JPH06285921A - 樹脂成形部品列及びその製造方法 - Google Patents
樹脂成形部品列及びその製造方法Info
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- JPH06285921A JPH06285921A JP9701893A JP9701893A JPH06285921A JP H06285921 A JPH06285921 A JP H06285921A JP 9701893 A JP9701893 A JP 9701893A JP 9701893 A JP9701893 A JP 9701893A JP H06285921 A JPH06285921 A JP H06285921A
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Abstract
ード線と組み合せられないものであっても適用可能な樹
脂成形部品列を得る。 【構成】 シート状の担体1に樹脂成形部品4の外形よ
り大きな部品保持孔2を配列して設け、この部品保持孔
2の中に樹脂成形部品4を収納すると共に、この樹脂成
形部品4から延設されたクリップ部5で部品保持孔2の
縁を挟持する。これにより、同樹脂成形部品4を部品保
持孔2の中に架橋状態で保持する。これを製造する場合
は、前記の担体1を樹脂成形部品4を成形する成形型1
1、12の間に挿入すると共に、前記部品保持孔2を成
形型11、12のキャビティ13、14と対応する位置
に配置し、前記成形型11、12を合わせて、閉じられ
たキャビティ13、14中に樹脂を注入し、これを硬化
させて、樹脂成形部品4と前記クリップ部5とを一体成
形する。
Description
の樹脂成形部品を所定の配列で並べた樹脂成形部品列と
それを製造する方法に関する。
等の樹脂成形部品が用いられることがある。このような
樹脂成形部品は、電子部品の組立の自動化等に対応する
ため、所定の配列に従い、一列或は数列に並べた状態で
供給することが要求される。従来、このような樹脂成形
部品の配列は、樹脂成形部品を射出成形等の手段で成形
した後、一旦バラ積み状態とし、これをパーツフィーダ
で整列し、その状態で組立ラインに送るという方法が多
くとられている。
れる樹脂成形部品の場合、例えば、図5に示すように、
リード線8、8…を一定の間隔で平行に突設したフレー
ムリード9を用い、このリード線8、8…を成形型内に
挿入し、その周りに樹脂成形部品を成形することで、リ
ードフレーム9を介して一定の間隔で並んだ樹脂成形部
品4、4…を製造することも行われている。
樹脂成形部品を整列して供給する前者の手段の場合、パ
ーツフィーダで整列するために樹脂成形部品の上下両面
を異形状にする等、設計上の制約を伴い、部品の小型化
等の障害となる。また、樹脂成形部品は、軽量であるた
め、パーツフィーダでの整列性が悪く、整列に時間がか
かり、生産性の高い高速の組立のサイクルタイムを実現
しにくいという問題があった。
者の手段は、パーツフィーダを用いる場合のような問題
を有していない。しかしながら、フレームリード9を用
いる場合、リード線8、8…と同材質の金属フレームの
部分が後に除去されて、廃棄されるため、高価な資材の
無駄が生じ、コスト高になる。また、リード線8、8…
を介してフレームに保持した状態で搬送を行う関係か
ら、リード線8、8…として、フレームリード9の長手
方向に或る程度の剛性を有する板状のリード線8、8…
を使用しなけらばならないため、電子部品の組立時にリ
ード線8、8…を折り曲げる方向が制約を受ける。さら
に、そのようなリード線8、8…と組み合せられない樹
脂成形部品については、このフレームリード9による配
列は適用できないという欠点もある。
価に保持部材により、樹脂成形部品の成形時からそれを
配列状態で成形することができるようにし、安価で、任
意のリード線が使用でき、且つリード線と組み合せられ
ないものであっても適用可能な樹脂成形部品列とその製
造方法を提供することを目的とする。
達成するため、本発明で採用された手段は、樹脂成形部
品4を配列してなる樹脂成形部品列において、シート状
の担体1の樹脂成形部品4を配列しようとする位置に、
同樹脂成形部品4の外形より大きな部品保持孔2を設
け、この部品保持孔2の中に樹脂成形部品4を収納する
と共に、この樹脂成形部品4から延設されたクリップ部
5で部品保持孔2の縁を挟持することで、同樹脂成形部
品4を部品保持孔2の中に架橋状態で保持したことを特
徴とする樹脂成形部品列である。
脂成形部品列を製造する方法において、樹脂成形部品4
