JPH06280098A - 電解メッキ装置,及び電解メッキ処理方法 - Google Patents

電解メッキ装置,及び電解メッキ処理方法

Info

Publication number
JPH06280098A
JPH06280098A JP5071379A JP7137993A JPH06280098A JP H06280098 A JPH06280098 A JP H06280098A JP 5071379 A JP5071379 A JP 5071379A JP 7137993 A JP7137993 A JP 7137993A JP H06280098 A JPH06280098 A JP H06280098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
electrolytic plating
plating solution
plating
substrate processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5071379A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3308333B2 (ja
Inventor
Katsuya Ozaki
克也 小崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP07137993A priority Critical patent/JP3308333B2/ja
Priority to US08/192,853 priority patent/US5441629A/en
Priority to FR9401647A priority patent/FR2703365B1/fr
Priority to GB9403686A priority patent/GB2276885B/en
Publication of JPH06280098A publication Critical patent/JPH06280098A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3308333B2 publication Critical patent/JP3308333B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D17/00Constructional parts, or assemblies thereof, of cells for electrolytic coating
    • C25D17/06Suspending or supporting devices for articles to be coated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D5/00Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
    • C25D5/08Electroplating with moving electrolyte e.g. jet electroplating
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/24Reinforcing the conductive pattern
    • H05K3/241Reinforcing the conductive pattern characterised by the electroplating method; means therefor, e.g. baths or apparatus

