JPH06286352A - 感光性平版印刷版およびその支持体の製造方法 - Google Patents

感光性平版印刷版およびその支持体の製造方法

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JPH06286352A
JPH06286352A JP5100118A JP10011893A JPH06286352A JP H06286352 A JPH06286352 A JP H06286352A JP 5100118 A JP5100118 A JP 5100118A JP 10011893 A JP10011893 A JP 10011893A JP H06286352 A JPH06286352 A JP H06286352A
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政司 川角
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    • C25FPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC REMOVAL OF MATERIALS FROM OBJECTS; APPARATUS THEREFOR
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 感光性樹脂層に悪影響を及ぼすことなく、し
かも現像処理が終了してもその高意匠性が保たれると共
に付加価値を向上させ得る感光性平版印刷版およびその
支持体の製造方法を提供する。 【構成】 厚さ0.24mmのアルミニウム板を脱脂及
びエッチングによる清浄化処理を行ったのち、硝酸濃度
10g/1,アルミニウムイオン濃度7g/1となるよ
うに電解質水溶液2を調製し、電解処理槽5には、電極
6と対向して上記アルミニウム板7の裏面を配し、この
時、アルミニウム板7の裏面に絶縁性材料板からなる厚
さ1mmのマスキング板8を密着させ覆った。また、電
極6には厚さ50mmのカーボン板を使用した。さら
に、マスキング板8に向けて電解質水溶液2を供給し
た。電極6とアルミニウム板7は、ケーブル10で電源
11に接続されている。このようにして上記アルミニウ
ム板7の電気化学的粗面化を行った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性平版印刷版およ
びその支持体の製造方法に関し、更に詳しくは、感光性
平版印刷版において、感光性樹脂層の塗設のための粗面
化処理が施されない面(裏面)の一部を電気化学的に粗
面化することにより、該表面(裏面)に任意な形状の粗
面(例えば意匠)を具現化する感光性平版印刷版および
その支持体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感光性平版印刷版は、主に、支持体とし
てのアルミニウム板またはその合金板(以後単にアルミ
ニウム板と称する)と感光性樹脂層からなり、支持体と
感光樹脂層との密着性を良好にし、かつ非画像部に保水
性を与えるため、従来、感光性樹脂層を密着させる支持
体の面の全面を粗面化する、いわゆる、砂目立て処理が
なされている。
【0003】この砂目立て処理法の具体的手段として
は、サンドブラスト、ボールグレイン、ナイロンブラシ
と研磨材/水スラリーによるブラシグレイン、研磨材/
水スラリーを支持体表面に高圧で吹き付けるホーニング
グレインなどによる機械的砂目立て方法、及びアルカリ
または酸あるいはそれらの混合物からなるエッチング剤
で表面を粗面化する化学的砂目立て方法がある。また特
開昭52−58602、特開昭52−152302、特
開昭54−85802、特開昭55−158298、特
開昭58−120531、特開昭60−147394、
特開昭56−28898、特開昭60−190392、
特開平1−5589、特開平1−280590、特開平
1−118489、特開平1−141094、特開平1
−148592、特開平1−178496、特開昭1−
188395、特開平1−154797、特開平2−2