を配列しようとする位置に、同樹脂成形部品4の外形よ
り大きな部品保持孔2を設けたシート状の担体1を用意
し、この担体1を樹脂成形部品4を成形する成形型1
1、12の間に挿入すると共に、前記部品保持孔2を成
形型11、12のキャビティ13、14と対応する位置
に配置し、前記成形型11、12を合わせて、閉じられ
たキャビティ13、14中に樹脂を注入し、これを硬化
させて、前記部品保持孔2の中に樹脂成形部品4と、同
樹脂成形部品4から延設され、部品保持孔2の縁を挟持
するクリップ部5とを一体成形することを特徴とする樹
脂成形部品列方法である。
形部品4から延設されたクリップ部5がシート状の担体
1の部品保持孔2の縁を挟持することで、樹脂成形部品
4が部品保持孔2の中に架橋状態で保持されているた
め、樹脂成形部品4がシート状の担体1を介してその部
品保持孔2の配列に従い並べられる。そして、樹脂成形
部品4を使用して電子部品等の組立を行うときは、前記
クリップ部5の基部を切断することで、担体1から樹脂
成形部品4を容易に分離し、取り出すことができる。な
お、担体1としては、シート状のものであれば、板紙、
樹脂シート、金属シート等、任意のものが使用でき、特
に高価なものを使用する必要がない。
の製造方法では、シート状の担体1を、樹脂成形部品4
を成形する成形型11、12の間に挿入し、その部品保
持孔2を成形型11、12のキャビティ13、14と対
応する位置に配置するという動作を要するだけで、それ
以外は、通常の工程により樹脂成形部品4を成形するの
と同様にして、前記部品保持孔2の中に樹脂成形部品4
と、部品保持孔2の縁を挟持するクリップ部5とを同時
に且つ一体に成形することができる。これにより、容易
に前記の樹脂成形部品列が製造できる。
について詳細に説明する。図1及び図2に本発明による
樹脂成型部品列を示し、図3と図4に同部品列の樹脂成
型部品4の所定の位置にリード線7、7を立てた状態を
示す。これらの図から明かな通り、樹脂成型部品4は、
円形トレイ状のもので、その両側から先端が二股状に分
かれたクリップ部5、5が同部品4の径方向に延設され
ている。
持するための担体1は、シート状のもので、例えば、板
紙、樹脂シート、金属シート等からなる。製造原価や取
扱いの容易さ等から、一般には担体1として長尺な板紙
が使用される。この担体1には、樹脂成型部品4を配列
する間隔に合わせて、同部品4の径よりやや大きな径の
部品保持孔2、2…が設けられている。この部品保持孔
2、2…の中には前記樹脂成型部品4、4…が各々収納
され、その両側のクリップ部5の二股状の先端が部品保
持孔2、2…の縁に挿入されている。これにより、樹脂
成型部品4、4…は、各々部品保持孔2、2…の中に収
納され、同保持孔2、2…の中で一方のクリップ部5か
ら他方のクリップ部5にわたって架橋状態で保持され
る。そして、樹脂成形部品4、4…は部品保持孔2、2
…の中央に位置する。
2…と一定の位置関係で、トラックフィーダ等の送り機
構の爪が嵌合される送り孔3、3…が設けられている。
なお、図1では、部品保持孔2、2…が一列に配列され
ているが、これらは複数列配列される場合もある。
り次の工程に送られ、例えば、図3及び図4に示すよう
に、所定の位置に金属線からなるリード線7、7が立て
られる。さらに、図4にA−A、A’−A’で示す位置
でクリップ部5、5を切断することにより、樹脂成型部
品4を担体1から分離し、組立に供することができる。
る方法について説明すると、図2は、樹脂成型部品4を
成型する成形型11、12である金型のキャビティ1
3、14部分の断面を示している。同図には、成形型1
1、12の1組のキャビティ13、14を示しており、
本発明は、この1組のキャビティ13、14だけでも実
施すすることができる。しかし生産性の観点等から、実
際には1つの成形型11、12に複数のキャビティ1
3、14が紙面の前後方向に一定の間隔で配列されてお
り、前記担体1の部品保持孔2、2…は、このキャビテ
ィ13、14の間隔と同じ間隔で設けられている。
3、14は互いに対向しているが、この間に前記の担体
1を挿入し、その部品保持孔2(図1参照)をキャビテ
ィ13、14の位置に対応させた状態で、同担体1を下
側の成形型の担体保持部15に嵌め込む。その後、上下
の成形型11、12を互いに合わせ、それらのキャビテ
ィ13、14を閉じる。この状態で、一方の成形型11
の注入口16から溶融した樹脂をキャビティ13、14
の中に注入し、これを硬化させて樹脂成形部品4とその
両側のクリップ部5、5を一体的に成形する。これによ
り、クリップ部5、5の先端は担体1の部品保持孔2の
縁を挟んで二股状に形成される。
