JP5080754B2 - 長尺材の組立て方法とその方法に使用する組立て用治具 - Google Patents
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Description
すなわち、所定角度で交差するパイプ材の端面どうしを互いにつき合わせるためには、パイプ材の端面を3次元的に複雑な形状や角度で切断する必要がある。ところが、現実の問題として、パイプ材の端面を所望どおりの複雑な形状や角度で切断することは非常にむずかしく、従来では、パイプ材のつき合わせ接合に代わる代替手段が採用されていた。
また、周囲にスリット状の挿通窓や挿通切欠きを有する特殊な保持部材を使用するとともに、パイプ材の端部を圧潰して平板部とし、その平板部を挿通窓や挿通切欠きから保持部材内に挿入した状態で、パイプ材の平板部どうしをエレクトロスラグ溶接により接合する代替手段も知られている(例えば、特許文献2参照)。
例えば、特許文献1に開示の従来技術では、特殊な継手部材を必要とし、また、その継手部材の介在により接合のための溶接長も長くなってコストが高くなり、さらに、パイプ材の接合部において継手部材が露呈するため、外観的に劣るという欠点がある。
また、特許文献2に開示の従来技術では、特殊な保持部材を必要とするのに加えて、パイプ材の端部を圧潰して平板部にする必要があり、さらに、接合のための溶接もエレクトロスラグ溶接のような特殊なものに限られるため、コストが相当高くなって外観的にも劣るという欠点がある。
例えば、長尺材がパイプ材であっても、近年において発達の目まぐるしい3次元CADを使用することで、複雑な形状や角度を有する長尺材の端面形状を所望どおりに描くことができ、さらに、高性能化した3Dレーザ加工機を使用し、その端面形状を基に長尺材を切断することにより、従来むずかしいとされていた長尺材どうしのつき合わせがある程度可能となる。そして、その長尺材を所定角度で支持自在な組立て用治具で支持して、その治具を上下方向と横方向へ揺り動かして長尺材の姿勢を調整するので、長尺材の端面どうしは確実につき合わされ、長尺材の端面どうしを所望どおりに接合することができる。
その結果、パイプ材をはじめとして各種の型鋼などを長尺材として使用する場合において、従来のような特殊な継手部材や保持部材を必要とすることなく、接合部分の美麗な長尺材の組立て構造を安価に構築することが可能となる。
この長尺材の組立て方法と治具は、例えば、建築用トラス構造の一例である屋根用トラスなどを構築するためのもので、図1に示すように、屋根用トラスRTは、上方に位置する上弦材架構1、下方に位置する下弦材2、および、上弦材架構1と下弦材2を互いに連結する長尺材の一例であるトラス部材としてのパイプ材3などにより構成されている。
上弦材架構1は、長尺材の一例であるトラス部材としてのH型鋼1aを矩形に組み付けてボルト接合や溶接により接合され、必要に応じて補強用の棒材1bもボルト接合や溶接により接合されて構成され、下弦材2は、断面形状が長方形の角パイプ材により、パイプ材3は、断面形状が円形の丸パイプ材によりそれぞれ構成されている。
各単位トラスTにおいて、斜めに配置された6本のパイプ材3と上下方向に配置された1本のパイプ材3との合計7本のパイプ材3は、予め決められた所定角度で交差して、各パイプ材3の下端部が互いにつき合わせた状態で、さらに、下弦材2にもつき合わせた状態に配置されて、各下端部どうしが溶接により接合されるとともに、下弦材2に対しても溶接により接合されている。
そして、両板材5,6をつき合わせた状態で、両板材5,6の両側に両板材5,6間にわたる一対の添え板材7を配置し、両添え板材7に穿設のボルト孔7aと板材5のボルト孔5a、および、両添え板7のボルト孔7aと板材6のボルト孔6aにわたってボルト8をそれぞれ挿通し、ナット9により締付けてボルト接合されている。
なお、各ボルト孔5a,6a,7aは、ボルト8の径に対して比較的大きな径または長い孔とされている。
その組立て用治具Jは、図5に示すように、合計7本のパイプ材3のうちの斜めに配置された6本のパイプ材3を所定角度で支持自在な6個の支持部11を有する治具本体10を備え、その治具本体10が、図4に示すように、図外のシリンダなどにより上下方向へ昇降自在に構成された昇降装置12を介して台車13上に載置されている。そして、その台車13の下方には合計4個の車輪14が取り付けられて一対のレール15上に載置され、台車13が、レール15に沿って横方向へ移動自在に構成され、昇降装置12と台車13により治具本体10を上下方向と横方向へ揺り動かす揺動手段Yが構成されている。
