JPH06285782A - ロボットハンド - Google Patents

ロボットハンド

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Publication number
JPH06285782A
JPH06285782A JP7982993A JP7982993A JPH06285782A JP H06285782 A JPH06285782 A JP H06285782A JP 7982993 A JP7982993 A JP 7982993A JP 7982993 A JP7982993 A JP 7982993A JP H06285782 A JPH06285782 A JP H06285782A
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JP
Japan
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linear actuator
sensor
claws
claw
robot hand
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JP7982993A
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English (en)
Inventor
Katsumi Masunaga
克己 増永
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Micron Kiki Co Ltd
Original Assignee
Micron Kiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】2つの爪を相近づき、相遠ざかる向きに可動に
支持するすべり対遇部と、これら2つの爪を連結してい
る2本のアームからなる3節リンクと、前記爪に駆動力
を与える駆動源を有するロボットハンドにおいて、硬い
ワーク、柔らかいワークの何れについても的確な把持を
迅速に行うことのできるロボットハンドを提供するこ
と。 【構成】駆動源としてリニアアクチュエータ47(4
8)を使用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットハンドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】2つの爪を相近づき、相遠ざかる向きに
可動に支持するすべり対遇部と、これら2つの爪を連結
している2本のアームからなる3節リンクと、前記爪に
駆動力を与える駆動源を有するロボットハンドがあり、
駆動源としてエアシリンダを用いているものがある。
【0003】このタイプのハンドでは、ハンドによるワ
ーク把持力の制御は、エアシリンダにより行っている。
【0004】一方、被動体に体し直線的な動きを与える
手段として、リニアアクチュエータがある移動位置を検
知するセンサを一体化したタイプのものが知られている
(実開平3−74998号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】エアシリンダへのエア
ー量を絞り制御することにより異種ワークに対する把持
態様を制御するロボットハンドでは、エアー量を少なく
するのに限度があり、比較的硬いワークを掴むのには適
するが柔らかいワークを的確に掴むことが困難であると
の問題がある。また、エアーの絞り加減によりハンドの
動き速度に変化が生じ、迅速な掴み操作ができないとの
問題もある。
【0006】従って本発明は、硬いワーク、柔らかいワ
ークの何れについても的確な把持を迅速に行うことので
きるロボットハンドを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は次のように構成した。
【0008】(1).駆動源としてリニアアクチュエー
タを使用した(請求項1)。
【0009】(2).(1)において、2つの爪の一方
の爪に連結したリニアアクチュエータと、このリニアア
クチュエータの連結された側の爪の位置を検出するセン
サを有することとした(請求項2)。
【0010】(3).(1)において、2つの爪の一方