型11、12を分離し、担体4と共にその部品保持孔2
に収納、保持された樹脂成形部品4を取り出すことで、
図1に示すような樹脂成形部品列が得られる。この場合
に、1回の成形が行われる毎に、キャビティ13、14
の個数と同じ部品保持孔2、2…のピッチ分だけ担体1
をその長手方向に送りながら成形を繰り返すことで、長
い担体1に連続して樹脂成形部品4、4…を形成するこ
とが可能である。
円形であるが、樹脂成形部品4は円形である必要はな
く、例えば立方体形等であってもよい。この場合、部品
保持孔2は、クリップ部5、5が挟持できる形状であれ
ば、樹脂成形部品4の形状に倣う必要はない。
形部品列では、クリップリードを用いいることなく、安
価なシート状の担体1を用いて樹脂成形部品4を配列す
ることができるので、経済的で、任意のリード線が使用
でき、且つリード線と組み合せられないものであっても
適用可能となる。さらに、本発明による樹脂成形部品列
の製造方法では、通常の工程により樹脂成形部品4を成
形するのとほぼ同様にして、前記の樹脂成形部品列が容
易に製造できる。
示す斜視図である。
を示す同部品列とその成形型との断面図である。
付例を示す要部拡大斜視図である。
付例を示す要部拡大断面図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 樹脂成形部品(4)を配列してなる樹脂
成形部品列において、シート状の担体(1)の樹脂成形
部品(4)を配列しようとする位置に、同樹脂成形部品
(4)の外形より大きな部品保持孔(2)を設け、この
部品保持孔(2)の中に樹脂成形部品(4)を収納する
と共に、この樹脂成形部品(4)から延設されたクリッ
プ部(5)で部品保持孔(2)の縁を挟持することで、
同樹脂成形部品(4)を部品保持孔(2)の中に架橋状
態で保持したことを特徴とする樹脂成形部品列。 - 【請求項2】 樹脂成形部品(4)を配列してなる樹脂
成形部品列を製造する方法において、樹脂成形部品
(4)を配列しようとする位置に、同樹脂成形部品
(4)の外形より大きな部品保持孔(2)を設けたシー
ト状の担体(1)を用意し、この担体(1)を樹脂成形
部品(4)を成形する成形型(11)、(12)の間に
挿入すると共に、前記部品保持孔(2)を成形型(1
1)、(12)のキャビティ(13)、(14)と対応
する位置に配置し、前記成形型(11)、(12)を合
わせて、閉じられたキャビティ(13)、(14)中に
樹脂を注入し、これを硬化させて、前記部品保持孔
(2)の中に樹脂成形部品(4)と、同樹脂成形部品
(4)から延設され、部品保持孔(2)の縁を挟持する
クリップ部(5)とを一体成形することを特徴とする樹
脂成形部品列の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9701893A JP2894413B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 樹脂成形部品列及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9701893A JP2894413B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 樹脂成形部品列及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06285921A true JPH06285921A (ja) | 1994-10-11 |
JP2894413B2 JP2894413B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=14180639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP9701893A Expired - Fee Related JP2894413B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 樹脂成形部品列及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2894413B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP9701893A patent/JP2894413B2/ja not_active Expired - Fee Related
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