35794、特開平3−260100、特開平3−25
3600各号公報等に記載されている電気化学的砂目立
て方法、あるいは、特開昭48−28123号公報、英
国特許第896563号明細書に記載されている正弦波
形の交流電源を用いた電気化学的砂目立て方法、特開昭
52−58602号公報に記載されている特殊な波形を
用いた電気化学的砂目立て方法、さらに、例えば特開昭
54−123204、特開昭54−63902各号公報
に記載されている機械的砂目立て方法と電気化学的砂目
立て方法とを組み合わせた方法、特開昭56−5526
1号公報に記載されている機械的砂目立て方法と鉱酸の
アルミニウム塩の飽和水溶液による化学的砂目立て方法
とを組合わせた方法等も知られている。
【0004】以上のような種々の粗面化処理方法のう
ち、粗面化形状の制御が容易であり、しかも、微細な粗
面が得られ、設備的にシンプルな構造とする方法として
は、電気化学的な粗面化処理があげられる。
【0005】粗面化されたアルミニウム表面は、そのま
までは柔らかく、摩耗し易いので、陽極酸化処理して酸
化皮膜を形成させ、その上に感光性樹脂層が設けられ
る。このようにして処理されたアルミニウム板の表面
は、硬く、そして耐摩耗性に優れ、良好な親水性、保水
性および感光性樹脂層との密着性を示す。
【0006】また、アルミニウム製の建材、ネームプレ
ート等の表面処理方法が、広く一般に知られている。こ
の処理方法の具体的な手段としては、特公昭60−15
717号公報に記載されているスマット除去液中で電解
処理し、アルミニウムの表面に模様を生成させる処理方
法、特公昭60−11118号公報に記載されているア
ルミニウムの粗面化(機械的、化学的あるいは電気化学
的な)加工の後、電解浴中で交流電解を施し、発生する
気泡の作用によって縦縞模様を持つ皮膜を形成させる処
理方法、特公昭61−54120号公報に記載されいる
金属(例えば、アウミニウム)製表札等のプレート表面
に樹脂溶液を文字等の模様形に塗布し乾燥することによ
り保護用皮膜とし、ついで電解浴中で電解研磨した後、
保護用皮膜を除去し文字等の模様を形成する処理方法、
特公平2−3718号公報に記載されているアルミニウ
ムの加工(樹脂、機械および化学的な研磨、ヘアライン
およびサンドプラスト等)処理後、アルマイト処理を施
しさらに乾燥した後、非導電性に優れた印刷インクで印
刷処理を行い、次いでこれを焼付処理手段により乾燥硬
化させ、これらの下地処理面を電着塗装することにより
文字、模様等を形成する処理方法、特開昭59−501
98号公報に記載されている予め粉末状の磁性物質を混
合・分散した模様生成物質(油性染料等)を水浴液面上
に供給した後、電磁石により発生する磁力を模様生成物
質中の磁性物質に作用させることにより、液上の模様生
成物質に一定の模様を現出させ、これを前処理(脱脂洗
浄、エッチング、スマット除去等)後、陽極酸化(着色
を含む事もある)処理が施されたアルミニウム材に付着
させ模様を生成する処理方法等がある。
【0007】さらに、アルミニウム以外の金属の表面処
理方法も、広く一般に知られている。この処理方法の具
体的な手段としては、例えば銅の場合、特公昭60−4
1154号公報に記載されている銅板を前処理(電解皮
膜形成、電気化学的皮膜形成、化学処理、浸漬処理)し
た後、銅板に付着性のあるマーキング材料で文字等をマ
ーキングし、それ以外のところは銅板に対して付着性は
あるがマーキング材料に対しては、付着性のないレジス
ト皮膜を形成して、その後マーキング材料のみを除去し
てその跡にメッキを施した後、レジスト皮膜を除去して
文字等を形成する処理方法があり、ステンレスの場合に
は、特開昭50−56334号公報に記載されているス
クリーン印刷で耐酸インキをステンレス製品の非模様部
分に印刷したあと、エッチングにより模様部分を腐食せ
しめて凹部を形成した後、この凹部の底部を電解研磨
し、凹部以外のところに耐酸性液を塗布した状態にし、
このステンレス製品を陽極に、金、銀、銅等を陰極とし
てメッキ処理を施し、凹部の底部に金、銀、銅等の金属
