JPH0629112U - フライバックトランス装置 - Google Patents

フライバックトランス装置

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JPH0629112U
JPH0629112U JP6455492U JP6455492U JPH0629112U JP H0629112 U JPH0629112 U JP H0629112U JP 6455492 U JP6455492 U JP 6455492U JP 6455492 U JP6455492 U JP 6455492U JP H0629112 U JPH0629112 U JP H0629112U
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JP
Japan
Prior art keywords
voltage
secondary coil
flyback transformer
output
increases
Prior art date
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Pending
Application number
JP6455492U
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English (en)
Inventor
照幸 向井
誠 宅島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0629112U publication Critical patent/JPH0629112U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2次コイルの出力電圧の安定化のための構造
が簡単であり、部品点数も少なく安価に製造できるフラ
イバックトランス装置を提供する。 【構成】 フライバックトランス11の2次コイル2の
高圧側端を発光ダイオード21、フォトトランジスタ2
2および抵抗器23の直列回路を介して接地する。トラ
ンジスタ22及び抵抗器23の接続点に得られる電圧を
高圧出力VBとしてCRTのアノードボタンに印加す
る。ダイオード21とトランジスタ22を光学的に結合
する。負荷電流が大きくなると、2次コイル2の高圧側
端の電圧VAは2次コイルの内部抵抗による電圧降下分
だけ低下する。一方、負荷電流が大きくなると、ダイオ
ード21を流れる電流が大きくなってその発光量が増
し、トランジスタ22のインピーダンスが小さくなり、
トランジスタ22による電圧降下分は小さくなる。これ
により高圧出力電圧VBは負荷電流が大きくなっても低
下することなく安定化される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、CRTの各電極に印加する電圧を生成するフライバックトランス 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、例えば特開昭63−215024号公報に示された従来のフライバッ クトランス装置を示す接続図である。 図において、17は水平出力トランジスタ、16はダンパーダイオード、15 は共振コンデンサ、13は水平偏向コイル、14はS字補正コンデンサであり、 これらにより水平偏向回路が形成されている。
【0003】 水平出力トランジスタ17は水平ドライブ回路(図示せず)より供給される電 圧パルスによって駆動され、ダンパーダイオード16との共働によって水平偏向 コイル13に鋸歯状波電流(偏向電流)が流される。 また、共振コンデンサ15と水平偏向コイル13の共振動作によってフライバ ックパルスが発生され、このフライバックパルスはトランス11の1次コイル1 に入力される。なお、12は電源である。
【0004】 また、トランス11は、コアに上述した1次コイル1の他に、第1の2次コイ ル2および第2の2次コイル(補助コイル)3が巻装されて構成される。2次コ イル2は複数の巻線に分割されて巻装され、それぞれの分割巻線の間に整流用ダ イオードが接続されている。 2次コイル2の各分割巻線に得られる電圧パルスがダイオードによって整流さ れた後に、平滑用コンデンサでもって平滑されて高圧出力が得られる。そして、 この高圧出力はCRT(図示せず)のアノードボタンに印加される。
【0005】 また、上述した高圧出力は抵抗器8,9によって分圧され、分圧された電圧は 差動アンプ10に供給されて基準電圧と比較される。そして、差動アンプ10よ り比較誤差電圧が増幅されて出力される。 また、4は可飽和リアクタであり、その制御巻線の一端は接地され、その他端 に差動アンプ10の出力信号が印加される。
【0006】 また、トランス11の補助コイル3の一端は接地され、その他端はリアクタ4 の主巻線およびコンデンサ5の直列回路を介して接地される。ここで。リアクタ 4およびコンデンサ5でもって直列共振回路が構成されており、リアクタ4のイ ンダクタンスが最も小さくなるときにその共振周波数が水平偏向周波数と一致す るように設定されている。 また、リアクタ4とコンデンサ5との接続点に得られる電圧はダイオード6お よびコンデンサ7で整流平滑されてトランス11の2次コイル2の低圧側端に印 加される。
【0007】 以上の構成において、高圧出力電圧が低下すると、リアクタ4の制御巻線に電 流が流れるため、リアクタ4のインダクタンスが低下し、リアクタ4とコンデン サ5で構成する直列共振回路の共振周波数が水平偏向周波数に近くなってリアク タ4とコンデンサ5に流れる電流値が増加し、両者の接続点の電圧が高くなる。 その結果、2次コイル2の低圧側端の電圧が高くなって高圧出力電圧が高くなる 方向に制御され、高圧出力電圧が安定化される。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
従来のフライバックトランス装置は以上のように構成されているので、高圧出 力電圧の安定化のために、フライバックトランス11に補助コイル3の巻装が必 要となると共に、差動アンプ10や可飽和リアクタ4等が必要となるため、構成 が複雑となり、部品点数が多くなって高価となる等の問題点があった。
【0009】 この考案はこのような問題点を解決するためになされたもので、構造が簡単で あり、部品点数も少なく安価に製造できるフライバックトランス装置を提供する ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るフライバックトランス装置は、一次コイルにフライバックパル スが入力されると共に、2次コイルに昇圧されたフライバックパルスを得るフラ イバックトランスを備え、このフライバックトランスの2次コイルと直列に、負 荷電流を検出する電流検出素子と、この電流検出素子の検出出力に基づいて2次 コイルの出力電圧を制御する電圧制御素子とを接続してなるものである。
【0011】
【作用】
この考案においては、負荷電流が増加して2次コイルの出力電圧が低下すると 、電流検出素子の検出出力に基づいて電圧制御素子は2次コイルの出力電圧を高 くする方向に働き、2次コイルの出力電圧の安定化が行なわれる。
【0012】
【実施例】
実施例1. 図1は、この考案に係るフライバックトランス装置の一実施例を示す接続図で ある。この図1において、図5と対応する部分には同一符号を付し、その詳細説 明は省略する。 本例において、フライバックトランス11の2次コイル2の高圧側端、すなわ ち整流用ダイオードDのカソードを電流検出素子としての発光ダイオード21、 電圧制御素子としてのフォトトランジスタ22および抵抗器23の直列回路を介 して接地する。
【0013】 そして、フォトトランジスタ22および抵抗器23の接続点に得られる電圧を 高圧出力としてCRT(図示せず)のアノードボタンに印加する。ここで、発光 ダイオード21とフォトトランジスタ22とを光学的に結合するように配設する 。 また、トランス11の2次コイル2の低圧側端をABL(Automatic Brightne ss Limiter)側に接続する。 本例は以上のように構成し、その他は図5の例と同様に構成する。
【0014】 図2は、本例のトランス11の2次コイル2の等価回路を示している。図にお いて、Eは2次コイル2の出力電圧、rはその内部抵抗である。 本例において、負荷電流が大きくなると、ダイオードDのカソード側の電圧V Aは内部抵抗rによる電圧降下分だけ低下する。
【0015】 一方、負荷電流が大きくなると、発光ダイオード21を流れる電流が大きくな ってその発光量が増すため、フォトトランジスタ22のインピーダンスは小さく なり、フォトトランジスタ22による電圧降下分は小さくなる。 したがって、CRTのアノードボタンに印加される高圧出力電圧VBは、負荷 電流が大きくなっても低下することなく一定の値に安定化される。 図3は、本例における負荷電流iの変化に対する電圧VAおよびVBの変化を示 している。
【0016】 実施例2. なお、図1の例においては、発光ダイオード21とフォトトランジスタ22と をトランス11の2次コイル2の高圧側端に隣接して接続したものであるが、こ れらの接続位置および順番はこれに限定されるものではない。要は、光学的に結 合された発光ダイオード21とフォトトランジスタ22が2次コイル2に直列に 接続されればよい。図4は、他の接続例を示している。
【0017】 実施例3. また、図1の例においては、電流検出素子として発光ダイオード21を使用し 、電圧制御素子としてフォトトランジスタ22を使用したものであるが、これら の代わりにこれらと同様に機能する他の素子を使用できることは勿論である。
【0018】
【考案の効果】 以上のように、この考案によれば、一次コイルにフライバックパルスが入力さ れると共に、2次コイルに昇圧されたフライバックパルスを得るフライバックト ランスを備え、このフライバックトランスの2次コイルと直列に、負荷電流を検 出する電流検出素子と、この電流検出素子の検出出力に基づいて2次コイルの出 力電圧を制御する電圧制御素子とを接続してなるものであり、負荷電流が増加し て2次コイルの出力電圧が低下するとき、電流検出素子の検出出力に基づいて電 圧制御素子は2次コイルの出力電圧を高くする方向に働き、2次コイルの出力電 圧を安定化できる。2次コイルに直列に電流検出素子および電圧制御素子を接続 するだけでよく、構造が簡単であり、部品点数も少なく安価に製造できる等の効 果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るフライバックトランス装置の一
実施例を示す接続図である。
【図2】フライバックトランスの2次コイルの等価回路
を示す接続図である。
【図3】図1の例の高圧出力電圧の安定化動作を説明す
るための図である。
【図4】この考案に係るフライバックトランス装置の他
の実施例を示す接続図である。
【図5】従来のフライバックトランス装置を示す接続図
である。
【符号の説明】
1 フライバックトランスの1次コイル 2 フライバックトランスの2次コイル 11 フライバックトランス 21 発光ダイオード 22 フォトトランジスタ 23 抵抗器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次コイルにフライバックパルスが入力
    されると共に、2次コイルに昇圧されたフライバックパ
    ルスを得るフライバックトランスを備え、 このフライバックトランスの2次コイルと直列に、負荷
    電流を検出する電流検出素子と、この電流検出素子の検
    出出力に基づいて上記2次コイルの出力電圧を制御する
    電圧制御素子とを接続してなるフライバックトランス装
    置。
JP6455492U 1992-09-16 1992-09-16 フライバックトランス装置 Pending JPH0629112U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6455492U JPH0629112U (ja) 1992-09-16 1992-09-16 フライバックトランス装置

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JP6455492U JPH0629112U (ja) 1992-09-16 1992-09-16 フライバックトランス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0629112U true JPH0629112U (ja) 1994-04-15

Family

ID=13261566

Family Applications (1)

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JP6455492U Pending JPH0629112U (ja) 1992-09-16 1992-09-16 フライバックトランス装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63215024A (ja) * 1987-03-04 1988-09-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd フライバツクトランス装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63215024A (ja) * 1987-03-04 1988-09-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd フライバツクトランス装置

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