JP4691865B2 - 車両の前部車体構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の前部車体構造、特に、車室フロアにフロアパネルの一部で形成された車体前後方向へ延びるトンネル部を備えた車両の前部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の車両の前部車体構造として、車室フロアに車体前後方向へ延びる所謂トンネル部を備えたものは、一般に良く知られている。このトンネル部は、通常、フロアパネルの一部(一般に、車幅方向における中央部分)を下方に開口する逆U字状にプレス加工して形成されており、その内部には、車体前後方向に延設される例えばプロペラシャフト等が配置される。
【0003】
かかるトンネル部は、上記のように薄板のフロアパネルをプレス加工して形成されたものであり、また、形状的には下方へ開口する逆U字状に形成されているので、その左右両側が車幅方向へ開くように変形し易く、これを抑制するための構造が種々提案されている。
例えば、特開平4−321474号公報には、トンネル部の両側部分を繋ぐ補強メンバをフロア下方に配置して、上記トンネル部の開きを抑えるようにした構成が開示されている。
【0004】
ところで、乗用車等の車両のエンジンルームには、一般に、エンジンやサスペンション装置などを車体に取り付けるために、平面視で略枠状に形成され車体前部に配設される一種のクロスメンバとしての、所謂、ぺリメータフレームが配設される。
このぺリメータフレームは、枠体を形成する各辺が一般に閉断面構造を有し、車体の基本構造部材である左右のフロントサイドフレームの下方に位置して、これに結合されている。
【0005】
上記ぺリメータフレームは、その枠の前辺部(所謂、第1クロスメンバ部)がエンジンルームの前端側に位置し、枠の後部は、その左右の後端部分を後方へ残した状態で車幅方向のクロスメンバ部(所謂、第2クロスメンバ部)により結合されるように構成されるのが一般的である。この場合、上記第2クロスメンバ部には、その左右両端部の近傍に後方へ延びる延長部が形成されることになる。
尚、この第2クロスメンバ部は、ぺリメータフレームが上記フロントサイドフレームに結合支持された状態では、上記フロアパネルの前端部近傍の下方に位置するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述のように、この車幅方向に延びる第2クロスメンバ部には、その両端部近傍に後方へ延びる延長部があり、この左右の延長部どうしが互いに外側へ若干開くように挙動する傾向があるので、ぺリメータフレームをフロントサイドフレームに組み付けて固定する際の組付作業を精度良く行うことが、なかなかに難しいという組立上の難点があった。
【0007】
そこで、この発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、一種のクロスメンバとしてのぺリメータフレームの左右後端の延長部が互いに外側へ開き加減となること、更には、車室フロアのトンネル部の口開きを、できるだけ簡単な構成で防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、本願の請求項1に係る発明(以下、第1の発明という)は、車室フロアにフロアパネルの一部で形成された車体前後方向のトンネル部を備えた車両の前部車体構造であって、上記フロアパネルの前端部近傍の下方に、車幅方向に延設され後側両端部近傍に後方へ延びる延長部を有するクロスメンバが配設されており、上記フロアパネルの上記トンネル部の左右両側部分が上記クロスメンバに結合されるとともに、該クロスメンバの上記延長部分どうしを連結する補強部材が設けられ、上記補強部材は、その連結部が、上記クロスメンバを上記フロアパネルに結合する弾性ブッシュであって外筒と内筒とに挟まれる弾性材を有する弾性ブッシュの内筒に結合されている、ことを特徴としたものである。
【0009】
また、本願の請求項2に係る発明(以下、第2の発明という)は、上記第1の発明において、上記補強部材は、上記クロスメンバとフロアパネルとの間に位置し、その連結部が両者に挟まれて共締めにて固定されていることを特徴としたものである。
【0010】
更に、本願の請求項3に係る発明(以下、第3の発明という)は、上記第1又は第2の発明において、上記補強部材は、ブラケットを介して上記クロスメンバと結合されていることを特徴としたものである。
【0011】
また、更に、本願の請求項4に係る発明(以下、第4の発明という)は、上記第3の発明において、上記ブラケットは、上記弾性ブッシュの内筒に対して嵌合固定されていることを特徴としたものである。
【0012】
