JPS63139678A - 組立ロボツトの手首機構 - Google Patents
組立ロボツトの手首機構Info
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- JPS63139678A JPS63139678A JP28204386A JP28204386A JPS63139678A JP S63139678 A JPS63139678 A JP S63139678A JP 28204386 A JP28204386 A JP 28204386A JP 28204386 A JP28204386 A JP 28204386A JP S63139678 A JPS63139678 A JP S63139678A
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 11
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
部品を掴むハンドと該ハンドを移動するアームとの間に
アームに対しハンドを変位自在に連結するコンプライア
ンス機構を具えた組立ロボットにおいて、部品を搬送す
るときと組立てるときとでコンプライアンス機構の硬さ
く変位自由度)を切換える手段を設けることにより運搬
作業時にはコンプライアンスを硬くしてぶれ防止を図る
とともに組立(部品挿入)時にはコンプライアンスを柔
らかくして本来のコンプライアンス機能を果たしスムー
ズな組立作業を確保する。
アームに対しハンドを変位自在に連結するコンプライア
ンス機構を具えた組立ロボットにおいて、部品を搬送す
るときと組立てるときとでコンプライアンス機構の硬さ
く変位自由度)を切換える手段を設けることにより運搬
作業時にはコンプライアンスを硬くしてぶれ防止を図る
とともに組立(部品挿入)時にはコンプライアンスを柔
らかくして本来のコンプライアンス機能を果たしスムー
ズな組立作業を確保する。
本発明は工業用組立ロボットに関し、特にそのアームと
ハンドとの連結部にコンプライアンス機構を有する組立
ロボットの手首機構に関する。
ハンドとの連結部にコンプライアンス機構を有する組立
ロボットの手首機構に関する。
産業用ロボットの出現により自動組立化が進み、その作
業内容も高精度、高速度化の一途をたどっている。これ
に従い、ロボットの位置決め精度を向上させなければな
らない。しかし、ロボットの精度を向上させるだけでは
高精度組立は困難な場合が多い。即ち、組立作業では組
立対象物間の相対位置関係が重要であるため、絶対位置
よりはこの相対位置を高精度に位置決めする必要がある
。
業内容も高精度、高速度化の一途をたどっている。これ
に従い、ロボットの位置決め精度を向上させなければな
らない。しかし、ロボットの精度を向上させるだけでは
高精度組立は困難な場合が多い。即ち、組立作業では組
立対象物間の相対位置関係が重要であるため、絶対位置
よりはこの相対位置を高精度に位置決めする必要がある
。
特に数μmのオーダーの嵌合作業においてはこのような
高精度の相対位置の位置決めの問題を考慮しなければな
らない。
高精度の相対位置の位置決めの問題を考慮しなければな
らない。
ロボ−/ トによる高精度の嵌合ハメ合い作業を円滑に
行うために、仮バネあるいはコイルバネ等からなるコン
プライアンス機構によりアームに対しハンドを変位可能
として組立対象物間の相対位置の位置ずれを吸収する手
首構造が提案されている。
行うために、仮バネあるいはコイルバネ等からなるコン
プライアンス機構によりアームに対しハンドを変位可能
として組立対象物間の相対位置の位置ずれを吸収する手
首構造が提案されている。
しかしながら、このような手首構造において、相対位置
ずれの吸収能力を上げようとしてコンプライアンスを大
きく (柔かく)すれば、ハメ合い作業の挿入方向の力
も弱められ適切な挿入力が得られず挿入困難となる場合
があり、また大きなコンプライアンスを手首部にもたせ
ると挿入物の運搬の際の始動、停止時に大きな振動が起
り高速化の妨げになる。
ずれの吸収能力を上げようとしてコンプライアンスを大
きく (柔かく)すれば、ハメ合い作業の挿入方向の力
も弱められ適切な挿入力が得られず挿入困難となる場合
があり、また大きなコンプライアンスを手首部にもたせ
ると挿入物の運搬の際の始動、停止時に大きな振動が起
