる供給電圧Vcが
印加されているため、本実施例のものにおいては、フリ
ップフロップ4の出力状態により各トランジスタQ1,Q2
のうちの一方が動作状態となって書込電流の向きが決定
され、可変低電流回路の抵抗値により書込電流の大きさ
が決定されることになる。
次に、本実施例の動作について第2図および第3図を
参照して説明する。
上位システムから書込信号7が入力されると前述のよ
うに遅延回路2は遅延信号9を周期判別回路1は判別信
号10をそれぞれホールド回路3へ出力する。判別信号10
はパルス間隔が1T(周期数2F)である場合には“L"レベ
ルとなり、パルス間隔が2T(周波数1F)である場合には
“H"レベルとなる信号である。遅延回路2における遅延
時間は、判別信号10のステータス信号中に判別が行なわ
れたパルス列が出力されるように、周期判別回路1の判
別時間t1を考慮して定められるもので、本実施例では1.
5Tとされている。ホールド回路3は、前述のように遅延
信号9にてパルス入力がなされたときの判別信号10の値
をホールドした電流信号11を出力する。フリップフロッ
プ4は、遅延信号9にてパルス入力がなされる毎に各出
力端子Q,の出力状態を切替えてコイルC1への電流供給
を行なわせるが、このときの書込電流は電流信号11に応
じて可変定電流回路6が決定するものとなる。
第3図は横軸を書込電流、縦軸を読出出力として各周
波数1F,2Fにおける磁気ヘッドの飽和特性を示すもので
あるが、本実施例のものにおいては、周波数1Fの場合に
は書込電流がI2もしくは−I2のものとなり、周波数2Fの
場合には書込電流がI1もしくは−I1のものとなり、各周
波数におけるピーク電流値とすることができ、一定の書
込電流I3による従来のものに比べて、読出出力を大幅に
向上することができた。
なお、本実施例においては、パルス間隔が1T,2Tのも
のを用い、判別信号が2値の状態にて該パルス間隔を示
すものとして説明したが、パルス間隔には1.5Tのものが
あり、周期判別回路は3値の状態にてこれらのパルス間
隔を示すものとして当然良く、本発明の効果は記録方式
およびこれに起因するパルス間隔によらないものである
ことは明白である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、書込信号の周期(周波
数)に最適な書込電流を磁気ヘッドに供給することによ
り各周期の信号を書込む場合の分解能を向上することが
でき、ピークシフトを小さくすることができる。このた
め、生産されるフロッピーディスク装置の信頼性を向上
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部構成を示すブロック
図、第2図は第1図に示した実施例の各端の動作を示す
タイムチャート、第3図は磁気ヘッドの飽和特性を示す
図である。 1……周期判別回路、2……遅延回路、 3……ホールド回路、4……フリップフロップ 5……書込回路、6……可変定電流回路、 7……書込信号、8……クロック、 9……遅延信号、10……判別信号、 11……電流信号、12……磁気ヘッド。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位システムより送られてくるパルス列で
    ある書込信号をフロッピーディスクに書込むフロッピー
    ディスク装置の書込回路において、 前記書込信号が入力され、所定の遅延時間の後に遅延信
    号として出力する遅延回路と、 前記遅延信号が入力され、該信号をフロッピーディスク
    に書込む書込手段と、 前記書込信号が入力され、該信号中のパルス列の間隔を
    示す判別信号を出力する周期判別回路と、 前記遅延信号および判別信号が入力され、この遅延信号
    中のパルスによってトリガされ、そのときの判別信号の
    出力レベルを保持した電流信号を出力するホールド回路
    と、 前記電流信号が入力され、該電流信号のレベルに応じて
    前記書込手段が前記遅延信号を前記フロッピーディスク
    に書込むための書込電流を可変とする可変定電流回路と
    を有し、 前記遅延回路における遅延時間は、周期判別回路が書込
    信号を判別するのに要する時間に相当することを特徴と
    するフロッピーディスク装置の書込回路。
JP1195535A 1989-07-27 1989-07-27 フロッピ―ディスク装置の書込回路 Expired - Lifetime JP2518931B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1195535A JP2518931B2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 フロッピ―ディスク装置の書込回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1195535A JP2518931B2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 フロッピ―ディスク装置の書込回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0359803A JPH0359803A (ja) 1991-03-14
JP2518931B2 true JP2518931B2 (ja) 1996-07-31

Family

ID=16342709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1195535A Expired - Lifetime JP2518931B2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 フロッピ―ディスク装置の書込回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2518931B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0359803A (ja) 1991-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960015919B1 (ko) 자기 기록 시스템 및 이에 사용되는 자기 기록 헤드의 자기 이완 제어 방법
US5592097A (en) Load open state detection using H-bridge driving circuit
US4651235A (en) Magnetic data transfer apparatus having a combined read/write head
US6493161B1 (en) Pulse-mode writer
US3810236A (en) Data recording and verification system
JP2518931B2 (ja) フロッピ―ディスク装置の書込回路
US5394286A (en) Method for the addressing of elementary heads of a multipack head for recording on a magnetic medium, and magnetic head implementing said method
US4647988A (en) Magnetic write circuit
US5189657A (en) Circuit for writing and reproducing a modulation signal onto writable optical disk
JP2758751B2 (ja) 磁気ディスク装置の書込回路
JP2842351B2 (ja) 磁気ディスク装置のヘッド消磁方法とその回路
JPS6276012A (ja) フロッピーディスク装置
JP2568541B2 (ja) クロスト−ク低減装置
JP2654379B2 (ja) 磁気記録回路
US5471349A (en) Drive circuit for a dual-element magnetic head assembly which includes an encodor, flip-flop circuit, record bit adding circuit, and record amplifier
JP2586363B2 (ja) 磁気ディスク装置
JP2504367B2 (ja) 磁気記憶装置
JPH0589410A (ja) フロツピーデイスク装置
JP2921314B2 (ja) 磁気記録装置の書込み回路
JPH10512706A (ja) 記録キャリア上にバイナリ信号を記録するための方法と装置
SU1265854A1 (ru) Элемент пам ти
JPH0373925B2 (ja)
JPH0845008A (ja) 記録再生装置
KR970050153A (ko) 자기 디스크 기록장치의 기록전류 제어회로와 그 최적화방법
JPH0775044B2 (ja) 磁気ヘツドの書き込み時ダンピング回路

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517

Year of fee payment: 14