JPH0628488Y2 - 水平回転棚のフレームの分解可能連結構造 - Google Patents

水平回転棚のフレームの分解可能連結構造

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JPH0628488Y2
JPH0628488Y2 JP1989020145U JP2014589U JPH0628488Y2 JP H0628488 Y2 JPH0628488 Y2 JP H0628488Y2 JP 1989020145 U JP1989020145 U JP 1989020145U JP 2014589 U JP2014589 U JP 2014589U JP H0628488 Y2 JPH0628488 Y2 JP H0628488Y2
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beams
frame
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shelf
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JPH02112606U (ja
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亮一 原田
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Tsubakimoto Chain Co
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Tsubakimoto Chain Co
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、棚が水平循環移動する水平回転棚のユニット
式フレームを分解可能とし、工場内の柱、配管等の既設
物の制約を受けることなく、所望の場所に設置できるよ
うにするための、フレームの分解可能連結構造に関す
る。
従来技術及びその課題 従来の水平回転棚のユニット式上部フレームは、第17
図に示すように、2本の平行な断面コ字状のチャンネル
材からなる平行部材10,10間に、断面コ字状のチャ
ンネル材からなる複数の梁11,11,11を渡しては
しご状に構成されている。ところが、平行部材10と梁
11は、水平回転棚の組立工場でチャンネル部材を背中
合わせにして溶接するため、上部フレーム12内に、水
平回転棚を設置する工場の柱や、配管等の既設物Aが位
置するような配置関係には設置できない問題点を有して
いる。
このような問題点に対処する方法として、第18図に示
すように、平行部材10,10を組立工場で切断し、現
場で既設物Aをフレーム12内に内在させてから、連結
板13,13で連結し、梁11,11を取付けることが
おこなわれている。この場合、連結部14は強度的に弱
くなるため、水平回転棚の下部に立設した支柱15,1
5により下から梁11,11を支持している。
このような方法は、下部フレームにおいても第19図に
示すようにおこなわれている。即ち、下部フレーム22
も上部フレーム12と同様に全体的にはしご状をしてお
り、断面L字状のアングル材からなる平行部材20,2
0に、棚を支持して循環移動させるためのローラ(図示
省略)を案内するパイプ状のレール26,26を取付
け、平行部材20,20間に梁(図示省略)を渡して形
成されている。そして、平行部材20,20とレール2
6,26を切断し、レール26をいわゆる、いんろう継
手27,27のようにして、現場で接合し、梁21を取
付けている。
ところがこれらの構造は、複雑で、現場で組立にくい問
題点がある。又、平行部材10内とレール26上は棚の
頭部に具えたローラと棚の下部に具えたローラが其々走
行するようになっているため、ローラが連結部14,2
8を通過する際、継目により走行障害が生じ、損傷を受
け、振動や騒音発生の原因になっている。
そこで、梁11,11,11を第17図のBの部分で切
断し、現場で第20図に示す連結板29,29で3面を
連結する方法も行なわれている。しかし、この構造は、
すべての梁11を切断しなければ既設物Aを内在するこ
とができず、組立に時間を必要とし、且つ、フレーム2
2が歪んで組み立てられ易い問題点を有している。
課題を解決するための手段 本考案は、棚を循環移動可能に案内するループ状の案内
手段の一部分を具えた2本の平行部材間に複数の梁を渡
して梯子状に形成される水平回転棚のユニット式フレー
ムにおいて、前記複数の梁の内少なくとも1本の梁と前
記平行部材とを取り外し不可能に接合し、残りの梁と前
記平行部材との接合部分に前記残りの梁を取り外し自在
にする連結手段を設けた連結構造により、前記課題を解
決したものである。
作用 本考案によれば、平行部材間に工場の柱、配管等の既設
物が内在するようにユニット式水平回転棚フレームを設
置してから、梁を平行部材に連結手段により取付けるこ
とができる。
従って、水平回転棚を所望の場所に設置することができ
る。
実施例 水平回転棚30(第14図乃至第16図)は長手方向に
