JPH10239629A - 表示装置 - Google Patents
表示装置Info
- Publication number
- JPH10239629A JPH10239629A JP4380097A JP4380097A JPH10239629A JP H10239629 A JPH10239629 A JP H10239629A JP 4380097 A JP4380097 A JP 4380097A JP 4380097 A JP4380097 A JP 4380097A JP H10239629 A JPH10239629 A JP H10239629A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- original image
- image
- hologram lens
- display device
- half mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 きわめて簡易で安価なコストにて、２以上の
表示画面切り替えが可能な表示装置を提供する。 【解決手段】 ケーシング１１内にホログラムレンズ１
２、ハーフミラー１３、第１の原像１４、第１のバック
ライト１５、第２の原像１６、第２のバックライト１７
が設けられている。ハーフミラー１３は、そのミラー面
がホログラムレンズ１２の光軸方向と４５°傾くように
設置されている。第１の原像１４及び第１のバックライ
ト１５はそれぞれホログラムレンズ１２の光軸方向と垂
直に設置されている。第２の原像１６及び第２のバック
ライト１７はそれぞれハーフミラー１３の反射光軸と垂
直に設置されている。
表示画面切り替えが可能な表示装置を提供する。 【解決手段】 ケーシング１１内にホログラムレンズ１
２、ハーフミラー１３、第１の原像１４、第１のバック
ライト１５、第２の原像１６、第２のバックライト１７
が設けられている。ハーフミラー１３は、そのミラー面
がホログラムレンズ１２の光軸方向と４５°傾くように
設置されている。第１の原像１４及び第１のバックライ
ト１５はそれぞれホログラムレンズ１２の光軸方向と垂
直に設置されている。第２の原像１６及び第２のバック
ライト１７はそれぞれハーフミラー１３の反射光軸と垂
直に設置されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホログラムレンズ
を用いた表示装置に係り、特に複数の表示を切り替える
ことができる表示装置に関する。
を用いた表示装置に係り、特に複数の表示を切り替える
ことができる表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ホログラムレンズにより原像を空間に浮
んでいるかのように結像させる表示装置が特開平８−１
６１９８７号公報に記載されている。
んでいるかのように結像させる表示装置が特開平８−１
６１９８７号公報に記載されている。
【０００３】図２は同号公報記載の表示装置の斜視図で
あり、ディスプレイ１に表示される画面（原像）４がホ
ログラムレンズ（屈折率分布型レンズ素子）２によって
空間中に結像するよう構成されている。
あり、ディスプレイ１に表示される画面（原像）４がホ
ログラムレンズ（屈折率分布型レンズ素子）２によって
空間中に結像するよう構成されている。
【０００４】ディスプレイ１には、当業者が所望する種
類及びサイズの電子ディスプレイを使用することができ
る。
類及びサイズの電子ディスプレイを使用することができ
る。
【０００５】屈折率分布型レンズ素子２は、屈折率分布
型レンズ、すなわち屈折率分布型光ファイバの素線を所
定の長さに切って、それらの屈折率分布型光ファイバの
両端面がそれぞれ同一平面を成すように、マトリックス
状に並べたプレート状の部材である。
型レンズ、すなわち屈折率分布型光ファイバの素線を所
定の長さに切って、それらの屈折率分布型光ファイバの
両端面がそれぞれ同一平面を成すように、マトリックス
状に並べたプレート状の部材である。
【０００６】この屈折率分布型レンズ素子２は、所定の
位置にある物体を所定の位置に正立等倍の像として結像
させる光学素子である。
位置にある物体を所定の位置に正立等倍の像として結像
させる光学素子である。
【０００７】なお、この従来例に係る表示装置は結像領
域に差し込まれる指先を物体検知手段３によって検知し
てスイッチ信号を出力するようにしたタッチレスパネル
スイッチに関するものであり、物体検出手段３の物体検
出範囲に屈折率分布型レンズ素子２による像面５または
該像面付近の平面が含まれるように、物体検出手段３が
設置されている。
域に差し込まれる指先を物体検知手段３によって検知し
てスイッチ信号を出力するようにしたタッチレスパネル
スイッチに関するものであり、物体検出手段３の物体検
出範囲に屈折率分布型レンズ素子２による像面５または
該像面付近の平面が含まれるように、物体検出手段３が
設置されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の表示装置に
おいては、表示像面を異なる表示内容のものに切り替え
るにはディスプレイ１として表示画面４の表示原像を切
り替えることができる液晶表示装置等のディスプレイを
採用しなければならず、コスト高である。
おいては、表示像面を異なる表示内容のものに切り替え
るにはディスプレイ１として表示画面４の表示原像を切
り替えることができる液晶表示装置等のディスプレイを
採用しなければならず、コスト高である。
【０００９】本発明は、複数の表示を切り替えることが
できる安価な構成の表示装置を提供することを目的とす
るものである。
できる安価な構成の表示装置を提供することを目的とす
るものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、ホ
ログラムレンズと、該ホログラムレンズの光軸方向に対
