JPH0629532U - 薬液塗着兼マッサージ用ブラシ - Google Patents

薬液塗着兼マッサージ用ブラシ

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Publication number
JPH0629532U
JPH0629532U JP7280492U JP7280492U JPH0629532U JP H0629532 U JPH0629532 U JP H0629532U JP 7280492 U JP7280492 U JP 7280492U JP 7280492 U JP7280492 U JP 7280492U JP H0629532 U JPH0629532 U JP H0629532U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
scalp
pin
massage
pin body
Prior art date
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Pending
Application number
JP7280492U
Other languages
English (en)
Inventor
修平 伊藤
Original Assignee
株式会社徳安
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社徳安 filed Critical 株式会社徳安
Priority to JP7280492U priority Critical patent/JPH0629532U/ja
Publication of JPH0629532U publication Critical patent/JPH0629532U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薬液を頭皮および毛根に効果的に塗着するこ
とができ、かつ高いマッサージ効果を有する薬液塗着兼
マッサージ用ブラシを提供する。 【構成】 弾力性のあるピン本体14に先端部14aが
開口した盲孔部15を形成したピン12を多数台部11
に立設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はブラシに関し、特には薬液の塗着を兼ねてマッサージをすることの できる薬液塗着兼マッサージ用ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、育毛剤や整髪料あるいはシャンプーなどの薬液は、直接頭部に振り 掛けられ、その効果を高めるために、手やブラシなどで頭皮にすりこまれる。
【0003】 しかしながら、この方法では、該薬液が先に毛髪に付着し吸収されてしまい、 目的とする頭皮や毛根に到達しにくく、薬液の効果が半減していた。また、側頭 部や生え際などは前記薬液が垂れ落ちることがあり、付けにくいという問題があ った。さらには、手ですりこむ場合には、前記薬液が手に付着して汚れる上に手 も疲れる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は上記した問題点に鑑み提案されたものであって、かかる薬液を頭皮 および毛根に効果的に塗着できるブラシであって、かつ高いマッサージ効果を有 する薬液塗着兼マッサージ用ブラシを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は、弾力性のあるピン本体に先端部が開口した盲孔部を形 成したピンを多数台部に立設したことを特徴とする薬液塗着兼マッサージ用ブラ シに係る。
【0006】
【実施例】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の薬液塗着兼マッサージ用ブラシの一例を示す斜視図、図2は その2−2線における断面図、図3はこの考案の他の例を示す断面図、図4はこ の考案の薬液塗着兼マッサージ用ブラシの使用例を示した断面図、図5はその他 の状態を示した断面図である。
【0007】 図1および図2に示したように、この考案による薬液塗着兼マッサージ用ブラ シ10は、台部11と該台部11に立設されたピン12からなる。
【0008】 台部11は木あるいはプラスチックなどによって構成され、適宜形状のハンド ル部13を備えている。
【0009】 ピン12は弾力性を有するピン本体14よりなり、前記台部11に多数本が立 設されている。この実施例では、前記ピン12の基部18が、前記台部11上面 に設けられた取付孔17に挿入固定されている。また、前記ピンの高さ、および 太さはブラシの形状や用途などによって適宜に決定され、この例ではピン高さ約 25mm、先端部の太さが約3〜4mmに形成されている。
【0010】 ピン本体14は、先細のテーパ形状に構成されているとともに、その先端部1 4aに開口部16を有する盲孔部15が形成されている。
【0011】 前記ピン本体14を形成する材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、 塩化ビニールなどの弾力性を有する公知の汎用合成樹脂および合成ゴムなどが適 宜に選択され、そのうち耐薬品性の高いものが好ましく用いられる。
【0012】 前記盲孔15は、その内部に薬液を吸い込むとともに、前記ブラシ10を頭皮 に当てる際には前記薬液を外に排出するためのもので、この実施例では、前記開 口部16の直径が約1〜2mmで深さが約5〜10mmに形成されている。
【0013】 なお、図3に示されるように、ピンと台部を同一材質によって構成することも 可能である。図中の符号21は台部、22はピン、24はピン本体、25は盲孔 部、26は開口部である。
【0014】 図4および図5によってこの考案の使用例を示す。 シャンプーや育毛剤などの薬液30をバットや皿などの容器31に入れ、前記 ブラシ10のピン12の先端開口部16を前記薬液30内に漬け、図のように屈 曲させる。 前記ピン12は弾力性を有するピン本体14よりなるので、いわゆるスポイト の原理と毛管現象によって、前記盲孔部15内に前記薬液30が吸い上げられる 。
【0015】 次に、図5に図示したように、前記薬液30を吸い上げたブラシ10のピン1 2を、頭皮Hに押しつけてこすることにより、前記盲孔部15内の薬液30が頭 皮H上に直接かつ徐々に押し出される。 押し出された薬液30は、前記ピン本体14と頭皮Hとの摩擦によって当該頭 皮Hに直接すりこまれると同時に前記ピン本体14による頭皮Hへのマッサージ 効果によって効果的に浸透させ、育毛、洗浄などその薬効を頭皮Hへ直接に作用 せしめる。
【0016】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の薬液塗着兼マッサージ用ブラシによれ ば、弾力性のあるピン本体に先端部が開口した盲孔部を形成したピンが多数台部 に立設されているので、前記ピン本体の盲孔部に吸い上げられた養毛剤やシャン プーなどの薬液が、頭皮との摩擦によって先端の開口部から放出される。 それによって、前記薬液を直接頭皮に到達せしめることができるだけでなく、 前記ピン本体と頭皮との摩擦によって該頭皮および毛根を刺激し、高いマッサー ジ効果を得ることができる。 さらに、薬液がピン本体と頭皮との接触によって徐々に放出されるものである から、側頭部や生え際など従来薬液を塗着しにくい部位にあっても、その垂れ落 ちを防ぎ、手を汚さず容易にかつ効果的に塗着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の薬液塗着兼マッサージ用ブラシの一
例を示す斜視図である。
【図2】その2−2線における断面図である。
【図3】この考案の他の実施例を示す断面図である。
【図4】この考案の薬液塗着兼マッサージ用ブラシの使
用例を示した断面図である。
【図5】その他の状態を示した断面図である。
【符号の説明】
10 薬液塗着兼マッサージ用ブラシ 11 台部 12 ピン 13 ハンドル部 14 ピン本体 15 盲孔部 16 開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾力性のあるピン本体に先端部が開口し
    た盲孔部を形成したピン多数台部に立設したことを特徴
    とする薬液塗着兼マッサージ用ブラシ。
JP7280492U 1992-09-25 1992-09-25 薬液塗着兼マッサージ用ブラシ Pending JPH0629532U (ja)

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JPH0629532U true JPH0629532U (ja) 1994-04-19

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08187126A (ja) * 1995-01-06 1996-07-23 Toyobo Co Ltd ブラシ用毛及びそれを用いた高機能ブラシ
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JP2017080341A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 株式会社 資生堂 美容装置
JP2020182755A (ja) * 2019-05-01 2020-11-12 有限会社景松開発 異形紐状体でなるマッサージ具とその製造方法
JPWO2021177318A1 (ja) * 2020-03-02 2021-09-10

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