JPH06294399A - 送風機 - Google Patents
送風機Info
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- JPH06294399A JPH06294399A JP8455593A JP8455593A JPH06294399A JP H06294399 A JPH06294399 A JP H06294399A JP 8455593 A JP8455593 A JP 8455593A JP 8455593 A JP8455593 A JP 8455593A JP H06294399 A JPH06294399 A JP H06294399A
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- auxiliary
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- motor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は主ファンに取り付られた補助ファン
により、ファンモータの周囲を流れる空気を増大させ、
ファンモータの冷却効果を向上させることができる送風
機を提供することを目的とする。 【構成】 ファンモータ３と、ボス部近傍に複数の風穴
４ａを有する主ファン４と、片面のみに羽根部を有する
補助ファン９とを備え、補助ファン９の羽根部が主ファ
ン４の本体方向を向くように取り付けられ、ファンモー
タ３の運転により主ファン４と補助ファン９とが共に回
転するように構成されている。
により、ファンモータの周囲を流れる空気を増大させ、
ファンモータの冷却効果を向上させることができる送風
機を提供することを目的とする。 【構成】 ファンモータ３と、ボス部近傍に複数の風穴
４ａを有する主ファン４と、片面のみに羽根部を有する
補助ファン９とを備え、補助ファン９の羽根部が主ファ
ン４の本体方向を向くように取り付けられ、ファンモー
タ３の運転により主ファン４と補助ファン９とが共に回
転するように構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機等の送風機に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近、空気調和機等の送風機は、運転時
のファンモータの巻線温度を低減するために、ファンモ
ータの冷却に関して種々の工夫がなされている。
のファンモータの巻線温度を低減するために、ファンモ
ータの冷却に関して種々の工夫がなされている。
【０００３】従来、送風機のファンモータ冷却方法とし
ては、特開平２−１６４００号公報に示されているもの
がある。
ては、特開平２−１６４００号公報に示されているもの
がある。
【０００４】以下、図面を参照しながら従来の送風機の
一例について説明する。図６は、従来の空気調和機の縦
断面図である。また、図７は同従来例の部品図である。
図６、図７において、１はカセット形の空気調和機で、
２は前記空気調和機１本体内へ室内空気を吸い込むため
の吸込口である。３はファンモータで、４は前記ファン
モータ３に取り付けられてた送風を行う主ファンであ
る。５は熱交換器で主ファン４より送風された室内空気
を熱交換する。６は空気調和機１本体から熱交換された
空気を吹き出すための吹出口である。７は風向偏向板で
あり、吹出口６に内蔵される。４ａは主ファン４のボス
部近傍に設けられた複数の風穴である。
一例について説明する。図６は、従来の空気調和機の縦
断面図である。また、図７は同従来例の部品図である。
図６、図７において、１はカセット形の空気調和機で、
２は前記空気調和機１本体内へ室内空気を吸い込むため
の吸込口である。３はファンモータで、４は前記ファン
モータ３に取り付けられてた送風を行う主ファンであ
る。５は熱交換器で主ファン４より送風された室内空気
を熱交換する。６は空気調和機１本体から熱交換された
空気を吹き出すための吹出口である。７は風向偏向板で
あり、吹出口６に内蔵される。４ａは主ファン４のボス
部近傍に設けられた複数の風穴である。
【０００５】以上のように構成された空気調和機の送風
機について、以下その動作について説明する。
機について、以下その動作について説明する。
【０００６】まず、室内空気はファンモータ３の運転よ
り主ファン４を回転させ、吸込口２より空気調和機１本
体内へ吸い込まれる。そして、熱交換器５へ送風され、
熱交換された空気は吹出口６内に設けられた風向偏向板