メッキ層を形成する処理方法、特公昭53−39869
号公報および特公昭56−10999号公報に記載され
ているステンレス・クラッド・アルミニウム板に有色模
様を形成する処理方法、特開平2−307629号公報
に記載されているステンレス鋼板の裏面に機械的な模様
付け(卦書き、模様を持った治具の押し付け、鋭利なナ
イフによる模様の描写、エンボス加工等)を行った後、
発色加工(硫酸−クロム酸溶液中での着色、酸化皮膜の
硬化)を行う処理方法、等がある。
【0008】一方、感光性平版印刷版の感光性樹脂層を
設けない表面(裏面)全体も、表面処理が施される場合
がある。この処理方法の具体的な手段としては、特開平
3−90388号公報に記載されているアルカリ金属ケ
イ酸塩水溶液で処理する方法、特開昭62−1586号
公報に記載されている粗面化材を分散させた塗料を塗布
したり、ボールグレイン、ホーニンググレイン、ブラッ
シグレイン等で機械的に処理したり、あるいは粉末を直
接的にパウダリングしたりする方法、特開平3−249
652号公報に記載されている樹脂粒子を略ゝ均一に散
布し、熱融着する方法、あるいは特公昭55−237号
公報に記載されている裏面よりエンボスロールを押し当
てて全体にエンボス模様を作る方法、等が知られてい
る。さらに、感光性平版印刷版においては、その支持体
の裏面の一部に意匠を具現化する方法として、インクジ
ェット方式、印刷方式等が考案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法は、印刷により付着したインクの部分が盛り上が
るため、巻き取ったり、積み重ねたりした場合には感光
性樹脂層と接着すると言う欠点のみでなく、現像時に
は、インクが溶け出すと言う欠点を有する。さらに、硬
化(UVあるいは熱)型インクを使用して現像時の溶出
を防止しようとすると、その設備費は膨大になると言う
欠点を有する。また、意匠を具現化したロールあるいは
プレートを感光性平版印刷版の支持体の裏面と圧着する
方法があるが、この方式は、ロールあるいはプレートの
意匠部が摩耗すると言う欠点のみでなく、支持体の圧着
された部分が盛り上がるため感光性樹脂層を設けた時、
支持体の平面性を損ない、塗膜の均一性が得られないと
言う欠点を有する。
【0010】本発明の目的は、上記問題点を解消し、感
光性平版印刷版の支持体裏面の一部に具現化された意匠
が、感光性樹脂層に悪影響を及ぼすことなく、しかも現
像処理が終了してもその高意匠性が保たれると共に付加
価値を向上させ得る感光性平版印刷版およびその支持体
の製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、 アルミニウム支持体上に感光性樹脂層を設けた感光
性平版印刷版において、前記感光性樹脂を設けない面に
所望の任意な形状の粗面を有することを特徴とする感光
性平版印刷版。 アルミニウム板を支持体とする感光性平版印刷版用
支持体の製造方法において、該支持体の感光性樹脂層を
設けない面を所望の任意な形状が打ち抜かれた絶縁性材
料板で覆い、電解水溶液中で該支持体に絶縁性材料の打
ち抜き面を通して電流を印加することにより、該支持体
の感光性樹脂を設けない面に所望の任意な形状の粗面化
を行うことを特徴とする感光性平版印刷版用支持体の製
造方法。 前記支持体の前記感光性樹脂層を設けられる面の全
体が、電気化学的に粗面化する前あるいは粗面化した後
に、前記記載の粗面化を行うことを特徴とする感光性
平版印刷版用支持体の製造方法。
【0012】以下、本発明について、詳しく説明する。
本発明に使用される感光性平版印刷版用支持体のアルミ
ニウム板としては、JISA1050材、JISA11
00材、JISA3003材、JISA3103材、J
ISA5005材等種々のアルミニウム板を用いること
が出来るが、感光性樹脂層と密着する面(表面)が印刷
版としての性能に影響を与えるので、アルミニウムの裏
面に意匠を具現化するとしても、表裏の均一なアルミニ
ウムの場合、その材質選択に関しては、一般に感光性樹
脂層と密着する面(表面)が優先し、表面の粗面化処理
(機械的、化学的、電気化学的)方法に応じて最適なも