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板面内メッキ厚均一性の精密制御を可能と
し、基板処理カップ間での電流のリークによる干渉を防
止し,かつメッキ液の管理を各メッキ液循環系に対して
一括して行えるようにする。また、亜硫酸系のAuメッ
キ液のように比較的不安定で液分解によるAu異常析出
を起こしやすい液を使用しても液寿命を長く保てるよう
にする。 【構成】 基板処理カップ1の中にメッキ被装着面であ
る基板2主面を上向きに設置する基板設置ステージ1c
を設け、上記基板2上方に基板2主面とは平行にアノー
ド4を設置し、基板処理カップ1の上方からメッキ液の
供給,及び排出を行う構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は基板の主面に金属層を
形成する電解メッキ装置,及び電解メッキ処理方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は従来の電解メッキ装置の構成,
及び電解メッキ処理方法を示す断面図で、1は基板処理
カップ、1aはメッキ液噴入部、1bは上記基板処理カ
ップ1からのメッキ液のメッキ液排出部、2は基板、3
は電源、4はアノード、5は基板2と接触して基板2を
保持するカソードコンタクトピン、6は樹脂製のメッキ
槽、6aはメッキ槽6のドレイン、7はメッキ液の貯液
タンク、7aは貯液タンク7の中のメッキ液を加温する
薬液加熱ヒータ、8はメッキ液循環用のポンプ、9はメ
ッキ液のフローを示す矢印、9aはメッキ液面、10は
メッキ液を媒介にした電流のリークを示す破線、11は
空気中の酸素、12はAu微粒子である。
【0003】次に、機能および動作について説明する。
基板2は、電解メッキにより金属層が形成される主面側
を下向きにした状態で、基板処理カップ1に固定された
少なくとも三本以上のカソードコンタクトピン5の先端
に接触して設置され、電源3の負極側と上記基板2の主
面側との電気的コンタクトを得るものである。また、メ
ッキ液噴入部1aはメッキ液循環用のポンプ8,貯蔵タ
ンク7,及びメッキ槽6にパイプで接続されるものであ
り、メッキ液の循環はその流れを矢印9で示すものであ
る。該メッキ液は、メッキ液噴入部1aから噴入し、メ
ッキ液面9aにより示されるように基板2の下側の主面
と接しつつ、基板処理カップ1の側面にあるメッキ液排
出部1bからメッキ槽6にオーバーフローした後、メッ
キ槽6のドレイン6aを通り、貯液タンク7に回収さ
れ、再びメッキ液循環ポンプ8により基板処理カップ1
に送られる。アノード4は、基板処理カップ1内に基板
2に対して平行となるように設置されるものであり、基
板処理カップ1内にメッキ液を満たして、アノード4と
カソードコンタクトピン5に接続された基板2との間に
電流を流すことにより、メッキ液の電解が行われて、基
板2の下側の主面上にメッキ金属が析出して、電解メッ
キが行われるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電解メッキ装置
は以上のように構成されているので、メッキ金属被覆面
である基板主面側を下向きになるように設置しなければ
ならず、メッキ液循環系の原因とする気泡,及びメッキ
金属被膜上でカソード反応により発生するガスによる気
泡を取り除くことが必要で、基板主面に付着する気泡に
より、メッキの欠陥を引き起こすという問題点があっ
た。
【0005】また、基板主面側が下向きに設置されてい
るため、基板の設置は作業者がピンセットを使用してマ
ニュアル式に行わなければならず、自動化が困難である
という問題点があった。
【0006】それ故に、本発明者はすでに基板主面を上
向きに設置した電解メッキ装置の基板処理カップ構造を
特願昭63−124210号にて出願しているが、基板
裏面を吸着する基板設置ステージからロボットの真空チ
ャックへの受渡しは複雑な機構を用いなければならず、
上下,前後方向の動きのみを備えた一軸程度のロボット
を用いた簡単な自動搬送は不可能であるという問題点が
あった。
【0007】また、従来の電解メッキ装置において、電
源,アノード,及びカソードを一組とした電気回路は、
各基板処理カップ間で独立に設置されているのである
が、実際には図17に示したように、電解質であるメッ
キ液を媒介として電流リークが発生しており、1個の基
板処理カップに対して1個のメッキ槽を用いることが必
要で、少なくとも二つ以上の基板処理カップを同一メッ
キ槽内に配置して、メッキ処理を行なう場合、各アノー
ドばかりでなく、各カソードもそれぞれ同電位になり,
つまり各基板処理カップは電気的に見ると、並列回路と
等価になるので、電源に定電流電源を用いる場合、例え
ば各基板処理カップにおいてカソードコンタクト部と基
板との間の接触抵抗にばらつきがあると、上記基板に供
給される電流量がばらつくので、同一メッキ槽内の複数
の基板間のメッキ厚の精密制御の大きな障害になるとい
う問題点があった。
【0008】また、従来の電解メッキ装置においては、
二つ以上の電流条件を用いての同時処理も同一メッキ槽
内ではメッキ液を媒介とする電流リークが発生すること
による相互干渉のため当然のごとく不可能であった。そ
れ故に、本発明者は既に基板主面を上向きにして基板を
設置し、カップ間の各アノードを共通になるように為し
た電解メッキ装置の基板処理カップ構造を実願平1−1
46830号にて出願している。しかしながら、各アノ
ードだけでなく、各カソードもそれぞれ独立としなけれ
ばならず、上記問題を解決することは不可能であった。
【0009】そこで、装置内のメッキ液循環系を各基板
処理カップ間で、つまり各ウエハ間で独立にすればよ
く、上記問題は容易に解決可能であるが、多数の基板を
同時に処理する装置を構成する際、それらの各基板処理
カップ内のメッキ液の濃度を等しく一定に保たなければ
ならず、各基板処理カップに対応するメッキ液循環系毎
にメッキ液イオン濃度などの管理を行うことが必要で、
実用に適さないという問題点があった。
【0010】また、基板は基板処理カップに固定された
複数のカソードコンタクトピンの先端に接触して設置さ
れているため、該カソードコンタクトピン間の高さの僅
かな差によってもメッキ液の基板へのあたり方が微妙に
変わり、メッキ液流速の分布がそのままメッキ厚の基板
面内の分布の変化として反映されてしまうので、該カソ
ードコンタクトピンの高さの調整を正確にしなければな
らず、この場合、手間がかかるばかりか、非常に困難で
あるカソードコンタクトピンの高さの精密調整が必要
で、同一基板内のメッキ膜厚の均一性を保つ精密制御へ
の大きな障害となるという問題点があった。
【0011】また、たとえば亜硫酸系のAuメッキ液の
ように比較的不安定で、メッキ液の分解によるAu異常
析出を起こしやすいメッキ液を使用する場合には、メッ
キ槽のメッキ液を空気とは密閉することが必要で、メッ
キ液が空気に対して開放された従来のメッキ槽では、空
気中の酸素とメッキ液との攪拌により亜硫酸イオンが酸
化されるとともに、上記メッキ液の分解のきっかけとな
るAu粒子発生の原因となり、メッキ液の寿命が空気攪
拌の少ないビーカワークに比べると短くなるという問題
点があった。
【0012】また、メッキ液面付近においては、乾燥に
よりメッキ液が蒸発して形成されるAuの再結晶から、
Auの無電解析出が生じるという問題点があった。
【0013】また、基板にRIEなどで形成した開口幅
数10μm ,深さ数10〜100μm のバイアホール,
及び該バイアホール周辺のみに選択的な金メッキを、例
えばホトレジストマスクを用いて形成する際には、全電
着面積に対するバイアホールの凹部の面積の効果が大き
いので、従来の電解メッキ装置を用いてメッキをつける
と、そのメッキレートが該バイアホールの深さの変動に
大きく影響を受けてしまうという問題点があった。
【0014】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、一軸程度の比較的簡易な構造の
ロボットを用いた自動処理ができ、基板処理カップ間の
電流のリークによる干渉を防止し,かつ電解メッキ液の
管理を各電解メッキ液の循環系に対して一括して行うこ
とができ、基板面内のメッキ厚を均一にするための精密
制御ができ、亜硫酸系のAuメッキ液のような比較的不
安定で液分解によるAu異常析出を起こしやすい液を使
用しても液寿命を長く保つことができるとともに、RI
Eなどを用いて形成した深さ数10〜100μm のバイ
アホール,及び該バイアホール周辺のみに選択的なメッ
キを形成する際にメッキレートが該バイアホールの深さ
の変動による影響をほとんど受けることのない電解メッ
キ装置を得ることを目的としており、さらにこの装置に
適した電解メッキ処理方法を提供することを目的とする
ものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電解メッ
キ装置は、基板処理カップの中にメッキ被着面である基
