JP2001317488A - 遠心式送風機 - Google Patents

遠心式送風機

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JP2001317488A JP2000130810A JP2000130810A JP2001317488A JP 2001317488 A JP2001317488 A JP 2001317488A JP 2000130810 A JP2000130810 A JP 2000130810A JP 2000130810 A JP2000130810 A JP 2000130810A JP 2001317488 A JP2001317488 A JP 2001317488A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動モータの回転軸からブレードに駆動力を
伝達するボス部に開口部が形成されている遠心式送風機
に、防水機能を設ける。 【解決手段】 ボス部26には、回転軸24からブレー
ド28に伝達される振動の伝達率を低減させるための貫
通穴26bが形成されており、この貫通穴26bを覆う
防水キャップ60をボス部26に取り付ける。これによ
り、貫通穴26bは防水キャップ60により覆われてい
るので、ボス部26が駆動モータ12の反対側から被水
した場合であっても、貫通穴26bから駆動モータ12
に水が浸入することを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心式送風機に関
するもので、車両用空調装置の送風機に適用して有効で
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平7−4396号公報にて、
駆動モータの回転軸からブレードに駆動力を伝達するボ
ス部に開口部を形成して、ブレードに伝達される振動の
伝達率を低減するようにした遠心式送風機が提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載の遠心式送風機では、ボス部が駆動モータの反対側か
ら被水した場合にボス部の開口部から駆動モータに水が
浸入し、駆動モータの機能不良を引き起こしてしまうと
いう問題がある。
【0004】本発明は、上記点に鑑み、駆動モータの回
転軸からブレードに駆動力を伝達するボス部に開口部が
形成されている遠心式送風機に、防水機能を設けること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、駆動モータ(12)の
回転軸(24)周りに配設された複数枚のブレード(2
8)、及び回転軸(24)からブレード(28)に駆動
力を伝達するボス部(26)からなる遠心式多翼ファン
(14)を備え、ボス部(26)に形成された開口部
(26b)を覆うキャップ部材(60)を備えることを
特徴とする。
【0006】これにより、ボス部(26)の開口部(2
6b)はキャップ部材(60)により覆われているの
で、ボス部(26)が駆動モータ(12)の反対側から
被水した場合であっても、開口部(26b)から駆動モ
ータ(12)に水が浸入することを防止することができ
る。
【0007】また、請求項2に記載の発明では、ボス部
(26)を、回転軸(24)を中心軸として遠心式多翼
ファン(14)に吸入される空気の流線に沿って拡がる
略円錐形状に形成し、キャップ部材(60)を、ボス部
(26)の形状に沿った略円錐形状に形成することを特
徴とするので、ブレード(28)に導入される空気の流
れがスムーズとなり、遠心式多翼ファン(14)の送風
効率を向上できる。
【0008】また、請求項3に記載の発明では、キャッ
プ部材(60)に、ボス部(26)のうち回転軸(2
4)と結合する結合部(32)を覆う円錐頂部(66
a)を形成することを特徴とする。
【0009】ところで、ボス部(26)のうち回転軸
(24)と結合する結合部(32)を、空気流れに沿っ
た形状にすることは困難であるが、キャップ部材(6
0)はボス部(26)と別体に形成されるため、空気流
れに沿った形状に形成することが容易である。
【0010】この点に着目し、請求項3に記載の発明で
は、キャップ部材(60)に円錐頂部(66a)を形成