り高速化の妨げになる。
そこで本願出願人は先に特開昭59−59389号にお
いて、上記従来技術の問題点を解消すべく、嵌合物(組
立部品)の搬送時にはコンプライアンスを小さくして振
動を防止し、挿入作業時には位置ずれ方向のコンプライ
アンスを大きくして円滑な挿入が達成できるようにコン
プライアンスを可変とすることを提案した。
いて、上記従来技術の問題点を解消すべく、嵌合物(組
立部品)の搬送時にはコンプライアンスを小さくして振
動を防止し、挿入作業時には位置ずれ方向のコンプライ
アンスを大きくして円滑な挿入が達成できるようにコン
プライアンスを可変とすることを提案した。
しかしながら上述のコンプライアンス可変機構において
はコンプライアンスの硬さあるいは変位自由度の切換を
行う時期については特に言及されていない、実際、コン
プライアンスの切換は組立嵌合作業を開始する前の適当
な時期に行うようにしているが、そのため、コンプライ
アンスを大きくすべく切換た後に、実際の嵌合作業を行
うまでの間は大きなコンプライアンスのためハンドがぶ
れるという問題があった。ハンドの振れは組立てるべき
部品間の芯ずれを生ぜしめ、時には組立不能となること
すらある。従ってコンプライアンスの切換えはできるだ
け嵌合作業の直前がよいが、それでも実際の嵌合作業開
始時とは同一ではなく多少の時間的余裕を見込んでそれ
より少し前の時期に設定せざるを得ない。更にまた、従
来の方法では上述の如く実際の嵌合作業の開始前にコン
プライアンスを切り換えているため組立てるべき部品間
にたとえ芯ずれ等がなくとも常にコンプライアンスの切
換は行われていた。そのためこの場合には本来不必要な
コンプライアンスの切換を行っていることになる。
はコンプライアンスの硬さあるいは変位自由度の切換を
行う時期については特に言及されていない、実際、コン
プライアンスの切換は組立嵌合作業を開始する前の適当
な時期に行うようにしているが、そのため、コンプライ
アンスを大きくすべく切換た後に、実際の嵌合作業を行
うまでの間は大きなコンプライアンスのためハンドがぶ
れるという問題があった。ハンドの振れは組立てるべき
部品間の芯ずれを生ぜしめ、時には組立不能となること
すらある。従ってコンプライアンスの切換えはできるだ
け嵌合作業の直前がよいが、それでも実際の嵌合作業開
始時とは同一ではなく多少の時間的余裕を見込んでそれ
より少し前の時期に設定せざるを得ない。更にまた、従
来の方法では上述の如く実際の嵌合作業の開始前にコン
プライアンスを切り換えているため組立てるべき部品間
にたとえ芯ずれ等がなくとも常にコンプライアンスの切
換は行われていた。そのためこの場合には本来不必要な
コンプライアンスの切換を行っていることになる。
そこで本発明の目的は実際の組立嵌合作業開始後に組立
部品間の接触力を検出し、芯ずれ等がある場合にはこの
接触力が必ず大きな値となって現われるので、この接触
力が所定値以上のときのみコンプライアンスを柔らかく
するようにすることにより部品搬送時(実際の組立嵌合
作業を開始するまで)にはコンプライアンスを硬くして
ハンドの振れを確実に防止し、かつ組立部品間に芯ずれ
等がない場合にはコンプライアンスの切換をすることな
(迅速に組立作業を続行するようにすることである。
部品間の接触力を検出し、芯ずれ等がある場合にはこの
接触力が必ず大きな値となって現われるので、この接触
力が所定値以上のときのみコンプライアンスを柔らかく
するようにすることにより部品搬送時(実際の組立嵌合
作業を開始するまで)にはコンプライアンスを硬くして
ハンドの振れを確実に防止し、かつ組立部品間に芯ずれ
等がない場合にはコンプライアンスの切換をすることな
(迅速に組立作業を続行するようにすることである。
上記の目的を達成するために本発明に係る組立ロボット
の手首機構は組立てるべき部品を掴むハンドと、該ハン
ドを移動するアームと、該アームに対しハンドを変位自
在に連結するコンプライアンス機構と、ハンドに掴持さ
れた部品の相手組立部品への接触力を検出するセンサと
、該センサからの信号に応じてコンプライアンス機構の
変位自由度を切換える手段とを有する。
の手首機構は組立てるべき部品を掴むハンドと、該ハン
ドを移動するアームと、該アームに対しハンドを変位自
在に連結するコンプライアンス機構と、ハンドに掴持さ
れた部品の相手組立部品への接触力を検出するセンサと
