JPH0628445A - 文字画像編集装置 - Google Patents

文字画像編集装置

Info

Publication number
JPH0628445A
JPH0628445A JP4203178A JP20317892A JPH0628445A JP H0628445 A JPH0628445 A JP H0628445A JP 4203178 A JP4203178 A JP 4203178A JP 20317892 A JP20317892 A JP 20317892A JP H0628445 A JPH0628445 A JP H0628445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation mode
shape data
editing
keyboard
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4203178A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroko Matsuo
裕子 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4203178A priority Critical patent/JPH0628445A/ja
Publication of JPH0628445A publication Critical patent/JPH0628445A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】文字形状データの編集操作モードの指定操作を
効率よく行い、文字形状データに対して様々な操作を行
う。 【構成】 編集操作モードと当該編集操作モードを割り
付けるキーボードのキーとの対応関係を示す関係情報を
記憶する記憶手段と、編集時にキー操作により編集操作
モードを選択するための第1の表示形態と、表示画面の
所定表示領域を分割した小領域の位置指示操作により編
集操作モードを選択するための第2の表示形態とを表示
画面上に表示させる表示制御手段と、前記第1の表示形
態に対して位置指示操作がなされたときには、前記関係
情報に基づいて入力されたキー操作による編集操作モー
ドを選択し、前記第2の表示形態に対して位置指示操作
がなされたときには、当該位置指示操作による前記小領
域の位置判定に基づいて編集操作モードを選択する編集
操作モード特定手段)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字画像編集装置に関
し、特に、ラスタフォント,アウトラインフォントなど
の文字形状データを作成して編集を行う場合に、文字形
状データの編集操作モードの指定操作を効率よく行い、
文字形状データに対して様々な操作を行うための文字画
像編集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の文字形状データを作
成して編集を行う文字画像編集装置として、表示装置の
画面上に入力した画素を出力させながら、文字記号等の
パターンを作成していく文字処理装置が知られている。
例えば、特公平3−30900号公報に記載の「文字処
理装置」は、文字記号等を入力するための複数のキーを
備え、文字記号等のパターン作成モードのとき、キーボ
ードのキーを全英数字キーとスペースキーとの2種類の
ドット入力キーと、カーソル操作キーとに区別して利用
し、カーソルキー操作により指示した位置に、前記のド
ット入力キーによりドットデータを入力して、文字パタ
ーンを作成する。
【0003】また、特開昭58−175043号公報の
「入力装置」は、キー操作により文字,図形の形状デー
タを入力するための入力装置に関するものであり、演算
用キーを文字または図形の入力用に切り替え、ドットマ
トリックス状に配置されている全てのキーを利用して、
ドットマトリックス形式のデータ入力操作を行い、文字
形状または図形を描くものである。
【0004】また、同じく、キー操作により図形処理を
行うための方法として、特開昭60−186967号公
報に記載の「画像表示方法」の例に見られるように、描
画座標系の回転角を増加させるキー,同じく減少させる
キー,座標軸のX方向シフトキー,同じくY方向シフト
キーなどをキーボードに設けて、キー操作により図形処
理を行うような提案もある。
【0005】これらの例に見られるように、キー入力の
みで形状データを作成・編集するのは、小サイズのラス
タフォント,記号パターン等を作成する場合には、簡便
であり、コスト/パーフォーマンスも優れた有効な方法
あるが、操作する図形の大きさや複雑さが増すと著しく
操作性が悪い。特に、アウトラインフォントなどの図形
データを扱う場合には、表示画面上で画像形状を操作す
