JP2758751B2 - 磁気ディスク装置の書込回路 - Google Patents
磁気ディスク装置の書込回路Info
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- JP2758751B2 JP2758751B2 JP3282442A JP28244291A JP2758751B2 JP 2758751 B2 JP2758751 B2 JP 2758751B2 JP 3282442 A JP3282442 A JP 3282442A JP 28244291 A JP28244291 A JP 28244291A JP 2758751 B2 JP2758751 B2 JP 2758751B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置の書込
回路に関し、特にデータの書き込み終了後に磁気ヘッド
に残る残留磁化を減磁する磁気ディスク装置の書込回路
に関する。
回路に関し、特にデータの書き込み終了後に磁気ヘッド
に残る残留磁化を減磁する磁気ディスク装置の書込回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置の書込回路は、
図3に示すようにライトデータaに接続されたフリップ
フロップ(以下FFと記す)6と書込電流回路7とを有
している。ライトゲート信号bはホストにより送られ書
き込み(ライト)動作を指示する。ライトデータaはラ
イト動作中に有効となり立下りがデータを示す。FF6
はライトデータaの立下りごとに反転する。書込電流回
路7は磁気ヘッド8に書込電流dを流す。
図3に示すようにライトデータaに接続されたフリップ
フロップ(以下FFと記す)6と書込電流回路7とを有
している。ライトゲート信号bはホストにより送られ書
き込み(ライト)動作を指示する。ライトデータaはラ
イト動作中に有効となり立下りがデータを示す。FF6
はライトデータaの立下りごとに反転する。書込電流回
路7は磁気ヘッド8に書込電流dを流す。
【0003】磁気記録媒体上の記録磁化は書き込み電流
の方向により決まる。書き込み電流の方法は、書き込み
電流回路7の書き込み電流方向切替端子のレベルで切り
替り、この端子はFF6の出力に接続されている。書込
電流dは書込電流回路7に書き込み許可端子がロウ
(L)レベル時に流れ、ライトゲート信号bに接続され
ている。
の方向により決まる。書き込み電流の方法は、書き込み
電流回路7の書き込み電流方向切替端子のレベルで切り
替り、この端子はFF6の出力に接続されている。書込
電流dは書込電流回路7に書き込み許可端子がロウ
(L)レベル時に流れ、ライトゲート信号bに接続され
ている。
【0004】次に図4のタイムチャートに従って従来例
の動作を説明する。ライトゲート信号bがLレベルにな
ると書込電流dが流れ始める。この電流の方向により記
録磁化の方向が決まる。ここでライトデータaが送られ
ると信号の立下りでFF6が反転し、書込電流dの方向
も反転し、記録磁化の方向も反転する。以後はライトデ
ータaの立下りごとに上記動作を繰り返す。ライトゲー
ト信号bがハイ(H)レベルになると書き込み動作を終
了する。
の動作を説明する。ライトゲート信号bがLレベルにな
ると書込電流dが流れ始める。この電流の方向により記
録磁化の方向が決まる。ここでライトデータaが送られ
ると信号の立下りでFF6が反転し、書込電流dの方向
も反転し、記録磁化の方向も反転する。以後はライトデ
ータaの立下りごとに上記動作を繰り返す。ライトゲー
ト信号bがハイ(H)レベルになると書き込み動作を終
了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の磁気ディス
ク装置の書込回路では、ライトゲート信号がLレベレか
らHレベルに変化する書込終了時に、書込電流時が大き
なままであるので、最後の書込電流による残留磁化が磁
気ヘッドに残り、以後のデータ読出時に再生波形が非対
称になりデータの誤り率を高めるという問題点があっ
た。
ク装置の書込回路では、ライトゲート信号がLレベレか
らHレベルに変化する書込終了時に、書込電流時が大き
なままであるので、最後の書込電流による残留磁化が磁
気ヘッドに残り、以後のデータ読出時に再生波形が非対
称になりデータの誤り率を高めるという問題点があっ
た。
【0006】本発明磁気ディスク装置の書込回路は、デ
ータ書込動作を指示するライトゲート信号が停止したと
き減磁用のライトパルスを出力する手段と、入力のライ
トデータまたは前記ライトパルスを選択し出力する手段
と、前記ライトゲート信号が停止したとき前記ライトパ
ルスより長い減磁用のゲートパルスを出力する手段と、
前記ライトゲート信号または前記ゲートパルスを選択し
出力する手段と、前記ライトゲート信号により前記ライ
