JPH0627773B2 - 回路基板検査装置における基準データ作成方法 - Google Patents

回路基板検査装置における基準データ作成方法

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JPH0627773B2
JPH0627773B2 JP62332147A JP33214787A JPH0627773B2 JP H0627773 B2 JPH0627773 B2 JP H0627773B2 JP 62332147 A JP62332147 A JP 62332147A JP 33214787 A JP33214787 A JP 33214787A JP H0627773 B2 JPH0627773 B2 JP H0627773B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は回路基板検査装置における基準データ作成方
法に関するものである。
〔従来例とその問題点〕
一般にインサーキットテスタにおいては、良品とされる
基板から良品データを吸収し、同良品データをもって良
否判定の基準データとしている。これによれば、プログ
ラム上で基準エータ等を設定する必要がなく便利ではあ
るが、次のような欠点がある。
すなわち、従来では良品とされる基板がすべて真の良品
であるという前提にたって、それらの基板からデータを
吸収し、平均化して基準データとしており、そのデータ
について特にチェックは行っていない。また、仮にそれ
が良品基板であったとしても、リレーやスィッチ、半固
定抵抗等が実装されている場合、それらの部品が何等か
の原因で同一状態に揃えられていないこともありうる。
したがって、良品基板から良品データを得て基準データ
を作成するにしても、その信頼性は余り高いとはいえな
い。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した従来の問題点を解決するため、この発明におい
ては、基板検査に先立って、複数枚の良品基板から各測
定ポイントについての良品データを吸収し、その良品デ
ータから良否判定基準としての基準データを得るに際し
て、上記各良品基板についてその測定ポイントのデータ
を測定して、同測定データを加算するとともに、測定に
供された上記良品基板の枚数をカウントし、上記測定デ
ータの加算値と上記基板の枚数カウント値とから仮平均
値を算出し、該仮平均値と上記測定データとを比較し、
その差が所定値以内の測定データのみを対象として真の
平均値を演算し、該平均値に基づいて良否判定基準とし
ての基準データを得るようにしている。
〔作 用〕
上記の方法によれば、良品基板といえども例えば基板に
実装されているスイッチや半固定抵抗のセッティングミ
ス等により、仮平均値から大幅にずれている、データが
除外されるため、信頼性の高い基準データが作成され
る。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添付図面を参照しながら詳細
に説明する。
まず、第1図に示されている4つの抵抗R1〜R4から
なる回路網を例にとって、その各測定ポイントA〜Dに
おけるデータの測定装置について説明する。
この測定装置は、各測定ポイントA〜Dに対応する4つ
のプローブ1〜4を備えている。すなわち、プローブ1
は測定ポイントAに、2はBに、3はCにそして4はD
にそれぞれ対応するように図示しないフィクスチャーの
ピンボードに植設されている。各プローブ1〜4には、
それぞれ2つの切替えスイッチ1a,1b;2a,2
b;3a,3b;4a,4bが並列的に接続されてい
る。各プローブ1〜4はその一方のスイッチ1a,2
a,3a,4aを介して測定信号源である例えば交流電
圧源5に接続されている。また、各プローブ1〜4は他
方のスイッチ1b,2b,3b,4bを介して信号検出
部6に接続されている。この実施例において同信号検出
部6は電流−電圧変換器からなる。この信号検出部6の
出力側には、増幅器7を介してA/D変換器8が接続さ
れており、その変換データはCPU(中央処理手段)9に
て処理され、また、スイッチ1a〜4bもこのCPU9
により制御されるようになっている。
この測定装置によれば次のようにして各測定ポイントA
〜Dにおける測定データが吸収される。まず、良品基板
を図示しないフィクスチャーにセットし、同じく図示し
ないプレス装置を動作させて各プローブ1〜4をその良
品基板の測定ポイントA〜Dに接触させる。そして、交
流電圧源5側のスイッチ1a〜4aの内、スイッチ1a
を「開」、その他のスイッチ2a〜4aを「開」とする
とともに、信号検出器6側のスイッチ1b〜4bの内、
スイッチ1bを「閉」、その他のスイッチ2b〜4bを
「開」とする。これにより、測定ポイントB,C,Dは
同電位で、測定ポイントAのみがそれらに対して低電位
となるため、この例の場合測定ポイントBとDから測定
ポイントAに向けて電流が流れ込むことになる。この電
流は信号検出器6にて例えば電圧に変換され、増幅器7
で所定に増幅されたのち、A/D変換器8にてディジタ
ルのデータに変換される。このようにして得られたデー
タは測定ポイントAにおけるインピーダンスである。次
に、交流電圧源5側のスイッチ1a〜4aの内、スイッ
チ2aを「開」、その他のスイッチ1a,3a,4aを