、該センサからの信号に応じてコンプライアンス機構の
変位自由度を切換える手段とを有する。
センサが組立部品間の接触力を検知し、その接触力が組
立部品間の芯ずれあるいは位置ずれを代表する所定値よ
りも大きいときのみコンプライアンスの切換えを行う。
立部品間の芯ずれあるいは位置ずれを代表する所定値よ
りも大きいときのみコンプライアンスの切換えを行う。
それによりコンプライアンスは搬送時を含め、芯ずれ等
がないときも常に硬めに維持されハンドのぶれをなくし
、芯ずれ等が生じた場合のみコンプライアンスを柔かく
して芯ずれを有効に吸収し組立嵌合を可能ならしめる。
がないときも常に硬めに維持されハンドのぶれをなくし
、芯ずれ等が生じた場合のみコンプライアンスを柔かく
して芯ずれを有効に吸収し組立嵌合を可能ならしめる。
要するに本発明では部品嵌合方向(Z方向)の接触力を
検知してそれに基づきそれと垂直なX−Y平面内でのハ
ンドの変位自由度を切換えることを特徴とする特 〔実施例〕 第6.7図は上述の特開昭59−59389号に開示さ
れる組立ロボットの手首機構を示すものでまず初めにこ
れについて簡単に説明する。
検知してそれに基づきそれと垂直なX−Y平面内でのハ
ンドの変位自由度を切換えることを特徴とする特 〔実施例〕 第6.7図は上述の特開昭59−59389号に開示さ
れる組立ロボットの手首機構を示すものでまず初めにこ
れについて簡単に説明する。
第6図および第7図はロボットの手首部の上側および下
側からみた斜視図である。アーム11(第1図)に接合
される手首支持板1に平行バネ組立体2の上面が固定さ
れる。この平行バネ組立体2は互に直交するX方向およ
びY方向に変位可能な2組の各々2枚づつの薄い対向平
行板バネ3゜4からなり、その下端には連結棒9を介し
てハンド13(第1図)が取付けられる。ロボットの嵌
合ハメ合い作業時に組立部品(例えばピン)Aと相手部
品Bの嵌入孔10との相対位置がずれている場合、挿入
圧力の反力のX方向成分、Y方向成分に応じて各平行板
バネ3.4が第8図に示す如く変形してX方向およびY
方向に変位しこの位置ずれを吸収して挿入を達成する。
側からみた斜視図である。アーム11(第1図)に接合
される手首支持板1に平行バネ組立体2の上面が固定さ
れる。この平行バネ組立体2は互に直交するX方向およ
びY方向に変位可能な2組の各々2枚づつの薄い対向平
行板バネ3゜4からなり、その下端には連結棒9を介し
てハンド13(第1図)が取付けられる。ロボットの嵌
合ハメ合い作業時に組立部品(例えばピン)Aと相手部
品Bの嵌入孔10との相対位置がずれている場合、挿入
圧力の反力のX方向成分、Y方向成分に応じて各平行板
バネ3.4が第8図に示す如く変形してX方向およびY
方向に変位しこの位置ずれを吸収して挿入を達成する。
各平行板バネ3゜4にはその変形量を検知するための歪
ゲージ5が貼付される。歪ゲージ5は好ましくは平行板
バネの変形量が最大となる位置、例えば各平行板バネの
上端部又は下端部に貼付される。この歪ゲージ5の出力
により各平行板バネ3.4の変形量が分り、従ってX方
向およびY方向の変位が検知される。平行バネ組立体2
の下部の連結棒9にはX方向駆動用平板コイル6および
Y方向駆動用平面コイル7が連結され、各平面コイル6
.7は継鉄21によって磁気的に結合された上下の永久
磁石8間に配置される。これらの平面コイル6.7およ
び永久磁石8によりX、Y方向に移動可能な平面直流電
動機(リニアモータ)20が構成される。
ゲージ5が貼付される。歪ゲージ5は好ましくは平行板
バネの変形量が最大となる位置、例えば各平行板バネの
上端部又は下端部に貼付される。この歪ゲージ5の出力
により各平行板バネ3.4の変形量が分り、従ってX方
向およびY方向の変位が検知される。平行バネ組立体2
の下部の連結棒9にはX方向駆動用平板コイル6および
Y方向駆動用平面コイル7が連結され、各平面コイル6
.7は継鉄21によって磁気的に結合された上下の永久
磁石8間に配置される。これらの平面コイル6.7およ
び永久磁石8によりX、Y方向に移動可能な平面直流電
動機(リニアモータ)20が構成される。
平行バネ組立体2のX方向にのみ力を加えた場合の前述
のX方向およびY方向の歪ゲージ5の出力電圧を見ると
X方向およびY方向の相互干渉は少く、かつ変位−出力
の直線性は良好であることが確認されている。従って、