る範囲が大きくなり、極端に操作性が悪くなる。
【0006】これに対して、表示画面上における入力操
作デバイスとして、画面上の位置指示を任意に広範囲に
渡って行なえるポインティングデバイス(例えばマウ
ス)を利用すれば、操作性の向上は可能である。また、
画面上の位置指示の操作性を向上させて、更に能率よく
編集操作を行うためには、追加,削除,移動,拡大/縮
小,回転,鏡像,変形などの形状データの編集操作に応
じた多くの編集操作モードを手軽に切り換えらるように
する必要があるが、マウスのボタンは数個に限られてお
り、マウスの各ボタンに多くの画像編集の編集操作モー
ドの切り換えを割り当てることはできない。このため、
編集操作モードのモード数がマウスのボタン数に制限さ
れ、他機種への移植性も落ちるという問題がある。
【0007】なお、この種のマウス操作を利用して、画
像操作を行う方法の一例として、アップル社製マッキン
トッシュ上で動作するソフトウェアのLetrasetのFontSt
udio(レトラセット社の登録商標)やAdobeのAdobe Ill
ustrator(アドーブシステム社の商標)などがある。こ
れらのソフトウェアでは、画像編集/図形編集に用いる
多くの編集操作モードをツールパレットとして、画面上
の一部の領域に設け、ポインティングデバイスでツール
パレットの各ツール指定部を指示し、編集操作モードを
切り替えるようにしている。また、タブ・キーやコマン
ド・キーと共に英字キーを同時に押すことによっても、
コマンドを与えることができるので、これらのコマンド
指示により各々の編集操作モードを随時切り替えること
ができるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の文
字画像編集装置により、ラスタフォント,アウトライン
フォントなどの文字形状データや、文字画像の形状デー
タを作成して編集を行う際には、文字画像,文字形状デ
ータに対して、追加,削除,移動,拡大/縮小,回転,
鏡像,変形などの編集操作を繰り返し行うことになる。
つまり、ひとつの編集装置の上で形状データ操作モード
を頻繁に切り替えねばならない。
【0009】このため、例えば、画像編集操作をキー操
作によらず、ポインティングデバイスを用いて操作モー
ドを切り替えるようにして、形状データの作成・編集処
理を行うようにすると、画像編集操作の操作性が格段に
向上し、複雑な編集処理の指示も容易に可能となる。し
かし、ツールパレットにおける各ツール指定部を指示す
るためには、画像の形状データを操作していた操作点
(位置指示カーソル)をポインティングデバイスの操作
により、画面端部のツールパレットの表示位置まで移動
しなければならない。
【0010】また、画像編集操作をキー操作により行う
場合には、多くある編集操作モードの種類を区別するた
め、従来の方法では、例えば、タブ・キーやコマンド・
キーと共に英字キーを同時に押すことにより指示を与え
るが、使用者の手指の大きさによっては、このキー操作
を円滑に行えない場合もある。その上、画像編集操作を
キー操作により行う場合には、随時に、操作モードの変
更ができるので、誤って編集操作の途中で操作モードを
変えてしまうような誤操作の可能性も高くなるという問
題がある。
【0011】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためのなされたものであり、本発明の目的は、ラスタフ
ォント,アウトラインフォントなどの文字形状データを
作成して編集を行う場合に、キーボードおよびポインテ
ィングデバイスを併用して、文字形状データの編集操作
モードの指定操作を効率よく行い、文字形状データに対
して様々な操作を行うための文字画像編集装置を提供す
ることにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、ラスタまたは
アウトラインの画像/図形の形状データを作成・編集す
る場合に、形状データ操作モードを表示し、ポインティ
ングデバイスを用いて形状データを指定し、ある特定の
操作モードを指示してある場合のみ、キーボードを用い
て一時的にキー操作により形状データ操作モードを指定
できるにようにして、指定された形状データ操作モード
に従って、ポインティングデバイスやキーボードを使っ
て対話的に形状データを操作する文字画像編集装置を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するために、本発明の文字画像編集装置は、表示画面上
に表示した文字形状の画像データを編集する文字画像編
集装置において、編集操作モードと、当該編集操作モー
ドを割り付けるキーボードのキーとの対応関係を示す関
係情報を記憶する記憶手段(17:図1)と、編集時に
キー操作により編集操作モードを選択するための第1の
表示形態と、表示画面の所定表示領域を分割した小領域
