JPH0733225A - ローラコンベヤのローラ駆動装置 - Google Patents

ローラコンベヤのローラ駆動装置

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JPH0733225A
JPH0733225A JP20184493A JP20184493A JPH0733225A JP H0733225 A JPH0733225 A JP H0733225A JP 20184493 A JP20184493 A JP 20184493A JP 20184493 A JP20184493 A JP 20184493A JP H0733225 A JPH0733225 A JP H0733225A
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
free
article
transmission
transmission roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP20184493A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Tai
彰人 田井
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラコンベヤ等に用いられるフリーローラ
3を、回転させたり停止させたりすることが、簡潔な構
造により実現できるようにする。 【構成】 フリーローラ3の下部周面に伝動ローラ10
を当接させておき、この伝動ローラ10を水平旋回可能
にしておく。伝動ローラ10には、その回転軸心がフリ
ーローラ3の回転軸心と平行する場合には張力を発生
し、直交する場合には弛むようになるベルト43を介し
て駆動ホイール42からの回転力が伝えられるようにし
た。伝動ローラ10の水平旋回は、リンク機構14を用
いて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はローラコンベヤのロー
ラ駆動装置に関する。
【0002】
【発明の目的】この発明は、基枠と、この基枠に軸心を
左右方向に向けるようにして回転自在に設けられた多数
のフリーローラとを有するローラコンベヤに対して、前
記フリーローラを回転させたり、又は停止させたりする
ことが、簡潔な構造によって容易に実現できるようにす
るローラ駆動装置を提供することを目的とするものであ
る。なおこの発明は、後述の実施例で示す如く、物品検
知器等と組み合わせることによって、搬送途中の物品が
先行する物品に追突する前に後続の物品を停止させる、
即ち、後続の物品が前方の物品を押したり又は前方の物
品に衝突したりすることがない機構を有するローラコン
ベヤ等に好適に使用されるものである。
【0003】
【前記目的を達成するための手段】この発明は前記目的
を達成するために以下の如き手段を採用した。即ち、こ
の発明は、フリーローラと、このフリーローラの下側周
面に当接して回転自在で、かつこの当接位置を中心に旋
回自在に設けられた伝動ローラと、この伝動ローラを旋
回させる旋回装置と、回転軸心がフリーローラの回転軸
心と略平行(平行も含む。以下同様。)な状態にある伝
動ローラに回転力を伝える回転装置とを有しているもの
である。
【0004】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。伝動ローラがその回転軸心をフリーローラの回転
軸心に略平行とさせている状態で、伝動ローラに回転力
を伝えることにより、フリーローラを回転させることが
できる。他方、伝動ローラを旋回させてその回転軸心が
フリーローラの回転軸心と略直交した状態にすると、フ
リーローラを、ブレーキを作用させた状態で停止させる
ことができる。
【0005】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1右
側を、後とは同図左側を言い、左とは図1紙面裏側を、
右とは同表側を言う。図1の如く、ローラコンベヤ1
は、基枠2と、この基枠2に軸心を左右方向に向けるよ
うにして前後方向に所定間隔で回転自在に設けられた多
数のフリーローラ3とを有している。前記ローラコンベ
ヤ1は、搬送方向に沿って物品Wよりも長い所定間隔で
区分された複数のゾーン5を有しており、これらゾーン
5には4本のフリーローラ3がある。
【0006】図2及び図3に示す如く、前記各フリーロ
ーラ3の下方に位置するようにして、基枠2に固定ブラ
ケット7が設けられ、これら固定ブラケット7各々に
は、軸心を垂直方向に向けた旋回軸12により、ローラ
ハウジング11が水平旋回自在に保持されている。各ロ
ーラハウジング11内には、軸心を水平方向に向けた回
転軸13により、伝動ローラ10が、その上側の外周面
を露出させた状態で回転自在に保持されている。この伝
動ローラ10の外周面上部は、フリーローラ3の下側周
面に当接されている。ところで、伝動ローラ10の幅
(肉厚)方向の二等分線と上記回転軸13の軸心とが水