トデータに対応する書込電流を磁気ヘッドに出力し、前
記ゲートパルスにより前記ライトデータの書込電流に対
して逆向きの減磁用のライトパルスを1発のみ発生して
減磁電流として磁気ヘッドに流す手段とを有する。
ータ書込動作を指示するライトゲート信号が停止したと
き減磁用のライトパルスを出力する手段と、入力のライ
トデータまたは前記ライトパルスを選択し出力する手段
と、前記ライトゲート信号が停止したとき前記ライトパ
ルスより長い減磁用のゲートパルスを出力する手段と、
前記ライトゲート信号または前記ゲートパルスを選択し
出力する手段と、前記ライトゲート信号により前記ライ
トデータに対応する書込電流を磁気ヘッドに出力し、前
記ゲートパルスにより前記ライトデータの書込電流に対
して逆向きの減磁用のライトパルスを1発のみ発生して
減磁電流として磁気ヘッドに流す手段とを有する。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施例のブロック図である。
る。図1は本発明の第1の実施例のブロック図である。
【0008】ライトゲート信号bの立上りから一定時間
ロウ(L)レベルのパルスを出力する単安定マルチバイ
ブレータ(MM)2は、単安定マルチバイブレータ1よ
りも短時間のLレベルのパルスを出力する。単安定マル
チバイブレータ3は、単安定マルチバイブレータ2の出
力後短時間だけLレベルになり、ライトデータとなるラ
イトパルスCを出力する。
ロウ(L)レベルのパルスを出力する単安定マルチバイ
ブレータ(MM)2は、単安定マルチバイブレータ1よ
りも短時間のLレベルのパルスを出力する。単安定マル
チバイブレータ3は、単安定マルチバイブレータ2の出
力後短時間だけLレベルになり、ライトデータとなるラ
イトパルスCを出力する。
【0009】第1と第2のセレクタ4,5は、2つの入
力信号のうち有効な信号を選択する。フリップフロップ
(FF)6は第1のセレクタ4からの入力信号の立下り
ごとに出力を反転させる。書込電流回路7は書込電流方
向切替端子と書き込み許可端子とHレベルで通常電流ま
たLレベルで減磁電流を選択する書き込み電流切替端子
との3つの入力端子を有し、磁気ヘッド8に書込電流d
を供給する。
力信号のうち有効な信号を選択する。フリップフロップ
(FF)6は第1のセレクタ4からの入力信号の立下り
ごとに出力を反転させる。書込電流回路7は書込電流方
向切替端子と書き込み許可端子とHレベルで通常電流ま
たLレベルで減磁電流を選択する書き込み電流切替端子
との3つの入力端子を有し、磁気ヘッド8に書込電流d
を供給する。
【0010】次に図2のタイムチャートに従って第1の
実施例の動作を説明する。ライトゲート信号bがLレベ
ルになると、第2のセレクタ5がライトゲート信号bを
選択し、書込電流回路7は書込電流dを磁気ヘッド8に
流し始める。ここでライトデータaが入ると第1のセレ
クタ4がライトデータaを選択し、フリップフロップ6
の出力が反転し、書込電流dは反転する。以後ライトデ
ータaごとにこの動作を繰り返す。
実施例の動作を説明する。ライトゲート信号bがLレベ
ルになると、第2のセレクタ5がライトゲート信号bを
選択し、書込電流回路7は書込電流dを磁気ヘッド8に
流し始める。ここでライトデータaが入ると第1のセレ
クタ4がライトデータaを選択し、フリップフロップ6
の出力が反転し、書込電流dは反転する。以後ライトデ
ータaごとにこの動作を繰り返す。
【0011】書き込み動作が終了するとライトゲート信
号bがHレベルとなり、MM1が動作を始め所定時間が
Lレベルとなる。これに従い書込電流回路7は書込電流
値dを減磁電流値に切り替える。第2のセレクタ5はM
M1の出力を選択し、書込電流回路7は、書き込み動作
を続ける。また、MM1と同時にMM2も所定時間だけ
LレベルとなりMM1よりも短時間でHレベルとなる。
そしてMM3が短時間のライトパルスCを出し、第1の
セレクタ4により選択されてフリップフロップ6を反転
させる。
号bがHレベルとなり、MM1が動作を始め所定時間が
Lレベルとなる。これに従い書込電流回路7は書込電流
値dを減磁電流値に切り替える。第2のセレクタ5はM
M1の出力を選択し、書込電流回路7は、書き込み動作
を続ける。また、MM1と同時にMM2も所定時間だけ
LレベルとなりMM1よりも短時間でHレベルとなる。
そしてMM3が短時間のライトパルスCを出し、第1の
セレクタ4により選択されてフリップフロップ6を反転
させる。
【0012】このようにすると、磁気ヘッド8には最後
のライトデータ信号により流れた書込電流dの逆向き
に、ライトパルスCによる減磁電流が流れ、MM1の出
力が止ると書込電流dは流れなくなり、磁気ヘッド8の
磁化は残らなくなる。
のライトデータ信号により流れた書込電流dの逆向き
に、ライトパルスCによる減磁電流が流れ、MM1の出