板の主面を上向きに設置する基板設置ステージを設け、
上記基板の上方に基板面とは平行にアノードを設置し、
上記アノードの上方からメッキ液を供給し、かつアノー
ドの上方からメッキ液を噴入するようなカップ構造とし
たことに加え、該基板設置ステージ部の中心に少なくと
も基板より小さい開口部を有し、基板ステージの下部に
その直径または幅が少なくとも該基板設置ステージ部の
開口よりも小さく、かつ前記基板ステージとその中心が
軸合わせされたスピンチャックを配し、該基板ステージ
の上昇により、はじめスピンチャック上にあったウエハ
が基板ステージに受け渡され、さらに基板ステージが上
昇して、前記ウエハ処理カップを閉じるようにし、また
前記基板ステージの下降時に基板をスピンチャックへ受
け渡すようにしたものである。
【0016】ついで、電解メッキ装置の基板処理カップ
を少なくとも二つ以上備えた電解メッキ装置において、
各基板処理カップと同一の数の貯液タンクおよびメッキ
液循環系を配し、さらに、前記貯液タンクがバルブを介
して一つのリザーブタンクと接続されるように構成し、
メッキ処理時は各循環系が独立となり、メッキ非処理時
には前記バルブを開として、前記リザーブタンクを通じ
てメッキ液を共通化するようにしたものである。
【0017】また、基板処理カップ内にカップ上部から
メッキ液を供給するための、スノコ状の複数の孔を基板
面に平行に有するメッキ液噴入部を配し、該メッキ液噴
入部を上下調節可能とし、該メッキ液噴入部と基板間の
距離を調節するようにしたものである。
【0018】また、メッキ液貯液タンクにおいて、内部
を不活性ガス雰囲気で密封され、タンク内圧過上昇防止
用ベント穴にゴアテックス膜を配し、かつ該タンク上部
に水蒸気凝集用冷却蛇管を配し、また基板処理カップに
おいては、基板ステージにメッキ液回収口を配し、メッ
キ液終了後、該カップ内に残留するメッキ液を前記メッ
キ液噴入部から不活性ガスを供給し圧送回収する機構を
付加したものである。
【0019】また、基板処理カップ部で使用するカソー
ドコンタクト機構において、前記基板処理カップの下部
開口に、被処理基板の中心と軸合わせされ,かつ該基板
の周囲でカソードコンタクトをとるためのトーラス状の
コンタクト金属リングを着脱可能な形で配し,かつ該カ
ソードリングとウエハとが複数の線で接触しておりま
た,該カソードリングをウエハ周囲に付加された被電着
オフセット部として機能するようにしたものである。
【0020】更にこの発明の電解メッキ処理方法は、メ
ッキ液循環経路を貯液タンク,送液ポンプ,貯液タンク
なるループで送液する非処理時の工程と、カップ内の水
洗を行った後、不活性ガスを圧送する機構により上記液
回収口から洗浄水を排出する第一の工程と、バルブの切
り替えを行って、メッキ液循環ループを用いて基板処理
カップ内にメッキ液を導入して循環させるとともに電解
メッキを行う第二の工程と、前記メッキ液を不活性ガス
を圧送する機構により前記液回収口から前記貯液タンク
に回収する第三の工程と、カップ内の水洗を行った後、
不活性ガスを圧送する機構により前記液回収口から洗浄
水を排出する第四の工程とを含むものである。
【0021】
【作用】この発明における電解メッキ装置は、スピンチ
ャックを備えたので、上下,前後方向の動きのみを備え
た一軸のロボットを用いて自動搬送を容易に行うことが
できる。
【0022】また、メッキ液循環系を各ウェハ間で独立
とし、非処理時のみ前記リザーブタンクを通じてメッキ
液を共有するようにしたことにより、電解メッキ時の基
板処理カップ間のメッキ液を媒介とした電流リークによ
る干渉を防ぐとともに、メッキ液のイオン濃度を均一化
することができる。
【0023】また、メッキ液噴入部と基板との間の距離
を調節できるので、メッキ液の基板上での流速分布が小
さくなるように調整することができる。
【0024】さらに、液循環系を不活性ガス雰囲気で密
封し、メッキ液が空気に触れないような処理手順とする
ことにより、メッキ液中の亜硫酸イオンなどが空気中の
酸素と反応して酸化するのを防止することができる。
【0025】また、貯液タンクのエアベント部に配した
ゴアテックス膜は、タンク内の水分を内部に閉じ込め,
かつ不活性ガスを常時供給していてもタンクおよび液循
環系の内圧を低く保つ作用がある。また該タンク上部に
配した水蒸気凝集用冷却蛇管は、タンク内壁の水濡れを
保ち、メッキ液の乾燥による再結晶を防ぐ作用がある。
【0026】また、ウエハの周囲に被電着オフセット部
を装着することによって、RIEなどで形成した深さ数
10〜100μm のバイアホール,及び該バイアホール
周辺のみに選択的なメッキを形成する際においても、該
被電着オフセット部の面積が前記バイアホール内,及び
該バイアホール周辺のメッキに対して十分に大きくなる
ので、メッキレートの該バイアホール深さの変動による
影響を小さく抑えることができる。
【0027】また、該カソードリングとウエハとを複数
の山線で接触させることにより、メッキ成長後の基板周
囲とカソードコンタクト金属リングとの密着による基板
破損などの不具合をなくする作用がある。
【0028】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1は本発明の実施例1における電解メッキ
装置を示す断面図であり、図17と同一符号は同一また
は相当部分を示し、1は基板処理カップ、1aはメッキ
液噴入部、1bはメッキ液排出部、1cは基板設置ステ
ージ、1eはスノコ穴、1gはシール材、55はカソー
ドコンタクト機構、111はスピンチャック、111a
はウエハを吸着固定する吸着口をそれぞれ示している。
【0029】基板処理カップ1はその上部にメッキ液排
出部1bを配し,かつその下部は広く開口されたもので
あり、メッキ液噴入部1aとカソードコンタクト機構5
5とを備えたものである。該メッキ液噴入部1aは前記
基板処理カップ1の内側に配されて、前記基板処理カッ
プ1の上部と上下動可能なるよう固定され、カップ内に
上部からメッキ液を供給するためのものであり,該メッ
キ液噴入部1aの下部には多孔1eを有するスノコ形状
のアノード電極4が基板2の面と平行に配置されてい
る。
【0030】また、前記基板処理カップ1の下方には、
上下動可動であり、上に動くことにより該基板処理カッ
プ1の下部開口を閉じて密閉できる蓋の機能を有し、か
つその中心に少なくとも基板2より小さい開口部を有す
る基板設置ステージ1cが配され、前記基板設置ステー
ジ1cの下方には、その直径または幅が少なくとも該基
板設置ステージ1cの開口よりも小さく,かつ前記基板
処理カップ1,基板ステージ1cとその中心が軸合わせ
されたスピンチャック111が配置されている。
【0031】また、アノード電極4はメッシュ状,ある
いは多孔状の金属板であり、メッキ液噴入部1aの下部
に該基板2の面と平行に取り付けられており、カソード
電極はカソードコンタクト機構55のカソードピンと接
触している基板2である。
【0032】次に動作について説明する。最初に基板2
は基板カセット(図示せず)に搭載され、上下,前後方
向の動きのみの可動機能を備えた一軸程度の搬送ロボッ
トにより、図1(b) のように開口した基板処理カップ1
の下方のスピンチャック111に搬送される。ついで、
該基板ステージ1cが上昇して、スピンチャック111
上の基板2が基板ステージ1cに受け渡され、さらに基
板ステージ1cが上昇して、前記ウエハ処理カップ1を
閉じ、密閉される。
【0033】この状態で、メッキ液がメッキ液噴入部1
aの上部のメッキ液入口から導入され、基板2上に貯液
され、該メッキ液噴入部1aの外側壁と該基板処理カッ
プ1の内側壁との間を通って、基板処理カップ1の上部
の前記メッキ液排出部1bにあるメッキ液出口に至るよ
うに循環する(図1(a))。このメッキ液の流れは符号9
で示した。そこで、アノード電極とカソード電極の間に
電界をかけ、電流を流して、カソード電極なる基板2上
にメッキを形成する。メッキ形成後、電流と液循環とを
止め、ついで同様の方法を用いて、洗浄水を基板処理カ
ップ1内に流し、基板2,及び基板処理カップ1の内壁
のパージを行う。続いて前記基板設置ステージ1cを下
降させ、基板2をスピンチャック111へ受け渡し、吸
着口111aでウェハを吸着固定した後、該スピンチャ
ック111を回転させて、基板2の乾燥を行うものであ
る(図1(b) の状態にもどる)。
【0034】このような本実施例1の電解メッキ装置に
おいては、基板処理カップ1,基板ステージ1c,及び
スピンチャック111を備え、かつ基板処理カップ1,
及びメッキ液噴入部1aの上部に電解液の出入り口を設
けたことにより、上下,前後方向の動きのみを備えた一
軸程度のロボットを用いてウエハの自動搬送を容易に行
うことができ、液流を緩慢なものとすることができる効
果がある。
【0035】実施例2.図2は本発明の実施例2による
電解メッキ装置を示す断面図である。上記実施例1の電
解メッキ装置の基板処理カップ1では、カップの内圧が
上がりすぎると、基板2割れが起こる可能性がある。そ
