JPH0785855B2 - 6軸磁気制御装置 - Google Patents

6軸磁気制御装置

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JPH0785855B2
JPH0785855B2 JP10513889A JP10513889A JPH0785855B2 JP H0785855 B2 JPH0785855 B2 JP H0785855B2 JP 10513889 A JP10513889 A JP 10513889A JP 10513889 A JP10513889 A JP 10513889A JP H0785855 B2 JPH0785855 B2 JP H0785855B2
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茂喜 藤原
亮介 丸山
俊郎 樋口
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子部品や異形部品などの部品を挿着した
り、部品同士の位置合わせや組み立てを行う自動組み立
て工程に用いられる6軸磁気制御装置に関するものあ
る。
[従来の技術] 従来、自動組み立て工程に用いられるこの種の姿勢制御
装置として、第11図に示すように、部品保持機構21にて
保持された部品Bを部品Aの孔aにはめる組み立て作業
時に、接触した部品A,Bの位置ずれにより生じる組み立
て装置へのひずみを吸収するための弾性支持体22を設
け、この弾性支持体22の変形に対するひずみ量を検出す
る検出器23を、位置決め機構20と部品保持機構21との間
に介装し、検出器23出力を位置決め機構20のサーボ機構
制御回路にフィードバックし、押し込み動作をすること
によって自動的に位置ずれを修正するようにしたもの
(特開昭49−30979号公報)があった。
また、他の従来例として、第12図に示すように、組み立
てられる部品Bを3方向から把持する3個の把持子25の
下方に、部品Bに対して感圧センサ26を所定の圧力で圧
接する3個の触指25aを設け、部品Bに加えられる横方
向の荷重を感圧センサ26で検出演算して部品Bの位置を
検出し、位置決め機構のサーボ機構制御回路にフィード
バックして自動的に位置ずれを修正するようにしたもの
(特開昭61−164735号公報)があった。
しかしながら、上記両従来例にあっては、位置ずれを検
出して位置決め機構をフィードバック制御して位置ずれ
を修正するようになっており、コンプライアンス制御が
できないという問題があり、しかも、Z軸回りの回転制
御ができないので、方向性のある部品の自動組み立てが
できないという問題があった。
一方、コンプライアンス制御ができる精密自動組み立て
装置として、第13図に示すように、移動可能なハンド30
に組み込まれる可動体1と、可動体1を支持するととも
に、可動体1の位置調整を行う電磁石31,32および電磁
石33,34を具備し、各電磁石31〜34の励磁コイルに流れ
る電流を適当に制御することにより、電磁石31,32およ
び電磁石33,34による吸引力を可動体1に作用させて5
軸姿勢制御(X,Y,Z,θx,θy)できるようにし、コンプ
ライアンス制御をも可能にしたもの(特開昭63−207530
号公報)が提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の第13図従来例にあっては、コンプ
ライアンス制御ができるものの、Z軸の回りの回転(θ
z)が制御できない5軸制御となっていたので、部品B
に方向性がある場合には利用できないという問題があっ
た。また、XY面内の位置および傾きを制御する電磁石3
3,34による磁気吸引力が、電磁石33,34の励磁電流の2
乗に比例するとともに、可動体1と電磁石33,34との距
離の2乗に反比例するので、可動体1の駆動量を考慮し
て電磁石33,34の励磁電流を制御を行う必要があり、姿
勢制御が面倒になるという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて試されたものであり、その目
的とするところは、コンプライアンス制御ができ、しか
も、部品組み立て装置として使用した場合には、方向性
のある部品の挿着、部品同士の位置合わせや組み立てを