また、更に、本願の請求項5に係る発明(以下、第5の発明という)は、上記第1〜第4の発明の何れか一において、上記クロスメンバは平面視で略枠状に形成されており、該枠の1辺が車体のエンジンルームの前端側に位置していることを特徴としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、上記実施の形態に係る車両のエンジンルーム下部の骨組み構造を示す斜視図である。また、図2は、図1のY2‐Y2線に沿ったエンジンルームの断面説明図である。
図1から良く分かるように、上記車両のエンジンルーム下部には、エンジンやサスペンション装置などを車体に取り付けるために、平面視で略略枠状に形成された、一種のクロスメンバとしての所謂ぺリメータフレーム1が配設されている。このぺリメータフレーム1は、枠体を形成する各辺が閉断面構造を有し、車体の基本構造部材である左右のフロントサイドフレーム(不図示)の下方に位置して、これに結合されるものである。
【0014】
上記ぺリメータフレーム1は、その枠の前辺部に位置して車幅方向に延びる第1クロスメンバ部2と、枠の後辺部に位置して車幅方向に延びる第2クロスメンバ3と、これらクロスメンバ部2,3の両端部を繋ぐようにして車体前後方向に延びる左右一対のサイド部4とを主要部として構成されており、該左右のサイド部4の後端部は、上記第2クロスメンバ部3よりも後方まで延びている。
【0015】
換言すれば、ぺリメータフレーム1の後部において車幅方向に延びる第2クロスメンバ部3は、その左右両端における後端部分(各サイド部4の後端部分5)を後方へ残した状態で、ぺリメータフレーム1の枠体後部を車幅方向に結合することになる。従って、この第2クロスメンバ部3には、その左右両端部の近傍に後方へ延びる延長部5を有することになる。
【0016】
上記ぺリメータフレーム1は、エンジンルームの下部に配置されて左右のフロントサイドフレーム(不図示)に結合支持された状態では、上記第1クロスメンバ部2がエンジンルームの前端側に位置し、第2クロスメンバ部3は、車室フロアの前端部近傍の下方に位置するようになっている。
【0017】
この車室フロアには、図2に示すように、所定厚さの鋼板でなるフロアパネル10の一部で形成された車体前後方向へ延びる所謂トンネル部11が形成されている。
このトンネル部11は、フロアパネル10の車幅方向における略中央部分を下方に開口する逆U字状にプレス加工して形成されており、その内部には、車体前後方向に延設される例えばプロペラシャフト等が配置される。
【0018】
上記フロアパネル10は、その側部の下方を前後方向のフロアサイドフレーム12に接合して支持され、また、その側端部には、キャブサイドパネル13が連接されている。更に、フロアパネル10の下方には、車室前部に配設されるダッシュパネル(不図示)を補強するためのレインフォースメントの下部部材14(ダッシュレイン・ロア)が配置され、このダッシュレイン・ロア14の側端部は、ガセットプレート15を介して、フロアサイドフレーム12の下面側に連結されている。
【0019】
尚、具体的には図示しなかったが、上記ダッシュパネルは、周知のように、車室前部に配設されてその下端側がフロアパネル10の前端側と一体的に結合されるものであり、その下部の補強部材である上記ダッシュレイン・ロア14も、図2に示された断面から若干後方において、フロアパネル10と一体的に接合されている。
【0020】
上記車室フロアに設けられたトンネル部11は、周知のように、薄肉鋼板製のフロアパネル10をプレス加工して形成されたものであり、また、形状的には下方へ開口する逆U字状に形成されているので、その左右両側が車幅方向へ開くように変形(所謂、口開き)し易くなっている。
また、上記フロアパネル10の前端部近傍にの下方に位置して車幅方向に延びる上記第2クロスメンバ部3についても、その両端部近傍に後方へ延びる延長部5があり、この左右の延長部5どうしが互いに外側へ若干開くように挙動する傾向があり、ぺリメータフレーム1の車体側への組付作業性に悪影響を及ぼすという組立上の難点があった。
【0021】
そこで、本実施の形態では、上記フロアパネル10のトンネル部11の左右両側部分を上記ぺリメータフレーム1の第2クロスメンバ部3の両端部に結合するとともに、該第2クロスメンバ部3の上記延長部分5どうしを連結する補強メンバ20を設けるようにした。
【0022】
この補強メンバ20は、図3〜図5に示すように、パイプ状の素材を平面視及び正面視において両端側が中央部分に比して傾斜するように曲折成形して構成され、その両端の取付部21は平坦になるようにプレス加工されている。この各取付部21には、ボルト挿通用の取付穴21hが複数設けられている。
【0023】
上記ぺリメータフレーム1の第2クロスメンバ部3は、フロアパネル10に対して組み付ける際には、所謂、弾性ブッシュ30(図2参照)が用いられる。この弾性ブッシュ30は、真直した鋼板製の円筒状内筒31と、鋼板をプレス加工して形成された外筒32の間に、弾性材として例えばラバー33を配設して構成されたもので、その基本的な構造及び作用は従来周知のものである。