こで、本実施例2の基板処理カップ1は、基板ステージ
1cとスピンチャック111を一体化した複合化基板ス
テージ112を有する構造としたものである。しかも、
上記実施例1の基板処理カップ1と同様、前記一軸程度
のロボットによる自動搬送を可能とするため、基板設置
部112aの直径,または幅を、少なくとも該基板2の
直径,または幅よりも小さくしている。
【0036】このような本実施例2の電解メッキ装置に
おいては、基板処理カップ1,及び基板ステージ1cと
スピンチャック111とを一体化した複合化基板ステー
ジ112を備えることにより、基板2割れを防ぐことが
できる効果がある。
【0037】実施例3.図3は本発明の実施例3による
電解メッキ装置を示す断面図である。上記基板割れ対策
として、本実施例3では、基板ステージ1cが上昇し、
基板処理カップ1が閉じた状態で、該基板2とスピンチ
ャック111との間にフーセン状の膨張収縮部113a
を有するカップ内外圧平衡化調整板113を挿入し(図
3(b))、電解メッキ中に該膨張収縮部113aを膨張さ
せ(図3(a))、基板処理カップ1の内圧と外圧とを平衡
化するようにしている。
【0038】このような本実施例3の電解メッキ装置に
おいては、基板処理カップ1,基板ステージ1c,スピ
ンチャック111,及びフーセン状の膨張収縮部113
aを有するカップ内外圧平衡化調整板113を備えるこ
とにより、基板2割れを防ぐことができる効果がある。
【0039】実施例4.図4は本発明の実施例4の電解
メッキ装置を示す断面図である。上記実施例1〜3記載
の基板処理カップ1では、メッキ液が溜まったまま洗浄
水を流すようになっており、貴金属メッキ等のように、
メッキ液が高価な場合、ロスが大きい。そこで本実施例
4では、基板ステージ1cの下部にメッキ液回収口1f
と基板処理カップ1の上部のメッキ液噴入部1aから不
活性ガスを供給する機構を付加している。また、本実施
例4は上記実施例1〜3の電解メッキ装置と併用して、
構成されるものである。
【0040】次に動作について説明する。本実施例4で
は、メッキ終了後、メッキ液排出部1bに接続する第一
のバルブ14は閉とし、液回収口1fに接続する第二の
バルブ15は開として、前記メッキ液噴入部1aから不
活性ガスを供給し、該カップ部内に残留するメッキ液を
メッキ液回収口1fから圧送回収する。このとき、不活
性ガスの流れは符号99で示される。
【0041】このような本実施例4の電解メッキ装置に
おいては、基板処理カップ1,基板ステージ1c,スピ
ンチャック111,及び液回収口1fを備えるととも
に、液循環系を不活性ガス雰囲気でメッキ液を密封する
ことにより、高価なメッキ液を回収することができ、メ
ッキ液の酸化を防ぐことができる効果がある。
【0042】実施例5.本実施例5においては、上記基
板処理カップ1は、メッキ液噴入部1aを上下動可能と
し、該メッキ液噴入部1aと基板2間の距離を調節可能
として、該距離,及びメッキ液流速を最適化することに
より、基板2上のメッキ液流を最適化できるようにした
ものである。
【0043】このような本実施例5の電解メッキ装置に
おいては、上下動可能なメッキ液噴入部1aを有する基
板処理カップ1,基板ステージ1c,及びスピンチャッ
ク111を備えることにより、該距離,及びメッキ液流
速を最適化することができる効果がある。
【0044】実施例6.図5は本発明の実施例6におけ
る電解メッキ装置を示す断面図である。本実施例6で
は、上記実施例1〜5記載の電解メッキ装置の基板処理
カップ1において、基板設置ステージ1cが下降し、基
板処理カップ1が開いた状態のときに、該基板処理カッ
プ1と基板2との間に、防滴板114,及び該防滴板1
14を挿入する機構(例えば回転機構)を付加してお
り、その下部には水洗,及び前処理用ノズル114aを
配している。
【0045】前記ノズル114aは、メッキ前に例えば
界面活性剤を使って親水化処理をする場合や、メッキ
後、前記スピンチャック111を回転させながら水洗を
行う場合に使用できる。また、該防滴板114は前記ス
ピンチャック111を回転させて基板2の乾燥を行う場
合に、基板処理カップ1,メッキ液噴入部1a,及びメ
ッキ液排出部1bから落下してくる水滴13が基板2に
再付着するのを防ぐ機能を有する。
【0046】このような本実施例5の電解メッキ装置に
おいては、基板処理カップ1,基板ステージ1c,スピ
ンチャック111,防滴板114,及び水洗,及び前処
理用ノズル114aを備えることにより、基板2を水洗
することができるとともに、及び基板2の乾燥時に基板
処理カップ1からの水滴による濡れを防止することがで
きる効果がある。
【0047】実施例7.図6は本発明の実施例7による
電解メッキ装置のカソードコンタクト機構を示す断面図
である。該カソードコンタクト機構55は、基板2と接
触する下部先端と上部とを除いてテフロン等の絶縁体被
覆55bで覆われ,かつ上部で電源3の負極側と配線5
6で接続されたカソードピン55aと、前記カソードピ
ン55aの上部に配され、該カソードピン55aを上下
可動とするためのバネ55cと、前記カソードピン55
aを中に通し,支持する筒状のカソードピンガイド55
dと、前記カソードピンガイド55dの上部に接合した
形で、前記バネおよびカソードコンタクトピンの先端と
を収納し,かつ不活性ガス雰囲気を導入する通気管55
5aを有するバネ収納部555とから構成され、該コン
タクト機構55の可動部にはつねに不活性ガスを通気管
555aより導入して、該バネ収納部555を不活性ガ
ス陽圧としている。
【0048】このような本実施例7の電解メッキ装置の
カソードコンタクト機構では、内部を不活性ガスで充填
することにより、電解メッキ液のカソードコンタクト機
構内部への浸入を防ぐ効果がある。
【0049】実施例8.また、図7は本発明の実施例8
による電解メッキ装置のカソードコンタクト機構を示す
断面図である。該カソードコンタクト機構57は、カソ
ードコンタクトピン57aと、バネ57cを一体化し、
該カソードコンタクトピン57aが基板2と接触する下
部先端と上部先端を除き、絶縁体被膜57bで覆われ、
前記カソードピン57aを中に通し支持するカソードピ
ンガイド57dを前記バネ部57cの下に配し、かつ負
極側に接続するための配線56と接続される該コンタク
トピン57aの上部先端を基板処理カップ1の外に突出
させ、非接液部としたものである。
【0050】このような本実施例8の電解メッキ装置の
カソードコンタクト機構では、絶縁体被膜57bに被覆
されたカソードコンタクトピン57aとバネ57cとを
一体化することにより、カソードコンタクト機構の構造
を簡単にすることができる効果がある。
【0051】実施例9.図8,及び9は本実施例9にお
ける電解メッキ装置を示す断面図,及び斜視図である。
該カソードコンタクト機構55の基板2とのカソードコ
ンタクトを取るためのものとして、図9(a) ,及び(b)
に示したトーラス状のコンタクト金属リング556をコ
ンタクトピンの先端に接続して着脱可能な形で取り付け
ている。
【0052】図9(c) は該カソードコンタクトリング5
56と基板2との接触部を示した断面図であり、基板2
との接触部は基板2の外周囲の幅約1〜2mmであり、メ
ッキ終了後、基板2と該コンタクトリング556との密
着を防ぐため、その断面がノコギリ形状なる,円形の基
板2の中心と軸合わせされた複数の同心円状の凹凸の山
線,あるいは基板2の中心を通る複数の放射状の山線な
る接触部556aにおいて接触している。該コンタクト
リング556はさらに、電解メッキ中に被電着部とな
り、図10に示したように、基板2の電着部にバイアホ
ール2aなどの比較的深い穴を形成する際に、基板2の
電着部のメッキレートを安定化する機能を有している。
【0053】このような本実施例9の電解メッキ装置で
は、トーラス状のコンタクト金属リング556をコンタ
クトピンの先端に装着して、これを用いて基板2を固定
することにより、バイアホール2aの内部において均一
なる膜厚の電解メッキを得られる効果がある。
【0054】実施例10.図11〜13は本実施例10
における電解メッキ処理方法を示した液循環系の配管系
統図である。基板処理カップ1は、実施例4と同じもの
を用いている。まず図11(a) は非処理時のメッキ液循
環経路で、メッキ液は、その流れを示す矢印9のよう
に、貯液タンク7から送液ポンプ8、三方バルブ16を
通って貯液タンク7に返る。上記循環によって、ヒータ
7aによって加熱されたメッキ液の温度をタンク7内の
みならず、配管内でも一定に保つことができる。
【0055】次にメッキ処理時では、第一の工程で、カ
ップ1内の水洗(図12(b))を行った後に液回収口から
不活性ガス圧送により洗浄水を排出する(図13)。洗
浄水の循環経路は矢印100で示した。
【0056】続いて、第二の工程で、前記非処理時のメ
ッキ液循環経路よりバルブ16,及び17の切り換えに
よって基板処理カップ1内にメッキ液を導入し、循環さ