の位置指示操作により編集操作モードを選択するための
第2の表示形態とを表示画面上に表示させる表示制御手
段(3:図1)と、前記第1の表示形態に対して位置指
示操作がなされたときには、前記関係情報に基づいて入
力されたキー操作による編集操作モードを選択し、前記
第2の表示形態に対して位置指示操作がなされたときに
は、当該位置指示操作による前記小領域の位置判定に基
づいて編集操作モードを選択する編集操作モード特定手
段(15:図1)とを具備することを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の文字画像編集装置において、記憶手段
(17)には、編集操作モードと、当該編集操作モード
を割り付けるキーボードのキーとの対応関係を示す関係
情報が記憶されており、表示制御手段(3)が編集時に
キー操作により編集操作モードを選択するための第1の
表示形態と、表示画面の所定表示領域を分割した小領域
の位置指示操作により編集操作モードを選択するための
第2の表示形態とを表示画面上に表示させる。そして、
編集操作モード特定手段(15)が、表示制御手段によ
り表示された前記第1の表示形態に対して位置指示操作
がなされたときには、前記関係情報に基づいて入力され
たキー操作による編集操作モードを選択し、前記第2の
表示形態に対して位置指示操作がなされたときには、当
該位置指示操作による前記小領域の位置判定に基づいて
編集操作モードを選択して、表示画面上に表示した文字
形状の画像データを編集する。
【0015】これにより、編集操作モードの選択は、位
置指示操作により、第1の表示形態に対して位置指示操
作がなされたときの編集操作モードの選択と、第2の表
示形態に対して位置指示操作がなされたときの編集操作
モードの選択とに分けて、極め細かく編集操作モードを
指定することが可能となり、編集操作を使い勝手よく行
うことができる。例えば、第1の表示形態に対して位置
指示操作がなされたときの編集操作モードの選択では、
キー操作による編集操作モードの1回のみのモード選択
を行うようにしているので、キー操作で編集操作モード
を指定するときは、二重にキーを押下する必要がなく、
ポイティングデバイス等での位置指示操作が不要とな
る。このため、少ない動作で基本編集操作が可能とな
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して具
体的に説明する。図1は本発明の一実施例にかかる文字
画像編集装置の要部の構成を示すブロック図である。図
1において、1は表示部、2は入力部、3は入出力制御
部、4はデータ処理部、4は記憶部、6は記憶装置であ
る。また、10は形状データ表示領域、11は編集作業
操作領域、12は形状データ操作モード表示領域、13
はポインティングデバイス入力部、14はキーボード入
力部、15は形状データ操作モード特定部、16は文字
形状データ記憶領域、17はキーボードテーブル記憶領
域、18は形状データファイル、19はキーボード割当
てファイルをそれぞれ表わしている。
【0017】表示部1は例えばCRTディスプレイで構
成され、表示画面上に、文字形状データの画像の作成し
て、文字形状データの編集操作を行う。また、作成され
た文字形状データに対する読み出し・書き込み・保存等
の処理コマンドの指令を表示画面上で指示するための各
々の表示領域を有している。このための表示領域を、こ
こでは、形状データ表示領域10,編集作業操作領域1
1,形状データ操作モード表示領域12として図示して
いる。
【0018】入力部2は、ポインティングデバイス入力
部13およびキーボード入力部14から構成され、ポイ
ンティングデバイス入力部13は位置指示操作の入力操
作を行い、キーボード入力部14はキーボードの1つの
キーの押圧操作によるキー操作により入力操作を行う。
入出力制御部3は、入力部2からの入力された各々の入
力操作の指示に従って、データ処理部4を起動し、ま
た、編集操作の処理結果によって表示部1に対する表示
出力を行う。
【0019】データ処理部4は、ここでの文字画像編集
操作を行う本体部であり、キーボード割当てファイル1
9が特定された時に、記憶装置6からキーボード割当て
ファイル19を読みだして、記憶部5の所定の記憶領域
にキーボードテーブル17を作成し記憶する。また、形
状データファイル18が特定された時に、記憶装置6か
ら形状データファイル18を読みだして、記憶部5の所
定の記憶領域に文字形状データ16を作成し記憶する。
【0020】また、形状データ操作モード表示領域12
でポインティングデバイス入力があることが検出される
と、形状データ操作モード特定部15を起動して、形状
データ操作モード特定部15の処理により形状操作モー
ドを特定する。形状データ操作モード表示領域12が、
ある編集操作モードを表示しているとき、キーボード入