X方向およびY方向の各歪ゲージ5の出力に基き、X方
向およびY方向の平面コイル6.7を各々独立させて駆
動制御し、これらの動きの合成として平行バネ組体2の
下部を所望位置に移動してコンプライアンスを可変とす
ることができる。例えば平行バネ組体がX方向に変位し
ている場合、前述の電動機の駆動制御により平行バネ組
体がさらにX方向に変位する方向に平面コイルに電流を
流すことによりコンプライアンスは大きくなる。逆に平
行バネ組体が変位方向と逆方向に移動するように平面コ
イルに電流を流せばコンプライアンスは小さくなる。
のX方向およびY方向の歪ゲージ5の出力電圧を見ると
X方向およびY方向の相互干渉は少く、かつ変位−出力
の直線性は良好であることが確認されている。従って、
X方向およびY方向の各歪ゲージ5の出力に基き、X方
向およびY方向の平面コイル6.7を各々独立させて駆
動制御し、これらの動きの合成として平行バネ組体2の
下部を所望位置に移動してコンプライアンスを可変とす
ることができる。例えば平行バネ組体がX方向に変位し
ている場合、前述の電動機の駆動制御により平行バネ組
体がさらにX方向に変位する方向に平面コイルに電流を
流すことによりコンプライアンスは大きくなる。逆に平
行バネ組体が変位方向と逆方向に移動するように平面コ
イルに電流を流せばコンプライアンスは小さくなる。
このような平面直流電動機の電圧および運動方程式は以
下のようになる。
下のようになる。
ただし、 シ:電動機の端子間電圧
R:電動機の端子間抵抗
i:を動機の電流
L:電動機のインダクタンス
B:電動機の空隙磁束密度
l:電動機の有効コイル長
M:可動部質量
β:粘性制動係数
に:平行バネのバネ定数
X:平行バネの変位
t:時間
である、これをブロック図で表わすと第9図のようにな
る。この系に変位XをゲインA、を介して帰還(フィー
ドバック)し、かつ0部を電流帰還した位置帰還制御構
成のブロック図を第10図に示す。第10図の0部内の
伝達関数A2を求めると次のようになる。
る。この系に変位XをゲインA、を介して帰還(フィー
ドバック)し、かつ0部を電流帰還した位置帰還制御構
成のブロック図を第10図に示す。第10図の0部内の
伝達関数A2を求めると次のようになる。
ここでAmの部分を第11図の回路構成にすると、Am
xooと近似できるので、 E(s)=Af I(s) (4)と簡単な形
で表現できる。即ち、インダクタンスしによる電流の立
上り特性を無視できる。従って、閉ループ伝達関数G
(s)は となる、(6)式が安定である条件は に+AI At Bl >0 (7)である0式
(7)はスティフネスを表わす。ここでAx =1
(V/A)とすると、式(7)から化させることで、平
行バネ支持系のコンプライアンスCmを 0<Cm<■ の範囲で安定に可変できることを表わす、即ちに □≦Cm<閃となり0<AI<ωでは に 0<Cm<−となる。従って、A、が負の時に は平行バネは柔らかくなり、正の時は硬くなる。
xooと近似できるので、 E(s)=Af I(s) (4)と簡単な形
で表現できる。即ち、インダクタンスしによる電流の立
上り特性を無視できる。従って、閉ループ伝達関数G
(s)は となる、(6)式が安定である条件は に+AI At Bl >0 (7)である0式
(7)はスティフネスを表わす。ここでAx =1
(V/A)とすると、式(7)から化させることで、平
行バネ支持系のコンプライアンスCmを 0<Cm<■ の範囲で安定に可変できることを表わす、即ちに □≦Cm<閃となり0<AI<ωでは に 0<Cm<−となる。従って、A、が負の時に は平行バネは柔らかくなり、正の時は硬くなる。
以上のようにA、およびA2を変化させることでコンプ
ライアンスを任意に設定できる。第11図において、F
は電動機等価回路、R1は電流検出抵抗を示す、また、
Am、Afはゲインである。
ライアンスを任意に設定できる。第11図において、F
は電動機等価回路、R1は電流検出抵抗を示す、また、
Am、Afはゲインである。
このようにコンプライアンスを変化させるための位置帰
還ゲインA、の符号切換は第12図に示すように中央制
御装置(CP U)により運搬作業あるいは組立作業等
のロボットの作業状態を判断しこれに応じて平行バネの
コンプライアンスを最適とするようにA、の符号制御信
号を送るように構成する。このような回路の具体例が第