せると同時に電解メッキを行う(図11(b))。
【0057】第三の工程で、前記メッキ液を前記液回収
口から不活性ガス圧送により、前記貯液タンクに回収す
る(図12(a))。
【0058】ついで、第四の工程でカップ内の水洗(図
12(b))を行った後に、液回収口から不活性ガス圧送に
より洗浄水を排出する(図13)。
【0059】このような本実施例10の電解メッキ処理
方法においては、電解メッキ装置毎にメッキ液の循環系
を独立としたので、メッキ液を介しての電解メッキ装置
間の電流リークを無くし,かつメッキ液のイオン濃度を
均一化することができる効果がある。
【0060】実施例11.図14〜15は本発明の実施
例11による電解メッキ処理方法を行なうための液循環
系の配管系統図である。本実施例11は、基板処理カッ
プ1を少なくとも二つ以上備えた場合のメッキ液循環系
について示したものであり、基本的には、図11〜13
に示した2個の電解メッキ装置の循環系を、リザーブタ
ンク77を介して組み合わせたものである。
【0061】図14は,非処理時のメッキ液の循環経路
を示したものであり、矢印9はメッキ液の流れを示し、
メッキ液はタンク7からポンプ8を通り、三方バルブ2
3,24,21からリザーブタンク77,バルブ22を
通り、再びタンク7に戻る。
【0062】また、図15は処理時のメッキ液の循環経
路を示し、メッキ液はタンク7からポンプ8,三方バル
ブ23を通り、カップ1に導入され、次いで、三方バル
ブ24,三方バルブ21から再びタンク7に戻る。この
とき、タンク7とリザーブタンク77との間のバルブ2
2は閉となっている。このように、三方バルブ21,2
3,24,及びバルブ22を切り換えることにより、二
つの循環経路を切り換えるものである。
【0063】このような本実施例11の電解メッキ処理
方法においては、電解メッキ装置毎にメッキ液の循環系
を独立とし、非処理時のみ前記リザーブタンクを介して
メッキ液を共通化するようにしたことにより、処理時に
はメッキ液を介しての電解メッキ装置の基板処理カップ
間の電流リークを無くすることができ、一方非処理時に
は各々の電解メッキ装置間のメッキ液のイオン濃度を均
一化することができる効果がある。
【0064】実施例12.図16は本発明の実施例15
による電解メッキ装置のメッキ液貯液タンクを示す断面
図である。該タンク7は、上部に水蒸気凝集用の冷却蛇
管7fと該冷却蛇管7f下部に水滴返し板7bを配し、
また、内部を不活性ガス雰囲気で密封するため、矢印9
9で示したように不活性ガス導入口7eより、N2 など
の不活性ガスを導入するようにしている。さらにタンク
内圧過上昇防止のため、ベント穴7cを設け、かつ水蒸
気を逃さないように、該ベント穴7cにゴアテックス膜
7dを配しているので、メッキ液濃度が高くなり過ぎる
ことはない。
【0065】このような本実施例12の電解メッキ装置
においては、メッキ液貯液タンクの該ベント穴7cにゴ
アテックス膜7dを貼着し、かつ該メッキ液貯液タンク
内を不活性ガス雰囲気としたことにより、メッキ液のイ
オン濃度を一定に保ち、酸化によるメッキ液の劣化を防
止することができる効果がある。
【0066】なお、特開昭63−96292号公報に
は、電解メッキ装置において、上方に開口したカップの
上部に基板を下向きに設置して電解メッキを行うものが
記載されているが、これは、本発明のように、下方に開
口したカップ1を密閉して、電解液と空気との接触を無
くしたものではなく、電解液の酸化等による劣化を防ぐ
ことのできる効果を得ることはできないものである。
【0067】また、特開平2−310393号公報に
は、半導体基板渡金装置において、上方に開口したカッ
プ313の中に基板301を上向きに設置し、その中を
電解液312で満たして、電解メッキを行うものが記載
されているが、これは、本発明のように、下方に開口し
たカップ1を密閉し、そのカップ1の上部に電解液の出
入り口を設けたものではなく、液流を緩慢なものとする
効果を得ることはできないものである。
【0068】また、特開平4−395号公報には、メッ
キ装置用タンクにおいて、端から順番に高さが低くなる
仕切り板13により仕切られたメッキ装置用タンク1が
記載されているが、これは、本発明のように、不活性ガ
スをタンク7に充填することにより、不活性ガス雰囲気
中に電解液を保つものではなく、電解液の酸化等による
劣化を防ぐことができるという効果を得ることはできな
いものである。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電解メッキ装置において、基板処理カップ,メッキ
液噴入部,基板設置ステージ,及び基板より直径の小さ
いスピンチャックを備えたので、上下,前後方向の動き
のみを備えた一軸程度のロボットによっても自動搬送を
容易に行うことができる。
【0070】また、処理時にはメッキ液循環系を各ウエ
ハ間で独立とし、非処理時のみ上記リザーブタンクを通
じてメッキ液を共通化したので、メッキ中、メッキ液を
通じてのカップ間電流リークによる干渉を防ぎ、かつメ
ッキ液のイオン濃度を均一化することができ、これによ
りメッキ厚の基板間バラツキを抑制し、かつ各カップに
対応するメッキ液循環系毎にメッキ液イオン濃度などの
管理を行う必要がなくなるという効果がある。
【0071】また、メッキ液噴入部のアノード電極と基
板との間の距離を調節可能としたので、メッキ液の基板
上での流速分布が小さくなるように調整でき、同一基板
面内でのメッキ厚の均一性を向上できる。
【0072】さらに、液循環系を不活性ガス雰囲気で密
封し、メッキ液が空気に触れないような処理工程とした
ので、メッキ液の酸化を防止することができる。
【0073】また、貯液タンクのエアベント穴部にゴア
テックス膜を貼着したので、タンク内水分を内部に閉じ
込め、かつ不活性ガスを常時供給していてもタンクおよ
び液循環系の内圧を低く保ち、ウエハ処理カップにおけ
る、カップ内圧上昇による基板割れを防ぐことができる
効果がある。
【0074】また、該タンク上部に配した水蒸気凝集用
冷却蛇管は、タンク内壁の水濡れを保ち、メッキ液の乾
燥による再結晶を防ぎ、その結果亜硫酸系金メッキ液な
ど比較的不安定なメッキ液を安定化することができる効
果がある。
【0075】また、ウエハ周囲に被電着オフセット部、
つまりコンタクト金属リングを付加することによって、
RIEなどで形成した深さ数10〜100μm のバイア
ホール周辺にのみ選択的にメッキを形成する時において
も、該被電着オフセット部の面積を前記バイアホール内
および該バイアホール周辺のメッキに対して十分に大き
くとるようにすれば、メッキレートが該バイアホール深
さの変動によって受ける影響を小さく抑えることがで
き、メッキレートを安定化できる効果がある。
【0076】また、該カソードリングとウエハとを複数
の山線で接触させることによって、メッキ成長後、基板
周囲とカソードコンタクト金属リングとの密着による基
板破損などの不具合をなくすることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における電解メッキ装置を
示す断面図である。
【図2】この発明の実施例2における電解メッキ装置を
示す断面図である。
【図3】この発明の実施例3における電解メッキ装置を
示す断面図である。
【図4】この発明の実施例4における電解メッキ装置を
示す断面図である。
【図5】この発明の実施例6における電解メッキ装置を
示す断面図である。
【図6】この発明の実施例7における電解メッキ装置の
カソードコンタクト機構を示す断面図である。
【図7】この発明の実施例8における電解メッキ装置の
カソードコンタクト機構を示す断面図である。
【図8】この発明の実施例9における電解メッキ装置を
示す断面図である。
【図9】この発明の実施例9における電解メッキ装置の
トーラス状のコンタクト金属リングを示す図である。
【図10】この発明の実施例9における基板にメッキ金
属膜を形成したバイアホールの断面図である。
【図11】この発明の実施例10における電解メッキ処
理方法を示した液循環系配管系統図である。
【図12】この発明の実施例10における電解メッキ処
理方法を示した液循環系配管系統図である。
【図13】この発明の実施例10における電解メッキ処
理方法を示した液循環系配管系統図である。
【図14】この発明の実施例11における電解メッキ処
理方法を示した液循環系配管系統図である。
【図15】この発明の実施例11における電解メッキ処
理方法を示した液循環系配管系統図である。
【図16】この発明の実施例12における電解メッキ装
置のメッキ液貯液タンクを示す断面図である。