のを選択する必要がある。しかしながら、表面と裏面が
異なる成分から成るアルミニウム板の場合は、この限り
ではなく、それぞれの面(表面、裏面)の処理方法に応
じた最適なものを選択することが出来る。
【0013】上記アルミニウム板は、感光性樹脂層と密
着する面(表面)は印刷版としての性能を確保するため
の電気化学的粗面化処理が、裏面は本発明の電気化学的
粗面化が実施されるのに先だって、必要に応じて表裏面
の圧延油を除去するため、または、清浄なアルミニウム
面を表出させるための前処理やその表面の表面積を増大
させるための機械的砂目立て処理が行われてもよい。表
裏面の圧延油の除去するための前処理のためには、トリ
クレン等の有機溶剤、界面活性剤、あるいはケイ酸ソー
ダ類等が、また清浄なアルミニウム面を表出させるため
には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ
エッチング剤が広く用いられている。その表面の表面積
を増大させるための機械的砂目立てのためには、ボール
グレイン法、ナイロンブラシ法等が広く用いられる。
【0014】続く、電気化学的粗面化では、感光性樹脂
層と密着する面(表面)は必要に応じて実施されるが、
裏面の処理は、交流電源波形が用いられ、これには正弦
波の三相交流の他、矩形波、台形波などの交番波形も含
まれる。感光性樹脂層と密着する面(表面)の電気化学
的粗面化処理を行う場合には、裏面の処理が行われる
前、あるいは行われた後のどちらでも可能であるが、裏
面の処理が行われた後に実施するのが好ましい。また、
前処理および/あるいは機械的砂目立て処理から始まる
表面の電気化学的粗面化処理と裏面の電気化学的粗面化
処理とをそれぞれ別個に行うことも可能であるが、連続
して行うことが好ましい。
【0015】本発明は、裏面の電気化学的粗面化に関す
るものであるから、これ以降は、裏面を中心にして説明
する。電解質水溶液としては、塩酸、硝酸、弗酸、ホウ
酸、もしくは酒石酸を必須成分として含む酸性水溶液、
あるいはこれらの酸の2種類以上の混合物からなる酸性
水溶液が適当で、塩酸あるいは硝酸を主成分とする溶液
が好ましい。これらの電解質水溶液としては、従来より
知られているものが使用できる。そしてその濃度は、約
0.5重量%〜5.0重量%の範囲から選ばれるのが適
当である。これらの電解質水溶液には必要に応じて、硝
酸塩、モノアミン類、ジアミン類、アルデヒド類、リン
酸、クロム酸、ホウ酸、アンモニウム塩、アルミニウム
塩、炭酸塩、等の腐食抑制剤(または安定剤)を加える
ことが出来る。本発明においては、米国特許第4,08
7,341号明細書に記載されているように、硝酸系電
解質水溶液中でアルミニウム板に陽極時電気量(QA)
を陰極時電気量(QC)よりも大となるように交流電流
を流す方法や、特公昭61−48596号公報に開示さ
れているような、アルミニウム板に対する主対極に接続
された回路に補助対極に対する回路を並列に連結すると
共に、主対極におけるアノード電流の流れを制御するた
めのダイオードまたはダイオード的作用をなす機構を補
助対極に対する回路に設けた電気化学的粗面化処理装置
を用いる方法などを適用してもよい。アルミニウム板に
印加される電圧は、好ましくは約1V〜約50V、より
好ましくは、2V〜200Vで、電流密度は好ましくは
約3A/dm2 〜約300A/dm2 、より好ましくは
3A/dm2 〜250A/dm2 であり、電気量は好ま
しくは約5C/dm2 〜約500C/dm2 、より好ま
しくは5C/dm2 〜300C/dm2 の範囲から選ば
れる。また、電解質水溶液の温度は好ましくは約10℃
〜70℃、より好ましくは20℃〜60℃である。この
ようにして電気化学的に粗面化された裏面は、その部分
がインク印刷方式や支持体の圧着方式のように盛り上が
ることがないので、感光性樹脂層と接着したり、現像処
理時にインクが溶出したり、感光性樹脂層を設ける時に
その均一性に悪影響を与えると言うことはない。そし
て、その粗さ(Ra)は、好ましくは約0.2μm〜
0.7μmより好ましくは0.25μm〜0.5μmが