この場合、上記外筒32は、断面形状が外側に開口するコ字状をなす環状に形成されており、この外筒32に対して第2クロスメンバ部3の端部が嵌合保持される。
【0024】
この弾性ブッシュ30をダッシュレイン・ロア14及びガセットプレート15の重合部分の下面とフロントサイドフレーム29の上面との間に介設し、上記内筒31内にボルト部材35を挿通させて締め付けることにより、ぺリメータフレーム1の第2クロスメンバ部3が、ダッシュレイン・ロア14に対して(つまり、これに一体的に結合されたフロアパネル10に対して)組み付けられる。
図2から良く分かるように、上記弾性ブッシュ30が配置されたダッシュレイン・ロア14及びガセットプレート15の重合部分は、車室フロアに形成されたトンネル部11の下部開口の比較的近辺に位置している。
【0025】
本実施の形態では、上記補強メンバ20を第2クロスメンバ部3の延長部分5と連結させるために、連結ブラケット23を用いるようにした。該連結ブラケット23は鋼板製で、その一端側はボルト部材24で補強メンバ20の取付部21に締結固定され、他端側は、図6に詳しく示すように、固定用穴部23hを弾性ブッシュ30の内筒31の上端部31aの外周部分に嵌合させ、カシメ固定して取り付けられる。
【0026】
この補強メンバ20の組付作業を行うに際しては、まず、連結ブラケット23をその固定用穴部23hにより弾性ブッシュ30の内筒31にカシメ固定しておき、その仮止め状態で連結ブラケット23に対して補強メンバ20を締結固定することができ、組付作業性の向上を図ることができる。
【0027】
このように、補強メンバ20は、上記連結ブラケット23を介して、第2クロスメンバ部3と(つまり、ぺリメータフレーム1と)結合されるので、このブラケット23の形状等を適切に設定して、補強メンバ20のぺリメータフレーム1への組付状態の自由度を高め組付作業性の向上を図ることができる。
【0028】
また、上記連結ブラケット23はぺリメータフレーム1をフロアパネル10に結合する弾性ブッシュ30の筒状部(内筒31)に対して嵌合固定されているので、既存の部品30を利用してブラッケト23の固定を行うことができるのである。
【0029】
そして、上記連結ブラケット23を内筒31の上端部31aの外周部に固定し、且つ、外筒32に対して第2クロスメンバ部3の端部を嵌合保持させた状態で、弾性ブッシュ30がダッシュレイン・ロア14及びガセットプレート15の重合部分の下面と車体側部材29の上面との間に介設され、ボルト部材35によって固定されることにより、補強メンバ20とぺリメータフレーム1の第2クロスメンバ部3とが、ダッシュレイン・ロア14に対して(つまり、これに一体的に結合されたフロアパネル10に対して)組み付けられる。
この場合、上記補強メンバ20はぺリメータフレーム1の第2クロスメンバ部3とダッシュレイン・ロア14と(つまり、フロアパネル10と)の間に位置し、その連結部が両者に挟まれて固定されることになる。
【0030】
以上、説明したように、本実施の形態によれば、フロアパネル10のトンネル部11の左右両側部分が、フロアパネル10の前端部近傍の下方において車幅方向へ延び後側両端部近傍に後方へ延びる延長部5を有するぺリメータフレーム1(具体的には、その第2クロスメンバ部)に結合され、その延長部分5どうしを連結する補強メンバ20が設けられていることにより、当該延長部分5どうしが互いに外側へ開き加減となることを効果的に防止でき、ぺリメータフレーム1を車体側へ組み付ける際の組付精度を高め、その作業性の向上を図ることができる。
【0031】
この場合において、上記補強メンバ20は、左右両側部分がぺリメータフレーム1の第2クロスメンバ部3に結合されたトンネル部11に対しても、その外側への開きを規制することができるので、1つの補強部材で、ぺリメータフレーム1の後方への延長部分5の開き動作とトンネル部11の開き動作の両方を有効に規制することが可能で、構造の簡素化も図ることができるのである。
【0032】
また、上記補強メンバ20は、ぺリメータフレームウ1の第2クロスメンバ部3とフロアパネル10との間に位置し、その連結ブラケット23がが両者に挟まれて固定されているので、フロアパネル10に形成されたトンネル部11の口開きをより効果的に防止することが可能になる。
【0033】
尚、本発明は、以上の実施態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良あるいは設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】
