JPH06285572A - 長尺異形断面板の加工装置 - Google Patents

長尺異形断面板の加工装置

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Publication number
JPH06285572A
JPH06285572A JP7432493A JP7432493A JPH06285572A JP H06285572 A JPH06285572 A JP H06285572A JP 7432493 A JP7432493 A JP 7432493A JP 7432493 A JP7432493 A JP 7432493A JP H06285572 A JPH06285572 A JP H06285572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section plate
rolling
slit
deformed cross
cross
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7432493A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruki Maruyama
春樹 丸山
Kimihide Murakami
公秀 村上
Daisuke Honda
大輔 本田
Hiroshi Fukuda
弘 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP7432493A priority Critical patent/JPH06285572A/ja
Publication of JPH06285572A publication Critical patent/JPH06285572A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異形断面板に高精度のスリット加工を行なえ
しかも作業性のよい加工装置を提供すること 【構成】 突条3bを有する圧延ロール3a、3cによ
り肉厚部と肉薄部を有する長尺の異形断面板1を圧延加
工する圧延機3の直後に、該異形断面板の側縁部を切除
するスリットカッター4を設けた 【効果】 圧延機の圧延ロールが整形された異形断面板
を遊びのないように押えた状態で上記切除を行なえ、該
圧延ロールとスリットカッターのセンター同士を合致さ
せておけば高精度で幅寸法を出すことができ、圧延によ
る整形工程とスリット工程を連続して行なえるので生産
性が向上する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肉厚部と肉薄部を有す
る長尺異形断面板の寸法形状を仕上げるための加工装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図1に示すような肉厚部a
と肉薄部bとを有する異形断面板cを製造するため、図
2のような、長尺金属材料dが板面に当接する金型e
と、該金型の板面に沿って該板面の範囲内を押圧転動し
て該板面に当接した長尺金属材料dを圧延する押圧ロー
ルfと、該押圧ロールの押圧転動の完了毎に該長尺金属
材料を間歇的に一定距離移動させる移動手段を備えた金
型圧延装置gを有する成形装置が知られている(特公昭
52−36512号公報等)。該金型eの板面には、例
えば図3のような突条kが形成されており、この金型圧
延装置によれば、肉厚部が0.4mm、肉薄部が0.1
mmの異形断面板を一挙に製造することが可能である。
こうして製造された異形断面板は、整形のために圧延機
にかけ、一旦これを巻き取ったのちその幅寸法を正確に
仕上げるために次のスリット工程に移動させ、再びこれ
を解いてスリットカッターで該異形断面板の両側縁をカ
ットし、製品としている。製品となる異形断面板は、そ
の各部寸法のうち特に図4のA、B、|A−B|の寸法
に特に精度が要求されている。|A−B|の寸法は0に
近いことが要求される。このカットを行なう場合、スリ
ットカッターの前後で図4のようなスリッターガイド
h、iで異形断面板を押え、左右のスリットカッターの
センターjに整形された長尺異形断面板lのセンターが
一致するように該ガイドh、iを固定し、A、B、|A
−B|の寸法精度を出すようにしている。こうした異形
断面板は、電子部品や精密機械部品の材料として使用さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、異形断面板の
肉厚部の幅Mと上ガイドhの溝幅Lとに若干のズレが生
じてしまうため、(L−M)だけの遊びができ、センタ
ーズレが発生し、高精度なスリット加工を行なうのが難
しかった。
【0004】本発明は、異形断面板に高精度のスリット
加工を行なえしかも作業性のよい加工装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、突条を有す
る圧延ロールにより肉厚部と肉薄部を有する長尺の異形
断面板を圧延加工する圧延機の直後に、該異形断面板の
側縁部を切除するスリットカッターを設けることによ
り、上記目的を達成するようにした。該スリットカッタ
ーの後方に該異形断面板の表面形状に適合した凹凸や円
滑な形状を有するスリッターガイドを設けることも可能
である。
【0006】
【作用】金型圧延装置により連続的に成形された異形断
面板が上記圧延機を通過すると、該異形断面板の形状が
突条を有する圧延ロールによりきれいに整形され、これ
より送り出されたところでスリットカッターにより両側
縁が所定の幅に切断される。異形断面板のセンターとス
リットカッターのセンターは、該圧延機から異形断面板
が送り出されたばかりでその一端が圧延ロールにより固
定されていること、場合によってはスリットカッターで
切断の終えた該異形断面板がスリッターガイドによりず
れないように案内されているため、両センターに狂いが
生じない。該圧延ロールの突条は異形断面板の肉厚部の
側面に圧接するので、該異形断面板はその幅方向にずれ
ることがなく、圧延ロールのセンターとスリットカッタ
ーのセンターを合わせてやれば、スリットカッター入口
での該異形断面板のセンターずれが皆無になる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図5に基づき説明すると、
符号1は前記金型圧延装置により肉厚部と肉薄部を形成
した図4に示したような断面形状を有する異形断面板