７で風向偏向されて、再び室内へ送風される。このと
き、吸い込み空気の流れは熱交換器５側へ流れる流れａ
と、空気調和機１の天板と主ファン４の上部隙間からフ
ァンモータ３の周囲を流れ、負圧側に設けた主ファン４
の複数の風穴４ａへ流れ、再び吸い込み流れに合流する
流れｂとがある。
り主ファン４を回転させ、吸込口２より空気調和機１本
体内へ吸い込まれる。そして、熱交換器５へ送風され、
熱交換された空気は吹出口６内に設けられた風向偏向板
７で風向偏向されて、再び室内へ送風される。このと
き、吸い込み空気の流れは熱交換器５側へ流れる流れａ
と、空気調和機１の天板と主ファン４の上部隙間からフ
ァンモータ３の周囲を流れ、負圧側に設けた主ファン４
の複数の風穴４ａへ流れ、再び吸い込み流れに合流する
流れｂとがある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、ファンモータ３の周囲を流れる流れｂ
の風量が少ないために、ファンモータ３の冷却効果が少
ない。そのため、ファンモータ３の巻線温度が高く、小
型化ができないという欠点があった。
ような構成では、ファンモータ３の周囲を流れる流れｂ
の風量が少ないために、ファンモータ３の冷却効果が少
ない。そのため、ファンモータ３の巻線温度が高く、小
型化ができないという欠点があった。
【０００８】本発明は、従来の課題を解決するもので、
ファンモータを冷却する流れｂの風量を増加させ、冷却
効果を向上させることのできる送風機を提供することを
目的とする。
ファンモータを冷却する流れｂの風量を増加させ、冷却
効果を向上させることのできる送風機を提供することを
目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の送風機は、ファンモータと、ボス部近傍に複数
の風穴を有する主ファンと、片面のみに羽根部を有する
補助ファンとを備え、前記補助ファンの羽根部が前記主
ファンの本体方向を向くように取り付けられ、前記ファ
ンモータの運転により前記主ファンと前記補助ファンと
が共に回転するように構成されている。
本発明の送風機は、ファンモータと、ボス部近傍に複数
の風穴を有する主ファンと、片面のみに羽根部を有する
補助ファンとを備え、前記補助ファンの羽根部が前記主
ファンの本体方向を向くように取り付けられ、前記ファ
ンモータの運転により前記主ファンと前記補助ファンと
が共に回転するように構成されている。
【００１０】また、ファンモータと、ボス部近傍に複数
の風穴を有する主ファンと、湾曲形状で内面側に羽根部
を有する補助ファンとを備え、前記補助ファンの羽根部
が前記主ファンの本体方向を向くように取り付けられ、
前記ファンモータの運転により前記主ファンと前記補助
ファンとが共に回転するように構成されている。
の風穴を有する主ファンと、湾曲形状で内面側に羽根部
を有する補助ファンとを備え、前記補助ファンの羽根部
が前記主ファンの本体方向を向くように取り付けられ、
前記ファンモータの運転により前記主ファンと前記補助
ファンとが共に回転するように構成されている。
【００１１】さらに、ファンモータと、ボス部近傍に複
数の風穴を有する主ファンと、湾曲形状で内面側片面に
羽根部を有するアルミニウム製補助ファンとを備え、前
記アルミニウム製補助ファンの羽根部が前記主ファンの
本体方向を向くように、前記ファンモータのロータシャ
フトに直接または金属部材を介して間接的に接触させて
取り付けられ、前記ファンモータの運転により前記主フ
ァンと前記アルミニウム製補助ファンとが共に回転する
ように構成されている。
数の風穴を有する主ファンと、湾曲形状で内面側片面に
羽根部を有するアルミニウム製補助ファンとを備え、前
記アルミニウム製補助ファンの羽根部が前記主ファンの
本体方向を向くように、前記ファンモータのロータシャ
フトに直接または金属部材を介して間接的に接触させて
取り付けられ、前記ファンモータの運転により前記主フ
ァンと前記アルミニウム製補助ファンとが共に回転する
ように構成されている。
【００１２】
【作用】本発明の送風機は、主ファンに取り付られた補
助ファンにより、ファンモータの周囲を流れる空気を増
大させ、ファンモータの冷却効果を向上させることがで
きる。
助ファンにより、ファンモータの周囲を流れる空気を増
大させ、ファンモータの冷却効果を向上させることがで
きる。
【００１３】また、主ファンに取り付けられた湾曲形状
の補助ファンにより、ファンモータの周囲を流れる空気
を増大させ、ファンモータの冷却効果を向上させるとと
もに、補助ファン外周での乱れを防止でき、流量特性を