の爪に連結したリニアアクチュエータと、このリニアア
クチュエータの連結された側の爪と反対の側の爪の位置
を検知するセンサを有することとした(請求項3)。
【0011】(4).(1)において、2つの爪のう
ち、一方の側の爪に連結されたリニアアクチュエータ
と、2本のアームの交差部を連結する節の部分と連結さ
れており、爪移動方向と直交する方向に移動するスライ
ダーと、このスライダーの位置検知用のセンサを有する
こととした(請求項4)。
【0012】(5).(1)において、2つの爪のそれ
ぞれに連結されたリニアアクチュエータと、2本のアー
ムの交差部を連結する節の部分と連結されており、爪移
動方向と直交する方向に移動するスライダーと、このス
ライダーの位置検知用のセンサを有することとした(請
求項5)。
【0013】(6).(1)において、2つの爪のそれ
ぞれに連結したリニアアクチュエータと、2つの爪のう
ち一方の爪の位置を検出するセンサを有することとした
(請求項6)。
【0014】(7).(1)乃至は(6)において、セ
ンサは、ホール素子を磁界中に任意の平面内で直線的に
移動させるときの該ホール素子出力の変化に基づき該ホ
ール素子の位置を検出する手段であって、磁界発生源と
して異極の磁石をホール素子の移動方向に対して前記任
意の平面と対向する他の任意の平面内で傾けた配置で設
けた(請求項7)。
【0015】(8).(4)において、2つの爪の何れ
にもリニアアクチュエータを連結せず、スライダー及び
センサに代えて、センサ付きのリニアアクチュエータを
設け、このリニアアクチュエータにより2本のアームの
交差部を連結する節の部分を駆動することとした。
【0016】
【作用】爪駆動源として、電気的な制御が可能なリニア
アクチュエータを使用しているので、爪によるワークの
把持は、爪がワークに接する直前までは、センサによる
爪の位置情報に基づき、迅速かつ的確に行ない得ると共
に、爪がワークに接した後は、ワークの硬さ加減に応じ
た把持制御が可能である。
【0017】
【実施例】
例1.請求項1、請求項5、請求項7に対応する例(図
1乃至図8、図12、図15乃至図17参照) (1).爪部のリンク機構及びリニアアクチュエータ 本例にかかるリニアアクチュエータは、被動体の移動量
を検知するセンサは、別体として構成されている。
【0018】図1、図4、図5において、符号1、符号
2はそれぞれ爪を示している。爪1にはピン3が植設さ
れており、このピン3には軸受4を介してアーム5の一
端側が軸支されて節を構成している。
【0019】爪2に関しても同様で、ピン6が植設され
ており、このピン6には軸受7を介してアーム8の一端
側が軸支されて節を構成している。
【0020】これら2つのアームの各他端側は互いに交
差しており、この交差部分にはピン9が貫通しており、
このピンと各アームとの間には軸受10、11が介在し
ている。ピン9は下面に凸条12を有するスライダー1
3の上面に植設されている。以上により、2つのアーム
は、各軸受部分とともに3節リンクを構成する。
【0021】スライダー13の凸条12は、ガイド14
の凹溝15と摺動自在に嵌合していてY方向に移動可能
である。ガイド14はねじ16、17によりベース18
と一体的な架台19に固定されている。従って、スライ
ダー14はY方向にのみ移動可能である。
【0022】一方、爪1はねじ20、21によりL字状
の可動片220に固定されている。同様に爪2はねじ2
3、24により、L字状の可動片22に固定されてい
る。可動片22は図2に示すように、X方向に長い溝2
5が形成された溝部材26をゆうしており、この溝25
が凸条片27に摺動自在に係合している。
【0023】溝部材26はねじ28、29をもってブラ
ケット30に固定されている。ブラケット30は、図5
に符号48a、48bで示すねじにより、架台19と一
体的な板状部33に固定されている。ヨーク34は、ね
じ31、32によりブラケット30に締め付け固定され
ている。つまり、ねじ31、32はブラケット30を貫
通して、底付きの円筒形をした磁性体からなるヨーク3
4の底の部分に捩じ込まれている。
【0024】かかる構成により、爪2はX方向にのみ拘
束されて往復動が可能である。爪1に関しても、爪2に
かかる構成と全く同様の構成になっているので、X方向
にのみ拘束されて往復動が可能である。
