JPH06293418A - 回転体の駆動装置 - Google Patents

回転体の駆動装置

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Publication number
JPH06293418A
JPH06293418A JP10769493A JP10769493A JPH06293418A JP H06293418 A JPH06293418 A JP H06293418A JP 10769493 A JP10769493 A JP 10769493A JP 10769493 A JP10769493 A JP 10769493A JP H06293418 A JPH06293418 A JP H06293418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
swing
lever
rotating body
rocking
Prior art date
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Pending
Application number
JP10769493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Taniguchi
洋人 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP10769493A priority Critical patent/JPH06293418A/ja
Publication of JPH06293418A publication Critical patent/JPH06293418A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 揺動レバーが揺動する度に回転体を常時回転
する駆動軸と一体化させて所定角度だけ回転させる。 【構成】 揺動係合片42の下端及び前記揺動レバー2
5の下端が連結リンク46によって以下の如き状態とな
るように枢着連結されている。即ち、揺動レバー25が
上端(センサーローラー18)を上げた状態になると前
側の揺動係合片42が当接突起41に係合する位置にな
り、後側の揺動係合片42が当接突起41と係合しない
位置になり、他方、揺動レバー25が上端(センサーロ
ーラー18)を下げた状態になると前側の揺動係合片4
2が当接突起41に係合しない位置になり、後側の揺動
係合片42が当接突起41と係合する位置になるように
なされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は回転体の駆動装置に関
する。
【0002】
【発明の目的】この発明は、揺動レバーが揺動する度
に、カム等を有する回転体を、常時回転する駆動軸と一
体化させて、所定角度だけ回転させるための装置を提供
することを目的とするものである。この発明装置は、物
品搬送コンベア等と組み合わせて、コンベア上を移動す
る物品によって揺動レバーが揺動するようしておくこと
によって、物品を検知した後及び物品が通過した後にお
いて、カム等を有する回転体を所定角度回転させ、その
回転体の回転によって物品の有無に関連付けた所定の作
動を行なわせるのに好適に使用されるものである。な
お、具体的な利用方法は実施例をご参照戴きたい。
【0003】
【前記目的を達成するための手段】この発明は前記目的
を達成するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、駆動軸に固定された爪車と、駆動軸に遊嵌された回
転体と、この回転体に枢着されると共にばねで爪車側に
付勢された係合爪と、係合爪の当接突起に係合して係合
爪をばねに抗して揺動させる、駆動軸を挾んで対向する
逆状態の一対の揺動係合片と、一対の揺動係合片にリン
ク連結され、それらを揺動位置によって逆の状態とする
揺動レバーとを有しているものである。
【0004】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。揺動レバーが揺動する度に回転体を常時回転する
駆動軸と一体化させて所定角度だけ回転させることが出
来る。
【0005】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1右
側を、後とは同図左側をいい、左とは図1紙面裏側を、
右とは同表側をいう。
【0006】図1から図3に示す如く、ローラーコンベ
ア1は、基枠2と、この基枠2に軸心を左右方向に向け
るようにして回転自在に設けられた多数のフリーローラ
ー3とを有している。前記ローラーコンベア1は搬送方
向に所定間隔で区分された複数のゾーン5を有してい
る。
【0007】前記ゾーン5には、前側2本で組となさ
れ、後側2本で組となされたフリーローラー3があり、
前後の組のフリーローラー3間には後述の揺動レバー1
9(センサーローラー18)のための間隙6が形成され
ている。前記前側2本のフリーローラー3間及び後側の
2本のフリーローラー3間に位置するようにして、駆動
ローラー8が、軸心を左右方向に向けるようにして側面
形反転L字状のベルクランク9の上側アームの自由端に
設けられた水平軸13にスリーブ12を介して回転自在
に嵌められ、前記ベルクランク9の折曲基部は枢軸10
によって基枠2に上下揺動自在に設けられている。そし
て、前記ベルクランク9は駆動ローラー8がフリーロー
ラー3に当接する方向にばね11によって付勢されてい
る。前記駆動ローラー8が嵌め止められたスリーブ12
に軸心を同一とするようにしてチェーンホイール14が
嵌め止められ、これら全てのチェーンホイール14、前
後のメインチェーンホイール(図示略)及びテンション
チェーンホイール(図示略)にエンドレスチェーン15
が掛け渡されている。そして、メインチェーンホイール
(図示略)の一方が常時回転する駆動チェーンホイール
となされている。また、駆動ローラー8がフリーローラ
ー3に当接した位置において、エンドレスチェーン14
がチェーンホイール13から外れないようにするために
押さえホイール(図示略)が基枠2に所定間隔で設けら
れている。このような構成によって、常時チェーンホイ
ール14によって回転させられている駆動ローラー8を