行うことができる6軸磁気制御装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明の請求項1記載の6軸磁気制御装置は、可動体に
対して互いに直交する3軸のうちの1軸に沿う方向
(Z)および他の2軸の回りにそれぞれ揺動する方向
(θx,θy)である第1の方向群に作用する吸引力ある
いは反発力を発生する第1の駆動手段と、上記可動体に
対して上記1軸の回りに揺動する方向(θz)および上
記他の2軸にそれぞれ沿う方向(X,Y)である第2の方
向群に作用するローレンツ力を発生する第2の駆動手段
と、上記可動体の位置を検出する位置センサと、上記位
置センサ出力に基づいて両駆動手段を制御する制御手段
とを備えたものである。
また、請求項2記載のものは、互いに直交する3軸のう
ちの1軸に沿う方向(Z)および他の2軸の回りにそれ
ぞれ揺動する方向(θx,θy)である第1の方向群に作
用する吸引力あるいは反発力を発生する第1の駆動手段
を少なくとも3個の電磁石にて形成するとともに、上記
1軸の回りに揺動する方向(θz)および上記他の2軸
にそれぞれ沿う方向(X,Y)である第2の方向群に作用
するローレンツ力を発生する第2の駆動手段を少なくと
も3個のリニア直流アクチュエータ(例えば、ボイスコ
イルモータ)にて形成したものである。
さらにまた、請求項3記載のものは、互いに直交する3
軸のうちの1軸に沿う方向(Z)および他の2軸の回り
にそれぞれ揺動する方向(θx,θy)である第1の方向
群に作用する吸引力を発生する第1の駆動手段を少なく
とも3個の電磁石にて形成するとともに、上記1軸の回
りに揺動する方向(θz)および上記他の2軸にそれぞ
れ沿う方向(X,Y)である第2の方向群に作用するロー
レンツ力を発生する第2の駆動手段を上記電磁石の磁界
中に配置され適当な電流が流される可動コイルにて形成
したものである。
[作 用] 本発明は上述のように構成されており、可動体に対して
互いに直交する3軸のうちの1軸に沿う方向(Z)およ
び他の2軸の回りにそれぞれ揺動する方向(θx,θy)
である第1の方向群に作用する吸引力あるいは反発力を
発生する第1の駆動手段と、上記可動体に対して上記1
軸の回りに揺動する方向(θz)および上記他の2軸に
それぞれ沿う方向(X,Y)である第2の方向群に作用す
るローレンツ力を発生する第2の駆動手段と、上記可動
体の位置を検出する位置センサと、上記位置センサ出力
に基づいて両駆動手段を制御する制御手段とを備えたも
のであり、両駆動手段により可動体6軸磁気制御を行う
ことができ、可動体に部品を把持するグリップを設けて
部品の自動組み立て装置として使用すれば、方向性のあ
る部品の挿着、部品同士の位置合わせや組み立てを行う
ことができるようになっている。
また、請求項2記載のものは、第1の方向群に作用する
吸引力あるいは反発力を発生する第1の駆動手段を少な
くとも3個の電磁石にて形成するとともに、第2の方向
群に作用するローレンツ力を発生する第2の駆動手段を
少なくとも3個のリニア直流アクチュエータにて形成し
たものであり、可動コイルに流れる電流と発生する力
(ローレンツ力)とが比例するリニア直流アクチュエー
タを用いて第2の方向群の中で移動させるので、所定範
囲内においては可動体の移動量を考慮することなく可動
コイルの電流制御を行なうことができ、第2の方向群で
の移動制御の容易に行うことができるようなっている。
さらにまた、請求項3のものにあっては、第1の方向群
に作用する吸引力あるいは反発力を発生する第1の駆動
手段を形成する電磁石の磁界中に、適当な電流が流され
る可動コイルを配置して第2の方向群に作用するローレ
ンツ力を発生する第2の駆動手段を形成しているので、
リニア直流アクチュエータを用いた請求項2のものに比
べて永久磁石を必要としない分だけ構成が簡単になって
コストが安くなるとともに、小型化が図れるようになっ
ている。
[実施例] 第1図乃至第4図は、自動組み立て装置(例えば、部品
Aの孔aに部品Bを挿入する装置)として利用した本発
明一実施例を示すもので、6軸姿勢制御される可動体1
は、磁性体製円板1aの下面中央にペグ1bが突設(Z軸方
向に突設)されペグ1bの先端に部品Bを保持するグリッ
プ1cが設けられており、この可動体1は組み立てロボッ
トのアームC先端の外枠10内に設けられている。なお、
本発明は、実施例の自動組み立て装置の姿勢制御に限定
されるものではなく、各種姿勢制御に適用できることは