【0025】ここで、溝25と、凸状片27との摺動係
合関係部分は、すべり対遇部を構成する。爪1に関して
も同様である。
【0026】可動片22のY方向に折曲された面の部分
には、ねじ軸36を余裕をもって貫通させる穴35が形
成されている。このねじ軸36の頭部38には、緩衝用
のゴムリング37が嵌めてある。
【0027】ねじ軸36の先端部のねじ39は、ブラケ
ット39の折曲部40に捩じ込まれている。これによ
り、可動片22は爪2と一体的に、ゴムリング37に突
き当たるまでねじ軸36の範囲でX方向に移動可能であ
る。この関係は、爪1についても同様である。
【0028】円筒状のコイル41はヨーク34の内径部
に余裕をもって収まり、外端部は、ベークライト製で円
柱状のコイルヘッド42に接着固定されている。コイル
ヘット42には2つの端子が形成されていて、これらの
端子には、コイルの巻線部が接続されている。
【0029】コイルヘッド42の中央部にはねじ穴43
が形成されている。このねじ穴に、ねじ44が可動片2
2の穴45を通って捩じ込まれており、よって、コイル
41は、コイルヘッド42と共に可動片22に固定され
ている。
【0030】円筒状のコイル41の中には、伸長性のコ
イルばね46が貫通状に納められている。該コイルの一
端側はヨーク34の底部に当接し、該コイルの他端側は
コイルヘッド42に当接している。
【0031】よって、可動片22は、コイルばねの弾性
により、爪2が爪1から離間する向きの付勢力を受けて
おり、この付勢力による可動片の移動は、該可動片がゴ
ムリング37に当接することにより阻止されている。
【0032】これにより、爪は開状態が保持されるの
で、ワークに対する予期しない干渉を防ぐことができ
る。コイルばねの弾性は爪の把持力に対し抵抗となるの
で、爪の開状態を保持できる限りにおいて、できるだけ
弱いばねを使うのが好ましい。
【0033】ヨーク34とコイル41との構成により一
種のリニアモータが構成され、端子42a,42bに電
流を通すことにより、可動片22、つまり、爪2をコイ
ルばね46の弾性に逆らう向きに駆動し、電流をオフす
ることによりばね力に従い移動させることができる。か
かる爪の駆動源を、ここでは、リニアアクチュエータと
称し、符号47をもって全体を示すこととする。爪1を
駆動するリニアアクチュエータは符号48で示す。
【0034】かかる構成により、リニアアクチュエータ
47、48によって爪2、爪1が互いに近づき、或は遠
ざかる向きに移動するとき、リンク機構の働きにより、
スライダー13も連動してY方向に拘束されて往復動す
ることになる。
【0035】本例では、スライダーの位置をセンサで把
握し、その位置情報を以て爪の位置制御に利用してい
る。
【0036】(2).センサ センサはリニアアクチュエータとは別体で構成されてい
る。不動部材に固定されたホール素子と、このホール素
子に対し移動する磁界発生用の磁石との組み合わせによ
り、スライダー及び爪の位置検知用のセンサが構成され
る。
【0037】原理的には、スライダーの移動に応じて、
ホール素子が磁石による磁界中を移動して移動に応じた
磁界強度の変化を受ければよいのであり、従って、上記
に限らず、磁石側が不動でホール素子が移動する態様で
あってもよい。
【0038】図1、図3に示すように、スライダー13
の上面には、磁性材による略コの字状の磁石取り付け板
49が固定されている。この磁石取り付け板49の裏側
には、図6のG−G矢視断面である図7に示すように角
柱状の2つの磁石50、51が極を異ならせて配置され
ている。ここで、極を異ならせるとは、磁石50の片を
S極、裏面をN極とすると、磁石51の片面をN極、裏
面をS極とすることをいう。
【0039】一方、ホール素子52及び増幅回路57が
樹脂板53上に固定されており、この樹脂板はさらに、
L字状の取り付け板54に固定されている。取り付け板
54はその折曲部を架台19に、ねじ55、56により
固定されている。
【0040】図3、図7、図16に示すように、スライ
ダー13のY方向の移動に応じ、ホール素子52は磁石
50、51による磁界中を通過する。つまり、ホール素
子52は、通過軌跡O11−O11を含みXY平面に平行な
平面内で移動する。
【0041】ここで、各磁石の表面部分が接している境