望ましい。
【0016】以上の処理が施された裏面の表面は、引き
続き軽度のエッチング処理が行われても良い。しかしな
がら、普通、感光性樹脂層と密着する面(表面)は、電
気化学的粗面化処理のあとに、エッチング処理が行われ
る。上記表裏面のエッチング処理が行われる場合には、
それぞれ別個に行うことも可能であるが、同時に行われ
るのが好ましい。エッチング処理は、酸またはアルカリ
の水溶液によりアルミニウム板表面を溶解させるもので
ある。酸としては、例えば、硫酸、過硫酸、弗酸、硝
酸、塩酸、などが含まれ、アルカリとしては、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、第三燐酸ナトリウム、第三
燐酸カリウム、アルミン酸ナトリウム、珪酸ナトリウ
ム、炭酸ナトリウムなどが含まれる。これらの内でも特
に後者の水溶液を使用する方がエッチング速度が速いの
で好ましい。以上のように処理されたアルミニウム板裏
面の一部は、前述のようにそのままでは柔らかく、摩耗
しやすいので、その強度を向上させるために、陽極酸化
皮膜を形成させることが望ましい。陽極酸化処理は、従
来より周知の方法に従って行うことができる。例えば、
硫酸、燐酸、しゅう酸、クロム酸、アミドスルホン酸ま
たはこれらの二種以上の混合物、あるいはこれらにアル
ミニウムイオンを含有する水溶液あるいは非水溶液など
を電解質水溶液とし、主として直流を用いて陽極酸化処
理するが、交流またはこれらの電流の組合わせを使用す
ることもできる。電解質濃度は1重量%〜80重量%、
温度は5℃〜70℃の範囲、電気量は、10C/dm2
〜200C/dm2 の範囲、酸化皮膜量は0.05g/
2 〜2.0g/m2 の範囲が好ましい。このようにし
て得られた感光性平版印刷版用支持体の表面に必要な表
面処理を施し、さらに従来より知られている感光性樹脂
層を設けて、その裏面に任意な形状の粗面(例えば意
匠)を具現化した感光性平版印刷版を得ることが出来
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて、より詳細に
説明する。なお、実施例中の「%」は、特に指定のない
限り、「重量%」を示すものとする。 (実施例−1)厚さ0.24mmのアルミニウム板(2
40mm×120mm,JISA1050材)を10%
水酸化ナトリウム水溶液中に、50℃で20秒間浸漬し
て、脱脂及びエッチングによる清浄化処理を行ったの
ち、水洗し、次いで、25%硫酸水溶液で30秒間中和
処理し、水洗した。次に、硝酸濃度10g/1,アルミ
ニウムイオン濃度7g/1となるように電解質水溶液2
を調製し、図1に示すような電解処理装置1のストック
タンク3に投入し、温度55℃でポンプ4を介して電解
処理槽5に送液した。電解処理槽5には、電極6と対向
して上記アルミニウム板7の裏面を配し、電解水溶液中
に浸し電解質水溶液中で15mmの間隔を於いて相対す
るように配置した。この時、アルミニウム板7の裏面に
図2に示すような任意の形状が打ち抜かれた絶縁性材料
板からなる厚さ1mmのマスキング板8(260mm×
140mm)を密着させ覆った。また、電極6として
は、厚さ50mm(240mm×120mm)のカーボ
ン板を使用した。さらに、マスキング板8に向けて吹出
しノズル9から流速50m/分で電解質水溶液2を供給
した。電極6とアルミニウム板7は、ケーブル10で電
源11に接続されている。さらに、電源11から周波数
40Hz,電流密度150A/dm2 の台形波形交流を
2秒間供給し、上記アルミニウム板7の電気化学的粗面
化を行った。その後、裏面の要所が所望の任意の形状に
粗面化された上記アルミニウム板7を水洗し、25%硫
酸水溶液で20秒間処理した後、15%硫酸水溶液に
て、1A/dm2 の電流密度で30秒間陽極酸化処理し
た。最後に水洗、乾燥して、裏面に相当する一方の表面
の一部に電気化学的粗面化により任意の意匠を具現化し
た感光性平版印刷版用支持体を得た。このようにして感
光性平版印刷版用支持体の一方の表面に具現化された意
匠の部分は、その粗面化は,Ra=0.25μm〜0.