力部14からキー操作による入力が検出されると、形状
データ操作モード特定部15を起動し、キーボードテー
ブル17を用いて形状操作モードを特定する。前述した
ように、ここでの処理のために記憶部5には、文字形状
データ記憶領域16とキーボードテーブル記憶領域17
とが設けられており、記憶装置6には、形状データファ
イル18,キーボード割り当てファイル19が格納され
ている。
【0021】図2はキーボード割り当てファイルの一例
を示す図であり、図3はキーボードテーブルの一例を示
す図である。キーボード割当てファイルは、図2に示す
ように、ファイル名と書式の定まったテキストであり、
使用者が変更することが可能である。「移動」,「拡
大」などの画像操作モードの各項目と項目数と順序とは
固定であり、「v」「f」などの小文字を変更できる。
例えば、2つ以上の項目で同じ英小文字を指定すると、
ここでの文字画像編集装置では、キーボード割当てファ
イル19のデータを読み込んだときに不正ファイルと見
做し、キーボードテーブル17のデータの割当てを文字
画像編集装置のデフォルト値に初期設定にする。
【0022】この文字画像編集装置を起動すると、ま
ず、図3に示すようなキーボードテーブル30の作成処
理が行なわれる。この場合、キーボード割当てファイル
19が記憶装置に存在し、その各項目における設定デー
タが正しければ、キーボードテーブル30における各々
の操作モード31に対応する変更キー32をキーボード
割当てファイル19で設定しているものに更新する。
【0023】図4はキーボードテーブルの作成処理の処
理フローを示すフローチャートである。図4を参照し
て、キーボードテーブルの作成処理の説明を続ける。編
集装置が起動されると、この処理が開始される。まず、
ステップ41において、初期設定に基づいてキーボード
テーブルを作成する。次にステップ42において、キー
ボード割当てファイルが存在するか否かを判定する。こ
の判定でキーボード割り当てファイルが存在しないと判
定されると、初期設定に基づいて作成されたキーボード
テーブルを利用するので、処理を終了する。一方、ステ
ッフ42の判定処理において、キーボード割り当てファ
イルが存在すると判定されると、ステップ43に進み、
キーボード割り当てファイルの読み込み処理を行う。そ
して、次のステップ44において、読み込んだキーボー
ド割り当てファイルからのデータのファイル形式が正し
いか否かを判定する。正しくなければ、キーボードテー
ブルの変更は行なわないので処理を終了する。この場合
は、ステップ41の処理で作成した初期設定に基づくキ
ーボードテーブルとなる。ステップ44の判定処理にお
いて、ファイル形式の正しいことが判定できると、ステ
ップ45に進み、変更キーをキーボード割当てファイル
のものに変更して、処理を終了する。
【0024】このようにして、キーボードテーブルを作
成すると、次に、文字形状データの編集処理を行う。文
字画像編集装置では、入力部2からの指示で形状データ
ファイルを特定すると、記憶装置6から形状データファ
イル18を読みだし、ラスタフォントまたはアウトライ
ンフォントの形状データを記憶部5の文字形状データ記
憶領域16に展開して、編集処理を行う。なお、記憶部
5の文字形状データ記憶領域16に新規に文字形状デー
タを作成することもある。
【0025】図5は、文字形状データの編集処理の操作
を説明するディスプレイの表示画面例とキーボードの要
部を示す図である。文字形状データを作成・編集すると
きには、図5に示すように、文字・画像エディタのウィ
ンドウ画面50を表示し、その編集モード指示領域51
の一部に形状データ操作モード表示52を表示する。形
状データ操作モード表示52の初期設定は「キー」52
aとなっており、この場合の文字形状データ操作モード
は、無選択である。すなわち、文字形状データ操作モー
ド表示52は、各表示枠(小領域)の「キー」52aの
みが反転表示されて、このキー操作モードがアクティブ
となっていることが表示されている。この場合には、キ
ー操作により操作モードの指示を行うことが設定されて
おり、キー操作が行なわれていない状態では、無選択で
ある。このため、他の「移転」「削除」「追加」「回
転」「転記」「鏡像」「斜体」「拡大」「縮小」の各々
の表示枠については、選択可能な文字形状データ操作モ
ードの種類を示すのみとなっている。なお、図5におい
て、53は文字形状データ表示域領域であり、54は編
集中の文字形状データ表示、55はマウスカーソルであ
る。56はキーボード、57はキーボードテーブルによ
り割り当てられた文字形状データ操作モードの指示のた
めの一部の操作キーの文字キーである。
【0026】図5に示すように、文字形状データ操作モ
ード表示52において、キー操作が選択されて、「キ
ー」52aのみが反転表示されている場合には、キー操
作により、形状データ操作モードが選択される。この場
