JPH0629087Y2 - 自動車のシフトレバー取付部のボデー構造 - Google Patents

自動車のシフトレバー取付部のボデー構造

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JPH0629087Y2
JPH0629087Y2 JP1989023423U JP2342389U JPH0629087Y2 JP H0629087 Y2 JPH0629087 Y2 JP H0629087Y2 JP 1989023423 U JP1989023423 U JP 1989023423U JP 2342389 U JP2342389 U JP 2342389U JP H0629087 Y2 JPH0629087 Y2 JP H0629087Y2
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shift lever
support
front floor
cross member
bead
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Toyota Motor Corp
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車のシフトレバーが取り付けられる部分
のボデー構造の改良に関する。
[従来の技術] 従来、自動車ボデーのシフトレバー取付部は、実開昭5
8−60528号公報に示されるごとく、フロントフロ
アのトンネル部に、シフトレバーのサポートとトンネル
リインホースを結合した構造であり、ゴムブッシュを介
してシフトレバーリテーナを固着しても、前記サポート
とトンネルリインホースとが薄鋼板であり、しかもトン
ネル部にそれぞれ単独で固着されるものであるため、シ
フトレバーの操作音が直接トンネル部に伝わり異音が発
生したり、プロペラシャフトやエキゾーストパイプから
の振動および異音がトンネル部に伝達される等の問題が
存した。
[考案が解決しようとする課題] 前述の従来装置の現状に鑑み、本考案は、ボデーのシフ
トレバー取付部を、ボデーの骨格系に結合された閉断面
構造としてその剛性を高め、シフトレバー操作時の異音
の発生とか、プロペラシャフトやエキゾーストパイプか
らの振動,異音等の伝達のないシフトレバー取付部のボ
デー構造を得ることを課題としている。
[課題を解決するための手段] 前述の課題を解決するため、本考案は、フロントフロア
と一体結合されているクロスメンバに、シフトレバーリ
テーナのサポートが一体的に設けられており、該サポー
トは、頂部に車幅方向に延設されて両端をフロントフロ
ア上面に結合,固定され、かつ間隔を存して形成された
2条のビードと、シフトレバーの直下において該2条の
ビードを連結すると共にクロスメンバに結合されたビー
ドとを形成されており、前記フロントフロアとクロスメ
ンバおよびフロントフロアとビードを形成されているサ
ポートとは、それぞれ閉断面を構成して溶接されてお
り、前記クロスメンバ直下には閉断面構造でトンネルリ
インホースが固定されているという構成を採用してい
る。
[作用] 本考案は、前述の構成とされており、シフトレバーリテ
ーナのサポートはフロントフロアのクロスメンバと一体
に結合され、ボデーの骨格系と結合され、かつ該クロス
メンバはフロントフロアと閉断面を構成して溶接されて
おり、また前記サポートは、車幅方向に延設されて両端
をフロントフロア上面に結合,固定され、かつ間隔を存
して形成された2条のビードと、シフトレバーの直下の
位置で該2条のビードを連結すると共にクロスメンバに
結合されたビードとを形成され、しかも該サポートはフ
ロントフロアと閉断面を構成して溶接されているのみで
なく、前記クロスメンバの直下にはトンネルリインホー
スが固定されているので、シフトレバー取付部分のボデ
ーが、ボデーの骨格系に結合され、かつ各構成部材がフ
ロントフロアと閉断面を構成して結合されていることに
より、構成部材の肉厚を増加したり、別個の補強部材を
付加したりする必要なしに、シフトレバー取付部のボデ
ーの剛性を高くでき、シフトレバー操作時の異音の発生
とか、プロペラシャフトやエキゾーストパイプからの振
動,異音等の伝達を防止することができ、居住性が向上
する。
[実施例] 図面は実施の一例を示しており、後述するようにフロン
トフロア1と一体結合されているクロスメンバ2に、シ
フトレバーリテーナ3のサポート4が一体的に設けられ
ている。
このサポート4には、車幅方向O−Oに延設され、かつ
間隔Wを存してビード5,6が形成され、該ビード5,
6は両端5A,5B,6A,6Bをフロントフロア1の
上面に結合,固定されており、該サポート4におけるシ
フトレバー7の直下の位置には、前記ビード5,6を連
結するビード8が形成されている。このビード8は、延
長部8Aでクロスメンバ2に結合されている。
前記クロスメンバ2が結合されている部位のフロントフ
ロア1の下面には、トンネルリインホース9が結合さ
れ、フロントフロア1の下面の車長方向に結合されてい
るアンダリンホース10に一体に結合されている。
以上説明した各部材はスポット溶接SW等により一体に
結合されている。
第5図から明らかなごとく、サポート4はフロント側お
よびリヤ側の側壁11,12を有し、クロスメンバ2も
勿論フロントおよびリヤ側の側壁13,14を有してい
る。
第1図の実施例では、ビード8の延長部8Aは、ビード
8と同一形態として示されているが、第5図に示す実施