向上できる。
の補助ファンにより、ファンモータの周囲を流れる空気
を増大させ、ファンモータの冷却効果を向上させるとと
もに、補助ファン外周での乱れを防止でき、流量特性を
向上できる。
【００１４】さらに、主ファンに取り付けられた湾曲形
状のアルミニウム製補助ファンにより、ファンモータの
周囲を流れる空気を増大させ、ファンモータ外殻からの
冷却を行うとともに、アルミニウム製補助ファンと直接
または金属部材を介して間接的にファンモータのロ−タ
シャフトと接触させているので、さらに冷却効果を向上
できる。
状のアルミニウム製補助ファンにより、ファンモータの
周囲を流れる空気を増大させ、ファンモータ外殻からの
冷却を行うとともに、アルミニウム製補助ファンと直接
または金属部材を介して間接的にファンモータのロ−タ
シャフトと接触させているので、さらに冷却効果を向上
できる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明による送風機の第１の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一構
成の部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
ついて図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一構
成の部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【００１６】図１は、本発明の第１の実施例における空
気調和機の縦断面図である。図２は同実施例の部品図で
ある。図１、図２において、９は複数の羽根９ａを有し
た補助ファンで、主ファン４方向に補助ファン９の羽根
部が向くように取り付けられ、ファンモータ３の運転に
より主ファン４と共に回転する。
気調和機の縦断面図である。図２は同実施例の部品図で
ある。図１、図２において、９は複数の羽根９ａを有し
た補助ファンで、主ファン４方向に補助ファン９の羽根
部が向くように取り付けられ、ファンモータ３の運転に
より主ファン４と共に回転する。
【００１７】以上のように構成された送風機について、
以下図１を用いてその動作を説明する。まず、室内空気
は、吸込口２より空気調和機１本体内に吸い込まれ、主
ファン４によって熱交換器５へ送風される。そして、熱
交換器５を通過して熱交換された空気は再び室内へ送風
される。このとき、主ファン４と共に回転する補助ファ
ン９は、空気調和機１の天板と主ファン４との隙間を流
れ、主ファン４の風穴４ａを通る流れｂを吸引する作用
を行う。そのため、流れｂの流量は増大し、ファンモー
タ３の外殻温度を低減できる。
以下図１を用いてその動作を説明する。まず、室内空気
は、吸込口２より空気調和機１本体内に吸い込まれ、主
ファン４によって熱交換器５へ送風される。そして、熱
交換器５を通過して熱交換された空気は再び室内へ送風
される。このとき、主ファン４と共に回転する補助ファ
ン９は、空気調和機１の天板と主ファン４との隙間を流
れ、主ファン４の風穴４ａを通る流れｂを吸引する作用
を行う。そのため、流れｂの流量は増大し、ファンモー
タ３の外殻温度を低減できる。
【００１８】以上によって、本発明は上記した構成によ
って、ファンモータ３と、ボス部近傍に複数の風穴４ａ
を有する主ファン４と、片面のみに羽根部を有する補助
ファン９とを備え、前記補助ファン９の羽根部が前記主
ファン４の本体方向を向くように取り付けられ、前記フ
ァンモータ３の運転により前記主ファン４と前記補助フ
ァン９とが共に回転するように構成されているので、フ
ァンモータ３の周囲を流れる空気流量は増大し、ファン
モータ３の外殻温度を下げて巻線温度を低減できる。
って、ファンモータ３と、ボス部近傍に複数の風穴４ａ
を有する主ファン４と、片面のみに羽根部を有する補助
ファン９とを備え、前記補助ファン９の羽根部が前記主
ファン４の本体方向を向くように取り付けられ、前記フ
ァンモータ３の運転により前記主ファン４と前記補助フ
ァン９とが共に回転するように構成されているので、フ
ァンモータ３の周囲を流れる空気流量は増大し、ファン
モータ３の外殻温度を下げて巻線温度を低減できる。
【００１９】次に、本発明による送風機の第２実施例の
送風機について図面を参照しながら説明する。尚、従来
と同一構成の部分は同一符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
送風機について図面を参照しながら説明する。尚、従来