し、この円錐頂部(66a)がボス部(26)の結合部
(32)を覆うので、ブレード(28)に導入される空
気の流れをより一層スムーズにできる。
【0011】また、請求項4に記載の発明では、キャッ
プ部材(60)を、開口部(26b)を覆う本体部(6
6)と、ボス部(26)に取り付けられる取付部(6
1、62)とから構成し、本体部(66)とボス部(2
6)との間に隙間(t)を形成することを特徴とする。
【0012】ところで、回転軸(24)からブレード
(28)に伝達される振動の伝達率を低減させるように
ボス部(26)の弾性係数は設定されており、この弾性
係数は、開口部(26b)の形状を調整して設定されて
いる。
【0013】これに対し、請求項4に記載の発明では、
キャップ部材(60)のうち取付部(61、62)のみ
がボス部(26)と接触し、取付部(61、62)が形
成されていない部分はボス部(26)と接触することな
く隙間(t)を形成するので、ボス部(26)にキャッ
プ部材(60)を取り付けることによるボス部(26)
の弾性係数の増大を最小限にできる。
【0014】また、取付部(61、62)が形成されて
いない部分はボス部(26)と接触することなく隙間
(t)を形成するので、駆動モータ(12)によりキャ
ップ部材(60)が振動した場合であっても、この振動
がボス部(26)に伝達される伝達率を低減できる。な
お、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に
記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明の
実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】車両用空調装置の空気を取り込む遠心送風
機に本発明を適用した第1実施形態を図1、図2、及び
図3に示す。
【0017】図1に示すように、遠心送風機10は、駆
動モータ12と、遠心多翼ファン14と、ファンケース
16とからなる。ファンケース16は、周知のスクロー
ル形状に樹脂成形されて形成されており、図示しない一
部分に径外方向に延びる空気出口部が形成されている。
そしてファンケース16の中央底部に遠心多翼ファン1
4を回転駆動する駆動モータ12が支持固定されてい
る。
【0018】駆動モータ12は、樹脂製円筒状のモータ
ケース18の内部にモータ本体20が固定されている。
モータケース18の外周部に遠心方向に延びるフランジ
部22が形成され、このフランジ部22がファンケース
16の端部16aに結合固定されている。
【0019】また、駆動モータ12の回転軸24は、例
えばステンレス製で、横断面がD状にカットされる直線
状カット面24aを有し、残り横断面形状がD状の円弧
面24bとなっている。この直線状カット面24aは、
図2に示すように、駆動軸先端部24cから駆動軸付根
部24dまで軸方向に延びて形成されている。
【0020】そして、この回転軸24に遠心多翼ファン
14が結合固定されている。
【0021】遠心多翼ファン14は、樹脂にて一体成形
されるボス部26、ブレード28、及びシュラウド30
とから構成されている。
【0022】図2は防水キャップ部60を分解した状態
を示す分解図であり、ボス部26は、その中央部に形成
される円筒結合部32で回転軸24に結合され、モータ
本体20の駆動力が回転軸24を経由して伝達される。
【0023】なお、円筒結合部32は例えば金属製の抜
止クリップ50により半径方向に締め付けられており、
ボス部26が回転軸24から抜け出ることを防止してい
る。
【0024】ボス部26は、回転軸24を中心軸とし
て、空気取入口36から遠心式多翼ファン14に吸入さ
れる空気の流線に沿って拡がる略円錐形状に形成され、
円錐の中心軸断面における外形は、中央軸から径外方向
に滑らかに湾曲するような曲面である。
【0025】そして、ボス部外周端部26aは、ブレー
ド28に接続され、ボス部26を介してモータ本体20
の駆動力がブレード28に伝達される。
【0026】図3(a)は図2のA矢視図であり、湾曲
して形成されるボス部26には、回転軸24を中心とす
る円周方向に8個の貫通穴(開口部)26bが形成され
ている。これらの隣り合う貫通穴26bの間には、半径
方向に延びる8個の梁部72が形成される。そして、こ