合には、キーボード56における文字キー57の各々の
キー操作により、「移転」,「削除」,「追加」,「回
転」,「転記」,「鏡像」,「斜体」,「拡大」および
「縮小」の各々の文字形状データ操作モードが選択され
る。ここでキーボード57として英数字キーが用いられ
ている場合、英数字キーの各キーに任意に、ここでの文
字形状データ操作モードが指示が割り当てられる。図5
に例では、図3に示したようなキーボードテーブル30
が作成されている場合の対応の英数字キーに、それぞれ
の文字形状データ操作モードが割り当てられている各々
のモードを示している。例えば、3段目の文字キーを例
として説明すると、“a”キーには「追加」の文字形状
データ操作モードが割り当てられており、“s”キーに
は「斜体」の文字形状データ操作モードが割り当てられ
ている。また、“d”キーには「削除」の文字形状デー
タ操作モードが割り当てられており、“f”キーには
「拡大」の文字形状データ操作モードが割り当てられて
いる。
【0027】図6は、形状データ操作モード特定処理の
処理フローを示すフローチャートである。図6の流れ図
に従って形状操作モードを特定する処理を説明する。文
字画像編集装置が起動されると、前述のように、まず、
キーボードテーブルが作成され(図4)、文字形状編集
を行うためのエディタが起動されて、文字・画像エディ
タのウィンドウ画面50を表示する。その編集モード指
示領域51の一部に形状データ操作モード表示52を表
示されるが、この場合の形状データ操作モード表示52
の初期設定は「キー」52aとなっており、この場合の
文字形状データ操作モードは、無選択となっている(図
5)。この処理は、形状データ操作モード特定部15
(図1)が次に説明するような一連の処理を実行し、形
状データ操作モードを特定する。
【0028】図6を参照すると、前述のような状態60
から処理が開始される。処理が開始されると、処理フロ
ーに示すように、まず、ステップ61において、形状デ
ータ操作モード表示52にポインティングデバイス入力
があるか否かを判定する。形状データ操作モード表示5
2にポインティングデバイス入力があると、ステップ6
2に進んで、操作モード表示をポインティングデバイス
入力で指示されたものに変更して次のステップ63に進
む。形状データ操作モード表示52にポインティングデ
バイス入力がないと、そのまま次のステップ63に進
む。ステップ63では、形状データ操作モード表示が
「キー」であるか否かを判定する。形状データ操作モー
ド表示が「キー」でない場合、この場合は、ポインティ
ングデバイス入力による形状データ操作モードの指定で
あるので、そのまま操作モードを画面表示の操作モード
とする。例えば、「移動」の表示枠の中にマウスカーソ
ルを位置決めして、マウスボタンを押すと、形状データ
操作モード表示が「移動」となるので、形状データ操作
モードは「移動」になる。この操作モードの状態70a
により、次のステージの文字画像形状データの編集処理
を行う。
【0029】一方、ステップ63の判定処理によって、
形状データ操作モード表示が「キー」であることが判定
されると、キー操作入力によるモード選択処理を行うた
め、次にステップ64に進む。ステップ64では、形状
データ操作モードをリセットするため、操作モードを
“無選択”とし、次のステップ65において、キーボー
ドからのキー入力の取込みを行う。そして、ステップ6
6において、キーボードテーブル(図3)を検索する。
次に、ステップ67の処理で、入力された文字キーはキ
ーボードテーブルに登録されているか否かを判定する。
この判定で、入力された文字キーがキーボードテーブル
に登録されていない場合は、該当する形状データ操作モ
ードが選択できないので、操作モードは“無選択”の状
態70bとなる。
【0030】また、ステップ67の判定処理において、
入力された文字キーがキーボードテーブルに登録されて
いる場合は、次のステップ68において、操作モードを
キー操作された対応の形状データ操作モードとする。次
に、ステップ69に進み、キー操作されたキーボードの
文字キーは押され続けていることを判定し、文字キーは
押され続けられている間は、当該指定のキー操作の形状
データ操作モードとするが、文字キーの押圧の継続が判
定されない時点で、操作モードを“無選択”の状態70
bとする。
【0031】このように、形状データ操作モード表示に
ポインティングデバイス入力があると、形状データ操作
モード特定部15の処理により、形状データ操作モード
を特定する。例えば、「移動」の表示枠の中にマウスカ
ーソルを位置決めして、マウスボタンを押すと、形状デ
ータ操作モード表示は「移動」となり、形状データ操作
モードは「移動」になる。処理形状データ操作モード表
示が「キー」であるときはキー操作による選択モードと
なるので、キーボード入力があると、キーボードテーブ