界線O2−O2上の、磁石の中点mを通り、Y方向に平行
な線分をO1−O1とすると、境界線O2−O2は当該境界
線O2−O2を含みXY平面に平行な平面内にて、ホール
素子の通過軌跡O11−O11に対し、角度θ傾いている。
【0042】ここで、ホール素子の通過軌跡O11−O11
は、磁石表面上の線分O1−O1に対しZ方向にΔだけ離
間している。これは、ホール素子と磁石との干渉を避け
るためである。
【0043】かかる構成により、スライダー13の移動
に応じてホール素子52は、磁石50、51による向き
の異なる磁界中を進行し、傾きの角度θに応じた磁界強
度の変化を受けるので、図15に示すようにホール素子
出力は、中点mを境に+,−が逆転するが、スライダー
13の位置変化に応じたホール素子出力を得ることがで
きる。
【0044】磁石の配置の他の態様として、図17に示
すように、ホール素子52の通過軌跡O11−O11に対
し、単数の磁石52をXZ平面内で角度δ傾ける例もあ
る。この場合もホール素子52の移動に応じてホール素
子の受ける磁界の強度が変化するので、ホール素子出力
もリニアに変化し、位置検出情報として利用できる。
【0045】しかし、この場合は、検出精度を上げるべ
く出力線59の傾斜を急にしようとするには、磁石52
の傾きも大きくせざるをえず、そのようにすると、Z方
向、つまり、高さ方向での寸法が大きくなり、大きなス
ペースを要するとの問題がある。
【0046】これに対し、本例のように、異極の磁石を
用い、XY平面内で傾けた場合には、高さ方向での寸法
増加はないので、傾きの角度を大きくしてもスペース効
率上不利となることはない。
【0047】(3).全体構成 以上に述べた構成の全体を模視的に表すと図12に示す
ようになる。図12において、2つの爪1,2にはそれ
ぞれリニアアクチュエータ47、48が連結されてい
る。
【0048】各爪の一部は、X方向にのびるガイドバー
61と嵌合しており、すべり対遇により拘束されている
ので、これらの爪はX方向上で、開閉自在である。
【0049】各爪1,2はアーム5,8により連結され
ていてこれらのアームの交差部を連結している節60の
部分は、爪移動方向と直交する方向であるY方向に拘束
されて移動するスライダー13に連結されている。
【0050】スライダー13の移動領域には、スライダ
ーの位置検知用のセンサ62が配置されていて、スライ
ダーの位置、つまり、爪の位置を検知するようにしてい
る。
【0051】このセンサ62としては、図1で述べたよ
うな磁石50、51とホール素子52との組み合わせが
採用され、これらの一方をスライダーに、他方を不動側
に設けてセンサを構成している。ただし、図示の便宜
上、図12においては、1個のセンサとして符号62で
示している。
【0052】本例の場合、爪の把持力は2つのアクチュ
エータの推力を合計したものとなり、1つのアクチュエ
ータしか有しない構成のものよりも大きな把持力を得る
ことができる。
【0053】センサ62の位置は、2つの爪の中間位置
にあり、それぞれ位置誤差発生要素として1個のアーム
5或はアーム8を介してリニアアクチュエータと連結さ
れているだけであるので、各爪の位置精度に及ぼす影響
は、比較的少ない。
【0054】(4).制御 図8において、コイル41とホール素子52との組み合
わせからなるセンサ62からの位置出力はPID(Pr
oportional−Integral−Diffe
rential)64,編差演算部65及びコントロー
ラ63に入力されるようになっている。
【0055】コントローラ63からは、位置指示情報を
含む出力f、力指示情報を含む出力g、(位置/力)切
替信号たる出力h、の3種の出力が出されるようになっ
ている。切替信号の出力hは切替スイッチ66の状態を
位置コントロール用か、力コントロール用か、の何れか
に切り替えるものである。かかるスイッチの切替により
コントローラ63の機能がスイッチにより指示されたモ
ードになる。
【0056】切替スイッチの状態が位置コントロール用
になっている場合、編差演算部65は、所望の爪位置情
報を含む出力fと、センサ62からのフィードバックさ
れた位置出力とから、編差をゼロにするための出力をP
IDに送り、リニアアクチュエータ47、48を駆動す
る。
【0057】かかる制御により、爪の位置を正確に制御
