JPH06290017A - 情報表示装置 - Google Patents

情報表示装置

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JPH06290017A
JPH06290017A JP5073533A JP7353393A JPH06290017A JP H06290017 A JPH06290017 A JP H06290017A JP 5073533 A JP5073533 A JP 5073533A JP 7353393 A JP7353393 A JP 7353393A JP H06290017 A JPH06290017 A JP H06290017A
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JP
Japan
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JP5073533A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Sato
哲哉 佐藤
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06290017A publication Critical patent/JPH06290017A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作者が通常の手帳をめくる感覚と同じ感覚
で容易に表示画面の切り換え操作をすることができる情
報表示装置を提供すること。 【構成】 表示部12、駆動部及び操作部等を備えた情
報表示装置において、前記表示部12上に透明の疑似頁
11が取り付けられ、疑似頁11の頁めくり検出スイッ
チ14を備え、頁めくり検出スイッチ14が前記駆動部
に接続され、疑似頁11がめくられると表示画面が切り
換わるように構成されている情報表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報表示装置に関し、よ
り詳細には電子手帳等の操作部の入力操作により画面の
表示内容が変わる情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の情報表示装置を概略的に示
した斜視図である。図中25は情報表示装置を示してお
り、情報表示装置25には表示部12及び操作部26等
が形成されている。操作部26には前頁キー27、次頁
キー28、数字キー29、文字キー30、文字変換キー
31、機能選択キー32等が配設されており、操作部2
6の入力に応じた情報が表示部12に表示されるように
なっている。またICカード差し込み口(図示せず)に
各種情報が記録されたICカード(図示せず)を差し込
み、操作するとより幅広い情報が得られるようになって
いる。このように構成された情報表示装置25の表示部
12の切り換えは、前頁キー27及び次頁キー28によ
り行われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した情報表示装置
25は多くの情報を内蔵しているので情報表示装置25
の情報を表示部12において一度に表示させることは不
可能である。従って多くの情報を表示する場合は表示画
面の切り換え操作が必要となる。
【0004】一般的な情報表示装置25においては、前
画面を呼び出す場合には前頁キー27を押す操作が必要
とされ、また次画面を呼び出す場合には次頁キー28を
押す操作が必要とされる。すなわち表示画面の切り換え
は前頁キー27及び次頁キー28のキー操作により行わ
れている。
【0005】しかしながらこのような情報表示装置25
の操作は、操作に習熟していない人にとっては直感的に
理解しにくく、改頁操作をスムーズに行うことが困難で
あるといった課題があった。
【0006】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであって、操作者が通常の手帳をめくる感覚と同じ感
覚で容易に表示画面の切り換え操作をすることができる
情報表示装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る情報表示装置(1)は、表示部、駆動部
及び操作部等を備えた情報表示装置において、前記表示
部上に透明の疑似頁が取り付けられ、該疑似頁の頁めく
り検出手段を備え、該頁めくり検出手段が前記駆動部に
接続され、前記疑似頁がめくられると表示画面が切り換
わるように構成されていることを特徴としている。
【0008】本発明に係る情報表示装置(2)は、情報
表示装置(1)において表示画面部分が切除された疑似
頁を備えていることを特徴としている。
【0009】本発明に係る情報表示装置(3)は、情報