言うまでもない。ここに、実施例にあっては、可動体1
に対して互いに直交する3軸のうちの1軸に沿う方向
(Z)および他の2軸の回りにそれぞれ揺動する方向
(θx,θy)である第1の方向群に作用する吸引力を発
生する第1の駆動手段を3個の電磁石21,22,23にて形成
するとともに、上記可動体1に対して上記1軸の回りに
揺動する方向(θz)および上記他の2軸にそれぞれ沿
う方向(X,Y)である第2の方向群に作用するローレン
ツ力を発生する第2の駆動手段を3個のリニア直流アク
チュエータ31,32,33にて形成し、上記可動体1の位置に
検出する磁気式の位置センサ41〜43(第1の方向群の位
置検出)および位置センサ44〜46(第2の方向群の位置
検出)出力に基づいて両駆動手段を制御するマイクロコ
ンピュータ5にて形成される制御手段を設けたものであ
る。図中、6は可動体1を吸引して浮上させるための浮
上用電磁石、7は位置センサ41〜46から出力される位置
情報をマイクロコンピュータ5に取り込むためのインタ
ーフェース、8は電磁石21,22,23のコイルおよびリニア
直流アクチュエータ31,32,33の可動コイル3bに流す所定
電流をマイクロコンピュータ5からの指令によって供給
するアンプ、9は駆動用電源である。図示例では、第1
の駆動手段を3個の電磁石21,22,23にて形成し、第2の
駆動手段を3個のリニア直流アクチュエータ31,32,33
て形成しているが、それぞれ3個以上で形成しても良
い。また、実施例にあっては、可動体1の上下両側に配
置された電磁石6および電磁石21,22,23による可動体1
側の磁束を異極性とし、可動体1に対して電磁石6およ
び電磁石21,22,23の吸引力が作用するようにしている
が、磁束の極性を同一極性とし、可動体1に対して電磁
石6および電磁石21,22,23による反発力が作用するよう
にしても良い。さらにまた、浮上用の電磁石6に変えて
コイルばねあるいはばね性を付与したピアノ線を用いて
も良い。
なお、上記実施例では、第1の駆動手段を電磁石21,22,
23および電磁石6を用いて形成し磁気的に吸引力あるい
は反発力を発生させているが、各電磁石21,22,23、5に
代えてエアーノズルを設け、エアーノズルから噴き出さ
れる空気流によって可動体1に反発力を付与するように
しても良い。
以下、実施例の動作について説明する。第4図および第
5図のリニア直流アクチュエータ31,32,33の構成および
動作を説明する図であり、リニア直流アクチュエータ
31,32,33は、E字形に形成され外枠10に固定された永久
磁石3aと、E字形の永久磁石3aの中央片に外挿され可動
体1に取着された筒状の可動コイル3bとで構成されてお
り、可動コイル3bに電流を流すことにより発生するロー
レンツ力Fにて可動コイル3bを駆動するようになってい
る。このとき、各リニア直流アクチュエータ31,32,33
より可動体1に作用するローレンツ力Fは、可動コイル
3bの巻数をn、可動コイル3bに流す電流をI、永久磁石
3aによる磁束密度はB、磁界中の可動コイル3bの長さを
Lとすれば、 F=n・I・B・L ……(1) となる。
ここに、可動1に作用する力は、各リニア直流アクチュ
エータ31,32,33によるローレンツ力F1,F2,F3の合力とな
り、しかも、第6図に示すように、可動コイル3bは永久
磁石3aの中央片に対して隙間を開けて遊嵌されているか
ら、各リニア直流アクチュエータ31,32,33の可動コイル
3bに流れる電流値を適当に設定することにより、可動体
1を上記ローレンツ力F1,F2,F3の合力の向き、すなわち
第2の方向群(X,Y,θz)の位置制御を行うとともに、
電気−磁気相互作用によるコンプライアンス制御を行う
ようになっている。すなわち、リニア直流アクチュエー
タ31,33,33を等間隔に配置しているものとすれば各リニ
ア直流アクチュエータ31,33,33の永久磁石3aの中央片の
方向は互いに120度異なる。したがって、どのリニア直
流アクチュエータ31,33,33をどの程度の力で移動させる
かに応じてZ軸回りでの回転およびX軸方向やY軸方向
への移動が可能になる 一方、外枠Zに固定された電磁石21,22,23よりなる第1
の駆動手段による第1の方向群(Z,θx,θy)の位置制
御は、電磁石21,22,23の励磁電流を適当に設定すること
により下方への吸引力を制御し、電磁石6による上方へ