13図に示される。Gは平面直流電流機であり、33は
0N10FFが交互に作動するトランスファ型アナログ
スイッチである。cpuからの信号によりアナログスイ
ッチ33を制御し、平行バネ2の変位に基く歪ゲージ5
からの位置信号をアンプ22の(+)側又は(−)側に
入力させ、これによって位置帰還ゲインA1の符号を(
+)又は(−)とすることができる。
還ゲインA、の符号切換は第12図に示すように中央制
御装置(CP U)により運搬作業あるいは組立作業等
のロボットの作業状態を判断しこれに応じて平行バネの
コンプライアンスを最適とするようにA、の符号制御信
号を送るように構成する。このような回路の具体例が第
13図に示される。Gは平面直流電流機であり、33は
0N10FFが交互に作動するトランスファ型アナログ
スイッチである。cpuからの信号によりアナログスイ
ッチ33を制御し、平行バネ2の変位に基く歪ゲージ5
からの位置信号をアンプ22の(+)側又は(−)側に
入力させ、これによって位置帰還ゲインA1の符号を(
+)又は(−)とすることができる。
以上の如き可変コンプライアンス機構を有するロボ−/
)ハンドにおいて、本発明によれば可変コンプライア
ンス機構40に部品AとBとの接触力を検知するセンサ
50(第1.2図)が設けられる。センサ50はいわば
Z方向(第6図)の変位を検出してX−Y平面内でのコ
ンプライアンスを制御するものである。
)ハンドにおいて、本発明によれば可変コンプライア
ンス機構40に部品AとBとの接触力を検知するセンサ
50(第1.2図)が設けられる。センサ50はいわば
Z方向(第6図)の変位を検出してX−Y平面内でのコ
ンプライアンスを制御するものである。
尚、第1図において、アーム11はシリンダ15に連結
されるモータ17に連結され、回転並びに上下動が可能
となっている。
されるモータ17に連結され、回転並びに上下動が可能
となっている。
センサ50は例えば第2図に示す如く平行板ばね3の上
面に設けられる平行板ばね構造体により形成される。即
ち、Z方向に変位可能な上下一対の板ばね片51 、5
3と、手首支持板1に固定される中央支持柱57と、板
ばね3の上面に固定される両端支持柱55とを有する。
面に設けられる平行板ばね構造体により形成される。即
ち、Z方向に変位可能な上下一対の板ばね片51 、5
3と、手首支持板1に固定される中央支持柱57と、板
ばね3の上面に固定される両端支持柱55とを有する。
仮ばね片51 (または53)の曲げ応力が集中する部
分、例えば板ばね片51と両端支持柱57との接合部近
辺に歪ゲージ60が貼着される。歪ゲージ(抵抗線ひず
み計)60は公知の如くブリフジ回路71を用いて抵抗
変化を測定しその測定値がAMP 73により増幅され
、コンパレータ75で所定値と比較される。コンパレー
タ75に記憶される所定値は第5図に示す如く例えば部
品AとBとの芯ずれがあった場合に孔10の面とりのみ
では吸収できない、即ち嵌合不可の場合の部品AとBと
の接触力(Z方向の力)が選ばれる。そしてコンパレー
タ75での比較の結果測定値が所定値を超えたときにの
みコンプライアンスを柔がくしなければ部品嵌合が行え
ないと判断してCPUに切換信号を送り第12図に示す
方法に従ってコンプライアンスを“剛” (または硬)
から“柔”へ切り換える。
分、例えば板ばね片51と両端支持柱57との接合部近
辺に歪ゲージ60が貼着される。歪ゲージ(抵抗線ひず
み計)60は公知の如くブリフジ回路71を用いて抵抗
変化を測定しその測定値がAMP 73により増幅され
、コンパレータ75で所定値と比較される。コンパレー
タ75に記憶される所定値は第5図に示す如く例えば部
品AとBとの芯ずれがあった場合に孔10の面とりのみ
では吸収できない、即ち嵌合不可の場合の部品AとBと
の接触力(Z方向の力)が選ばれる。そしてコンパレー
タ75での比較の結果測定値が所定値を超えたときにの
みコンプライアンスを柔がくしなければ部品嵌合が行え
ないと判断してCPUに切換信号を送り第12図に示す
方法に従ってコンプライアンスを“剛” (または硬)
から“柔”へ切り換える。
板ばね片51 、53は部品Aが部品Bの孔に接触する
と(第5図)、板ばね3の上面の傾斜(傾斜角α)に応
じて第3図に示す如く変形し、そのひずみが歪ゲージ6
0により測定される。
と(第5図)、板ばね3の上面の傾斜(傾斜角α)に応