表示装置(1)又は(2)において、頁めくり検出手段
がフォトセンサ及び反射部により構成されていることを
特徴としている。
【0010】また、本発明に係る情報表示装置(4)
は、情報表示装置(3)において、フォトセンサの光路
部分が切除された疑似頁を備えていることを特徴として
いる。
【0011】本発明に係る情報表示装置(5)は、情報
表示装置(3)又は(4)において、頁めくり検出手段
を左右両頁に備えていることを特徴としている。
【0012】また、本発明に係る情報表示装置(6)
は、情報表示装置(3)又は(4)又は(5)におい
て、頁めくり検出手段が疑似頁のバインド部内側に配設
されていることを特徴としている。
【0013】
【作用】上記した情報表示装置(1)は、前記疑似頁が
めくられると表示画面が切り換わるように構成されてい
るので、操作者が通常の手帳の頁をめくる感覚と同じ感
覚で容易に表示画面を切り換えることが可能となる。
【0014】また上記した情報表示装置(2)の場合
は、表示画面部分が切除された疑似頁を備えているので
表示画面の画質が保持される。つまり、表示部上に透明
の疑似頁が取り付けられている場合には該疑似頁の汚れ
又はこれら疑似頁と疑似頁の間に挟まる小さなゴミ、消
しゴムのカス等で表示画面が見えにくくなることがある
が、情報表示装置(2)の場合には表示画面の画質が良
好に維持される。
【0015】また上記した情報表示装置(3)の場合
は、頁めくり検出手段がメカ的スイッチで構成されてい
る場合に比べて頁めくり検出手段及び疑似頁における耐
久性を高めることが容易となる。これにより頁めくり検
出手段及び疑似頁に安価な部材を使用することが可能と
なり、コストダウンが図られる。
【0016】また上記した情報表示装置(4)の場合
は、フォトセンサの光路部分が切除された疑似頁を備え
ているので、該疑似頁の汚れ等で前記フォトセンサの反
射光が減光することがなくなり、フォトセンサの受光が
より確実に行われる。
【0017】また上記した情報表示装置(5)の場合
は、頁めくり検出手段を左右両頁に備えているので、左
右両頁の独立管理が可能となる。つまり、片方の頁にの
み頁めくり検出手段が設置されている情報表示装置にお
いては、頁めくり開始直後に画面が切り換わる側と、頁
めくり完了直前に画面が切り換わる側との間で切り換わ
る時期の相違が生じるが、情報表示装置(5)の場合
は、頁めくり検出手段を左右両頁に備えているので左右
どちらからの頁めくりに対しても切り換わる時期の相違
が生じなくなり、しかも頁めくりに関して左右両頁の独
立管理が可能となる。
【0018】また上記した情報表示装置(6)の場合
は、頁めくり検出手段が疑似頁のバインド部内側に配設
されており、バインド部内側は外乱物の侵入が少なく、
頁めくりの誤検出が防止される。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る情報表示装置の実施例を
図面に基づいて説明する。なお従来例と同一の機能を有
する構成部品には同一の符合を付することとする。また
以下情報表示装置(1)〜(6)という時は『手段』の
ところで示した各番号の情報表示装置が対応する。図1
は本発明の情報表示装置(1)に係る実施例を概略的に
示した図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)で示
した情報表示装置を矢印A方向から見た側面図である。
【0020】図1中11は疑似頁を示し、情報表示装置
の情報容量に応じた複数枚、例えば10枚程度の疑似頁
11がバインド部15に支持されており、左右相互に頁
がめくれるように構成されている。バインド部15には
(b)に示したように頁めくり検出スイッチ14a、1
4bが左右に1個ずつ配設されており、頁めくり検出ス
イッチ14は駆動部(図示せず)に接続され、疑似頁1
1がめくられると表示部12の表示画面が切り換わり、
透明の疑似頁11を通して情報が得られるようになって
いる。疑似頁11の材質については、表示部12は疑似
頁11を通して見るので、透明度が高く、かつ、頁めく
り検出スイッチ14に対する耐久性を備えたものが望ま
しく、例えばトリカーボネイド等を用いて厚さ0.2〜
0.3mmに形成されている。
【0021】このように構成された情報表示装置におけ
る改頁動作を図1に基づいて説明する。まず右頁を左側
にめくる動作について説明すると、右側の疑似頁11が
右側の頁めくり検出スイッチ14bまで移動することに
より、頁めくり検出スイッチ14bが矢印B方向に押圧
され、疑似頁11の通過により頁めくり検出スイッチ1
4bは矢印C方向に復帰する。このとき右側にあった疑
似頁11の通過が検出され、つづいて疑似頁11が左側
の頁めくり検出スイッチ14aまで移動することによ
り、頁めくり検出スイッチ14aが矢印D方向に押圧さ