ユニット(ブロック)化された複数の棚31を有してい
る。ブロック32の上下にはローラ33,34が具えら
れている。ローラ33,34は上部フレーム35と、下
部フレーム36に案内されて走行する。各ブロック32
はリンク(図示省略)で互いに連結されている。したが
って、水平回転棚30は、棚31全体が一体になってロ
ーラ33,34と上下部フレーム35,36に案内され
モータ37により循環移動するようになっている。
上部フレーム35(第1図、第2図)は、2本の平行の
断面コ字状のチャンネル材からなる平行部材40,40
の間に、同じく断面コ字状のチャンネル材からなる複数
(3本)の梁41,41,41を渡してはしご状に構成
されている。平行部材40の断面コ字状内(案内手段)
はローラ33が案内され走行するようになっている。
下部フレーム36(第12図、第13図)は、断面L字
状のアングル材からなる平行部材50,50にローラ3
4を案内するパイプ状のレール(案内手段)52,52
を取付け、平行部材50,50間に3本の梁51,5
1,51を渡して形成されている。
上下部フレーム35,36は、第1図、第12図に示す
ように3本の梁41,51毎にユニット35a,36a
化してあり、このユニット35a,36aが複数連結さ
れて全体が形成されている。このため、下部フレーム3
6のレール52,52の端部には、隣のレールと互いに
接続するためのいんろう継手53,53が形成されてい
る。
ユニット化された上部フレーム35aの梁41の内、左
の梁411と平行部材50,50との接合部には、連結
手段60が具えられている。
連結手段60(第3図乃至第5図)は、平行部材40に
具えられた断面コ字状のブラケット61に、先端を折り
曲げて形成した折れ片42を有する梁411の端部41
aの3面を複数のボルト62によって着脱自在に取付け
られるようにしたものである。
この連結手段60は、生産工場でボルト62によって梁
411を取付けられた状態のブラケット61を平行部材
40に溶接して一旦上部フレーム35を組立た後、梁4
1をブラケット61から取り外し、現地で既設物Aを
内在させてから梁411をブラケット61に再度組込む
ようになっている。
第6図乃至第8図は他の連結手段70で、平行部材40
に具えられたブラケット71に、梁911の端部91a
を複数のボルト72により着脱自在に取付けられるよう
にしたものである。ブラケット71は、断面コ字状の短
いチャンネル材の先端底部をカットした形状をしてい
る。
この、連結手段70も、生産工場で梁91を取付けた状
態のブラケット71を平行部材40に溶接して一旦上部
フレーム35を組立た後、梁911をブラケット71か
ら取り外し、現地で既設物Aを内在させてから梁911
をブラケット71に組込むようになっている。この構成
においては、梁911の端部が開放されているので、ボ
ルト72の取付けが容易である。又、梁911は平行部
材40の背面40aとブラケット71の底部71aに接
触するので、接触面積が広く梁911の取付けが安定す
る。
第9図乃至第11図はさらなる他の連結手段80で、平
行部材40に具えられたブラケット81に、梁911
端部91aを複数のボルト82により着脱自在に取付け
られるようにしたものである。ブラケット81は、断面
コ字状の短いチャンネル材の立上り部分をカットして舌
片81aが形成されており、この舌片81aが平行部材
40に溶接される。この連結手段80も、生産工場で梁
911を取付けた状態のブラケット81を平行部材40
に溶接して一旦上部フレーム35を組立た後、梁911
をブラケット81から取り外し、現地で、既設物Aを内
在させてから梁911をブラケット81に組込むように
なっている。この構成においては、梁911が平行部材
40の厚みの範囲内に組込まれるので、上部フレーム3
5の厚みが薄くできる。
なお、梁911を平行部材40の厚みの範囲内に組み込
むことのできる構造とし、ブラケット81の舌片81a
を省略し、ブラケット81を図示の例とは逆向きに平行
部材40の同様な位置に溶接によって取付ける構造にし
てもよい。この場合も、生産工場においてブラケット1
8に梁911を取付けた状態でブラケット81の溶接を
行い、一旦、分解し、その後現地で再度梁911をブラ
ケット81に組込む。
第13図は、下部フレーム36の梁511の連結手段1
00を示すものである。
連結手段100は、梁511の先端に取付けられたブラ
ケット101を複数のボルト102により平行部材50
に取り外し自在に取付けられるようにしたものである。
ブラケット101は断面L字状の短いアングル材からな
るものである。
連結手段100は、生産工場でブラケット101をボル
ト102で平行部材50に取付けてからブラケット10
1に梁511の端部51aを溶接して一旦下部フレーム
36を組立てた後、ブラケット101を平行部材50か
ら取り外し、現地で既設物Aを内在させてからブラケッ
ト81をボルト102により平行部材50を再度取付け
て梁511を組込むようになっている。
なお、以上の実施例では、いずれも連結手段60,7
0,80,100をユニット35a,36aの左端の梁
411,511,911,に具えているが、右端の梁に設