の吸引力と釣り合った位置に可動体1を駆動するように
している。なお、実施例では、電磁石21,22,23および電
磁石6による吸引力を利用して可動体1の位置制御を行
っているが、反発力を利用しても良いことは言うまでも
ない。
以上のように、本実施例にあっては、可動体1を第1の
方向群(Z,θx,θy)に駆動する電磁石21,22,23の励磁
電流と、第2の方向群に駆動するリニア直流アクチュエ
ータ31,32,33の可動コイル3bに流れる電流とを適当に制
御することにより、可動体1の6軸磁気制御を行うこと
ができ、実施例のように可動体1に部品を把持するグリ
ッパ1cを設けて部品の自動組み立て装置として使用すれ
ば、方向性のある部品の挿着、部品同士の位置合わせや
組み立てを行うことができる。また、所定範囲(永久磁
石3aの磁束内に可動コイル3bが存在する範囲)内におい
て、可動コイル3aに流れる電流と発生する力(ローレン
ツ力)とが比例するリニア直流アクチュエータ31,32,33
を用いて第2の方向群(X,Y,θy)の中で移動させるの
で、所定時間内においては移動量を考慮するとこなく可
動コイル3bの電流制御を行なうことができ、可動体1の
移動制御を容易に行うことができるようになっている。
さらに、実施例では、電磁石21,22,23の磁気吸引力ある
いは磁気反発力を利用して第1の方向群(Z,θx,θy)
の位置制御を行っており、Z軸方向を部品挿入方向とし
て大きな挿入力を得ることができるようになっている。
第7図乃至第9図は他の実施例を示すもので、可動体1
に対して第1の方向群(Z,θx,θy)に作用する吸引力
を発生する第1の駆動手段を、前記実施例と同様に、少
なくとも3個の電磁石21,22,23にて形成するとともに、
上記可動体1に対して第2の方向群(X,Y,θz)に作用
するローレンツ力を発生する第2の駆動手段を、上記電
磁石21,22,23の磁界中に配置され適当な電流が流される
可動コイル111,112,113にて形成したものである。な
お、本実施例では、可動体1をコイルばね12にて吊り下
げており、可動コイル111,112,113を偏平コイルにて形
成しているが、可動体1をピアノ線で吊り下げても良
く、電磁石の吸引力で保持しても良い。また、他の構成
および動作は前記実施例と同一である。
以下、本実施例の動作について説明する。第10図は動作
説明図であり、いま、電磁石21,22,23にて発生される磁
界中に、可動コイル111,112,113を配置してリニア直流
アクチュエータ31,32,33と同様の機能を得るようにして
おり、この可動コイル111,112,113に適当な電流を流す
ことによりローレンツ力FA,FB,FCがそれぞれ発生し、こ
れらのローレンツ力FA,FB,FCの合力が可動体1を第2の
方向群の中で移動させる力として作用し、前記実施例と
同様に、可動体1の6軸磁気制御が行えるようになって
いる。この場合、永久磁石3aを用いることなくローレン
ツ力FA,FB,FCを発生させているので、リニア直流アクチ
ュエータ31,32,33を用いた前記実施例に比べて永久磁石
3aを必要としない分だけ構成が簡単になってコストが安
くなるとともに、小型化が図れるようになっている。
[発明の効果] 本発明は上述のように構成されており、可動体に対して
互いに直交する3軸のうちの1軸に沿う方向(Z)およ
び他の2軸の回りにそれぞれ揺動する方向(θx,θy)
である第1の方向群に作用する吸引力あるいは反発力を
発生する第1の駆動手段と、上記可動体に対して上記1
軸の回りに揺動する方向(θz)および上記他の2軸に
それぞれ沿う方向(X,Y)である第2の方向群に作用す
るローレンツ力を発生する第2の駆動手段と、上記可動
体の位置を検出する位置センサと、上記位置センサ出力
に基づいて両駆動手段を制御する制御手段とを備えたも
のであり、両駆動手段により可動体の6軸姿勢制御を行
うことができ、可動体1に部品を把持するグリッパを設
けて部品の自動組み立て装置として使用すれば、方向性
のある部品の挿着、部品同士の位置合わせや組み立てを
行うことができるという効果がある。
また、請求項2記載ものは、第1の方向群に作用する吸
引力あるいは反発力を発生する第1の駆動手段を少なく
とも3個の電磁石にて形成するとともに、第2の方向群
に作用するローレンツ力を発生する第2の駆動手段を少
なくとも3個のリニア直流アクチュエータにて形成した