れ、疑似頁11の通過により頁めくり検出スイッチ14
aはE方向に復帰する。このとき右側にあった疑似頁1
1が左側にめくられたことが検出され、駆動部(図示せ
ず)により表示部12の表示画面が切り換わる。
【0022】次に左頁を右側にめくる動作について説明
すると、左側の疑似頁11が左側の頁めくり検出スイッ
チ14aまで移動することにより、頁めくり検出スイッ
チ14aが矢印D方向に押圧され、疑似頁11の通過に
より頁めくり検出スイッチ14aは矢印E方向に復帰す
る。このとき左側にあった疑似頁11の通過が検出さ
れ、つづいて疑似頁11が右側の頁めくり検出スイッチ
14bまで移動することにより、頁めくり検出スイッチ
14bが矢印B方向に押圧され、疑似頁11の通過によ
り頁めくり検出スイッチ14bはC方向に復帰する。こ
のとき左側にあった疑似頁11が右側にめくられたこと
が検出され、駆動部(図示せず)により表示部12の表
示画面が切り換わる。
【0023】このように構成された情報表示装置におい
ては2箇所の頁めくり検出スイッチ14a、14bの通
過順序により疑似頁11の移動がどちらからどちらへ行
われたか検出され、疑似頁11がめくられると表示画面
が切り換わる。したがってキー操作による改頁操作の場
合に比べ、疑似頁11の頁めくり動作が改頁操作となる
ので、初心者的操作者であっても容易に改頁操作を理解
してスムーズに実行することができる。
【0024】図2は本発明の情報表示装置(2)に係る
実施例を概略的に示した斜視図であり、表示部12及び
バインド部15は図1に示したものと同様に構成されて
いる。図中16は疑似頁を示し、図1に示した透明の疑
似頁11の表示画面部分に当たる部分が切除された構成
となっており、枠のみで疑似頁16が形成されている。
疑似頁16は情報表示装置の情報容量に応じた複数枚、
例えば10枚程度がバインド部15に支持されている。
【0025】このように構成された情報表示装置では、
情報表示装置(1)と同様の効果を得ることができ、ま
た疑似頁16は表示画面部分が切除された構成となって
いるので、表示画面が疑似頁16の汚れや傷又は疑似頁
16と疑似頁16の間に挟まる小さなゴミ、消しゴムの
カス等で見えにくくなることがなく、表示部12の画質
を良好に維持することができる。
【0026】図3は本発明の情報表示装置(3)に係る
実施例を概略的に示した図であり、(a)は平面図、
(b)は(a)におけるAーA線断面図である。図3に
おいて表示部12の右頁側には発光及び受光素子から成
るフォトセンサ18が埋設されており、フォトセンサ1
8の埋設数は疑似頁11のバインド部15における支持
枚数に応じて決定される。例えば、疑似頁11が3枚の
場合は3個のフォトセンサ18が設置される。フォトセ
ンサ18の光路における疑似頁11にはフォトセンサ1
8の発光素子からの光を反射する位置にフォトセンサ1
8と同数の反射部17が形成されており、またこれら反
射部17からの反射光がフォトセンサ18に受光される
ようになっている。フォトセンサ18の受光状況は駆動
部(図示せず)に入力され、表示部12においてフォト
センサ18の検出した頁の画面が表示されることとな
る。反射部17の反射面処理は白色印刷又はアルミシー
ル等を用いて行われている。
【0027】このように構成された情報表示装置におけ
る頁検出動作を下記の表1及び図4に基づいて説明す
る。下記の表1はフォトセンサ18の受光状況と該受光
状況における表示頁との関係を示したテーブルである。
図4は受光量と角度との関係を示したタイミングチャー
トである。
【0028】
【表1】
【0029】表1において各フォトセンサ18が検出す
る受光の有無は図4におけるD点において判断される。
D点は頁めくりを検出することができる受光レベルを示
している。
【0030】図4における角度は疑似頁11の角度を示
し、疑似頁11が右側にあり、かつ、フォトセンサ18
の埋設された表示部12と平行の位置にある場合を18
0°、疑似頁11が右側と左側との中間位置にある場合
を90°、疑似頁11が左側にあり、かつ、表示部12
と平行の位置にある場合を0°としている。このことよ
り角度Eが示す位置は右側の疑似頁11を左側にめくる
動作をする場合には頁めくり開始直後における疑似頁1
1の位置を示し、また左側の疑似頁11を右側にめくる
動作をする場合には頁めくり完了直前における疑似頁1
1の位置を示しており、このE点を境に頁めくりの検出
が行われることとなる。
【0031】D点は疑似頁11が角度Eで示す位置にあ
る場合の受光レベルを示しており、頁めくり検出レベル
の受光量がある点を示している。
【0032】以上説明したD点において判断されたフォ
トセンサ18の受光の有無により表1に示すような頁が
表示される。すなわち、すべてのフォトセンサ18にお
いて受光されていないと判断されれば表示部12は1頁