30μmと均一であるばかりでなく、粗面化されなかっ
た部分との境界は、極めて明瞭となった。
【0018】(実施例−2)実施例−1における電解質
水溶液2を塩酸濃度11.5g/1,アルミニウムイオ
ン濃度4.5g/1とした以外は、実施例−1と同様の
条件で処理を行った。その結果、具現化された所望の任
意な形状の粗面化部分は実施例−1と同様であった。
【0019】
【発明の効果】本発明の方法により得られる支持体を用
いた感光性平版印刷版は、その支持体裏面の一部に具現
化された所望の任意な形状の粗面が、感光性樹脂層に悪
影響を及ぼすことなく、しかも現像処理が終了してもそ
の高意匠性が保たれると共に付加価値をを向上させるこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感光性平版印刷版用支持体の製造方法
の電気化学的粗面化処理方法の一実施例の電解処理装置
の概略側面図
【図2】本発明の感光性平版印刷版支持体の製造方法の
電気化学的粗面化処理方法に用いられるマスキング板形
状の一実施例の斜視図
【符号の説明】
1 電解処理装置 2 電解質水溶液 3 ストックタンク 4 ポンプ 5 電解処理槽 6 電極 7 アルミニウム板 8 マスキング板 9 吹き出しノズル 10 ケーブル 11 電源 12 電解液排出口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、アルミニウム製の建材、ネームプレ
ート等の表面処理方法が、広く一般に知られている。こ
の処理方法の具体的な手段としては、特公昭60−15
717号公報に記載されているスマット除去液中で電解
処理し、アルミニウムの表面に模様を生成させる処理方
法、特公昭60−11118号公報に記載されているア
ルミニウムの粗面化(機械的、化学的あるいは電気化学
的な)加工の後、電解浴中で交流電解を施し、発生する
気泡の作用によって縦縞模様を持つ皮膜を形成させる処
理方法、特公昭61−54120号公報に記載されいる
金属(例えば、アミニウム)製表札等のプレート表面
に樹脂溶液を文字等の模様形に塗布し乾燥することによ
り保護用皮膜とし、ついで電解浴中で電解研磨した後、
保護用皮膜を除去し文字等の模様を形成する処理方法、
特公平2−3718号公報に記載されているアルミニウ
ムの加工(樹脂、機械および化学的な研磨、ヘアライン
およびサンドプラスト等)処理後、アルマイト処理を施
しさらに乾燥した後、非導電性に優れた印刷インクで印
刷処理を行い、次いでこれを焼付処理手段により乾燥硬
化させ、これらの下地処理面を電着塗装することにより
文字、模様等を形成する処理方法、特開昭59−501
98号公報に記載されている予め粉末状の磁性物質を混
合・分散した模様生成物質(油性染料等)を水浴液面上
に供給した後、電磁石により発生する磁力を模様生成物
質中の磁性物質に作用させることにより、液上の模様生
成物質に一定の模様を現出させ、これを前処理(脱脂洗
浄、エッチング、スマット除去等)後、陽極酸化(着色
を含む事もある)処理が施されたアルミニウム材に付着
させ模様を生成する処理方法等がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、 アルミニウム支持体上に感光性樹脂層を設けた感光
性平版印刷版において、前記感光性樹脂を設けない面に
所望の任意な形状の粗面を有することを特徴とする感光
性平版印刷版。 アルミニウム板を支持体とする感光性平版印刷版用
支持体の製造方法において、該支持体の感光性樹脂層を
設けない面を所望の任意な形状が打ち抜かれた絶縁性材
料板で覆い、電解水溶液中で該支持体に絶縁性材料の打
ち抜き面を通して電流を印加することにより、該支持体
の感光性樹脂を設けない面に所望の任意な形状の粗面化
を行うことを特徴とする感光性平版印刷版用支持体の製
造方法。 前記支持体の前記感光性樹脂層を設けられる面の全
体が、電気化学的に粗面化する前あるいは粗面化した後
に、前記記載の粗面化を行うことを特徴とする感光性
平版印刷版用支持体の製造方法によって達成される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】本発明は、裏面の電気化学的粗面化に関す
るものであるから、これ以降は、裏面を中心にして説明
する。電解質水溶液としては、塩酸、硝酸、弗酸、ホウ
酸、もしくは酒石酸を必須成分として含む酸性水溶液、
あるいはこれらの酸の2種類以上の混合物からなる酸性
水溶液が適当で、塩酸あるいは硝酸を主成分とする溶液
が好ましい。これらの電解質水溶液としては、従来より
知られているものが使用できる。そしてその濃度は、約
0.5重量%〜5.0重量%の範囲から選ばれるのが適
当である。これらの電解質水溶液には必要に応じて、硝
酸塩、モノアミン類、ジアミン類、アルデヒド類、リン
酸、クロム酸、ホウ酸、アンモニウム塩、アルミニウム
塩、炭酸塩、等の腐食抑制剤(または安定剤)を加える
ことが出来る。本発明においては、米国特許第4,08