【図17】従来の技術による電解メッキ装置を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 基板処理カップ 1a メッキ液噴入部 1b メッキ液排出部 1c 基板設置ステージ 1e すのこ穴 1f メッキ液回収口 1g シール材 2 基板 2a バイアホール 2b フォトレジスト 2c メッキ金属層 3 電源 4 アノード 5 カソードコンタクトピン 6 メッキ槽 6a メッキ槽ドレイン 7 メッキ液貯液タンク 7a 薬液加熱ヒータ 7b 水滴返し板 7c ベント穴 7d ゴアテックス膜 7e 不活性ガス導入口 7f 水蒸気凝集用冷却蛇管 77 リザーブタンク 8 メッキ液循環用ポンプ 9 メッキ液の流れ 10 メッキ液を通じての電流リーク 11 空気中の酸素 12 Au微粒子 13 水滴 14,15,16,17,18,19,20,21,2
2,23,24 バルブ 25 配管パイプ 55 カソードコンタクト機構 55a カソードピン 55b 絶縁体被膜 55c バネ 55d カソードピンガイド 55e 接触部 56 配線 57a カソードピン 57b 絶縁体被膜 57c バネ 57d カソードピンガイド 57e 接触部 99 不活性ガスの流れ 100 洗浄水の流れ 111 スピンチャック 112 スピンチャック複合化基板設置ステージ 112a 基板設置部 113 内外圧平衡化調整板 113a 膨張収縮部 114 防滴板 114a 水洗前処理用ノズル 115 吸着口 555 バネ収納部 555a 不活性ガス導入用通気管 556 コンタクト金属リング 556a 接触部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプによりメッキ液を循環させる機能
    を有し、基板に対し電解メッキを行う電解メッキ装置に
    おいて、 下側に広く開口し、循環するメッキ液及び基板を収容す
    る基板処理カップと、 該基板処理カップの下方に、上下動自在に設けられた、
    開口部を有する基板ステージ部と、 上記基板処理カップと上記基板ステージとの間に設けら
    れ、基板を上記基板ステージ上に装着するスピンチャッ
    クと、 上記基板処理カップの内側に設けられ、下側に開口する
    メッキ液噴入部とを備え、 該メッキ液は、基板処理カップの上方の出入口を通じて
    循環するようにしたことを特徴とする電解メッキ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電解メッキ装置におい
    て、 上記スピンチャックの直径は、該基板の直径よりも小さ
    いことを特徴とする電解メッキ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電解メッキ装置
    において、 上記基板ステージとスピンチャックとが一体化され、か
    つ該基板ステージの基板設置部の直径が、該基板の直径
    より小さいことを特徴とする電解メッキ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の電
    解メッキ装置において、 上記基板ステージ部の開口部に、膨張,収縮が可能な部
    分を有するカップ内外圧平衡化調整板を装着したことを
    特徴とする電解メッキ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の電
    解メッキ装置において、 上記基板ステージに、メッキ液回収口を有し、 メッキ液を回収するよう不活性ガスを上記基板処理カッ
    プに圧送する機構を備えたことを特徴とる電解メッキ装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の電
    解メッキ装置において、 上記メッキ液噴入部は上下動可能であり、 該メッキ液噴入部と基板との間の距離を調節する機構を
    備えたことを特徴とする電解メッキ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の電
    解メッキ装置において、 上記基板処理カップ部と、基板,及び基板ステージとの
    間に、防滴板が設けられ、 該防敵板の下部に、基板を水洗,及び前処理するための
    水洗,及び前処理用ノズルを備えたことを特徴とする電
    解メッキ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の電
    解メッキ装置において、 上記基板処理カップはカソードコンタクト機構を備え、 上記カソードピンを中に通し支持する筒状のカソードピ
    ンガイドと、 上記カソードピンの上部と該カソードピンを上下可動と
    するためのバネとを収めるバネ収納部とを備えてなり、 該カソードコンタクト機構の、基板と接触するカソード
    ピンの下部先端部以外は、絶縁膜により被覆され、 上記バネ収納部は不活性ガス陽圧としたことを特徴とす
    る電解メッキ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の電
    解メッキ装置において、 上記カソードコンタクト機構は、カソードコンタクトピ
    ンとバネとを一体化したものであることを特徴とする電
    解メッキ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    電解メッキ装置において、 上記カソードコンタクト機構は、カソードコンタクトを
    とるためのトーラス状のコンタクト金属リングなるカソ
    ードリングを備え、かつ 該カソードリングは、ウエハとの接触面に凹凸部分を有
    するものであることを特徴とする電解メッキ装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    の電解メッキ装置において、 上記貯液タンクは、 ゴアテックス膜を貼設したタンク内圧過上昇防止用ベン
    ト穴と、 該貯液タンク上方に設けられた水蒸気凝集用冷却蛇管
    と、 該冷却蛇管の下方に設けられた水滴返しとを備え、 該貯液タンクの内部は、不活性ガス雰囲気で密封されて
    いることを特徴とする電解メッキ装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかに記載
    の電解メッキ装置において、 上記電解メッキ装置は、上記基板処理カップを少なくと
    も2個以上備えたメッキ液循環系を有し、 各上記基板処理カップは各1個の貯液タンク及びこれに
    よる循環系を備え、各上記貯液タンクは、バルブを介し
    て一つの共有のリザーブタンクに接続されていることを
    特徴とする電解メッキ装置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれかに記載
    の電解メッキ装置を用いた電解メッキ処理方法におい
    て、 非処理時のメッキ液循環経路を、貯液タンク,送液ポン
    プ,貯液タンクの順に液送するループとし、 上記基板処理カップ内の水洗を行った後、不活性ガスを
    圧送する機構により上記液回収口から洗浄水を排出する
    第1の工程と、 バルブの切り替えを行って、メッキ液循環ループを用い
    て上記基板処理カップ内にメッキ液を導入して循環させ
    るとともに電解メッキを行う第2の工程と、 上記メッキ液を不活性ガスを圧送する機構により上記液
    回収口から上記貯液タンクに回収する第3の工程と、 上記基板処理カップ内の水洗を行った後、不活性ガスを
    圧送する機構により上記液回収口から洗浄水を排出する
    第4の工程とを含むことを特徴とする電解メッキ処理方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の電解メッキ装置に適
    した電解メッキ処理方法において、 メッキ処理時には、上記バルブを閉として、基板処理カ
    ップ1個に対応したメッキ液循環系を独立とし、 メッキ非処理時には、上記バルブを開として、上記リザ
    ーブタンクを通じて、複数のメッキ液循環系のメッキ液
    を共有するようにしたことを特徴とする電解メッキ処理
    方法。
JP07137993A 1993-03-30 1993-03-30 電解メッキ装置,及び電解メッキ処理方法 Expired - Lifetime JP3308333B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07137993A JP3308333B2 (ja) 1993-03-30 1993-03-30 電解メッキ装置,及び電解メッキ処理方法
US08/192,853 US5441629A (en) 1993-03-30 1994-02-07 Apparatus and method of electroplating
FR9401647A FR2703365B1 (fr) 1993-03-30 1994-02-14 Appareil et procédé d'électro-placage.
GB9403686A GB2276885B (en) 1993-03-30 1994-02-25 Apparatus and method of electroplating