力が止ると書込電流dは流れなくなり、磁気ヘッド8の
磁化は残らなくなる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ライトデ
ータの書込後にライトデータの書込電流に対して逆向き
の減磁用のライトパルスを1発のみ発生して減磁電流と
して磁気ヘッドに流すことにより、磁気ヘッドのライト
データによる残留磁化を減磁できるので、読み出すデー
タ波形の非対称がなくなり誤り率が低くなるという効果
がある。
ータの書込後にライトデータの書込電流に対して逆向き
の減磁用のライトパルスを1発のみ発生して減磁電流と
して磁気ヘッドに流すことにより、磁気ヘッドのライト
データによる残留磁化を減磁できるので、読み出すデー
タ波形の非対称がなくなり誤り率が低くなるという効果
がある。
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】本実施例の動作説明のためのタイミング図であ
る。
る。
【図3】従来の磁気ディスク装置の一例のブロック図で
ある。
ある。
【図4】従来例の動作説明のためのタイミング図であ
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】データ書込動作を指示するライトゲート信
号が停止したとき減磁用のライトパルスを出力する手段
と、入力のライトデータまたは前記ライトパルスを選択
し出力する手段と、前記ライトゲート信号が停止したと
き前記ライトパルスより長い減磁用のゲートパルスを出
力する手段と、前記ライトゲート信号または前記ゲート
パルスを選択し出力する手段と、前記ライトゲート信号
により前記ライトデータに対応する書込電流を磁気ヘッ
ドに出力し、前記ゲートパルスにより前記ライトデータ
の書込電流に対して逆向きの減磁用のライトパルスを1
発のみ発生して減磁電流として磁気ヘッドに流す手段と
を有することを特徴とする磁気ディスク装置の書込回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3282442A JP2758751B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 磁気ディスク装置の書込回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3282442A JP2758751B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 磁気ディスク装置の書込回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05120613A JPH05120613A (ja) | 1993-05-18 |
JP2758751B2 true JP2758751B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=17652475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3282442A Expired - Fee Related JP2758751B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 磁気ディスク装置の書込回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2758751B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4519579B2 (ja) * | 2004-08-31 | 2010-08-04 | 株式会社東芝 | ディスク記憶装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5738966B2 (ja) * | 1973-12-28 | 1982-08-18 | ||
JPH0264903A (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-05 | Toshiba Corp | 磁気記録再生装置のデータ書込み回路 |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP3282442A patent/JP2758751B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05120613A (ja) | 1993-05-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980224 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |