JP2516956B2 - フライバツクトランス装置 - Google Patents

フライバツクトランス装置

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JP2516956B2
JP2516956B2 JP62049267A JP4926787A JP2516956B2 JP 2516956 B2 JP2516956 B2 JP 2516956B2 JP 62049267 A JP62049267 A JP 62049267A JP 4926787 A JP4926787 A JP 4926787A JP 2516956 B2 JP2516956 B2 JP 2516956B2
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flyback transformer
voltage
secondary coil
output voltage
capacitor
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高史 永末
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン受像機等に用いられるフライ
バックトランス装置に関するものである。
従来の技術 フライバックトランスの高圧出力電圧のレギュレーシ
ョン特性はテレビジョン受像機の画面に影響を及ぼし、
レギュレーション特性が悪いとテレビジョン受像機の画
面の幅がフライバックトランスの出力電圧の変化に伴っ
て変化する。このため、従来より第3図に示すようにフ
ライバックトランスの出力電圧に応じて水平偏向パルス
を変化させる手段がある。つまり、18はフライバックト
ランスであり、フライバックトランス18の1次巻線19と
並列に可飽和リアクタートランス20の2次巻線21が接続
されている。22は水平出力トランジスタであり、フライ
バックトランス18の1次巻線19へ水平偏向パルスを供給
する。23はフライバックトランス18の2次巻線であり、
この2次巻線23の出力電圧が分圧されて差動アンプ24に
加えられている。差動アンプ24の出力は補正トランス20
の1次巻線に加えられている。以上のような従来のフラ
イバックトランスを用いたテレビジョン受像機は、フラ
イバックトランス18の出力電圧が変化すると差動アンプ
24に加えられる電圧も変化し、補正トランス20に加えら
れる。すると、補正トランス20の1次巻線に流れる電流
が変化し2次巻線21のインダクタンスが変化するため、
フライバックトランスの1次巻線19に発生する水平偏向
パルス電圧も変化し、フライバックトランス18の出力電
圧レギュレーション特性が改善される。
また、従来第4図示すような手段もある。すなわち、
26はトランジスターであり、フライバックトランジスタ
18の1次巻線19に直列に接続されている。27は差動アン
プであり、フライバックトランス18の2次電圧が分圧さ
れて入力端子に加えられ、出力端子はトランジスター26
のベースに接続されている。この例の場合、フライバッ
クトランス18の2次電圧が変化すると、差動アンプ27の
出力電圧も変化しトランジスター26のコレクター電流が
変化するために、フライバックトランス18の出力電圧の
レギュレーション特性が改善される。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、以上のような従来のフライバックトラ
ンスを用いた装置の場合、フライバックトランスの出力
電圧を制御するためフライバックトランスへの入力電圧
すなわち水平パルス自動周波数制御回路等の基準パルス
として用いるとこの基準パルスの電圧が変化し、自動制
御回路等が不安定となる。また、水平偏向パルスの振幅
も変化するため、画面振幅が変わる等の問題点があっ
た。
問題点を解決するための手段 以上の問題点を解決するため、本発明のフライバック
トランス装置はフライバックトランス電圧を得るコイル
を設け、その出力にフライバックトランスとは磁気的に
非結合であって2次コイルの出力電圧が高くなるとイン
ダクタンスの低下する可飽和リアクターとコンデンサー
による直列共振回路を設け、両者の接続点の電圧を整流
回路を介してフライバックトランスの2次コイルに印加
したものである。
作用 上記構成により、2次コイルの出力電圧によって可飽
和リアクターのインダクタンスを変化させることによ
り、共振回路に流れる電流が変化するため可飽和リアク
ターとコンデンサー接続点の電圧が変化する。この電圧
がフライバックトランスの高圧2次コイルに印加される
ことにより、高圧2次コイルの出力電圧を一定に保つこ
とができる。
実施例 以下、本発明のフライバックトランス装置の一実施例
について詳細に説明を行う。
第1図は本発明のフライバックトランスの一実施例の
配線図である。1は1次コイル、2は2次コイルであり
共通のコア11上に巻装されている。3はフライバックパ
ルスを得るための補助巻線、4は制御巻線を備えた可飽
和リアクター、5は可飽和リアクター4に直列に接続さ
れた共振用コンデンサー、6は整流ダイオード、7は平
滑コンデンサー、8,9は高圧検出用抵抗、10は差動アン
プである。
本発明のフライバックトランスは以上のような構成よ
りなり、第2図に示すような水平偏向回路、高圧発生回