と同一構成の部分は同一符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【００２０】図３は、本発明の第２の実施例における空
気調和機の縦断面図である。図４は同実施例の部品図で
ある。図３、図４において、１０は複数の湾曲した羽根
１０ａを有した補助ファンで、主ファン４方向に補助フ
ァン１０の羽根部１０ａが向くように取り付けられ、フ
ァンモータ３の運転により主ファン４と共に回転する。
気調和機の縦断面図である。図４は同実施例の部品図で
ある。図３、図４において、１０は複数の湾曲した羽根
１０ａを有した補助ファンで、主ファン４方向に補助フ
ァン１０の羽根部１０ａが向くように取り付けられ、フ
ァンモータ３の運転により主ファン４と共に回転する。
【００２１】以上のように構成された送風機について、
以下図３を用いてその動作を説明する。まず室内空気
は、吸込口２より空気調和機１本体内に吸い込まれファ
ンモータ３によって回転させられた主ファン４により熱
交換器５へ送風される。そして、熱交換器５を通過して
熱交換された空気は再び室内へ送風される。このとき、
主ファン４と共に回転する補助ファン１０は、空気調和
機１の天板と主ファン４との隙間を流れ、主ファン４の
風穴４ａを通る流れｂを吸引する作用を行うので、ファ
ンモータ３の周囲を流れる空気流量は増大し、ファンモ
ータ３の外殻温度を低減できる。また、補助ファン１０
の形状が湾曲形状の羽根１０ａとなっているので、主フ
ァン４の風穴４ａからの流れｂは補助ファン１０で風向
偏向されて吸込側へ吹き出す。さらに、吸込口２側から
の流れを主ファン４に沿うように風向偏向するので、吸
込側の乱れも少なくできる。
以下図３を用いてその動作を説明する。まず室内空気
は、吸込口２より空気調和機１本体内に吸い込まれファ
ンモータ３によって回転させられた主ファン４により熱
交換器５へ送風される。そして、熱交換器５を通過して
熱交換された空気は再び室内へ送風される。このとき、
主ファン４と共に回転する補助ファン１０は、空気調和
機１の天板と主ファン４との隙間を流れ、主ファン４の
風穴４ａを通る流れｂを吸引する作用を行うので、ファ
ンモータ３の周囲を流れる空気流量は増大し、ファンモ
ータ３の外殻温度を低減できる。また、補助ファン１０
の形状が湾曲形状の羽根１０ａとなっているので、主フ
ァン４の風穴４ａからの流れｂは補助ファン１０で風向
偏向されて吸込側へ吹き出す。さらに、吸込口２側から
の流れを主ファン４に沿うように風向偏向するので、吸
込側の乱れも少なくできる。
【００２２】以上のように、他の本発明の送風機は上記
した構成によって、ファンモータ３と、ボス部近傍に複
数の風穴４ａを有する主ファン４と、湾曲形状で内面側
に羽根部を有する補助ファン１０とを備え、前記補助フ
ァン１０の羽根部が前記主ファン４の本体方向を向くよ
うに取り付けられ、前記ファンモータ３の運転により前
記主ファン４と前記補助ファン１０とが共に回転するよ
うに構成されているので、ファンモータ３の周囲を流れ
る空気流量を増大でき、ファンモータ３の外殻温度をで
き、巻線温度も下がる。さらに、補助ファン１０の湾曲
形状による吸込側の乱れも少ないので、流量特性を向上
できる。
した構成によって、ファンモータ３と、ボス部近傍に複
数の風穴４ａを有する主ファン４と、湾曲形状で内面側
に羽根部を有する補助ファン１０とを備え、前記補助フ
ァン１０の羽根部が前記主ファン４の本体方向を向くよ
うに取り付けられ、前記ファンモータ３の運転により前
記主ファン４と前記補助ファン１０とが共に回転するよ
うに構成されているので、ファンモータ３の周囲を流れ
る空気流量を増大でき、ファンモータ３の外殻温度をで
き、巻線温度も下がる。さらに、補助ファン１０の湾曲
形状による吸込側の乱れも少ないので、流量特性を向上
できる。
【００２３】さらに、本発明による送風機の第３実施例
の送風機について図面を参照しながら説明する。尚、従
来と同一構成の部分は同一符号を付し、その詳細な説明
は省略する。
の送風機について図面を参照しながら説明する。尚、従
来と同一構成の部分は同一符号を付し、その詳細な説明
は省略する。
【００２４】図５は、本発明の第３の実施例における空
気調和機の縦断面図である。図５において、１１は複数
の羽根を有した湾曲形状のアルミニウム製の補助ファン
で、羽根部１１ａが主ファン４方向を向くようにファン
モータ３のロータシャフト３ａに直接接触させて取り付
けられる。そして、ファンモータ３の運転により主ファ
ン４と共に補助ファン１１も回転する。