れらの梁部72が加振力を低減するたわみ効果を有す
る。これにより、回転軸24からブレード28に伝達さ
れる振動の伝達率が低減されている。この効果の詳細は
特開平7−4396号公報に記載の第5実施例に記載さ
れたものと同様であり、本実施形態ではこの効果の詳細
説明は省略する。
【0027】ブレード28は、ボス部外周端部26aか
ら垂直上方に延びる。このブレード28は、回転軸24
周りに複数枚配設され、ボス部26の外周端近傍に円周
方向に所定の円弧間隔をおいて環状に配置される。シュ
ラウド30は、ブレード28の空気吸込側端部と接合さ
れ、空気取入口36から取り入れた空気流れをファン軸
方向よりファン径外方向へ方向転換するようにほぼ円弧
状の断面形状に形成される。シュラウド30の内周端3
0aには上方に突き出す環状の突起30bが形成され
る。シュラウド30は保持リングの役割を果たしてい
る。
【0028】ファンケース16は、空気取入口36を形
成するベルマウス40を有し、このベルマウス40はシ
ュラウド30の突起30bを包み込むように断面半円弧
状に形成される。このベルマウス内壁40aと突起30
bの間は微小間隔に設定されている。
【0029】防水キャップ60は、図1に示すように、
ボス部26の形状に沿った略円錐形状に樹脂成形されて
いる。この防水キャップ60は、円錐面を形成する本体
部66と、防水キャップ60をボス部26に取り付ける
ための後述する取付部61、62とから構成されてい
る。
【0030】そして、本体部66がボス部26の円筒結
合部32を覆い、本体部66のうち円錐形の頂部に位置
する円錐頂部66aがボス部26の円筒結合部32を覆
うように、防水キャップ60はボス部26に取り付けら
れている。
【0031】そして、防水キャップ60の円錐頂部66
aの内面には、ボス部26の円筒結合部32の上端部に
向かって延びる円筒形状の取付支持部(取付部)61が
形成されている。
【0032】この取付支持部61を円筒結合部32の上
端部にのせることにより、防水キャップ60はボス部2
6上に支持されている。
【0033】また、防水キャップ60の外周部63の内
面のうち回転軸24を中心とする円周方向4箇所には、
貫通穴26bに向かって延びる板形状の取付爪部(取付
部)62が形成されている。そして、取付爪部62は防
水キャップ60の半径方向に弾性変形可能になってお
り、取付爪部62の先端には、外周側に突出する突出部
62aが形成されている。
【0034】そして、防水キャップ60をボス部26に
取り付ける際には、はじめに、突出部62aが貫通穴2
6bの内周面により半径方向内側に押されて、取付爪部
62は弾性変形する。次に、取付支持部61が円筒結合
部32の上端部にのるときには、突出部62aは貫通穴
26b内から貫通穴26bの下方に位置するようになっ
ており、突出部62aは貫通穴26bの下方側に形成さ
れた水平面形状の係止部26cと接触している。これに
より、取付爪部62が貫通穴26bから上方に抜けない
ように防水キャップ60はボス部26に係止されてい
る。
【0035】なお、防水キャップ60のうち本体部66
とボス部26との間に、隙間tが形成されるように、防
水キャップ60はボス部26に取り付けられている。
【0036】以上の構成の防水キャップ60を備えるこ
とにより、ボス部26の貫通穴26bはキャップ部材6
0の本体部66により覆われているので、ボス部26が
駆動モータ12の反対側から被水した場合であっても、
貫通穴26bから駆動モータ12に水が浸入することを
防止することができる。
【0037】また、防水キャップ60は、回転軸24を
中心軸として、空気取入口36から遠心式多翼ファン1
4に吸入される空気の流線に沿って拡がる略円錐形状に
形成されているので、ブレード28に導入される空気の
流れがスムーズとなり、遠心式多翼ファン14の送風効
率を向上できる。
【0038】さらにまた、キャップ部材60の円錐頂部
66aがボス部26の円筒結合部32や抜止クリップ5
0を覆うので、ブレード28に導入される空気の流れを
より一層スムーズにできる。
【0039】また、防水キャップ60のうち本体部66
とボス部26との間に、隙間tが形成されるように、防
水キャップ60はボス部26に取り付けられているの