まず、図2に示すように、H型鋼1aと棒材1bを組み付けて溶接し、所定形状の上弦材架構1を地組みし、下弦材2を下弦材用架台17上に載置するとともに、図3に示すように、上弦材架構1を上弦材用架台16上に載置し、図4に示すように、下弦材2の下方に組立て用治具Jを据え付ける。
その後、組立て用治具Jの昇降装置12をいったん下降させ、予めH型鋼1aに取り付けた板材6と各パイプ材3の上端部に取り付けた板材5、添え板材7、および、ボルト8とナット9を使用して、合計7本のパイプ材3の上端部を上弦材架構1のH型鋼1aに緩く仮止めするとともに、斜めに配置される6本のパイプ材3と下弦材2については、図5の(イ)、(ロ)に示すように、治具本体10の支持部11にそれぞれ支持させる。
そこで、昇降装置12により治具本体10を2〜3回程度上下昇降させる。その上下昇降時、各パイプ材3の上端部はH型鋼1aに緩く仮止めされているだけなので、各パイプ材3は姿勢調整自在な状態にあり、かつ、治具本体10も台車13の移動によって横移動自在な状態にあるので、合計7本のパイプ材3、特に斜めに配置される6本のパイプ材3は、図5の(ロ)に示すように、治具本体10の支持部11になじむように姿勢調整され、各パイプ材3の端面どうしが、つき合わせ溶接可能な状態に調整される。
その後、必要に応じて、隣接する上弦材架構1にもパイプ材3を仮止めし、つき合わせ可能な状態に調整されたパイプ材3については、各パイプ材3の端面どうしをつき合わせ溶接するとともに、ボルト8とナット9をしっかりと締め付けて、各パイプ材3の上端部をH型鋼1aに固定し、図6に示す単位トラスTに組立てるのである。
(1)先の実施形態では、上弦材架構1を構成するトラス部材としてH型鋼1aを示し、上弦材架構1と下弦材2を連結するトラス部材として丸パイプ材3を示したが、これらのトラス部材としては、H型鋼や丸パイプ材をはじめとして、各種形状の型鋼や角パイプ材などを使用して実施することもできる。
また、長尺材の一例であるトラス部材を使用して建築用トラス構造である屋根用トラスRTを構築した例を示したが、本発明の対象は特に屋根用トラスRTなどの建築用トラス構造に限るものではなく、建築以外の各種の分野において、長尺材を組み立てる際に実施することができる。
3 長尺材の一例であるトラス部材としてのパイプ材
10 治具本体
11 支持部
12 昇降装置
13 台車
J 組立て用治具
Y 揺動手段
Claims (5)
- 所定角度で交差する複数本の長尺材の下端部の端面を互いにつき合わせた状態で接合して組み立てる長尺材の組立て方法であって、
前記複数本の長尺材を前記所定角度で支持自在な組立て用治具により、その組み立て用治具の複数の支持部の夫々に対して前記複数本の長尺材の下端部を支持させる状態で、前記複数本の長尺材を姿勢調整可能に支持し、
前記複数本の長尺材の下端部を前記複数の支持部の夫々に支持させた前記組立て用治具を上下方向と横方向へ揺り動かして前記組み立て用治具の前記複数の支持部の夫々を同時に揺り動かすことにより、前記複数本の長尺材の下端部が前記組立て用冶具の複数の支持部の夫々になじむように前記複数本の長尺材の姿勢を調整して、その長尺材の下端部の端面どうしをつき合わせて接合する長尺材の組立て方法。 - 前記長尺材がトラス部材であり、そのトラス部材の下端部の端面どうしを溶接により接合して建築用トラス構造に組み立てる請求項1に記載の長尺材の組立て方法。
- 前記トラス部材がパイプ材である請求項2に記載の長尺材の組立て方法。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の長尺材の組立て方法に使用する長尺材の組立て用治具であって、
前記複数の支持部を有する治具本体と、その治具本体を上下方向と横方向へ揺り動かす揺動手段を備えている長尺材の組立て用治具。 - 前記治具本体が、その治具本体を上下方向へ昇降させる昇降装置を介して横方向へ移動自在な台車上に載置され、前記揺動手段が、その台車と昇降装置により構成されている請求項4に記載の長尺材の組立て用治具。
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