JPH0627786Y2 - 消音器 - Google Patents

消音器

Info

Publication number
JPH0627786Y2
JPH0627786Y2 JP4889688U JP4889688U JPH0627786Y2 JP H0627786 Y2 JPH0627786 Y2 JP H0627786Y2 JP 4889688 U JP4889688 U JP 4889688U JP 4889688 U JP4889688 U JP 4889688U JP H0627786 Y2 JPH0627786 Y2 JP H0627786Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
outlet pipe
outlet
pipe
switching valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4889688U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01152014U (ja
Inventor
周一 長谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sango Co Ltd
Original Assignee
Sango Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sango Co Ltd filed Critical Sango Co Ltd
Priority to JP4889688U priority Critical patent/JPH0627786Y2/ja
Publication of JPH01152014U publication Critical patent/JPH01152014U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0627786Y2 publication Critical patent/JPH0627786Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は消音器に関する。
〔従来技術〕
従来、内燃機関用消音器として第4図に示す如く、2本
のアウトレットパイプ1,2を設けその1方のパイプ2
内に開閉バルブ3を設け、エンジンの低回転時、低負荷
時には背圧よりも消音効果を重視して開閉バルブ3を閉
作動し、エンジンの高回転時、高負荷時には消音効果よ
りも背圧低減効果を重視して開閉バルブ3を開作動する
ようにしたものがある。
〔本考案が解決しようとする課題〕
前記従来構造においては、開閉バルブ3を閉作動した場
合には、その開閉バルブ3を有するアウトレットパイプ
2から排気ガスが排出されないために見栄えが悪くなる
問題がある。また、アウトレットパイプが1本のものに
おいては適用できない問題もある。更に消音モードから
低背圧モードに切換えたときに排気音が急に増加し、実
車乗りごこちの面で聴感上の問題がある。
そこで本考案は、前記エンジンの回転状態に対応した消
音、背圧低減効果を1本のアウトレットパイプにおい
て、前記問題を解消して発揮できる消音器を提案するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕 本考案は前記の課題を解決するために、1本のアウトレ
ットパイプの上流側を3本の排気導出管に分岐し、夫々
の導出管の排気導出口を、器内に区画された複数の室に
対して相互に異なる室に開口連通し、前記分岐部には切
換バルブを設けたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
次に第1図及び第2図に示す本考案の第1実施例につい
て説明する。
4は消音器で、その外殻は周壁4aと前後壁4b,4cとによ
り構成されている。また器内は区画壁5,6,7により
4室8,9,10,11に区画されている。12はインレット
パイプで、その排気口12aは前記第2室9に開口してい
る。13はアウトレットパイプで、その排気導入側は3本
の導出管14,15,16に分岐され、その第1導出管14の導出
口14aは第4室11に、第2導出管15の導出口15aは第2室
9に、第3導出管16の導出口16aは第3室10に夫々開口
している。前記各導出管14,15,16の分岐部にはバタフラ
イ型の切換バルブ17が軸17aを中心として回動可能に設
けられている。該切換バルブ17は、エンジンの回転状態
によって切換制御されるようになっており、第2図にお
いて、エンジンの低回転時にはAの状態に位置し、中回
転時にはBの状態に位置し、高回転時にはCの状態に位
置するようになっている。18,19,20は各室を連通するイ
ンナパイプである。
本実施例において、エンジンの低回転、低負荷時に切換
バルブ17を第2図のA位置に作動すると、インレットパ
イプ12よりの排気ガスは、その一部がインナパイプ18を
通って第1室8に入り、また他の主流は第2室9、イン
ナパイプ19、第3室10、インナパイプ20、第4室11を通
って第1導出管14に導かれ、該管を通じてアウトレット
パイプ13より器外に排出される。そのため、第1室8が
共鳴室となり、第2室9、第3室10および第4室11が拡
張室となって消音効果が高くなる。
また、エンジンの中回転時、中負荷時に切換バルブ17を
第2図のB位置に作動すると、インレットパイプ12より
の排気ガスの主流は第2室9、インナパイプ19、第3室
10を通って第3導出管16に導かれ、該管を通じてアウト
レットパイプ13より器外に排出される。また排気ガスの
一部は第1室8に導入される。そのため、第2室9及び
第3室10が拡張室になり、第1室8が共鳴室となる。し
たがって、前記の低回転時に比べて、消音効果は低減す
るが背圧低減効果は高くなる。
また、エンジンの高回転時、高負荷時に切換バルブ17を
第2図のC位置に作動すると、インレットパイプ12より
の排気ガスの主流は、第2室9より第2導出管15に直接
流入し、また他の一部は前記と同様に第1導出管14及び
第3導出管16に流入して夫々アウトレットパイプ13より
器外に排出される。したがって、前記中回転時に比べ
て、消音効果は低減するが背圧低減効果は高くなる。
第3図は本考案の他の実施例を示すもので、前記実施例
における第2導出管15と第3導出管16との分岐部より下
流のアウトレットパイプ13に第1導出管14を分岐し、第
2、第3導出管15,16の分岐部に切換バルブ17bを設けた
ものである。
本実施例において、切換バルブ17bを、エンジンの低回
転時にはA位置に、中回転時にはB位置に、高回転時に
はc位置に夫々作動することにより前記実施例と同様な
効果を発揮できる。
〔考案の効果〕
以上のようであるから、本考案によれば、エンジンの低
回転、低負荷時には消音効果を高め、エンジンの高回
転、高負荷時には背圧低減効果を高めることができる上
に、特に、エンジンの低回転、低負荷状態から高回転、
高負荷時状態に移行する際に、その中回転、中負荷状態
において消音効果を一旦緩和することができるので、前
記従来の如く、排気音が急に増加して実車乗りごこち面
での聴感を悪くすることを防止できる。しかも、前記の
効果を1本のアウトレットパイプで発揮でき、また、該
1本のアウトレットパイプの後端部を2本排気パイプに
分岐することにより、該2本の排気パイプより常に排気
ガスが等量に排出するので見栄えもよくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す側断面図、第2図は
切換バルブ部の拡大側断面図、第3図は本考案の他の実
施例を示す切換バルブ部の側断面図、第4図は従来構造
を示す側断面図である。 8〜11……室、12……インレットパイプ、13……アウト
レットパイプ、14,15,16……導出管、17……切換バルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1本のアウトレットパイプの上流側を3本
    の排気導出管に分岐し、夫々の導出管の排気導出口を、
    器内に区画された複数の室に対して相互に異なる室に開
    口連通し、前記分岐部には切換バルブを設けたことを特
    徴とする消音器。
JP4889688U 1988-04-11 1988-04-11 消音器 Expired - Lifetime JPH0627786Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4889688U JPH0627786Y2 (ja) 1988-04-11 1988-04-11 消音器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4889688U JPH0627786Y2 (ja) 1988-04-11 1988-04-11 消音器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01152014U JPH01152014U (ja) 1989-10-19
JPH0627786Y2 true JPH0627786Y2 (ja) 1994-07-27

