JP2654379B2 - 磁気記録回路 - Google Patents

磁気記録回路

Info

Publication number
JP2654379B2
JP2654379B2 JP30796695A JP30796695A JP2654379B2 JP 2654379 B2 JP2654379 B2 JP 2654379B2 JP 30796695 A JP30796695 A JP 30796695A JP 30796695 A JP30796695 A JP 30796695A JP 2654379 B2 JP2654379 B2 JP 2654379B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
circuit
magnetic recording
head
differential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30796695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08212503A (ja
Inventor
義弘 生藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP30796695A priority Critical patent/JP2654379B2/ja
Publication of JPH08212503A publication Critical patent/JPH08212503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2654379B2 publication Critical patent/JP2654379B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フロッピィディスク
などの記録媒体への磁気記録に用いるヘッドに対する書
込み電流の値をヘッドごとに設定可能にした磁気記録回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フロッピィディスクなどの記録媒
体について必要なデータを記録または再生するための磁
気記録回路には、特願昭60−224108号「フロッ
ピディスク用書込み回路」や特願昭61−258307
号「磁気記録回路」などの出願がなされており、図2
は、その磁気記録回路の基本的な構成を示すものであ
る。
【0003】この磁気記録回路は、記録サイド(0、
1)に対応して2つのヘッド2、4を備え、各ヘッド
2、4に書込み電流として供給される定電流Iを発生す
る単一の定電流源6が設置されている。
【0004】定電流源6に発生させた定電流Iは、書込
み許可信号▲▼によってトランジスタ8を非導通状
態にしたとき、トランジスタ10、12からなる電流ミ
ラー回路14および差動電流切換回路16、18から選
択的にヘッド2またはヘッド4に供給される。
【0005】差動電流切換回路16はトランジスタ2
0、22からなる差動対、差動電流切換回路18は、ト
ランジスタ24、26からなる差動対から成っており、
各トランジスタ20〜26のスイッチング動作は、論理
制御回路28によって行われる。
【0006】たとえば、サイド選択信号SIDEがL
(低)レベルの場合、インバータ30を通してAND回
路32、34側の入力がH(高)レベル、AND回路3
6、38側の入力がLレベルになることから、AND回
路32、34側の論理積条件が成立することになり、差
動電流切換回路16およびヘッド2側が選択される。ま
た、サイド選択信号SIDEがH(高)レベルの場合、
インバータ30を通してAND回路32、34側の入力
がLレベル、AND回路36、38側の入力がHレベル
になることから、AND回路36、38側の論理積条件
が成立することになり、差動電流切換回路18およびヘ
ッド4側が選択される。
【0007】そこで、サイド選択信号SIDEがLレベ
ルに設定された場合、フリップフロップ回路40に書込
みデータ信号WDが加えられると、そのレベルが記録デ
ータに応じてH、Lを繰り返し、これに応じてフリップ
フロップ回路40の非反転出力Q、反転出力がH、L
レベルを繰り返し、AND回路32、34は入力のH、
Lレベルに応じたH、Lレベル出力を生じ、これによっ
て、トランジスタ20、22が交互に導通状態となっ
て、定電流Iがヘッド2に流れ、しかも、その電流方向
がトランジスタ20、22のスイッチングによって切り
換えられることから、ヘッド2の磁化方向が切り換えら
れる。この結果、ヘッド2に発生した記録磁界がフロッ
ピィディスクのサイド0側に作用し、サイド0側にデー
タが記録される。
【0008】また、サイド選択信号SIDEがHレベル
に設定された場合、フリップフロップ回路40に書込み
データ信号WDが加えられると、その書込みデータ信号
WDによってトランジスタ24、26が交互に導通状態
となり、その電流方向がトランジスタ24、26のスイ
ッチングによって切り換えられることから、ヘッド4の
磁化方向が変更され、ヘッド4に発生した記録磁界がフ
ロッピィディスクのサイド1側に作用し、サイド1側に
データが記録される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
磁気記録回路は、ヘッド2、4に対する書込み電流とし
て定電流Iの供給は、サイド0、1の変更に無関係に共
通の定電流源6によって行われ、その定電流Iによって
固定値に設定されている。このように電流値の設定は、
ヘッド2、4が全く同一に形成されている場合を想定し
たものであり、このため、実際には製造上のばらつきな
どによって磁化の強さなどが変動し、電流値の最適化を