で、これをコイル状に巻き取ってアンコイラー2に装架
しておく。3は圧延機で、その上方の圧延ロール3aは
図6に示すような2条の突条3b、3bを有し、下方の
圧延ロール3cは平ロールで構成した。該圧延機3の後
方直後に該異形断面板1の両側縁を切除するためのスリ
ットカッター4を設け、その後方直後に該異形断面板1
の表面形状に適合した凹凸を有するスリッターガイド5
を設けた。該スリットカッター4は、例えば図7に示す
ように上下一対のスリッター4a、4bを左右2組設け
て構成され、該スリッターガイド5は、図4に示したよ
うに該異形断面板の肉厚部と肉薄部を有する表面形状に
適合した突起kを有する上ガイドhと、平らな下ガイド
iとで構成した。6はリコイラー、7はスリッターガイ
ド5と略同構造の圧延ガイドである。尚、スリッターガ
イド5は平坦なものでもよく、場合によってはこのガイ
ド5を省略できる。
【0008】該アンコイラー2から引出された異形断面
板1は、圧延ガイド7で案内されて圧延機3を通過し、
このとき圧延ロール3a、3cで該異形断面板1の表面
が整形される。該圧延ロール3a、3cのセンターとス
リッター4a、4bのセンターが合致するように、圧延
機3とスリットカッター4が設置される。該圧延機1の
圧延ロール3aの突条3bの側面が該異形断面板1の肉
厚部の側面に整形のために当接しているので該断面板1
はその幅方向に移動することがなく、その整形直後にス
リットカッター4により該異形断面板1の両側縁が切除
されるからスリットカッター4のセンターと異形断面板
1のセンターとがずれない。さらに該切除を終えて所定
寸法に仕上げられた異形断面板1の前方は、その表面形
状に適合した凹凸を有するスリッターガイド5によりそ
の幅方向へ振れないように案内されるので、前端側での
振れもなく、スリットカッター4での正確な切断を妨げ
ない。切断を終えた異形断面板1はリコイラー6で巻き
取られる。尚、該リコイラー6は駆動モータにより異形
断面板1が一定速度・一定張力で巻き取るように回転が
制御される。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明によるときは、圧延
ロールに突条を有する圧延機の直後に、異形断面板の側
縁部を切除するスリットカッターを設けたので、圧延機
の圧延ロールが整形された異形断面板を遊びのないよう
に押えた状態で上記切除を行なえ、該圧延ロールとスリ
ットカッターのセンター同士を合致させておけば高精度
で幅寸法を出すことができ、圧延による整形工程とスリ
ット工程を連続して行なえるので生産性が向上する等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 金型装置により成形された異形断面板の斜視
【図2】 金型装置の説明図
【図3】 異形断面板製造用の金型の斜視図
【図4】 スリッターガイドの斜視図
【図5】 本発明の実施例の側面図
【図6】 図5の圧延機の圧延ロールの説明図
【図7】 図5のスリッターカッターの説明図
【符号の説明】
1 異形断面板 3 圧延機 3a、
3c 圧延ロール 3b 突条 4 スリットカッター 5
スリッターガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 弘 長野県松本市大字笹賀5652番地111 カワ イ精密金属株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突条を有する圧延ロールにより肉厚部と
    肉薄部を有する長尺の異形断面板を圧延加工する圧延機
    の直後に、該異形断面板の側縁部を切除するスリットカ
    ッターを設けたことを特徴とする長尺異形断面板の加工
    装置。
  2. 【請求項2】 上記スリットカッターは上下一対のスリ
    ッターを上記異形断面板の幅方向に間隔を存して設け、
    該スリットカッターと上記圧延ロールのセンターを合致
    させて設けたことを特徴とする請求項1に記載の長尺異
    形断面板の加工装置。
JP7432493A 1993-03-31 1993-03-31 長尺異形断面板の加工装置 Pending JPH06285572A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7432493A JPH06285572A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 長尺異形断面板の加工装置

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JP7432493A JPH06285572A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 長尺異形断面板の加工装置

Publications (1)

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JPH06285572A true JPH06285572A (ja) 1994-10-11

Family

ID=13543826

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JP7432493A Pending JPH06285572A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 長尺異形断面板の加工装置

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JP (1) JPH06285572A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009142007A1 (ja) * 2008-05-23 2009-11-26 三菱伸銅株式会社 異形断面条の製造方法
JP2009291798A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Mitsubishi Shindoh Co Ltd 異形条材の製造方法及び異形条材
CN111389907A (zh) * 2020-03-26 2020-07-10 太原理工大学 一种单边辊系轧机及板材轧制方法

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