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07137993A JP3308333B2 (ja) 1993-03-30 1993-03-30 電解メッキ装置,及び電解メッキ処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06280098A true JPH06280098A (ja) 1994-10-04
JP3308333B2 JP3308333B2 (ja) 2002-07-29

Family

ID=13458816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07137993A Expired - Lifetime JP3308333B2 (ja) 1993-03-30 1993-03-30 電解メッキ装置,及び電解メッキ処理方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5441629A (ja)
JP (1) JP3308333B2 (ja)
FR (1) FR2703365B1 (ja)
GB (1) GB2276885B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007521391A (ja) * 2003-06-27 2007-08-02 ラム リサーチ コーポレーション 半導体ウェーハの薄膜を堆積および平坦化する装置および方法
JP2007262583A (ja) * 1998-11-09 2007-10-11 Ebara Corp めっき方法及び装置
JP2010100902A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Suzuki Motor Corp 多気筒シリンダブロックのめっき前処理装置及び方法
US9303329B2 (en) 2013-11-11 2016-04-05 Tel Nexx, Inc. Electrochemical deposition apparatus with remote catholyte fluid management

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5865976A (en) * 1994-10-07 1999-02-02 Toyoda Gosei Co., Inc. Plating method
DE19702366C2 (de) * 1996-01-24 2002-10-31 Toyoda Gosei Kk Beschichtungsverfahren
US7087143B1 (en) * 1996-07-15 2006-08-08 Semitool, Inc. Plating system for semiconductor materials
DE19861248B4 (de) * 1997-04-28 2005-03-17 Mitsubishi Denki K.K. Verfahren zum Beschichten einer Oberfläche eines Wafers
US6001235A (en) * 1997-06-23 1999-12-14 International Business Machines Corporation Rotary plater with radially distributed plating solution
US6033548A (en) * 1997-07-28 2000-03-07 Micron Technology, Inc. Rotating system and method for electrodepositing materials on semiconductor wafers
US5893966A (en) * 1997-07-28 1999-04-13 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for continuous processing of semiconductor wafers
US6017437A (en) * 1997-08-22 2000-01-25 Cutek Research, Inc. Process chamber and method for depositing and/or removing material on a substrate
US6159354A (en) * 1997-11-13 2000-12-12 Novellus Systems, Inc. Electric potential shaping method for electroplating
US6156167A (en) * 1997-11-13 2000-12-05 Novellus Systems, Inc. Clamshell apparatus for electrochemically treating semiconductor wafers
US6179983B1 (en) 1997-11-13 2001-01-30 Novellus Systems, Inc. Method and apparatus for treating surface including virtual anode
US6126798A (en) * 1997-11-13 2000-10-03 Novellus Systems, Inc. Electroplating anode including membrane partition system and method of preventing passivation of same
US6027631A (en) * 1997-11-13 2000-02-22 Novellus Systems, Inc. Electroplating system with shields for varying thickness profile of deposited layer
US6416647B1 (en) * 1998-04-21 2002-07-09 Applied Materials, Inc. Electro-chemical deposition cell for face-up processing of single semiconductor substrates
US6022465A (en) * 1998-06-01 2000-02-08 Cutek Research, Inc. Apparatus and method utilizing an electrode adapter for customized contact placement on a wafer
US6228232B1 (en) 1998-07-09 2001-05-08 Semitool, Inc. Reactor vessel having improved cup anode and conductor assembly
US6080291A (en) * 1998-07-10 2000-06-27 Semitool, Inc. Apparatus for electrochemically processing a workpiece including an electrical contact assembly having a seal member
US6303010B1 (en) 1999-07-12 2001-10-16 Semitool, Inc. Methods and apparatus for processing the surface of a microelectronic workpiece
WO2000003072A1 (en) 1998-07-10 2000-01-20 Semitool, Inc. Method and apparatus for copper plating using electroless plating and electroplating
US7048841B2 (en) 1998-12-07 2006-05-23 Semitool, Inc. Contact assemblies, methods for making contact assemblies, and plating machines with contact assemblies for plating microelectronic workpieces
US6773560B2 (en) 1998-07-10 2004-08-10 Semitool, Inc. Dry contact assemblies and plating machines with dry contact assemblies for plating microelectronic workpieces
US6187152B1 (en) 1998-07-17 2001-02-13 Cutek Research, Inc. Multiple station processing chamber and method for depositing and/or removing material on a substrate
US6183611B1 (en) * 1998-07-17 2001-02-06 Cutek Research, Inc. Method and apparatus for the disposal of processing fluid used to deposit and/or remove material on a substrate
US6017820A (en) * 1998-07-17 2000-01-25 Cutek Research, Inc. Integrated vacuum and plating cluster system
US6309520B1 (en) 1998-12-07 2001-10-30 Semitool, Inc. Methods and apparatus for processing the surface of a microelectronic workpiece
US6645356B1 (en) 1998-12-07 2003-11-11 Semitool, Inc. Methods and apparatus for processing the surface of a microelectronic workpiece
WO2000040779A1 (en) 1998-12-31 2000-07-13 Semitool, Inc. Method, chemistry, and apparatus for high deposition rate solder electroplating on a microelectronic workpiece
US6303500B1 (en) * 1999-02-24 2001-10-16 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for electroless plating a contact pad
US6241825B1 (en) 1999-04-16 2001-06-05 Cutek Research Inc. Compliant wafer chuck
US6454864B2 (en) * 1999-06-14 2002-09-24 Cutek Research, Inc. Two-piece chuck
US8298395B2 (en) * 1999-06-30 2012-10-30 Chema Technology, Inc. Electroplating apparatus
US6258223B1 (en) * 1999-07-09 2001-07-10 Applied Materials, Inc. In-situ electroless copper seed layer enhancement in an electroplating system
US7645366B2 (en) * 1999-07-12 2010-01-12 Semitool, Inc. Microelectronic workpiece holders and contact assemblies for use therewith
US6673216B2 (en) 1999-08-31 2004-01-06 Semitool, Inc. Apparatus for providing electrical and fluid communication to a rotating microelectronic workpiece during electrochemical processing
WO2002004704A2 (en) * 2000-07-11 2002-01-17 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for patching electrochemically deposited layers using electroless deposited materials
JP2002097598A (ja) 2000-09-25 2002-04-02 Mitsubishi Electric Corp 電解メッキ装置
JP2002220692A (ja) * 2001-01-24 2002-08-09 Ebara Corp めっき装置及び方法
JP4014827B2 (ja) * 2001-07-25 2007-11-28 シャープ株式会社 メッキ処理装置
JP3695703B2 (ja) * 2001-10-25 2005-09-14 株式会社日立製作所 電気めっき方法、電気めっき装置及び半導体装置の製造方法及び製造装置
US7118658B2 (en) * 2002-05-21 2006-10-10 Semitool, Inc. Electroplating reactor
US20040146461A1 (en) * 2003-01-29 2004-07-29 Vincenzo Giuliano Oral contrast media composition for computerized axial tomographic examinations and method
US7829152B2 (en) * 2006-10-05 2010-11-09 Lam Research Corporation Electroless plating method and apparatus
ES2637799T3 (es) 2011-11-15 2017-10-17 Ashwin-Ushas Corporation, Inc. Dispositivo electrocrómico con polímeros complementarios
US9207515B2 (en) 2013-03-15 2015-12-08 Ashwin-Ushas Corporation, Inc. Variable-emittance electrochromic devices and methods of preparing the same
US9632059B2 (en) 2015-09-03 2017-04-25 Ashwin-Ushas Corporation, Inc. Potentiostat/galvanostat with digital interface
US9482880B1 (en) 2015-09-15 2016-11-01 Ashwin-Ushas Corporation, Inc. Electrochromic eyewear
US9945045B2 (en) 2015-12-02 2018-04-17 Ashwin-Ushas Corporation, Inc. Electrochemical deposition apparatus and methods of using the same
CN106637322B (zh) * 2017-02-28 2018-05-18 扬州大学 一种半导体硅片微点电镀槽
CN108560033B (zh) * 2018-04-11 2021-02-19 佛山市戴盟科技有限公司 一种工件阳极氧化处理工艺
CN111560638B (zh) * 2020-07-06 2021-06-29 苏州清飙科技有限公司 晶圆电镀设备