図ることが困難であって、記録状態に変動を来すという
欠点があった。
【0010】そこで、この発明は、ヘッドに応じて電流
値の最適化を図った磁気記録回路を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の磁気記録回路
は、図1に例示するように、磁気記録媒体について記録
または再生を行う複数のヘッド(2、4)と、各ヘッド
に対応して設置された差動回路(差動電流切換回路1
6、18)と、各差動回路に対応して設置されて、各ヘ
ッドに対する書込み電流の値を変更可能な電流源(定電
流源42、44)とを備えたものである。
【0012】このように構成したことにより、ヘッド
2、4に対応して電流源(定電流源42、44)によっ
て電流値を変更することにより、差動回路を通してヘッ
ド2、4に流す書込み電流を最適化することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図面に示した実
施形態を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、この発明の磁気記録回路の一実施
形態を示す。
【0015】各ヘッド2、4は、磁気記録媒体としての
フロッピィディスクの記録サイド(0、1)に対応して
設けられているとともに、各ヘッド2、4に対応して書
込み電流を流すための電流源として、個別に定電流を任
意の電流値に設定可能な定電流源42、44が設置され
ている。すなわち、定電流源42は、基準電源としての
電圧源46、可変抵抗50および演算増幅器52を以て
構成されており、可変抵抗50は、ICの端子54、5
6間に外付けされている。また、定電流源44は、基準
電源としての電圧源58、可変抵抗62および演算増幅
器64を以て構成され、可変抵抗62は、ICの端子6
6、68間に外付けされている。したがって、定電流源
42に発生する定電流IO は、電圧源46の電圧を一定
にした場合、可変抵抗50の値に依存するので、その値
の調整によって加減され、また、定電流源44に発生す
る定電流I1 は電圧源58の電圧を一定にした場合、可
変抵抗62の値に依存するので、その値の調整によって
加減されるのである。
【0016】そして、定電流源42、44が発生した各
定電流IO 、I1 は、定電流源42、44ごとに設置さ
れた電流ミラー回路70、72を通してヘッド2、4に
対応する差動電流切換回路16、18に加えられる。電
流ミラー回路70は、演算増幅器52の出力がベースに
加えられるトランジスタ74、76および抵抗78、8
0を以て構成されている。したがって、可変抵抗50に
よって調整された定電流IO がトランジスタ74のコレ
クタに流れるとともに、電流ミラー効果によって差動電
流切換回路16側からトランジスタ76側に流れる。
【0017】また、電流ミラー回路72は、演算増幅器
64の出力がベースに加えられるトランジスタ82、8
4および抵抗86、88を以て構成されている。したが
って、可変抵抗62によって調整された定電流I1 がト
ランジスタ82のコレクタに流れるとともに、電流ミラ
ー効果によって差動電流切換回路18側からトランジス
タ84側に供給される。
【0018】各電流ミラー回路70、72には、動作を
選択するためのスイッチング素子としてのトランジスタ
90、92が設置され、各トランジスタ90、92のベ
ースに対して論理制御回路28に設置されたNAND回
路94、96を通して書込み許可信号WGに対応した入
力が加えられる。
【0019】また、差動電流切換回路16を構成する差
動回路としてのトランジスタ20、22のベース、差動
電流切換回路18を構成する差動回路としてのトランジ
スタ24、26のベースには、論理制御回路28からの
論理出力が加えられるようになっている点は図2につい
て説明した磁気記録回路と同様である。したがって、論
理制御回路28によるヘッド2、4、差動電流切換回路
16、18の切換え動作および書込み動作については図
2に示した磁気記録回路と同様に行われる。
【0020】この場合、サイド0、1のデータの磁気記
録において、ヘッド2、4ごとに設定された定電流源4
2、44から選択されたヘッド2または4に対して定電
流I O 、I1 が書込み電流として差動電流切換回路16
または18を通じて供給される。そして、定電流IO
1 の各値は、可変抵抗50、62の調整によってヘッ
ド2、4の特性などに対応して個別に加減設定されて最
適な値に設定され、最適な磁気記録が得られるのであ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フロッピィディスク等の磁気記録媒体の記録サイドに対
応して設けられたヘッドに対応して独立した電流値を設
定できる電流源を設置してヘッドのばらつきに対応した
電流値を設定でき、磁気記録媒体に対する磁気記録の最
適化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の磁気記録回路の一実施形態を示す回
路図である。
【図2】従来の磁気記録回路を示す回路図である。
【符号の説明】
2、4 ヘッド 16、18 差動電流切換回路(差動回路) 42、44 定電流源(電流源)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体について記録を行う複数の
    ヘッドと、 各ヘッドに対応して設置された差動回路と、 各差動回路に対応して設置されて、各ヘッドに対する書
    込み電流の値を変更可能な電流源と、 を備えた磁気記録回路。