ルを用いて形状データ操作モード特定部で形状データ操
作モードを特定する。例えば「a」キーを押し続けてい
ると、その間、文字画像編集における形状データ操作モ
ードは「追加」となる。キーボードを離したとき、また
はキーボードテーブルに記載されいない英小文字キーボ
ードを押したときは、操作モードは無選択となる。この
ような処理により特定した操作モードに従って、次のス
テージでの文字画像形状の形状データの作成処理および
編集処理を行う。
【0032】以上、本発明の一実施例について詳細に説
明したが、この実施例における各々の処理要素を実現す
る上で様々な変形を行い得る。例えば、 1)キーボード割当てファイルで割り当てるキーボード
の文字キーは英小文字の文字キーだけてなく、数字キー
も同様に割り当てることができる。 2)また、複数のキーボード割当てファイルを持ち、編
集装置起動後に使用者がその内のひとつを選択すること
により、ユーザがぞれぞれに固有のキー操作で編集操作
を同様に行うことができる。 3)ここではキーボードテーブルを作成するため、キー
ボード割当てファイルを備えるようにしているが、特
に、キーボード割当てファイルを持たず、文字画像編集
装置の予め定めたキーボードの文字キーのみを固定的に
割り当てるようにしてもよい。 4)キーボード割当てファイルの項目数は減らすことも
可能である。 5)キーボード割当てファイルの項目の順序を変えるこ
とができる。 6)操作モード表示の「キー」枠に、使用できるキーボ
ードの一覧を表示するようにしても良い。 7)キーボードで指定した操作モードの時は基本的な機
能のみ、例えば「d」は1点のみの削除をサポートし、
ポインティングデバイスで指定した操作モードの時は拡
張した機能を、例えば「削除」は1点のみの削除と特殊
キーやマウスボタンの併用による領域の削除機能や、図
形要素の削除機能などをサポートするようにしても良
い。
【0033】このような形状データ操作モードの選択の
方法を拡張することにより、形状データ操作モードの選
択し、文字画像の形状データを編集する場合において、
ポインティングデバイスで指定するときは極め細かい操
作が可能となり、キーボードで形状操作モードを指定す
るときは、二重にキーを押下する必要がなく、カーソル
移動が不要となる。このため、少ない動作で基本操作が
可能となる。また、シフトキー等のキー操作と、マウス
の操作により形状データの編集自体が極め細かく行うこ
とができる。また。キーボードで形状データ操作モード
を指定できるのは、編集時のみであるが、形状操作モー
ド表示が特定のものであるときだけなので、誤操作の可
能性が小さくなり、使用者に最適化したユーザインタフ
ェースを提供できる。
【0034】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
文字画像の形状データの編集操作において、編集操作モ
ードの位置指示操作により、第1の表示形態に対して位
置指示操作がなされたときの編集操作モードの選択と、
第2の表示形態に対して位置指示操作がなされたときの
編集操作モードの選択とに分けて、極め細かく編集操作
モードを指定することが可能となり、文字形状の編集を
行う場合に、編集操作を使い勝手よく行うことができ
る。例えば、第1の表示形態に対して位置指示操作がな
されたときの編集操作モードの選択では、キー操作によ
る編集操作モードの1回のみのモード選択を行うと、キ
ー操作で編集操作モードを指定するときは、二重にキー
を押下する必要がなく、ポイティングデバイス等での位
置指示操作が不要となる。このように、少ない動作で基
本編集操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例にかかる文字画像編
集装置の要部の構成を示すブロック図、
【図2】 図2はキーボード割り当てファイルの一例を
示す図、
【図3】 図3はキーボードテーブルの一例を示す図、
【図4】 図4はキーボードテーブルの作成処理の処理
フローを示すフローチャート、
【図5】 図5は文字形状データの編集処理の操作を説
明するディスプレイの表示画面例とキーボードの要部を
示す図、
【図6】 図6は形状データ操作モード特定処理の処理
フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…表示部、2…入力部、3…入出力制御部、4…デー
タ処理部、4…記憶部、6…記憶装置、10…形状デー
タ表示領域、11…編集作業操作領域、12…形状デー
タ操作モード表示領域、13…ポインティングデバイス
入力部、14…キーボード入力部、15…形状データ操
作モード特定部、16…文字形状データ記憶領域、17
…キーボードテーブル記憶領域、18…形状データファ
イル、19…キーボード割当てファイル、30…キーボ
ードテーブル、31…操作モード、32…変更キー、5