の画面を表示し、改頁動作の後、3個のフォトセンサ1
8のうち1個からの受光が検知されれば2頁の画面、ま
た同様に3個のフォトセンサ18のうち2個からの受光
が検知されれば3頁の画面が表示部12において表示さ
れる。更に、すべてのフォトセンサ18において受光が
検知されれば表示部12では4頁の画面が表示される。
【0033】このように構成された情報表示装置におい
ては頁めくり検出手段が疑似頁11と接触することなく
頁検出を行うので、疑似頁11及び頁めくり検出手段の
耐久性を高めることができる。これによりフォトセンサ
18及び疑似頁11に安価な部材を使用することが可能
となりコストダウンを図ることができる。なお本実施例
では疑似頁11又は疑似頁16のどちらを用いても同様
に上記効果を得ることができる。
【0034】図5は本発明の情報表示装置(4)に係る
実施例を概略的に示した要部断面図であり、表示部1
2、反射部17及びフォトセンサ18は図3に示したも
のと同様に形成されている。図中20は疑似頁を示し、
疑似頁20にはフォトセンサ18から他の疑似頁20の
反射部17までの光路部分が切除されたフォトセンサ光
路孔19が形成されている。
【0035】このように構成された情報表示装置では、
図3に示した情報表示装置と同様の効果を得ることがで
きる他、疑似頁20にフォトセンサ光路孔19が形成さ
れているので、疑似頁20の汚れ等でフォトセンサ18
への反射光が減光することなく、フォトセンサ18の反
射部17からの受光をより正確なものにすることができ
る。
【0036】図6は本発明の情報表示装置(5)に係る
実施例を概略的に示した平面図であり、疑似頁11、表
示部12、及びバインド部15は図3に示したものと同
様に形成されている。フォトセンサ18及び反射部17
が表示部12の両頁側に埋設されている点において図3
に示したものと相違している。
【0037】このように構成された情報表示装置におけ
る頁検出動作を図7に基づいて説明する。図7は図6に
示した情報表示装置におけるフォトセンサ18の受光量
と表示頁との関係を示した図である。図中A及びBはフ
ォトセンサ18の頁めくり検出位置を示し、フォトセン
サ18の頁めくり検出方法は図3に示した情報表示装置
の場合と同様である。
【0038】表示部12の左側は1頁、右側は2頁の表
示画面を示す場合において、右側の疑似頁11を1枚め
くるとこの疑似頁11がA点を通過後、表示部12の2
頁の表示画面が切り換わり4頁の画面が表示される。こ
のときこの疑似頁11がB点を通過するまでは表示部1
2の右側は4頁、左側は1頁の表示画面を示す。この疑
似頁11がB点を通過すると、表示部12の1頁の表示
画面が切り換わり、3頁の画面が表示される。
【0039】このように構成された情報表示装置では、
疑似頁11、疑似頁16、疑似頁20のいずれを用いて
も差し支えない。また頁検出手段であるフォトセンサ1
8を左右両頁に備えているので上記したように左右両頁
の独立的管理を行うことができる。つまり、操作者の改
頁操作と情報表示装置における表示画面の切り換わり時
期との間にギャップが生じることがなく、本をめくる場
合と類似の左右両頁の独立的管理を行うことができる。
【0040】図8は本発明の情報表示装置(6)に係る
実施例を概略的に示した断面図であり、疑似頁11、表
示部12及びバインド部15は図6に示したものと同様
に形成されている。フォトセンサ18及び反射部17が
表示部12のバインド部15内側に埋設されている点に
おいて図6に示したものと相違している。
【0041】このように構成された情報表示装置では、
疑似頁11、疑似頁16、疑似頁20のいずれを用いて
も差し支えない。またフォトセンサ18がバインド部1
5内側に配設され、バインド部15により保護されてい
るので手や紙等の外乱物による誤検出が防止され、より
確実な頁めくり検出を行うことができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る情報表
示装置(1)にあっては、表示部、駆動部及び操作部等
を備えた情報表示装置において、前記表示部上に透明の
疑似頁が取り付けられ、該疑似頁の頁めくり検出手段を
備え、該頁めくり検出手段が前記駆動部に接続され、前
記疑似頁がめくられると表示画面が切り換わるように構
成されているので操作者が通常の手帳の頁をめくる感覚
と同じ感覚で容易に表示画面を切り換えることができ
る。つまり、従来の情報表示装置の場合にはキー操作に
よる改頁操作が行われ、操作に習熟していない人にとっ
ては直感的に理解しにくく、改頁操作をスムーズに行う
ことが困難であったが、情報表示装置(1)の場合には
操作者の頁めくり動作が改頁操作となるので操作者が容
易に画面を切り換えることができる。
【0043】また本発明に係る情報表示装置(2)にあ