平面で交差する点と、上記旋回軸12の軸心とは、垂直
方向で一致するようになっている(図5参照)。また、
旋回軸12の軸心の延長線が、フリーローラ3の回転軸
心とも交差するように、基枠2に対する固定ブラケット
7の前後方向位置付けが調節されている。このような構
成により、伝動ローラ10は、常にフリーローラ3に当
接した状態のままで水平旋回するようになっている。そ
して、伝動ローラ10が、その回転軸心をフリーローラ
3の回転軸心と略平行させているとき(図2(a)等参
照)には、これら伝動ローラ10とフリーローラ3とが
互いに連動状態となり、他方、伝動ローラ10が水平旋
回してその回転軸心をフリーローラ3の回転軸心と交差
させればさせるほど、伝動ローラ10がフリーローラ3
の回転抵抗を徐々に高めるようになって、その直交状態
のとき(図2(b)等参照)には、フリーローラ3にブ
レーキ力を作用させるようになっている。前記旋回軸1
2には、ローラハウジング11と固定ブラケット7との
間に挟まれる状態でばね9が嵌められており、伝動ロー
ラ10がフリーローラ3に当接した状態を更に上方へ押
圧付勢し、且つ下降方向への若干の遊びを確保するよう
になっている。なお、前記回転軸13は、その一端側
(本実施例では、伝動ローラ10の回転軸心とフリーロ
ーラ3の回転軸心とが略平行している状態での右側)が
ローラハウジング11よりも外方へ突出するようになっ
ており、その突出端に、後述する回転装置用の従動ホイ
ール40が当該回転軸13に対して回転不能の状態で取
り付けられている。
【0007】前記旋回軸12の下部には、固定ブラケッ
ト7が設けられた側の基枠2へ向けて突出する揺動アー
ム15が、旋回軸12に形成された係合溝16内に回り
止め爪17を係合させた状態で取り付けられている。図
4の如く、各揺動アーム15の突出端寄りには、それら
の長手方向に沿った長孔20が形成されており、一つの
ゾーン5に含まれる全ての揺動アーム15が、上記長孔
20内に嵌まる連結ピン19を所定間隔で有した前後方
向に長い連結リンク14により連結されている。この連
結リンク14には前後方向に沿った長孔22が前後2箇
所に形成されており、基枠2に設けられた前後一対の取
付ステー25が有する保持ピン21が、上記各長孔22
に嵌められているため(図6参照)、この連結リンク1
4は水平に前後動自在となっている。この連結リンク1
4の下面の前後方向中央部には、連結片26が取り付け
られており、この連結片26には、基枠2にブラケット
31を介して設けられた流体圧シリンダー30のロッド
端が連結されている。このような構成は伝動ローラ10
の旋回装置を構成するものとなっており、流体圧シリン
ダー30によって連結リンク14が所定ストロークだけ
前後動するのに応じて、一つのゾーン5に含まれる全て
の伝動ローラ10が、同時に、同じ角度(90°)だけ
水平旋回するようになる。なお、一つのゾーン5におい
て旋回装置が作動した場合に、連結リンク14の前後動
が、隣接するゾーン5の連結リンク14と衝突干渉する
ことがないよう、連結リンク14の長さが決められてい
る。
【0008】図1〜図3の如く、前記固定ブラケット7
の下方に位置するようにして、基枠2に沿って前後方向
に長い駆動軸41が架設されている。この駆動軸41に
は、前記各伝動ローラ10と対応する所定間隔で複数の
駆動ホイール42が設けられている。また、この駆動軸
41には、ローラコンベヤ1の使用状態にあって常時回
転するモータ(図示略)等が連結されている。上記各駆
動ホイール42には、それぞれ、上記伝動ローラ10の
回転軸13に設けられた従動ホイール40との間でエン
ドレスの丸ベルト43が掛け渡されている。駆動ホイー
ル42の位置付けは、伝動ローラ10が水平旋回する動
作に応じて、以下のような関係が得られるように決めら
れている。すなわち、伝動ローラ10が、その回転軸心
をフリーローラ3の回転軸心と略平行させているとき、
即ち、両者が前記した連動状態にあるとき(図2(a)
等参照)には、丸ベルト43に適度な張力が作用して、
駆動ホイール42から従動ホイール40へ回転力が伝え
られる状態となり、他方、伝動ローラ10が水平旋回し
てその回転軸心をフリーローラ3の回転軸心と直交させ
ているとき、即ち、フリーローラ3にブレーキ力を作用
させているとき(図2(b)等参照)には、丸ベルト4
3に弛みが生じて駆動ホイール42だけが空回りする状
態となるような関係である。このような構成は伝動ロー
ラ10の回転装置を構成するものとなっている。
【0009】図1の如く、基枠2において各ゾーン5の
前部位置には、物品検知器35が設けられている。この
物品検知器35には、光・電波・音波等の信号を用いた
透過型又は反射型のセンサ類や、物品Wとの接触による
機械的なスイッチ類等を用いることができる。物品検知
器35によって物品Wが検知された場合、当該物品検知
器35が属するゾーン5の後続側のゾーン5においてそ
の旋回装置(流体圧シリンダー30)が作動するように
なっている。そして物品検知器35が物品Wを検知しな
くなれば、後続側ゾーン5の旋回装置は初期状態に復元
作動する。