しミラー面を４５°傾斜させて設置されたハーフミラー
と、該ハーフミラーを透過させて該ホログラムレンズに
像を送るようにホログラムレンズの光軸方向と垂直に設
置された第１の原像と、該第１の原像に光を当てる第１
の光源と、該ハーフミラーに反射させて該ホログラムレ
ンズに像を送るようにハーフミラーの反射光軸と垂直に
設置された第２の原像と、該第２の原像に光を当てる第
２の光源とを備えてなるものである。
ログラムレンズと、該ホログラムレンズの光軸方向に対
しミラー面を４５°傾斜させて設置されたハーフミラー
と、該ハーフミラーを透過させて該ホログラムレンズに
像を送るようにホログラムレンズの光軸方向と垂直に設
置された第１の原像と、該第１の原像に光を当てる第１
の光源と、該ハーフミラーに反射させて該ホログラムレ
ンズに像を送るようにハーフミラーの反射光軸と垂直に
設置された第２の原像と、該第２の原像に光を当てる第
２の光源とを備えてなるものである。
【００１１】かかる表示装置においては、第１の光源の
みを作動させると、第１の原像からの像がホログラムレ
ンズを透過して結像する。第２の光源のみを作動させる
と、第２の原像からの像がホログラムレンズを透過して
結像する。
みを作動させると、第１の原像からの像がホログラムレ
ンズを透過して結像する。第２の光源のみを作動させる
と、第２の原像からの像がホログラムレンズを透過して
結像する。
【００１２】第１及び第２の光源の双方を作動させる
と、双方の原像からの像がホログラムレンズを透過して
結像する。即ち、この場合は第１の原像と第２の原像と
が重なり合った合成像が視覚されることになる。
と、双方の原像からの像がホログラムレンズを透過して
結像する。即ち、この場合は第１の原像と第２の原像と
が重なり合った合成像が視覚されることになる。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１は実施の形態に係る表示装置
１０の構成図であり、ケーシング１１内にホログラムレ
ンズ１２、ハーフミラー１３、第１の原像１４、第１の
バックライト１５、第２の原像１６、第２のバックライ
ト１７が設けられている。
１０の構成図であり、ケーシング１１内にホログラムレ
ンズ１２、ハーフミラー１３、第１の原像１４、第１の
バックライト１５、第２の原像１６、第２のバックライ
ト１７が設けられている。
【００１４】ハーフミラー１３は、そのミラー面がホロ
グラムレンズ１２の光軸方向と４５°傾くように設置さ
れている。第１の原像１４及び第１のバックライト１５
はそれぞれホログラムレンズ１２の光軸方向と垂直に設
置されている。第２の原像１６及び第２のバックライト
１７はそれぞれハーフミラー１３の反射光軸と垂直に設
置されている。
グラムレンズ１２の光軸方向と４５°傾くように設置さ
れている。第１の原像１４及び第１のバックライト１５
はそれぞれホログラムレンズ１２の光軸方向と垂直に設
置されている。第２の原像１６及び第２のバックライト
１７はそれぞれハーフミラー１３の反射光軸と垂直に設
置されている。
【００１５】第１の原像１４からホログラムレンズ１２
までの光路長と、第２の原像１６からハーフミラー１３
で反射されてホログラムレンズ１２に至る光路長とは等
しくなっており、且つこの光路長はいずれもホログラム
レンズ１２の焦点距離となっている。従って、この原像
１４、１６は、いずれもホログラムレンズ１２から同一
距離だけ離れた空間に結像１８を結ぶ。
までの光路長と、第２の原像１６からハーフミラー１３
で反射されてホログラムレンズ１２に至る光路長とは等
しくなっており、且つこの光路長はいずれもホログラム
レンズ１２の焦点距離となっている。従って、この原像
１４、１６は、いずれもホログラムレンズ１２から同一
距離だけ離れた空間に結像１８を結ぶ。
【００１６】このように構成された表示装置において、
第１のバックライト１５のみを点灯させると、第１の原
像１４の結像のみが得られ、第２のバックライト１７を
点灯させると第２の原像１６の結像のみが得られる。第
１及び第２のバックライト１５、１７を点灯させると、
第１及び第２の原像１４、１６が重なった結像が得られ
る。第１及び第２のバックライト１５、１７の双方を消
灯すると、結像１８は消失する。
第１のバックライト１５のみを点灯させると、第１の原
像１４の結像のみが得られ、第２のバックライト１７を
点灯させると第２の原像１６の結像のみが得られる。第
１及び第２のバックライト１５、１７を点灯させると、
第１及び第２の原像１４、１６が重なった結像が得られ
る。第１及び第２のバックライト１５、１７の双方を消
灯すると、結像１８は消失する。
【００１７】従って、この表示装置１０は、 （１） 第１の原像１４の結像のみ （２） 第２の原像１６の結像のみ （３） 第１及び第２の原像１４、１６の合成結像 の３表示を切り替えることができ、消灯（表示なし）を
加えて４態様の情報提供が可能である。
加えて４態様の情報提供が可能である。
【００１８】なお、この実施の形態では光源としてバッ
クライトが用いられているが、原像に対し表側から光を
当てるものも採用できる。また、光源としては、それ自
身が光を発する光源のほか、他の発光源からの光を原像
に向けて反射ないし投射するものも光源として用いるこ
とができる。
クライトが用いられているが、原像に対し表側から光を
当てるものも採用できる。また、光源としては、それ自
身が光を発する光源のほか、他の発光源からの光を原像
に向けて反射ないし投射するものも光源として用いるこ
とができる。
【００１９】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、きわめて
簡易で安価なコストにて、２以上の表示画面切り替えが
可能な表示装置が提供される。
簡易で安価なコストにて、２以上の表示画面切り替えが
可能な表示装置が提供される。