じて第3図に示す如く変形し、そのひずみが歪ゲージ6
0により測定される。
第4図は歪ゲージ50を直交する2方向に配置したもの
で、同様に3本、4本・・・の多数の歪ゲージを放射状
に配置することにより芯すれがX−Y平面内でどの方向
におきても正確に測定することができる。
で、同様に3本、4本・・・の多数の歪ゲージを放射状
に配置することにより芯すれがX−Y平面内でどの方向
におきても正確に測定することができる。
以上に説明した如く本発明によればコンプライアンス機
構に組立部品間の接触力を検知するセンサを付設するこ
とにより、コンプライアンスは実際に部品が嵌合動作に
入るまで硬の状態に保持してお(ことができるので嵌合
動作に入るまでの動作中に問題となるハンド、即ち部品
のぶれは解消される。
構に組立部品間の接触力を検知するセンサを付設するこ
とにより、コンプライアンスは実際に部品が嵌合動作に
入るまで硬の状態に保持してお(ことができるので嵌合
動作に入るまでの動作中に問題となるハンド、即ち部品
のぶれは解消される。
また、部品間に芯ずれが存在して嵌合作業に支障をきた
す場合にはコンプライアンスを柔に切り換えてコンプラ
イアンス本来の芯ずれ吸収機能を発揮せしめることがで
きる。
す場合にはコンプライアンスを柔に切り換えてコンプラ
イアンス本来の芯ずれ吸収機能を発揮せしめることがで
きる。
第1図は本発明を適用した組立ロボットの要部を示す斜
視図、第2図は本発明に係る組立ロボットの手首機構の
要部を示す図解図、第3図は本発明に係るセンサの変形
状態を示す図、第4図は第2図の別の実施例を示す図、
第5図は組立部品どうしの接触開始状態を示す図、第6
図及び第7図は従来のロボットの手首機構を上部および
下部からみた斜視図、第8図はコンプライアンス機構の
原理を説明する図、第9図および第10図はロボット制
御のブロック回路の一例を示す図、第11図は第10図
のブロック図の一部を示す部分回路図、第12図および
第13図はロボット制御の別のブロック図および回路図
。 2・・・平行バネ組立体、 5・・・歪ゲージ、9・・
・連結棒、 11・・・アーム、13・・・
ハンド、 40・・・可変コンプライアンス機構、50・・・セン
サ。 本発明に係るロボットの手首機構の斜視図AB・・・
部品 11・・・ アーム 13・・・ ハンド 40・・・ コンプライアンス機構 50・・・ センサ 本発明の手書機構の要部の図解図 第2図 センサの変形を示すメ 第3図 第2図の別の実施例を示す図 第4図 部品の接触状態を示す図 第5図 従来のロボットの手首機構を示す上方からの斜視図第6
図 従来のロボットの手首機構を示す下方からの斜視図第7
図 コンプライアンス機構の原理を示す間 第8図 ロ?ット制御のブロック図 第9図 1dol ロボット制御のブロック図$++1 ロ
ボット制御のM路図 第13図
視図、第2図は本発明に係る組立ロボットの手首機構の
要部を示す図解図、第3図は本発明に係るセンサの変形
状態を示す図、第4図は第2図の別の実施例を示す図、
第5図は組立部品どうしの接触開始状態を示す図、第6
図及び第7図は従来のロボットの手首機構を上部および
下部からみた斜視図、第8図はコンプライアンス機構の
原理を説明する図、第9図および第10図はロボット制
御のブロック回路の一例を示す図、第11図は第10図
のブロック図の一部を示す部分回路図、第12図および
第13図はロボット制御の別のブロック図および回路図
。 2・・・平行バネ組立体、 5・・・歪ゲージ、9・・
・連結棒、 11・・・アーム、13・・・
ハンド、 40・・・可変コンプライアンス機構、50・・・セン
サ。 本発明に係るロボットの手首機構の斜視図AB・・・
部品 11・・・ アーム 13・・・ ハンド 40・・・ コンプライアンス機構 50・・・ センサ 本発明の手書機構の要部の図解図 第2図 センサの変形を示すメ 第3図 第2図の別の実施例を示す図 第4図 部品の接触状態を示す図 第5図 従来のロボットの手首機構を示す上方からの斜視図第6
図 従来のロボットの手首機構を示す下方からの斜視図第7
図 コンプライアンス機構の原理を示す間 第8図 ロ?ット制御のブロック図 第9図 1dol ロボット制御のブロック図$++1 ロ
ボット制御のM路図 第13図
Claims (1)
- 1、組立てるべき部品を掴むハンドと、該ハンドを移動
するアームと、該アームに対しハンドを変位自在に連結