フリーローラー3に押し付ければ、フリーローラー3は
図1において時計方向に回転し、他方、駆動ローラー8
をフリーローラー3から離せばフリーローラー3は停止
する。
【0008】図1及び図2に示す如く、前記間隙6に上
端に回転自在に渡された軸心を左右方向に向けたセンサ
ーローラー18を位置させるようにして、左右一対の揺
動レバー19が、枢軸20によって、基枠2に上下揺動
自在に枢着されている。
【0009】図5に示す如く、前記揺動レバー19はば
ね21によってセンサーローラー18をローラーコンベ
ア1の搬送面より突出させる方向に付勢されている。な
お、揺動レバー19が設定位置を越えて揺動しないよう
に、揺動レバー19に当たるストッパー22が基枠2に
設けられている。
【0010】図4及び図5に示す如く、前記センサーロ
ーラー18の左右方向中央部にくびれ部18aが設けら
れ、このくびれ部18aに上端部が回転自在に嵌められ
た揺動レバー25が、その下端やや上部において固定ブ
ラケット26に枢軸27によって上下揺動自在に設けら
れている。なお、揺動レバー25の揺動中心と揺動レバ
ー19の揺動中心とが一致していないので、図面には明
瞭には示されていないが、揺動レバー25はくびれ部1
8aに前後方向の遊びはないが上下方向の遊びは形成す
るように、嵌められている。
【0011】前記揺動レバー25のやや前方に位置する
ようにして、軸心を左右方向に向けた駆動軸31が左右
一対の軸受32に回転自在に嵌められている。この駆動
軸31の左端にはチェーンホイール33が嵌め止めら
れ、このチェーンホイール33は前記エンドレスチェー
ン15にかけられている。このような構成によって、駆
動軸31は図4において常時反時計方向に回転するよう
になされている。前記駆動軸31の、揺動レバー25に
近い部分に爪車35が嵌め止められており、この爪車3
5の左方に位置するようにして、駆動軸31に回転体3
6が回転自在に嵌められ、この回転体36に軸心を左右
方向に向けた枢軸37によって係合爪38が揺動自在に
取り付けられ、この係合爪38はばね39によって爪車
35の爪に係合する方向に付勢されている。そして、係
合爪38が爪車35の爪に係合すると、回転体36が駆
動軸31と共に回転するようになる。
【0012】前記係合爪38の基部には当接突起41が
外方に向かって突設され、この当接突起41に係合する
前後一対の揺動係合片42が駆動軸31を挾んで対向す
るようにして配され、これら揺動係合片42は、それら
下端のやや上部において固定ブラケット26に軸心を左
右方向に向けた枢軸43によって枢着されて前後揺動自
在となされている。そして、揺動係合片42は駆動軸3
1を中心として180度ずれた位置において、当接突起
41に当接するようになされている。また、前側の揺動
係合片42はばね44によって当接突起41に当接する
方向に付勢され、他方、後側の揺動係合片42はばね4
4によって当接突起41に当接しない方向に付勢されて
いる。前記揺動係合片42の下端及び前記揺動レバー2
5の下端が連結リンク46によって以下の如き状態とな
るように枢着連結されている。即ち、揺動レバー25が
上端(センサーローラー18)を上げた状態になると前
側の揺動係合片42が当接突起41に係合する位置にな
り、後側の揺動係合片42が当接突起41と係合しない
位置になり、他方、揺動レバー25が上端(センサーロ
ーラー18)を下げた状態になると前側の揺動係合片4
2が当接突起41に係合しない位置になり、後側の揺動
係合片42が当接突起41と係合する位置になるように
なされている。要するに、揺動レバー25の揺動に伴っ
て、揺動係合片42各々がばね44に抗して回転させら
れるようになされている。このような構成によって、揺
動レバー25が揺動して前の揺動状態から逆の揺動状態
になる度に、係合爪38が爪車35に係合して回転体3
6が180度だけ回転し、その後、係合爪38が爪車3
5から外れて回転体36が停止するという作動を行なう
ことになる。
【0013】図5及び図8に示す如く、前記回転体36
にはカム山48aとカム谷48bとが180度ずれて位
置するカム48が設けられている。このカム48のカム
谷48bは、揺動レバー25が上端(センサーローラー
18)を上げた状態で、前側の揺動係合片42が係合爪
38の当接突起41に当接した位置にあるとき、真後に
向くようになされている。前記カム48に対向するよう
にして従動レバー50が、その長さの途中において軸心
を左右方向に向けた枢軸51によって固定ブラケット2
6に枢着されて、前後揺動自在となされている。前記従
動レバー50の上端にカムフォロワー52が設けられ、
このカムフォロワー52がカム48に当接するようにな
されている。従動レバー50の下端に連結リンク53が
枢着連結されている。図1及び図2に示す如く、前記連
結リンク53が揺動片54に枢着連結され、この揺動片
54は基枠2に軸心を左右方向に向けるようにして回転
自在に設けられた回転軸55に取り付けられ、この回転
軸55に前記揺動片54に側面から見て重なる揺動片5
6が取り付けられ、この揺動片56と前記後続のゾーン
5のベルクランク9の下側アームとが連結リンク57に
枢着連結されている。なお、連結リンク57と揺動片5
6とは前後方向に遊びはないが、上下方向には僅かの遊
びを形成するようにして、枢着連結されている。このよ
うな構成によって、カムフォロワー52がカム48のカ
ム谷48bに当たっているときは、ばね11の力によっ
て後続のゾーン5の駆動ローラー8はフリーローラー3
に当接した状態にあってフリーローラー3は回転するよ
うになされ、他方、カムフォロワー52がカム48のカ
ム山48aに当たったときは、後続のゾーン5の駆動ロ
ーラー8はフリーローラー3から離れ、後続のゾーン5
のフリーローラー3の回転が停止するようになされてい
る。(図10参照)
【0014】図5及び図7に示す如く、前記回転体36
にはカム48のカム山48a及びカム谷48bに対して
90度ずれた位置に滑らかな窪み60を有する変形円盤
59が設けられ、この変形円盤59の周面に当接する押
さえレバー62が固定ブラケット26に軸心を左右方向
に向けた枢軸63によって上下揺動自在に設けられてい
る。そして、押えレバー62はばね64によって変形円
盤59側に付勢されている。このような構成によって、
回転体36をばね64の力に抗して回転させれば回転体