【図１】実施の形態に係る表示装置の構成図である。
【図２】従来例に係る表示装置の構成図である。
１０ 表示装置 １１ ケーシング １２ ホログラムレンズ １３ ハーフミラー １４ 第１の原像 １５ 第１のバックライト（光源） １６ 第２の原像 １７ 第２のバックライト（光源）
Claims (1)
- 【請求項１】 ホログラムレンズと、 該ホログラムレンズの光軸方向に対しミラー面を４５°
傾斜させて設置されたハーフミラーと、 該ハーフミラーを透過させて該ホログラムレンズに像を
送るようにホログラムレンズの光軸方向と垂直に設置さ
れた第１の原像と、 該第１の原像に光を当てる第１の光源と、 該ハーフミラーに反射させて該ホログラムレンズに像を
送るようにハーフミラーの反射光軸と垂直に設置された
第２の原像と、 該第２の原像に光を当てる第２の光源とを備えてなる表
示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4380097A JPH10239629A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4380097A JPH10239629A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10239629A true JPH10239629A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12673833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4380097A Pending JPH10239629A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10239629A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020088016A (ko) * | 2001-05-16 | 2002-11-25 | 조서야 테크놀로지 주식회사 | 홀로그램 입체 영상 재생장치 |
| JP2008293022A (ja) * | 2007-05-23 | 2008-12-04 | Kwangwoon Univ Research Inst For Industry Cooperation | 立体映像ディスプレイ方法及びシステム並びに立体映像ディスプレイプログラムが記録された記録媒体 |
| WO2009038718A1 (en) * | 2007-09-17 | 2009-03-26 | Monte Jerome Ramstad | Stereoscopic digital cinema using a monochrome image |
| WO2010131622A1 (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | 独立行政法人情報通信研究機構 | 表示装置 |
| WO2022045294A1 (ja) * | 2020-08-28 | 2022-03-03 | 大日本印刷株式会社 | 空中結像装置、空中入力装置、空中結像装置付き表示装置、移動体及びホログラム結像レンズ |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP4380097A patent/JPH10239629A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020088016A (ko) * | 2001-05-16 | 2002-11-25 | 조서야 테크놀로지 주식회사 | 홀로그램 입체 영상 재생장치 |
| JP2008293022A (ja) * | 2007-05-23 | 2008-12-04 | Kwangwoon Univ Research Inst For Industry Cooperation | 立体映像ディスプレイ方法及びシステム並びに立体映像ディスプレイプログラムが記録された記録媒体 |
| US8384769B1 (en) | 2007-05-23 | 2013-02-26 | Kwangwoon University Research Institute For Industry Cooperation | 3D image display method and system thereof |
| WO2009038718A1 (en) * | 2007-09-17 | 2009-03-26 | Monte Jerome Ramstad | Stereoscopic digital cinema using a monochrome image |
| WO2010131622A1 (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | 独立行政法人情報通信研究機構 | 表示装置 |
| JP2010262229A (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | National Institute Of Information & Communication Technology | 表示装置 |
| WO2022045294A1 (ja) * | 2020-08-28 | 2022-03-03 | 大日本印刷株式会社 | 空中結像装置、空中入力装置、空中結像装置付き表示装置、移動体及びホログラム結像レンズ |
| JP2022039582A (ja) * | 2020-08-28 | 2022-03-10 | 大日本印刷株式会社 | 空中結像装置、空中入力装置、空中結像装置付き表示装置、移動体及びホログラム結像レンズ |
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