「閉」とするとともに、信号検出器6側のスイッチ1b
〜4bの内、スイッチ2bを「閉」、その他のスイッチ
1b,3b,4bを「開」とする。これにより、測定ポ
イントBのインピーダンスが測定される。以後同様にし
て測定ポイントC,Dのインピーダンスが求められる。
なお、CPU9は各測定ポイント毎に例えば信号検出器
6の最適レンジを設定し、そのレンジデータはメモリ10
に記憶される。すなわち、最初の良品基板からのデータ
吸収時に最適レンジが設定され、2枚目以降の測定ポイ
ントについても同レンジが適用されるようになってい
る。このようにレンジを1枚目のものに固定すること
は、高速処理を行う上で好ましいが、場合によってはオ
ートレンジにて各基板毎にレンジ処理を行うようにして
もよい。
上記のようにして、良品基板の各測定ポイントにおける
良品データ(インピーダンス)が得られるのであるが、こ
の発明においては、その良品データから次のようにして
基準データを得ており、第2図にはそのフローチャート
が示されている。
例えば良品基板が10枚用意されたとすると、まずそのす
べての基板からデータを吸収する。すなわち、1枚目か
らは(A1,B1,C1,D1)なる各測定ポイントのイ
ンピーダンスデータが得られ、同様に2枚目からは(A
2,B2,C2,D2)……10枚目からは(A10,B10,
C10,D10)というデータが得られ、、CPU9はこれ
らの各測定データをメモリ10に格納する。また、それに
伴って使用された良品基板の枚数(この実施例では10枚)
がCPU9にてカウントされる。
次に、CPU9は上記データから測定ポイントにおける
仮の平均値を算出する。各測定ポイントの仮平均値を
で表記すると、A=(A1+A2+…A10)/10,B
=(B1+B2+…B10)/10,……D=(D1+
D2+…D10)/10となる。そして、この仮の平均値と
各測定データの比較判定が行われ、大幅にずれているデ
ータは除外される。その判定基準としては、例えば1枚
目の良品基板からデータを吸収する際に設定されたレン
ジをオーバーもしくはアンダーとしているか、仮の平均
値からの単純な変化量(下限−50%、上限100%)、も
しくは偏差値および標準偏差値が用いられる。この判定
結果、例えば2枚目の基板の測定ポイントAのデータA
2がAから大幅にずれている場合には、そのデータA
2のみならず、同基板から得たデータB2〜D2も除外
される。これは複合回路のインサーキットテスタでは、
通常1ポイントでも不良があると他のポイントにも影響
がでるという理由による。
しかるのち、CPU9において残されたデータから各測
定ポイントについての真の平均値を求める演算が行わ
れ、同平均値をもって良否判定基準としての基準データ
が作成される。
上記のようにして基準データが設定されたのち、被検査
回路基板をフィクスチャートにセットして、その基板検
査が行われる。すなわち、上記のスイッチ切替え順序と
同じ順序にしたがった交流圧源5側のスイッチ1a〜4
aと、信号検出器6側のスイッチ1b〜4bとが切替え
られて、被検査回路基板の各測定ポイントA〜Dについ
てのイピーダンスが測定され、CPU9においてその測
定インピーダンスと上記基準データとが比較される。こ
の場合、基準データは所定の範囲を有し、測定データが
その範囲内であればCRT等の表示装置11に検査合格を
示す『GO』が表示され、その範囲を逸脱していれば不
良品の表示、例えば『NG』と表示される。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、良品基板から良
品データを吸収する際、その良品データ自体を特定の比
較基準データと比較して、良品基板を選別しているた
め、信頼性の高い基準データが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施に供される測定装置の模式図、
第2図はこの発明の動作フローチャートである。 図中、1〜4はプローブ、5は測定信号源、6は信号検
出器、8はA/D変換器、9はCPU、10はメモリであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板検査に先立って、複数枚の良品基板か
    ら各測定ポイントについての良品データを吸収し、その
    良品データから良否判定基準としての基準データを得る
    回路基板検査装置における基準データ作成方法におい
    て、 上記各良品基板についてその測定ポイントのデータを測
    定して、同測定データを加算するとともに、測定に供さ
    れた上記良品基板の枚数をカウントし、上記測定データ
    の加算値と上記基板の枚数カウント値とから仮平均値を
    算出し、該仮平均値と上記測定データとを比較し、その
    差が所定値以内の測定データのみを対象として真の平均
    値を演算し、該平均値に基づいて良否判定基準としての
    基準データを得る回路基板検査装置における基準データ
    作成方法。
JP62332147A 1987-12-28 1987-12-28 回路基板検査装置における基準データ作成方法 Expired - Fee Related JPH0627773B2 (ja)

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