で、ボス部26に防水キャップ60を取り付けることに
よるボス部26の弾性係数の増大を最小限にでき、ま
た、駆動モータ12により防水キャップ60が振動した
場合であっても、この振動がボス部26に伝達される伝
達率を低減できる。
【0040】なお、防水キャップ60をボス部26で支
持するため、遠心式多翼ファン14の振動系に係る質量
mを増加させるが、これにより、遠心式多翼ファン14
の固有周波数f0(特開平7−004396号公報参
照)は小さくなるので、回転軸24からブレード28に
伝達される振動の伝達率を小さくできる。
【0041】また、防水キャップ60をボス部26に取
り付ける作業は、取付爪部62を弾性変形させながら貫
通穴26bに挿入して、防水キャップ60をボス部26
に係止するようにしているので、防水キャップ60のボ
ス部26への取り付けを容易にできる。
【0042】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
防水キャップ60には円筒結合部32を覆う円錐頂部6
6aが形成されているが、図4に示すように、円錐頂部
66aを廃止して、円筒結合部32を覆わない形状にし
てもよい。具体的には、防水キャップ60の中央に挿入
穴60aを形成して取付支持部61を廃止し、円筒結合
部32を挿入穴60aに挿入して、挿入穴60aの周縁
部をボス部26から支持するようにしている。
【0043】これにより、防水キャップ60に挿入穴6
0aを形成するので、第1実施形態の防水キャップ60
に比べて、防水キャップ60の軽量化を図ることができ
る。
【0044】(第3実施形態)上記第1、第2実施形態
では防水キャップ60の材質は樹脂であったが、金属
(例えば、ばね材)を用いてもよい。具体的には、図5
に示すように、防水キャップ60の中央に、円筒結合部
32に沿った円筒形状の圧入部(取付部)64をバーリ
ング加工により形成し、円筒結合部32の上方から圧入
部64を圧入して防水キャップ60をボス部26に結合
させている。よって、本実施形態の防水キャップ60で
は取付爪部62を廃止している。
【0045】なお、防水キャップ60の外周部63はボ
ス部26には接触しておらず、防水キャップ60のうち
圧入部61が備えられていない部分と、ボス部26との
間には隙間tが形成されている。
【0046】以上の構成により、防水キャップ60を金
属で形成しているので、樹脂で成形する場合に比べて製
造コストを小さくできる。
【0047】なお、防水キャップ60とボス部26は圧
入により結合されているので、抜止クリップ50を廃止
してもよい。
【0048】(第4実施形態)上記第1、第2実施形態
では防水キャップ60の材質は樹脂であったが、ゴムを
用いてもよい。具体的には、図6に示すように、防水キ
ャップ60の中央に、円筒結合部32が挿入される挿入
穴を形成し、防水キャップ60の内面のうち、貫通穴2
6bに対向する部分以外の全ての面は、ボス部26に密
着するようになっている。
【0049】なお、本実施形態の防水キャップ60は、
遠心式多翼ファン14とは別体で金型により、図6中の
一点鎖線に示す形状に形成されている。そして、防水キ
ャップ60の挿入穴を円筒結合部32に挿入し、防水キ
ャップ60の外周部63を下方に反転させて、防水キャ
ップ60をボス部26に組み付けている。
【0050】以上の構成により、防水キャップ60のボ
ス部26への組み付けは、防水キャップ60の挿入穴を
円筒結合部32に挿入し、防水キャップ60の外周部6
3を下方に反転させるだけでよいので、防水キャップ6
0をボス部26に容易に組み付けることができる。
【0051】また、防水キャップ60の内面のうち、貫
通穴26bに対向する部分以外の全ての面は、ボス部2
6に密着するようになっているので、駆動モータ12の
防水性を向上できる。
【0052】また、防水キャップ60はゴム製であり、
内面がボス部26に密着するような形状であるので、取
付部61、62を廃止できる等、樹脂製の防水キャップ
60に比べて形状を単純にできる。
【0053】なお、防水キャップ60はゴム製であるの
で、ボス部26に密着していても、ボス部26の弾性係
数が防水キャップ60から受ける影響は無視できる。
【0054】(他の実施形態)上記第4実施形態では、
ゴム製の防水キャップ60を遠心式多翼ファン14とは