できるので、爪が開いた状態からワークの直近の把持位
置まで迅速に爪を移動でき、適切な把持位置までの微小
な爪移動もコントロールできる。
【0058】また、切替スイッチ66の状態を力コント
ロール用に切替た場合には、爪把持力を主体としたコン
トロールがなされるので、柔らかいワーク、硬いワーク
などのワークの特質に応じた確実な把持が可能になる。
【0059】このような、爪把持の微妙なコントロール
は、駆動源としてリニアアクチュエータを使用すること
により可能となるものであり、ワークに応じ、迅速か
つ、確実なワークの把持が可能である。
【0060】例2.請求項2に対応する例(図9参照) 本例では、位置検知用のセンサを一体化したリニアアク
チュエータを使用することもできるし、或は、センサと
別体のリニアアクチュエータを使用することもできる。
【0061】前者の場合、かかるリニアアクチュエータ
としては、実開平3−74998号公報に開示されたも
のを適用できる。
【0062】後者の場合、例1にかかるリニアアクチュ
エータ47と、例1におけるホール素子と磁石との組み
合わせにかかる位置検知手段を利用したセンサ62とを
用いる。この場合は、センサ62は、リニアアクチュエ
ータ47の移動部分に設けられる。
【0063】本例では、図9に示すように、2つの爪
1、2のうち、一方の爪2の爪にのみリニアアクチュエ
ータ47を連結するとともに、このリニアアクチュエー
タの連結された側の爪の位置を検知するべく、リニアア
クチュエータ47に付帯して該アクチュエータの移動部
分を検知するセンサ62を設けている。本例の場合、把
持力は1個のリニアアクチュエータの推力による。
【0064】 例3.請求項3に対応する例(図10参照) 本例は、2つの爪1,2のうち、一方の爪2にリニアア
クチュエータ47を連結し、他方の爪1の側に該爪1の
位置を検知するセンサ62を設けている。本例の場合、
把持力は、1個のリニアアクチュエータの推力による。
【0065】なお、爪位置情報検知用のセンサ62と、
その情報を受けて爪を駆動するリニアアクチュエータ4
7とが、誤差発生要素として2つのアーム5,8を介し
て連結されているため、他の例と比較した場合、爪の位
置精度に誤差が生ずる可能性がある。
【0066】 例4.請求項4に対応する例(図11参照) 本例は、2つの爪1,2のうち、一方の側の爪2に連結
されたリニアアクチュエータ47を有し、また、スライ
ダー13の位置を検知するセンサ62を該スライダーの
部分に設けている。
【0067】本例の場合、爪の把持力は、1個のリニア
アクチュエータの推力による。センサ62とリニアアク
チュエータ47とは、一個のアーム8を介して連結され
ているので、2個のアームを介する例3の場合に比べ、
爪の位置精度は比較的高い。
【0068】 例5.請求項6に対応する例(図13参照) 本例は、例2の場合と同様、位置検知用のセンサを一体
化したリニアアクチュエータを使用することもできる
し、或は、センサと別体のリニアアクチュエータを使用
することもできる。
【0069】センサと別体のリニアアクチュエータそ使
用する場合、2つの爪5,8のそれぞれに連結したリニ
アアクチュエータ47、48を有し、何れか一方のリニ
アアクチュエータ、本例では、リニアアクチュエータ4
7に付帯して該アクチュエータの移動部分を検知するセ
ンサ62を設けている。
【0070】本例の場合、リニアアクチュエータが2個
使用されているので爪の把持力は大きく、例1、2、4
の場合と同様、爪位置精度は比較的高い。
【0071】 例6.請求項8に対応する例(図14参照) 本例では、アーム5とアーム8との交差部を連結する節
の部分にセンサ付きのリニアアクチュエータ(実開平1
−135659号公報参照)を設け、或は、図に示すよ
うに、該節の部分にリニアアクチュエータ47を連結す
ると共に、該リニアアクチュエータに付帯して該アクチ
ュエータの移動部分の位置を検知するセンサ62を設け
たものである。
【0072】本例では、リニアアクチュエータは1個で
あるので、爪の把持力は比較的小さいが、爪の位置精度
は高い。
【0073】
【発明の効果】本発明により硬いワーク、柔らかいワー
クの何れについても的確な把持を迅速に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、ロボットハンドの全体構成を説