気調和機の縦断面図である。図５において、１１は複数
の羽根を有した湾曲形状のアルミニウム製の補助ファン
で、羽根部１１ａが主ファン４方向を向くようにファン
モータ３のロータシャフト３ａに直接接触させて取り付
けられる。そして、ファンモータ３の運転により主ファ
ン４と共に補助ファン１１も回転する。
【００２５】以上のように構成された送風機について、
以下図５を用いてその動作を説明する。まず室内空気
は、吸込口２より空気調和機１本体内に吸い込まれファ
ンモータ３によって回転させられた主ファン４により熱
交換器５へ送風される。そして、熱交換器５を通過して
熱交換された空気は再び室内へ送風される。このとき、
主ファン４と共に回転するアルミニウム製補助ファン１
１は、空気調和機１の天板と主ファン４との隙間を流
れ、主ファン４の風穴４ａを通る流れｂを吸引し、ファ
ンモータ３の周囲を流れる流量が増大できるので、ファ
ンモータ３の外殻を冷却できるとともに、ファンモータ
３のロータシャフト３ａと直接接触しているので、ファ
ンモータ３のロータシャフト３ａからの放熱もできる。
また、アルミニウム製補助ファン１１は湾曲形状なの
で、主ファン４の風穴４ａからの流れｂと吸込側の流れ
を風向偏向して吸込側の乱れを少なくできる。
以下図５を用いてその動作を説明する。まず室内空気
は、吸込口２より空気調和機１本体内に吸い込まれファ
ンモータ３によって回転させられた主ファン４により熱
交換器５へ送風される。そして、熱交換器５を通過して
熱交換された空気は再び室内へ送風される。このとき、
主ファン４と共に回転するアルミニウム製補助ファン１
１は、空気調和機１の天板と主ファン４との隙間を流
れ、主ファン４の風穴４ａを通る流れｂを吸引し、ファ
ンモータ３の周囲を流れる流量が増大できるので、ファ
ンモータ３の外殻を冷却できるとともに、ファンモータ
３のロータシャフト３ａと直接接触しているので、ファ
ンモータ３のロータシャフト３ａからの放熱もできる。
また、アルミニウム製補助ファン１１は湾曲形状なの
で、主ファン４の風穴４ａからの流れｂと吸込側の流れ
を風向偏向して吸込側の乱れを少なくできる。
【００２６】以上のように、他の本発明の送風機は上記
した構成によって、ファンモータ３と、ボス部近傍に複
数の風穴４ａを有する主ファン４と、湾曲形状で内面側
片面に羽根部を有するアルミニウム製補助ファン１１と
を備え、前記アルミニウム製補助ファン１１の羽根部が
前記主ファン４の本体方向を向くように、前記ファンモ
ータ３のロータシャフト３ａに直接または金属部材を介
して間接的に接触させて取り付けられ、前記ファンモー
タ３の運転により前記主ファン４と前記アルミニウム製
補助ファン１１とが共に回転するように構成されている
ので、湾曲形状のアルミニウム製補助ファン１２による
吸込側の乱れを少なくでき、流量特性を向上できる。さ
らに、ファンモータ３の周囲を流れる空気流量を増大で
き、ファンモータ３の外郭温度を低減できるとともに、
アルミニウム製補助ファン１２にしているので、放熱に
よる冷却効果もあり、さらに巻線温度を低減できる。
した構成によって、ファンモータ３と、ボス部近傍に複
数の風穴４ａを有する主ファン４と、湾曲形状で内面側
片面に羽根部を有するアルミニウム製補助ファン１１と
を備え、前記アルミニウム製補助ファン１１の羽根部が
前記主ファン４の本体方向を向くように、前記ファンモ
ータ３のロータシャフト３ａに直接または金属部材を介
して間接的に接触させて取り付けられ、前記ファンモー
タ３の運転により前記主ファン４と前記アルミニウム製
補助ファン１１とが共に回転するように構成されている
ので、湾曲形状のアルミニウム製補助ファン１２による
吸込側の乱れを少なくでき、流量特性を向上できる。さ
らに、ファンモータ３の周囲を流れる空気流量を増大で
き、ファンモータ３の外郭温度を低減できるとともに、
アルミニウム製補助ファン１２にしているので、放熱に
よる冷却効果もあり、さらに巻線温度を低減できる。
【００２７】
【発明の効果】以上のように本発明の送風機は、ファン
モータと、ボス部近傍に複数の風穴を有する主ファン
と、片面のみに羽根部を有する補助ファンとを備え、前
記補助ファンの羽根部が前記主ファンの本体方向を向く
ように取り付けられ、前記ファンモータの運転により前
記主ファンと前記補助ファンとが共に回転するように構
成されているので、ファンモータの周囲を流れる空気流
量を増大でき、ファンモータの外郭温度を下げ、巻線温
度を低減できる。よって、ファンモータの小型化、及び
低コスト化を実現できる。