別体に形成しているが、2色成形により、防水キャップ
60を遠心式多翼ファン14と一体に成形するようにし
てもよい。
【0055】また、ゴムの替わりに樹脂フィルムを使用
し、遠心式多翼ファン14を金型にインサートしたイン
サート成形により防水キャップ60を遠心式多翼ファン
14と一体に成形するようにしてもよい。
【0056】このように、防水キャップ60を遠心式多
翼ファン14と一体に成形すれば、防水キャップ60を
ボス部26に組み付ける工程を不要にできる。
【0057】また、上述の第1〜第3実施形態では、防
水キャップ60を、取付部61、62によりボス部26
に取り付けるようになっているが、防水キャップ60
を、駆動モータ12の回転軸24に取り付けるようにし
てもよい。
【0058】また、上述の第1〜第3実施形態では、防
水キャップ60を、略円錐形状に形成しているが、図7
(c)に示すように防水キャップ60を平面上に展開し
た形状に形成し、図7(a)、(b)に示すように、防
水キャップ60の接合部68を互いに接合することによ
り略円錐形状を構成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る遠心多翼ファン及
び防水キャップ等を示す部分断面図である。
【図2】第1実施形態に係る遠心多翼ファンから防水キ
ャップを分解した分解図である。
【図3】(a)は図2のA矢視図であり、(b)は図2
のB矢視図である。
【図4】第2実施形態に係る遠心多翼ファン及び防水キ
ャップ等を示す部分断面図である。
【図5】第3実施形態に係る遠心多翼ファン及び防水キ
ャップ等を示す部分断面図である。
【図6】第4実施形態に係る遠心多翼ファン及び防水キ
ャップ等を示す部分断面図である。
【図7】(a)は、他の実施形態に係る遠心多翼ファン
及び防水キャップ等を示す部分斜視図であり、(b)は
C矢視図であり、(c)は防水キャップの展開図であ
る。
【符号の説明】
12…駆動モータ、14…遠心式多翼ファン、24…回
転軸、26…ボス部、26b…貫通穴、28…ブレー
ド、32…円筒結合部、60…防水キャップ、66…本
体部、66a…円錐頂部、t…本体部とボス部との隙
間。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータ(12)と、 前記駆動モータ(12)の回転軸(24)周りに配設さ
    れた複数枚のブレード(28)、及び前記回転軸(2
    4)から前記ブレード(28)に駆動力を伝達するボス
    部(26)からなる遠心式多翼ファン(14)とを備
    え、 前記ボス部(26)に、前記回転軸(24)から前記ブ
    レード(28)に伝達される振動の伝達率を低減させる
    ための開口部(26b)を形成し、 前記開口部(26b)を覆うキャップ部材(60)を備
    えることを特徴とする遠心式送風機。
  2. 【請求項2】 前記ボス部(26)は、前記回転軸(2
    4)を中心軸として前記遠心式多翼ファン(14)に吸
    入される空気の流線に沿って拡がる略円錐形状に形成さ
    れ、 前記キャップ部材(60)は、前記ボス部(26)の形
    状に沿った略円錐形状に形成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の遠心式送風機。
  3. 【請求項3】 前記キャップ部材(60)には、前記ボ
    ス部(26)のうち前記回転軸(24)と結合する結合
    部(32)を覆う円錐頂部(66a)が形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の遠心式送風機。
  4. 【請求項4】 前記キャップ部材(60)は、前記開口
    部(26b)を覆う本体部(66)と、前記ボス部(2
    6)に取り付けられる取付部(61、62)とから構成
    され、 前記本体部(66)と前記ボス部(26)との間には隙
    間(t)が形成されていることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれか1つに記載の遠心式送風機。
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