Family

ID=31275023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4889688U Expired - Lifetime JPH0627786Y2 (ja) 1988-04-11 1988-04-11 消音器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0627786Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01152014U (ja) 1989-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5959263A (en) Bypass muffler
JPH0643452Y2 (ja) 消音器
JP3738752B2 (ja) 内燃機関用マフラ
JPH068267Y2 (ja) 制御型消音器の尾管構造
JPH0627786Y2 (ja) 消音器
JPH0625630Y2 (ja) 消音器
JPH0625629Y2 (ja) 内燃機関用消音器
JPH0627787Y2 (ja) 消音器
JPH0625627Y2 (ja) 消音器
JPH10122072A (ja) 可変吸気管
JPH0625626Y2 (ja) 消音器
JPH0441216Y2 (ja)
JPH086577B2 (ja) 消音器
JPS6196117A (ja) 可変消音器
JP4199067B2 (ja) 車両用エンジンの排気装置
JPH11153019A (ja) 内燃機関用マフラ
JP2509260Y2 (ja) マフラ構造
JP2520831Y2 (ja) エンジンの排気装置
JPH0618031Y2 (ja) エンジンの排気装置
JPH0124328Y2 (ja)
JPH0754605Y2 (ja) 消音器
JPH10246161A (ja) 自動車用エンジンの吸気装置
JPH0610113Y2 (ja) 内燃機関用消音器
JPH04121407A (ja) エンジンの排気装置
JPH06123260A (ja) 可変吸気管装置