0…文字・画像エディタのウィンドウ画面、51…編集
モード指示領域、52…形状データ操作モード表示、5
3…文字形状データ表示域領域、54…編集中の文字形
状データ表示、55…マウスカーソル、56…キーボー
ド、57…文字形状データ操作モード指示用の文字キ
ー。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 文字画像編集装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面上に表示した文字形状の画像デ
    ータを編集する文字画像編集装置において、 編集操作モードと、当該編集操作モードを割り付けるキ
    ーボードのキーとの対応関係を示す関係情報を記憶する
    記憶手段と、 編集時にキー操作により編集操作モードを選択するため
    の第1の表示形態と、表示画面の所定表示領域を分割し
    た小領域の位置指示操作により編集操作モードを選択す
    るための第2の表示形態とを表示画面上に表示させる表
    示制御手段と、 前記第1の表示形態に対して位置指示操作がなされたと
    きには、前記関係情報に基づいて入力されたキー操作に
    よる編集操作モードを選択し、前記第2の表示形態に対
    して位置指示操作がなされたときには、当該位置指示操
    作による前記小領域の位置判定に基づいて編集操作モー
    ドを選択する編集操作モード特定手段とを具備すること
    を特徴とする文字画像編集装置。
JP4203178A 1992-07-08 1992-07-08 文字画像編集装置 Pending JPH0628445A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4203178A JPH0628445A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 文字画像編集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4203178A JPH0628445A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 文字画像編集装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0628445A true JPH0628445A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16469753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4203178A Pending JPH0628445A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 文字画像編集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0628445A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05257598A (ja) 入力装置及びその表示制御方法
JP4077959B2 (ja) 文字処理装置及びその方法、及びそのプログラムを記憶した記憶媒体
JP2989084B2 (ja) 情報処理装置
JP3317379B2 (ja) 表示画面入力装置
JPH0628445A (ja) 文字画像編集装置
JPH0916304A (ja) 情報処理装置
JPH0728801A (ja) イメージデータ処理方法及びその装置
JP2003015807A (ja) 入力制御方法と入力制御プログラム
JPS63128424A (ja) デ−タ処理方式
JP2894996B2 (ja) 手書き文字入力装置
JPH0589121A (ja) 文書作成装置
JPH0916796A (ja) 文書デザイン編集装置
JPH0362170A (ja) Cadシステムにおけるコメント入力方式
JPH081549B2 (ja) 文字処理装置
JPH06266706A (ja) 文字サイズ変更機能付き文書処理装置
JPH024026A (ja) 文書処理装置
JPH01126684A (ja) 文書処理装置及び方法
JPH0896156A (ja) 図形処理装置
JPH04282746A (ja) 文書作成装置
JPH04321166A (ja) 情報処理装置
JPH01224829A (ja) 印刷処理装置
JPH0423065A (ja) 文書処理装置
JPH1074199A (ja) 文字処理装置及び方法、並びに文字処理プログラムを記憶した記憶媒体
JPH04369766A (ja) 文書処理方法及びその装置
JPH04282755A (ja) 文書作成装置