【0010】なお、ローラコンベヤ1の最前位のゾーン
5のフリーローラ3は、チェーン駆動(図示略)等によ
り常時回転するようになっている。
【0011】
【実施例の作用】次に実施例の作用を説明する。全ての
物品検知器35が物品Wを検知していない状態では、全
てのゾーン5の全てのフリーローラ3が回転している。
物品検知器35が搬送中の物品Wを検知すると、その物
品検知器35のあるゾーン5の後続側のゾーン5の旋回
装置が作動して、当該後続側ゾーン5の全てのフリーロ
ーラ3の回転を停止させる。即ち、後続の物品Wは、直
ぐ前方に物品Wがあると衝突する手前で一旦停止される
ようになる。従って、物品Wが前方の物品Wを押したり
又は前方の物品Wに衝突したりすることはない。また、
停止しているフリーローラ3には、水平旋回した伝動ロ
ーラ10によるブレーキ力が作用しているので、物品W
が惰性によって前方へ移動することもない。最前位のゾ
ーン5のフリーローラ3が常時回転しているため、前位
のゾーン5の物品検知器35から徐々に物品Wを検知し
ない状態になり、それら各々の後続側ゾーン5の旋回装
置が初期状態に復元作動するようになるので、上記のよ
うに一旦停止状態にされた物品Wは再び前方へ送られ
る。
【0012】この発明において、回転装置として丸ベル
ト43を用いた例を示したが、伝動ローラ10の更に下
側に、フリーローラ3と回転軸心を略平行させて常時回
転する駆動ローラ(図示略)を当接させておくことも可
能である。なお、この場合、伝動ローラ10の旋回によ
って駆動ローラに過負荷が作用するのを防止するうえ
で、この駆動ローラにトルクリミッター等を設けておく
のが好ましい。旋回装置としてチェーン伝動を用いるこ
とも可能であり、この場合、伝動ローラ10の旋回速度
が可変となるので、フリーローラ3の加減速調節も行え
る。
【0013】
【発明の効果】この発明は前記した如き構成によって以
下の如き効果を奏するものである。 フリーローラに当接させた伝動ローラを旋回駆動さ
せるという極めて簡潔な構造により、フリーローラに回
転力を伝えたりこれを解消してブレーキ作用を生じさせ
たりできるようになった。 フリーローラの停止時にブレーキ力が作用するの
で、物品の惰性走行を防止でき、その結果、物品の搬送
速度を高速化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す要部の側断面図であ
る。
【図2】(a)は図1のII部拡大図、(b)はその動
作後の状態を示す図である。
【図3】図2(a)のIII−III線矢視部の一部破
砕拡大図である。
【図4】図1のIV−IV線一部破砕拡大断面図であ
る。
【図5】図3のV−V線矢視部に相当する動作説明図で
ある。
【図6】図4のVI−VI線矢視部の一部破砕拡大図で
ある。
【符号の説明】
1 ローラコンベヤ 3 フリーローラ 10 伝動ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フリーローラと、このフリーローラの下
    側周面に当接して回転自在で、かつこの当接位置を中心
    に旋回自在に設けられた伝動ローラと、この伝動ローラ
    を旋回させる旋回装置と、回転軸心がフリーローラの回
    転軸心と略平行な状態にある伝動ローラに回転力を伝え
    る回転装置とを有しているローラコンベヤのローラ駆動
    装置。
JP20184493A 1993-07-22 1993-07-22 ローラコンベヤのローラ駆動装置 Pending JPH0733225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20184493A JPH0733225A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 ローラコンベヤのローラ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20184493A JPH0733225A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 ローラコンベヤのローラ駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0733225A true JPH0733225A (ja) 1995-02-03

Family

ID=16447832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20184493A Pending JPH0733225A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 ローラコンベヤのローラ駆動装置

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JP (1) JPH0733225A (ja)

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