ものであり、可動コイルに流れる電流と発生する力(ロ
ーレンツ力)とが比例するリニア直流アクチュエータを
用いて第2の方向群の中で移動させるので、所定範囲内
においては可動体の移動量を考慮することなく可動コイ
ルの電流制御を行なうことができ、第2の方向群での移
動制御の容易に行うことができるという効果がある。
さらにまた、請求項3のものにあっては、第1の方向群
に作用する吸引力あるいは反発力を発生する第1の駆動
手段を形成する電磁石の磁界中に、適当な電流が流され
る可動コイルを配置して第2の方向群に作用するローレ
ンツ力を発生する第2の駆動手段を形成しているので、
リニア直流アクチュエータを用いた請求項2のものに比
べて永久磁石を必要としない分だけ構成が簡単になって
コストが安くなるとともに、小型化が図れるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の概略構成図、第2図は同上の
要部斜視図、第3図は同上の要部分解斜視図、第4図は
第3図のA−A線断面図、第5図および第6図は同上の
要部概略構成および動作を示す説明図、第7図は他の実
施例の概略構成図、第8図は同上の要部斜視図、第9図
は同上の要部斜視図、第10図は同上の動作説明図、第11
図は従来例の概略構成図、第12図(a)(b)は他の従
来例の概略構成図、第13図はさらに他の従来例の概略構
成図である。 1は可動体、21,22,23は電磁石、31,32,33はリニア直流
アクチュエータ、41〜46は位置センサ、5はマイクロコ
ンピュータ、6は電磁石、111,112,113は可動コイルで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 俊郎 神奈川県横浜市緑区藤が丘2―7―5― 509

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動体に対して互いに直交する3軸のうち
    の1軸に沿う方向(Z)および他の2軸の回りにそれぞ
    れ揺動する方向(θx,θy)である第1の方向群に作用
    する吸引力あるいは反発力を発生する第1の駆動手段
    と、上記可動体に対して上記1軸の回りに揺動する方向
    (θz)および上記他の2軸にそれぞれ沿う方向(X,
    Y)である第2の方向群に作用するローレンツ力を発生
    する第2の駆動手段と、上記可動体の位置を検出する位
    置センサと、上記位置センサ出力に基づいて両駆動手段
    を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする6軸磁
    気制御装置。
  2. 【請求項2】可動体に対して互いに直交する3軸のうち
    の1軸に沿う方向(Z)および他の2軸の回りにそれぞ
    れ揺動する方向(θx,θy)である第1の方向群に作用
    する吸引力あるいは反発力を発生する第1の駆動手段を
    少なくとも3個の電磁石にて形成するとともに、上記可
    動体に対して上記1軸の回りに揺動する方向(θz)お
    よび上記他の2軸にそれぞれ沿う方向(X,Y)である第
    2の方向群に作用するローレンツ力を発生する第2の駆
    動手段を少なくとも3個のリニア直流アクチュエータに
    て形成し、上記可動体の位置を検出する位置センサ出力
    に基づいて両駆動手段を制御する制御手段を備えたこと
    を特徴とする6軸磁気制御装置。
  3. 【請求項3】可動体に対して互いに直交する3軸のうち
    の1軸に沿う方向(Z)および他の2軸の回りにそれぞ
    れ揺動する方向(θx,θy)である第1の方向群に作用
    する吸引力を発生する第1の駆動手段を少なくとも3個
    の電磁石にて形成するとともに、上記可動体に対して上
    記1軸の回りに揺動する方向(θz)および上記他の2
    軸にそれぞれ沿う方向(X,Y)である第2の方向群に作
    用するローレンツ力を発生する第2の駆動手段を上記電
    磁石の磁界中に配置され適当な電流が流される可動コイ
    ルにて形成し、上記可動体の位置を検出する位置センサ
    出力に基づいて両駆動手段を制御する制御手段を設けた
    ことを特徴とする6軸磁気制御装置。
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