モータと、ボス部近傍に複数の風穴を有する主ファン
と、片面のみに羽根部を有する補助ファンとを備え、前
記補助ファンの羽根部が前記主ファンの本体方向を向く
ように取り付けられ、前記ファンモータの運転により前
記主ファンと前記補助ファンとが共に回転するように構
成されているので、ファンモータの周囲を流れる空気流
量を増大でき、ファンモータの外郭温度を下げ、巻線温
度を低減できる。よって、ファンモータの小型化、及び
低コスト化を実現できる。
【００２８】また、ファンモータと、ボス部近傍に複数
の風穴を有する主ファンと、湾曲形状で内面側に羽根部
を有する補助ファンとを備え、前記補助ファンの羽根部
が前記主ファンの本体方向を向くように取り付けられ、
前記ファンモータの運転により前記主ファンと前記補助
ファンとが共に回転するように構成されているので、フ
ァンモータの周囲を流れる空気流量を増大でき、ファン
モータの外殻温度を下げ、巻線温度を低減できる。よっ
て、ファンモータの小型化、及び低コスト化を実現でき
る。さらに、補助ファンの湾曲形状による吸込側の乱れ
もないので、流量特性を向上できる。
の風穴を有する主ファンと、湾曲形状で内面側に羽根部
を有する補助ファンとを備え、前記補助ファンの羽根部
が前記主ファンの本体方向を向くように取り付けられ、
前記ファンモータの運転により前記主ファンと前記補助
ファンとが共に回転するように構成されているので、フ
ァンモータの周囲を流れる空気流量を増大でき、ファン
モータの外殻温度を下げ、巻線温度を低減できる。よっ
て、ファンモータの小型化、及び低コスト化を実現でき
る。さらに、補助ファンの湾曲形状による吸込側の乱れ
もないので、流量特性を向上できる。
【００２９】さらに、ファンモータと、ボス部近傍に複
数の風穴を有する主ファンと、湾曲形状で内面側に羽根
部を有するアルミニウム製の補助ファンとを備え、前記
補助ファンの羽根部が前記ファンの本体方向を向くよう
に、前記ファンモータのロータシャフトに直接または金
属部材を介して間接的に接触させて取り付けられ、前記
ファンモータの運転により前記主ファンと前記補助ファ
ンとが共に回転するように構成されているので、湾曲形
状のアルミニウム製補助ファンによる吸込側の乱れを少
なくでき、流量特性を向上できる。さらに、ファンモー
タの周囲を流れる空気流量を増大でき、ファンモータの
外殻温度を下げるとともに、アルミニウム製補助ファン
にしているので、放熱による冷却効果もあり、さらに巻
線温度を低減でき、ファンモータの小型化、及び低コス
ト化を実現できる。
数の風穴を有する主ファンと、湾曲形状で内面側に羽根
部を有するアルミニウム製の補助ファンとを備え、前記
補助ファンの羽根部が前記ファンの本体方向を向くよう
に、前記ファンモータのロータシャフトに直接または金
属部材を介して間接的に接触させて取り付けられ、前記
ファンモータの運転により前記主ファンと前記補助ファ
ンとが共に回転するように構成されているので、湾曲形
状のアルミニウム製補助ファンによる吸込側の乱れを少
なくでき、流量特性を向上できる。さらに、ファンモー
タの周囲を流れる空気流量を増大でき、ファンモータの
外殻温度を下げるとともに、アルミニウム製補助ファン
にしているので、放熱による冷却効果もあり、さらに巻
線温度を低減でき、ファンモータの小型化、及び低コス
ト化を実現できる。
【図１】本発明の第１の実施例における空気調和機の縦
断面図
断面図
【図２】同実施例における部品図
【図３】本発明の第２の実施例における空気調和機の縦
断面図
断面図
【図４】同実施例における部品図
【図５】本発明の第３の実施例における空気調和機の縦
断面図
断面図
【図６】従来の空気調和機の縦断面図
【図７】同実施例における部品図
３ ファンモータ ３ａ ロータシャフト ４ 主ファン ４ａ 風穴 ９ 補助ファン １０ 補助ファン １１ アルミニウム製補助ファン
Claims (3)
- 【請求項１】 ファンモータと、ボス部近傍に複数の風
穴を有する主ファンと、片面のみに羽根部を有する補助
ファンとを備え、前記補助ファンの羽根部が前記主ファ
ンの本体方向を向くように取り付けられ、前記ファンモ
ータの運転により前記主ファンと前記補助ファンとが共
に回転するように構成された送風機。 - 【請求項２】 ファンモータと、ボス部近傍に複数の風
穴を有する主ファンと、湾曲形状で内面側に羽根部を有
する補助ファンとを備え、前記補助ファンの羽根部が前
記主ファンの本体方向を向くように取り付けられ、前記
ファンモータの運転により前記主ファンと前記補助ファ