7,341号明細書に記載されているように、硝酸系電
解質水溶液中でアルミニウム板に陽極時電気量(QA)
を陰極時電気量(QC)よりも大となるように交流電流
を流す方法や、特公昭61−48596号公報に開示さ
れているような、アルミニウム板に対する主対極に接続
された回路に補助対極に対する回路を並列に連結すると
共に、主対極におけるアノード電流の流れを制御するた
めのダイオードまたはダイオード的作用をなす機構を補
助対極に対する回路に設けた電気化学的粗面化処理装置
を用いる方法などを適用してもよい。電極間に印加され
る電圧は、好ましくは約1V〜約200V、より好まし
くは、2V〜100Vで、電流密度は好ましくは約3A
/dm2 〜約300A/dm2 、より好ましくは3A/
dm2 〜250A/dm2 であり、電気量は好ましくは
約5C/dm2 〜約500C/dm2 、より好ましくは
5C/dm2 〜300C/dm2 の範囲から選ばれる。
また、電解質水溶液の温度は好ましくは約10℃〜70
℃、より好ましくは20℃〜60℃である。このように
して電気化学的に粗面化された裏面は、その部分がイン
ク印刷方式や支持体の圧着方式のように盛り上がること
がないので、感光性樹脂層と接着したり、現像処理時に
インクが溶出したり、感光性樹脂層を設ける時にその均
一性に悪影響を与えると言うことはない。そして、その
粗さ(Ra)は、好ましくは約0.2μm〜0.7μm
より好ましくは0.25μm〜0.5μmが望ましい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて、より詳細に
説明する。なお、実施例中の「%」は、特に指定のない
限り、「重量%」を示すものとする。 (実施例−1)厚さ0.24mmのアルミニウム板(2
40mm×120mm,JISA1050材)を10%
水酸化ナトリウム水溶液中に、50℃で20秒間浸漬し
て、脱脂及びエッチングによる清浄化処理を行ったの
ち、水洗し、次いで、25%硫酸水溶液で30秒間中和
処理し、水洗した。次に、硝酸濃度10g/1,アルミ
ニウムイオン濃度7g/1となるように電解質水溶液2
を調製し、図1に示すような電解処理装置1のストック
タンク3に投入し、温度55℃でポンプ4を介して電解
処理槽5に送液した。電解処理槽5には、電極6と対向
して上記アルミニウム板7の裏面を配し、電解水溶液中
に浸し電解質水溶液中で15mmの間隔をいて相対す
るように配置した。この時、アルミニウム板7の裏面に
図2に示すような任意の形状が打ち抜かれた絶縁性材料
板からなる厚さ1mmのマスキング板8(260mm×
140mm)を密着させ覆った。また、電極6として
は、厚さ50mm(240mm×120mm)のカーボ
ン板を使用した。さらに、マスキング板8に向けて吹出
しノズル9から流速50m/分で電解質水溶液2を供給
した。電極6とアルミニウム板7は、ケーブル10で電
源11に接続されている。さらに、電源11から周波数
40Hz,電流密度150A/dm2 の台形波形交流を
2秒間供給し、上記アルミニウム板7の電気化学的粗面
化を行った。その後、裏面の要所が所望の任意の形状に
粗面化された上記アルミニウム板7を水洗し、25%硫
酸水溶液で20秒間処理した後、15%硫酸水溶液に
て、1A/dm2 の電流密度で30秒間陽極酸化処理し
た。最後に水洗、乾燥して、裏面に相当する一方の表面
の一部に電気化学的粗面化により任意の意匠を具現化し
た感光性平版印刷版用支持体を得た。このようにして感
光性平版印刷版用支持体の一方の表面に具現化された意
匠の部分は、その粗面化は,Ra=0.25μm〜0.
30μmと均一であるばかりでなく、粗面化されなかっ
た部分との境界は、極めて明瞭となった。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム支持体上に感光性樹脂層を
    設けた感光性平版印刷版において、前記感光性樹脂を設
    けない面に所望の任意な形状の粗面を有することを特徴
    とする感光性平版印刷版。
  2. 【請求項2】 アルミニウム板を支持体とする感光性平
    版印刷版用支持体の製造方法において、該支持体の感光
    性樹脂層を設けない面を所望の任意な形状が打ち抜かれ
    た絶縁性材料板で覆い、電解水溶液中で該支持体に絶縁
    性材料の打ち抜き面を通して電流を印加することによ
    り、該支持体の感光性樹脂を設けない面に所望の任意な
    形状の粗面化を行うことを特徴とする感光性平版印刷版
    用支持体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記支持体の前記感光性樹脂層を設けら
    れる面の全体が、電気化学的に粗面化する前あるいは粗
    面化した後に、請求項2記載の粗面化を行うことを特徴
    とする感光性平版印刷版用支持体の製造方法。
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