路に用いられる。17は水平出力トランジスターであり、
13は偏向ヨーク、14はS字コンデンサー、15は共振コン
デンサー、16はダンパーダイオードであり水平偏向回路
が形成されている。
以上のような水平偏向回路の動作について以下説明を
する。トランジスター17に水平駆動パルスが印加され、
フライバックトランスの1次コイル1には水平偏向フラ
イバックパルスが発生する。2次コイル2には同様のフ
ライバック電圧が誘起され、直流高電圧が発生する。ま
た、同様に補助コイル3にもフライバックパルスが発生
する。この補助コイル3に第2図に示すように可飽和リ
アクター4とコンデンサー5とからなる直列共振回路が
接続されている。負荷電流が増加することにより高圧出
力電圧が低下すると、高圧検出抵抗8,9によって分圧さ
れた電圧も低下する。この信号が差動アンプ10に印加さ
れ、基準電圧と比較増幅された出力が得られ、可飽和リ
アクター4の制御巻線に電流が流れる。この結果、可飽
和リアクター4のインダクタンスは低下し、可飽和リア
クター4とコンデンサー5の構成する共振回路の共振周
波数が次第に高くなる。ここで、可飽和リアクター4と
コンデンサー5の構成する共振回路の共振周波数を可飽
和リアクター4の制御巻線に直流電流を流していない場
合には偏向周波数より低く設定しておくと、可飽和リア
クター4に差動アンプ10より制御電流が流れることによ
って可飽和リアクター4とコンデンサー5の構成する共
振回路の共振周波数が偏向周波数に近くなる。よって、
可飽和リアクター4とコンデンサー5に流れる電流値が
増加し、両者の接続点の電圧が高くなる。つまり、可飽
和リアクター4のインダクタンスが最も小さくなる時
に、コンデンサー5によって構成される共振回路の共振
周波数と、偏向周波数とが一致するように設定されてい
る。よって、可飽和リアクター4とコンデンサー5との
接続点の電圧をダイオード6によって整流し、コンデン
サー7によって平滑して得られる直流出力電圧も高くな
る。その結果、その出力電圧がフライバックトランスの
2次コイル2に接続されているため、高圧出力電圧が高
くなり、高圧出力電圧の安定化の制御が行われる。
また、高圧出力電圧が高くなった場合には上記の内容
と反対の動作が行われ、同様に高圧出力電圧の安定化の
制御が行われる。
発明の効果 本発明は、以上のようにフライバックトランスとは磁
気的には非結合であって、2次コイルの出力電圧が高く
なるとインダクタンスの低下する可飽和リアクターとコ
ンデンサーとよりなる共振回路の出力電圧をフライバッ
クトランスの2次コイルに印加したものであるため、水
平偏向パルス電圧を変化させることなく高圧出力電圧を
安定させることができる。よって、水平偏向パルスを自
動周波数制御回路やブランキング回路等に用いて特に不
都合はなく、また高圧出力電圧を安定化させるための制
御によって水平偏向パルスの幅も変化することもなく、
入力電圧を変化させる必要もない。
更に、本発明のフライバックトランス装置は制御が2
次側のみでなされる結果、1次側と2次側とを絶縁した
状態にすることができ、安全性が高い。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のフライバックトランス装置の一実施例
の回路図、第2図は本発明のフライバックトランス装置
を用いた水平偏向回路の回路図、第3図及び第4図は従
来のフライバックトランス装置を用いた水平偏向回路の
回路図である。 1……1次コイル、2……2次コイル 3……補助コイル、4……可飽和リアクター 5,7……コンデンサー、8,9……抵抗 10……差動アンプ、11……コア 12……電源、13……偏向ヨーク 14……S字コンデンサー 15……共振コンデンサー 16……ダンパーダイオード 17……トランジスター

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フライバックパルスが入力される1次コイ
    ルと昇圧されたフライバックパルスが発生する第1の2
    次コイルを設けたトランスに第2の2次コイルを設け、
    前記第2の2次コイルに前記1次コイル及び第1、第2
    の2次コイルと磁気的に非結合であって前記第1の2次
    コイルの出力電圧に応答し前記第1の2次コイルの出力
    電圧が上昇した時にインダクタンスが小さくなる可飽和
    リアクターとコンデンサーとよりなる共振回路を接続
    し、前記可飽和リアクターとコンデンサーの接続点を整
    流回路を介して前記第1の2次コイルに接続したことを
    特徴とするフライバックトランス装置。
JP62049267A 1987-03-04 1987-03-04 フライバツクトランス装置 Expired - Lifetime JP2516956B2 (ja)

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JPS63215024A JPS63215024A (ja) 1988-09-07
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JPH0629112U (ja) * 1992-09-16 1994-04-15 三菱電機株式会社 フライバックトランス装置

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