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2431949A (en) * 1943-11-24 1947-12-02 Gen Motors Corp Apparatus for electroplating the inside of bearing shells and the like
FR1406461A (fr) * 1962-01-26 1965-07-23 Siemens Ag Procédé de fabrication d'un dispositif semi-conducteur
US3841990A (en) * 1971-12-25 1974-10-15 Toyo Kogyo Co Apparatus for simultaneously electroplating inside surfaces of annular bodies
NL7316245A (nl) * 1973-10-04 1975-04-08 Galentan Ag Werkwijze voor het selectief aanbrengen van een llaag op de door een isolerend lichaam ge- e metaaldelen van electrische bouwelementen.
US4192729A (en) * 1978-04-03 1980-03-11 Burroughs Corporation Apparatus for forming an aluminum interconnect structure on an integrated circuit chip
JPS5819170Y2 (ja) * 1980-08-16 1983-04-19 征一郎 相合 半導体ウェハ−のめっき装置
IT1129345B (it) * 1980-10-29 1986-06-04 Fiat Ricerche Disp*sitivo per il trattamento elettrolitico della superficie di pezzi maccanici particolarmente di cilindri di motori a combustione interna
US4530635A (en) * 1983-06-15 1985-07-23 The Perkin-Elmer Corporation Wafer transferring chuck assembly
JPH0669019B2 (ja) * 1984-03-12 1994-08-31 株式会社ニコン 半導体製造装置
US4590094A (en) * 1984-10-29 1986-05-20 International Business Machines Corporation Inverted apply using bubble dispense
JPS6396292A (ja) * 1986-10-13 1988-04-27 Mitsubishi Electric Corp 電解メツキ装置
JPH0194620A (ja) * 1987-10-06 1989-04-13 Mitsubishi Electric Corp スピン塗布装置
JP2628886B2 (ja) * 1988-05-19 1997-07-09 三菱電機株式会社 電解メッキ装置
JPH0781197B2 (ja) * 1989-05-22 1995-08-30 日本電気株式会社 半導体基板鍍金装置
JPH0344023A (ja) * 1989-07-11 1991-02-25 Seiko Instr Inc レジスト塗布装置
US5087909A (en) * 1989-08-18 1992-02-11 Westinghouse Electric Corp. Method and apparatus for radio frequency signal detection
JP2641594B2 (ja) * 1990-04-16 1997-08-13 三菱電機株式会社 メッキ装置
JPH07107199B2 (ja) * 1990-05-25 1995-11-15 島田理化工業株式会社 ウエハ処理装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262583A (ja) * 1998-11-09 2007-10-11 Ebara Corp めっき方法及び装置
JP2007521391A (ja) * 2003-06-27 2007-08-02 ラム リサーチ コーポレーション 半導体ウェーハの薄膜を堆積および平坦化する装置および方法
JP4828417B2 (ja) * 2003-06-27 2011-11-30 ラム リサーチ コーポレーション 電気メッキ装置
JP2010100902A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Suzuki Motor Corp 多気筒シリンダブロックのめっき前処理装置及び方法
US9303329B2 (en) 2013-11-11 2016-04-05 Tel Nexx, Inc. Electrochemical deposition apparatus with remote catholyte fluid management

Also Published As

Publication number Publication date
US5441629A (en) 1995-08-15
JP3308333B2 (ja) 2002-07-29
GB2276885B (en) 1996-10-23
FR2703365B1 (fr) 1995-11-10
FR2703365A1 (fr) 1994-10-07
GB2276885A (en) 1994-10-12
GB9403686D0 (en) 1994-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06280098A (ja) 電解メッキ装置,及び電解メッキ処理方法
KR100824759B1 (ko) 기판처리장치 및 기판도금장치
JP4434948B2 (ja) めっき装置及びめっき方法
US10301738B2 (en) Methods and apparatus for wetting pretreatment for through resist metal plating
US7575636B2 (en) Substrate processing apparatus and substrate processing method
US9677188B2 (en) Electrofill vacuum plating cell
JP4229954B2 (ja) めっき処理ユニット
JP4766579B2 (ja) 電気化学堆積装置
US7387717B2 (en) Method of performing electrolytic treatment on a conductive layer of a substrate
US20040154535A1 (en) Modular electrochemical processing system
JP2004524436A (ja) 電気化学的メッキシステムにおいて使用されるフローディフューザ
US20070158202A1 (en) Plating apparatus and method for controlling plating solution
JP2014139341A (ja) 電気充填真空めっきセル
US20040256238A1 (en) Electrolytic processing apparatus and substrate processing method
KR20210021098A (ko) 분리된 애노드 챔버의 동기화된 압력 조정을 위한 방법 및 장치
JP7145893B2 (ja) ウエハ保持装置上におけるめっきの遠隔検知
JP2004250785A (ja) 電解処理装置及び基板処理装置
JP2001192845A (ja) 無電解メッキ装置及び無電解メッキ方法
US20030159937A1 (en) Method to reduce the depletion of organics in electroplating baths
US6878245B2 (en) Method and apparatus for reducing organic depletion during non-processing time periods
JP2001342597A (ja) 基板めっき装置
JP2002235188A (ja) 液処理装置、液処理方法
JP2000290796A (ja) めっき装置及びめっき処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080517

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120517

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120517

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130517

Year of fee payment: 11