するコンプライアンス機構と、ハンドに掴持された部品
の相手組立部品への接触力を検出するセンサと、該セン
サからの信号に基づき接触力の大きさ応じてコンプライ
アンス機構の変位自由度を切換える手段とを有すること
を特徴とする組立ロボットの手首機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28204386A JPS63139678A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 組立ロボツトの手首機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28204386A JPS63139678A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 組立ロボツトの手首機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63139678A true JPS63139678A (ja) | 1988-06-11 |
Family
ID=17647422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28204386A Pending JPS63139678A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 組立ロボツトの手首機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63139678A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10329071A (ja) * | 1997-05-30 | 1998-12-15 | Yaskawa Electric Corp | ロボットアームのインピーダンス制御装置 |
US6140788A (en) * | 1997-01-27 | 2000-10-31 | Fanuc Ltd. | Method and system for controlling robot |
JP2011104740A (ja) * | 2009-11-19 | 2011-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 力制御装置 |
JP2011180089A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Fukuoka Univ | 軸体支持装置 |
CN104985421A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-10-21 | 惊天智能装备股份有限公司 | 连接件拆解机器人 |
-
1986
- 1986-11-28 JP JP28204386A patent/JPS63139678A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6140788A (en) * | 1997-01-27 | 2000-10-31 | Fanuc Ltd. | Method and system for controlling robot |
JPH10329071A (ja) * | 1997-05-30 | 1998-12-15 | Yaskawa Electric Corp | ロボットアームのインピーダンス制御装置 |
JP2011104740A (ja) * | 2009-11-19 | 2011-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 力制御装置 |
JP2011180089A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Fukuoka Univ | 軸体支持装置 |
CN104985421A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-10-21 | 惊天智能装备股份有限公司 | 连接件拆解机器人 |
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