本願の第1の発明によれば、フロアパネルのトンネル部の左右両側部分が、フロアパネルの前端部近傍の下方において車幅方向へ延び後側両端部近傍に後方へ延びる延長部を有するクロスメンバに結合され、該クロスメンバの上記延長部分どうしを連結する補強部材が設けられていることにより、クロスメンバの延長部分どうしが互いに外側へ開き加減となることを上記補強部材で効果的に防止でき、クロスメンバを車体側へ組み付ける際の組付精度を高め、その作業性の向上を図ることができる。
この場合において、上記補強部材は、左右両側部分がクロスメンバに結合されたトンネル部に対しても、その外側への開きを規制することができるので、1つの補強部材で、クロスメンバの延長部分の開き動作とトンネル部の開き動作の両方を有効に規制することが可能で、構造の簡素化も図ることができる。
また、上記補強部材は、その連結部が、上記クロスメンバを上記フロアパネルに結合する弾性ブッシュであって外筒と内筒とに挟まれる弾性材を有する弾性ブッシュの内筒に結合されているので、既存の部品を利用して補強部材のクロスメンバへの結合を行うことができる。
【0035】
また、本願の第2の発明によれば、基本的には、上記第1の発明と同様の効果を奏することができる。特に、上記補強部材はクロスメンバとフロアパネルとの間に位置し、その連結部が両者に挟まれて共締めにて固定されているので、フロアパネルに形成されたトンネル部の口開きをより効果的に防止することが可能になる。
【0036】
更に、本願の第3の発明によれば、基本的には、上記第1又は第2の発明と同様の効果を奏することができる。特に、上記補強部材はブラケットを介して上記クロスメンバと結合されているので、ブラケットの形状等を適切に設定することにより、補強部材のクロスメンバへの組付状態の自由度を高め組付作業性の向上を図ることが可能になる。
【0037】
また、更に、本願の第4の発明によれば、基本的には、上記第の発明と同様の効果を奏することができる。特に、上記ブラケットは上記弾性ブッシュの内筒に対して嵌合固定されているので、既存の部品を利用してブラッケトのクロスメンバへの固定を行うことができる。
【0038】
また、更に、本願の第5の発明によれば、平面視で略枠状に形成され該枠の1辺が車体のエンジンルームの前端側に位置するクロスメンバ(所謂、ぺリメータフレーム)を用いた場合について、上記第1〜第4の発明の何れか一と同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る車両のエンジンルーム下部の骨組み構造を示す斜視図である。
【図2】 図1のY2‐Y2線に沿ったエンジンルームの断面説明図である。
【図3】 上記実施の形態に係る補強メンバの正面図である。
【図4】 上記補強メンバの平面図である。
【図5】 上記補強メンバの取付部を拡大して示す正面図である。
【図6】 上記補強メンバの連結ブラケットの弾性ブッシュへの固定部を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1…ぺリメータフレーム
3…第2クロスメンバ部
5…延長部
10…フロアパネル
11…トンネル部
14…ダッシュレイン・ロア
20…補強メンバ
23…連結ブラケット
30…弾性ブッシュ
31…内筒

Claims (5)

  1. 車室フロアにフロアパネルの一部で形成された車体前後方向のトンネル部を備えた車両の前部車体構造であって、
    上記フロアパネルの前端部近傍の下方に、車幅方向に延設され後側両端部近傍に後方へ延びる延長部を有するクロスメンバが配設されており、
    上記フロアパネルの上記トンネル部の左右両側部分が上記クロスメンバに結合されるとともに、該クロスメンバの上記延長部分どうしを連結する補強部材が設けられ
    上記補強部材は、その連結部が、上記クロスメンバを上記フロアパネルに結合する弾性ブッシュであって外筒と内筒とに挟まれる弾性材を有する弾性ブッシュの内筒に結合されている、
    ことを特徴とする車両の前部車体構造。
  2. 上記補強部材は、上記クロスメンバとフロアパネルとの間に位置し、その連結部が両者に挟まれて共締めにて固定されていることを特徴とする請求項1記載の車両の前部車体構造。
  3. 上記補強部材は、ブラケットを介して上記クロスメンバと結合されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の前部車体構造。
  4. 上記ブラケットは、上記弾性ブッシュの内筒に対して嵌合固定されていることを特徴とする請求項3記載の車両の前部車体構造。
  5. 上記クロスメンバは平面視で略枠状に形成されており、該枠の1辺が車体のエンジンルームの前端側に位置していることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一に記載の車両の前部車体構造。
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