36を回転させることが出来る一方、回転体36に回転
力を加えなければ押えレバー62によって回転体36は
停止状態を保持する。
【0015】次に実施例の作用を説明する。搬送中の物
品Wがその自重でセンサーローラー18を押し下げる
と、カム48が、カム山48aをカムフォロワー52に
当てるように180度回転して停止する。この作動によ
って、当該センサーローラー18のあるゾーン5の後続
のゾーン5の駆動ローラー8がフリーローラー3より外
れてフリーローラー3の回転が停止することになる。な
お、ここでご注目戴きたいのは、物品Wはセンサーロー
ラー18を押し下げるだけで、物品Wの自重によってカ
ム48を回転させ、従動レバー50を揺動させ、究極的
に駆動ローラー8をフリーローラー3から離すのではな
く、カム48を回転させるのはエンドレスチェーン15
による駆動軸31の回転によるものである点である。そ
のため、物品Wの重さに関係なく、駆動ローラー8をフ
リーローラー3から確実に離すことが出来るものであ
る。この状態で、前位のセンサーローラー18が物品W
で押し下げられていなければ、前記センサーローラー1
8の後の2本のフリーローラー3は回転しているので、
物品Wは前方に送られる。他方、前位のセンサーローラ
ー18が物品Wで押し下げられていると、即ち、直ぐ前
方に物品Wがあると、前記センサーローラー18の後の
2本のフリーローラー3も停止しているので、物品Wは
その位置で一旦停止する。即ち、物品Wは前位の物品W
を押すことなく停止する。そして、センサーローラー1
8から物品Wが外れると、カム48はカム谷48bをカ
ムフォロワー52に当てるように180度回転して停止
する。
【0016】この発明は、回転体を間歇的に回転させる
機構として、あらゆるところに使用し得るものである。
【0017】
【発明の効果】この発明は前記した如き構成によって以
下の如き効果を奏するものである。揺動レバーが揺動す
る度に回転体を常時回転する駆動軸と一体化させて所定
角度だけ回転させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す要部の側断面図であ
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のIII−III線拡大断面図である。
【図4】図1のA部分拡大断面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【図7】図5のVII−VII線断面図である。
【図8】図5のVIII−VIII線断面図である。
【図9】回転体の斜視図である。
【図10】従動レバーと、駆動ローラーが回転自在に嵌
められたベルクランクとの連結状態を説明するための簡
略側断面図である。
【符号の説明】
25 揺動レバー 31 駆動軸 35 爪車 36 回転体 37 枢軸 38 係合爪 39 ばね 41 当接突起 42 揺動係合片 43 枢軸 46 連結リンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸に固定された爪車と、駆動軸に遊
    嵌された回転体と、この回転体に枢着されると共にばね
    で爪車側に付勢された係合爪と、係合爪の当接突起に係
    合して係合爪をばねに抗して揺動させる、駆動軸を挾ん
    で対向する逆状態の一対の揺動係合片と、一対の揺動係
    合片にリンク連結され、それらを揺動位置によって逆の
    状態とする揺動レバーとを有している回転体の駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 前記揺動レバーが揺動限界位置の一方に
    至ると揺動係合片の一方が係合爪の当接突起に当接する
    位置になり、他方が係合爪の当接突起に当接しない位置
    になり、揺動レバーが揺動限界位置の他方に至ると揺動
    係合片が逆の状態となるようになされ、前記回転体にカ
    ム山とカム谷とが180度ずれて位置するカムが設けら
    れ、このカムに従動レバーに設けられたカムフォロワー
    が当てられていている請求項1記載の回転体の駆動装
    置。
JP10769493A 1993-04-08 1993-04-08 回転体の駆動装置 Pending JPH06293418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10769493A JPH06293418A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 回転体の駆動装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10769493A JPH06293418A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 回転体の駆動装置

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JPH06293418A true JPH06293418A (ja) 1994-10-21

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ID=14465588

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JP10769493A Pending JPH06293418A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 回転体の駆動装置

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JP (1) JPH06293418A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544591U (ja) * 1977-06-14 1979-01-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544591U (ja) * 1977-06-14 1979-01-12

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