けてもよい。少なくとも1つの梁は固定(溶接)式とす
ることによって生産コストを下げることができる。
考案の効果 以上の様に、本考案は水平回転棚のユニット式フレーム
の梁に着脱自在の連結手段を設けたことから、水平回転
棚内に既設物を内在させて設置することが容易にできる
ので、簡単な構造にして、水平回転棚を所望の場所に設
置できる効果を有する。
又、仮に1本の梁を外しても他の梁は組込んだままでよ
いので、フレームに変形等が生じることが少ない。
さらに、複数の梁の内少なくとも1本の梁と平行部材と
を取り外し不可能に接合してあるため、2本の平行部材
に具えられた案内手段の平行度を予め出し、狂わないよ
うにしておくことができ、隣の互いに平行な一対の案内
手段との接続精度、或いは、ループ状の案内手段の円弧
部分の両端部との接続精度が高められ、棚の移動が円滑
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の連結手段を具えた上部フレームの平面
図、第2図は第1図の側面図、第3図は連結手段の平面
図、第4図は第3図の側面図、第5図は第3図の分解斜
視図、第6図は本考案他の実施例の連結手段の平面図、
第7図は第6図の側面図、第8図は第6図の分解斜視
図、第9図は本考案さらなる他の実施例の連結手段の平
面図、第10図は第9図の側面図、第11図は第9図の
分解斜視図、第12図は本考案の連結手段を具えた下部
フレームの平面図、第13図は第12図の連結手段の斜
視図、第14図は左側部分に下部フレームの平面を右側
部分に上部フレームの平面を表わした水平回転棚の全体
平面図、第15図は第14の正面図で一部省略した図、
第16図は第14図中の16−16矢視断面図、第17
図は従来の上部フレームの平面図、第18図は従来の上
部フレームの連結部の図、第19図は従来の下部フレー
ムの連結部の図、第20図は従来の上部フレームの他の
連結部の図である。 30…水平回転棚 35…上部フレーム 36…下部フレーム 40,50…平行部材 41,51,91…梁 60,70,80,100…連結手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】棚を循環移動可能に案内するループ状の案
    内手段の一部分を具えた2本の平行部材間に複数の梁を
    渡して梯子状に形成される水平回転棚のユニット式フレ
    ームにおいて、 前記複数の梁の内少なくとも1本の梁と前記平行部材と
    を取り外し不可能に接合し、残りの梁と前記平行部材と
    の接合部分に前記残りの梁を取り外し自在にする連結手
    段を設けたことを特徴とする、 水平回転棚のフレームの連結構造。
JP1989020145U 1989-02-27 1989-02-27 水平回転棚のフレームの分解可能連結構造 Expired - Lifetime JPH0628488Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989020145U JPH0628488Y2 (ja) 1989-02-27 1989-02-27 水平回転棚のフレームの分解可能連結構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989020145U JPH0628488Y2 (ja) 1989-02-27 1989-02-27 水平回転棚のフレームの分解可能連結構造

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Publication Number Publication Date
JPH02112606U JPH02112606U (ja) 1990-09-10
JPH0628488Y2 true JPH0628488Y2 (ja) 1994-08-03

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ID=31236267

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JP1989020145U Expired - Lifetime JPH0628488Y2 (ja) 1989-02-27 1989-02-27 水平回転棚のフレームの分解可能連結構造

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125835U (ja) * 1984-07-17 1986-02-15 株式会社ダイフク 回転式棚設備
JPH0227245B2 (ja) * 1984-07-17 1990-06-15 Daifuku Kk Kaitenshikidanasetsubi
JPH0311230Y2 (ja) * 1985-09-09 1991-03-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02112606U (ja) 1990-09-10

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