明した斜視図である。
【図2】本発明に係る、リニアアクチュエータの要部の
分解斜視図である。
【図3】本発明に係る、センサの斜視図である。
【図4】本発明に係る、図5に示すロボットハンドを爪
方向からみた側面図である。
【図5】本発明に係る、ロボットハンドの正面図であ
る。
【図6】本発明に係る、図5に示すロボットハンドの左
側面図である。
【図7】図6に示すロボットハンドのG−G矢視断面図
である。
【図8】本発明に係る、ロボットハンドの制御系のブロ
ック図である。
【図9】本発明に係る、爪駆動源及びセンサの構成例を
模視的に説明した図である。
【図10】本発明に係る、爪駆動源及びセンサの構成例
を模視的に説明した図である。
【図11】本発明に係る、爪駆動源及びセンサの構成例
を模視的に説明した図である。
【図12】本発明に係る、爪駆動源及びセンサの構成例
を模視的に説明した図である。
【図13】本発明に係る、爪駆動源及びセンサの構成例
を模視的に説明した図である。
【図14】本発明に係る、爪駆動源及びセンサの構成例
を模視的に説明した図である。
【図15】センサの構成と出力の関係を説明した図であ
る。
【図16】センサの構成を説明した斜視図である。
【図17】センサの構成と出力の関係を説明した図であ
る。
【符号の説明】
47 リニアアクチュエータ 48 リニアアクチュエータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの爪を相近づき、相遠ざかる向きに可
    動に支持するすべり対遇部と、これら2つの爪を連結し
    ている2本のアームからなる3節リンクと、前記爪に駆
    動力を与える駆動源を有するロボットハンドにおいて、 駆動源としてリニアアクチュエータを使用したことを特
    徴とするロボットハンド。
  2. 【請求項2】請求項1において、2つの爪の一方の爪に
    連結したリニアアクチュエータと、 このリニアアクチュエータの連結された側の爪の位置を
    検出するセンサを有することを特徴とするロボットハン
    ド。
  3. 【請求項3】請求項1において、2つの爪の一方の爪に
    連結したリニアアクチュエータと、 このリニアアクチュエータの連結された側の爪と反対の
    側の爪の位置を検知するセンサを有することを特徴とす
    るロボットハンド。
  4. 【請求項4】請求項1において、2つの爪のうち、一方
    の側の爪に連結されたリニアアクチュエータと、 2本のアームの交差部を連結する節の部分と連結されて
    おり、爪移動方向と直交する方向に移動するスライダー
    と、 このスライダーの位置検知用のセンサを有することを特
    徴とするロボットハンド。
  5. 【請求項5】請求項1において、2つの爪のそれぞれに
    連結されたリニアアクチュエータと、 2本のアームの
    交差部を連結する節の部分と連結されており、爪移動方
    向と直交する方向に移動するスライダーと、 このスライダーの位置検知用のセンサを有することを特
    徴とするロボットハンド。
  6. 【請求項6】請求項1において、2つの爪のそれぞれに
    連結したリニアアクチュエータと、 2つの爪のうち一方の爪の位置を検出するセンサを有す
    ることを特徴とするロボットハンド。
  7. 【請求項7】請求項1乃至は請求項6において、センサ
    は、ホール素子を磁界中に任意の平面内で直線的に移動
    させるときの該ホール素子出力の変化に基づき該ホール
    素子の位置を検出する手段であって、 磁界発生源として異極の磁石をホール素子の移動方向に
    対して前記任意の平面と対向する他の任意の平面内で傾
    けた配置で設けたことを特徴とするロボットハンド。
  8. 【請求項8】請求項4において、2つの爪の何れにもリ
    ニアアクチュエータを連結せず、スライダー及びセンサ
    に代えて、センサ付きのリニアアクチュエータを設け、
    このリニアアクチュエータにより2本のアームの交差部
    を連結する節の部分を駆動することを特徴とするロボッ
    トハンド。
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