っては、表示画面部分が切除された疑似頁を備えている
ので表示画面の画質が保持される。つまり、表示部上に
透明の疑似頁が取り付けられている場合には日常の使用
に伴う該疑似頁の汚れ等による透明度の低下、又はこれ
ら疑似頁と疑似頁の間に挟まるゴミ、消しゴムのカス等
は表示画面の障害となるが、情報表示装置(2)の場合
には表示画面の画質を良好に維持することができる。
【0044】また本発明に係る情報表示装置(3)にあ
っては、頁めくり検出手段がフォトセンサ及び反射部に
より構成されているので頁めくり検出手段がメカ的スッ
チである直接検出手段に比べて、光スイッチである間接
検出手段の場合には頁めくり検出手段及び疑似頁におけ
る耐久性を高めることが容易となる。これにより頁めく
り検出手段及び疑似頁に安価な部材を使用することが可
能となり、コストダウンを図ることができる。
【0045】また本発明に係る情報表示装置(4)にあ
っては、フォトセンサの光路部分が切除された疑似頁を
備えているので該疑似頁の汚れ、又は疑似頁が複数枚重
なることによる前記フォトセンサの反射光の減光を防
ぎ、フォセンサの受光をより確実に行うことができる。
【0046】また本発明に係る情報表示装置(5)にあ
っては、頁めくり検出手段を左右両頁に備えているの
で、左右両頁の独立管理が可能となる。つまり、片方の
頁にのみ頁めくり検出手段が設置されている情報表示装
置においては、頁めくり開始直後に画面が切り換わる側
と、頁めくり完了直前に画面が切り換わる側との間で切
り換わる時期の相違が生じるが、情報表示装置(5)の
場合は、頁めくり検出手段を左右両頁に備えているので
左右どちらからの頁めくりに対しても切り換わる時期の
相違が生じなくなり、しかも頁めくりに関して左右両頁
の独立管理ができる。
【0047】また本発明に係る情報表示装置(6)にあ
っては、頁めくり検出手段が疑似頁のバインド部内側に
配設されており、バインド部内側は手や紙等の外乱物の
侵入が少なく、頁めくりにおける誤検出の防止ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報表示装置(1)に係る実施例を概
略的に示した図であり、(a)は斜視図、(b)は
(a)におけるA矢視側面図を示している。
【図2】本発明の情報表示装置(2)に係る実施例を概
略的に示した斜視図である。
【図3】本発明の情報表示装置(3)に係る実施例を概
略的に示した図であり、(a)は平面図、(b)は
(a)におけるAーA線断面図を示している。
【図4】フォトセンサの受光量と疑似頁の角度との関係
を示したタイミングチャートである。
【図5】本発明の情報表示装置(4)に係る実施例を概
略的に示した要部断面図である。
【図6】本発明の情報表示装置(5)に係る実施例を概
略的に示した平面図である。
【図7】フォトセンサの受光量と表示頁との関係を示し
た図である。
【図8】本発明の情報表示装置(6)に係る実施例を概
略的に示した断面図である。
【図9】従来の情報表示装置を概略的に示した斜視図で
ある。
【符号の説明】
11 疑似頁 12 表示部 14 頁めくり検出スイッチ 15 バインド部 16 疑似頁 17 反射部 18 フォトセンサ 19 フォトセンサ光路孔 20 疑似頁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部、駆動部及び操作部等を備えた情
    報表示装置において、少なくとも前記表示部の前部が透
    明の疑似頁と、該疑似頁の頁めくりを検出する検出手段
    とを備え、該頁めくり検出手段が前記駆動部に接続さ
    れ、前記疑似頁がめくられると前記表示部の表示画面が
    切り換わるように構成されていることを特徴とする情報
    表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示部の前面部分が切除された疑似
    頁を備えている請求項1記載の情報表示装置。
  3. 【請求項3】 頁めくり検出手段がフォトセンサと前記
    疑似頁に設けられて反射部により構成されている請求項
    1又は請求項2記載の情報表示装置。
  4. 【請求項4】 フォトセンサの光路部分が切除された疑
    似頁を備えている請求項3記載の情報表示装置。
  5. 【請求項5】 頁めくり検出手段を左右両頁に備えてい
    る請求項3又は請求項4記載の情報表示装置。
  6. 【請求項6】 頁めくり検出手段が疑似頁のバインド部
    内側に配設されている請求項3〜5のいずれかの項に記
    載の情報表示装置。
JP5073533A 1993-03-31 1993-03-31 情報表示装置 Withdrawn JPH06290017A (ja)

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