ンとが共に回転するように構成された送風機。 - 【請求項３】 ファンモータと、ボス部近傍に複数の風
穴を有する主ファンと、湾曲形状で内面側に羽根部を有
するアルミニウム製補助ファンとを備え、前記アルミニ
ウム製補助ファンの羽根部が前記主ファンの本体方向を
向くように、前記ファンモータのロータシャフトに直接
または金属部材を介して間接的に接触させて取り付けら
れ、前記ファンモータの運転により前記主ファンと前記
アルミニウム製補助ファンとが共に回転するように構成
された送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08455593A JP3270567B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08455593A JP3270567B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 送風機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06294399A true JPH06294399A (ja) | 1994-10-21 |
| JP3270567B2 JP3270567B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=13833896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08455593A Expired - Fee Related JP3270567B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3270567B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001317488A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-16 | Denso Corp | 遠心式送風機 |
| US7614250B2 (en) | 2002-12-16 | 2009-11-10 | Daikin Industries, Ltd. | Centrifugal fan with air guide |
| JP2012013090A (ja) * | 2011-08-31 | 2012-01-19 | Daikin Industries Ltd | 送風装置 |
| US11339795B2 (en) | 2018-03-20 | 2022-05-24 | Minebea Mitsumi Inc. | Air blower |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4684085B2 (ja) * | 2005-02-24 | 2011-05-18 | 三菱電機株式会社 | 天井埋込型空気調和機 |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP08455593A patent/JP3270567B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001317488A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-16 | Denso Corp | 遠心式送風機 |
| JP4491909B2 (ja) * | 2000-04-28 | 2010-06-30 | 株式会社デンソー | 遠心式送風機 |
| US7614250B2 (en) | 2002-12-16 | 2009-11-10 | Daikin Industries, Ltd. | Centrifugal fan with air guide |
| JP2012013090A (ja) * | 2011-08-31 | 2012-01-19 | Daikin Industries Ltd | 送風装置 |
| US11339795B2 (en) | 2018-03-20 | 2022-05-24 | Minebea Mitsumi Inc. | Air blower |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3270567B2 (ja) | 2002-04-02 |
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