例では、ビード8の延長部8Bは、フロントフロア1に
密接する形態でクロスメンバ2に結合されている。
以上説明した結合構造により、サポート4はフロントフ
ロア1に対し第2図,第3図,第5図に示されるように
空間15,16,17を形成する閉断面を構成してお
り、クロスメンバ2もフロントフロア1に対し、第4
図,第5図に示されるように、空間18を形成する閉断
面を構成し、またトンネルリインホース9との間でも空
間20を形成する閉断面を構成しており、しかもサポー
ト4と一体に連結されている。
図示例では、シフトレバー7は、フロントフロア1のト
ンネル部19の頂部に取り付けられており、トンネルリ
インホース9も空間20を形成する閉断面を構成し、シ
フトレバー7の取付部を補強している。
シフトレバーリテーナ3はゴムブッシュ21を介し、サ
ポート4のビード5,6のウエルドナット22にボルト
結合される。
[効果] 本考案は、以上説明した構成,作用のものであって、シ
フトレバーリテーナ3のサポート4は、クロスメンバ2
と一体的に結合され、ボデーの骨格系と結合されている
ので、その剛性が高くなっているし、このクロスメンバ
2はフロントフロア1と閉断面を構成し、更にトンネル
リインホース9とも閉断面を構成しており、またサポー
ト4もフロントフロア1に対し、閉断面を構成している
ので、この点でもサポート4の剛性が高くなっており、
更にサポート4の頂部の車幅方向に延設され、かつ両端
5A,5B,6A,6Bをフロントフロア1の上面に結
合,固定されているビード5,6は、シフトレバー7の
直下に位置するビード8で連結されており、ビード8は
延長部8Aまたは8Bでクロスメンバ2に結合されてい
るので、サポート4の剛性は更に向上されている。
特にビード5,6の車幅方向の両端5A,5B,6A,
6Bがフロントフロア1の上面に結合,固定されている
ことにより、シフトレバーのセレクト方向たる左右方向
の運動に伴う衝撃が強固に規制され、シフトレバーのセ
レクト操作時のフロアの振動、異音の発生が良好に防止
される。
更にビード5,6がビード8で連結され、ビード8の延
長部8Aまたは8Bがクロスメンバに結合されているこ
とにより、シフトレバーのセレクト操作時にシフトレバ
ーリテーナのねじれ応力が規制され、シフトレバーのシ
フト方向たる前後方向の運動に伴う衝撃が強固に規制さ
れるので、シフトレバーのシフト操作時のフロアの振
動、異音の発生が良好に防止される。
これらの諸効果は、クロスメンバ直下に配置,固定され
たトンネルリインホース9の形成する閉断面構造の作用
とあいまち、シフトレバーの取付部のボデー構造の剛性
は、著しく向上され、シフトレバー操作時の異音の伝
播、プロペラシャフトやエキゾーストパイプからフロン
トフロアへの振動,異音の伝播は良好に遮断,防止され
る効果を奏する。
しかも、これ等の効果は、構成部材の肉厚の増加とか、
別個の補強材の付加なしで実現できるので、重量増,コ
スト増,工程増等は最小に抑えうる効果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の一例の分解斜視図、第2図は組立時にお
ける第1図中II−II線断面図、第3図は同じく第1図中
III−III線断面図、第4図は同じく第1図中IV−IV線断
面図、第5図は同じく第1図中V−V線断面位置におけ
る別の実施例の断面図である。 1:フロントフロア、2:クロスメンバ、3:シフトレ
バーリテーナ、4:サポート、5,6:ビード、5A,
5B,6A,6B:ビード5,6の端、8:ビード、8
A,8B:延長部、7:シフトレバー、O−O:車幅方
向、W:間隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントフロアと一体結合されているクロ
    スメンバに、シフトレバーリテーナのサポートが一体的
    に設けられており、該サポートは、頂部に車幅方向に延
    設されて両端をフロントフロア上面に結合,固定され、
    かつ間隔を存して形成された2条のビードと、シフトレ
    バーの直下において該2条のビードを連結すると共にク
    ロスメンバに結合されたビードとを形成されており、前
    記フロントフロアとクロスメンバおよびフロントフロア
    とビードを形成されているサポートとは、それぞれ閉断
    面を構成して溶接されており、前記クロスメンバ直下に
    は閉断面構造でトンネルリインホースが固定されている
    自動車のシフトレバー取付部のボデー構造。
JP1989023423U 1989-02-28 1989-02-28 自動車のシフトレバー取付部のボデー構造 Expired - Fee Related JPH0629087Y2 (ja)

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JPH02114525U JPH02114525U (ja) 1990-09-13
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JPS6311282U (ja) * 1986-07-09 1988-01-25

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JPH02114525U (ja) 1990-09-13

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