JP30796695A 1995-11-27 1995-11-27 磁気記録回路 Expired - Lifetime JP2654379B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30796695A JP2654379B2 (ja) 1995-11-27 1995-11-27 磁気記録回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30796695A JP2654379B2 (ja) 1995-11-27 1995-11-27 磁気記録回路

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10147387A Division JPH06101087B2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 磁気記録回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08212503A JPH08212503A (ja) 1996-08-20
JP2654379B2 true JP2654379B2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=17975312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30796695A Expired - Lifetime JP2654379B2 (ja) 1995-11-27 1995-11-27 磁気記録回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2654379B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0959470B1 (en) * 1998-05-19 2005-07-27 Hewlett-Packard Company, A Delaware Corporation Calibrating write pre-equalisation in a data storage device
EP0965989A1 (en) * 1998-05-19 1999-12-22 Hewlett-Packard Company Calibrating write compensation in a data storage device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08212503A (ja) 1996-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5841603A (en) Arrangement comprising a magnetic write head, and write amplifier with capacitive feed-forward compensation
US5550502A (en) Control circuit and method for thin film head writed river
JPH06195616A (ja) データ書込み回路
TW428369B (en) Programmable write drive circuit for writing information to a magnetic storage media
US5790336A (en) Arrangement comprising a magnetic write head, and write amplifier with capacitive current compensation
JP2654379B2 (ja) 磁気記録回路
JP2654380B2 (ja) 磁気ディスク記録回路
US6400190B1 (en) Controlled current undershoot circuit
JPH06101087B2 (ja) 磁気記録回路
US5818211A (en) Current generating circuit for read/write head
US6967797B2 (en) Write driver circuit for driving a magnetic head
US4792868A (en) Recording/reproducing device with means for switching inductance of such device for use in a floppy disk apparatus
US5680268A (en) Apparatus for magnetic recording and playback having a recording/playback coil split by a center tap and supplying an unbalanced write current
US5216553A (en) Magnetic recording circuit having a storage feature dependent upon track location
JPH0529457A (ja) 半導体集積回路
JP3592413B2 (ja) 磁気記録再生装置及びその記録再生回路
JP2518931B2 (ja) フロッピ―ディスク装置の書込回路
JP2546974B2 (ja) 磁気ヘッド読み書き回路
JP3935964B2 (ja) ラッチ回路
JP2834739B2 (ja) 双方向スイッチング回路
JPH0250305A (ja) フレキシブルディスク装置
JPH07311905A (ja) 磁気ヘッド駆動回路
JPS61258307A (ja) 磁気記録回路
JPH11306505A (ja) 電流発生回路およびそれを用いた磁気記録装置
JPH0773179B2 (ja) 微分回路