JPH0627757B2 - コンデンサのリーク検査器 - Google Patents

コンデンサのリーク検査器

Info

Publication number
JPH0627757B2
JPH0627757B2 JP2006009A JP600990A JPH0627757B2 JP H0627757 B2 JPH0627757 B2 JP H0627757B2 JP 2006009 A JP2006009 A JP 2006009A JP 600990 A JP600990 A JP 600990A JP H0627757 B2 JPH0627757 B2 JP H0627757B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dut
leak
capacitor
current
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2006009A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03209179A (ja
Inventor
公明 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2006009A priority Critical patent/JPH0627757B2/ja
Publication of JPH03209179A publication Critical patent/JPH03209179A/ja
Publication of JPH0627757B2 publication Critical patent/JPH0627757B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、コンデンサのリーク検査器、特に被検査コン
デンサ(以下、DUTという)への接触不良を検出する
手段の改良に関する。
[従来の技術] 従来から、コンデンサのリークを測定してリーク不良を
検出するためにリーク検査器が用いられている。リーク
はコンデンサの絶縁性能を示す指標値であり、コンデン
サを回路に使用した際の性能を確保し事故を防止する上
で、リークの測定検査が必要である。
従来のリーク検査器は、例えば第4図に示すような構成
を有している。
第4図において、DUT10にはスイッチ12を介して
直流電源14が接続されており、DUT10の他端には
スイッチ16及びリーク測定用アンプ18を介してA/
D変換器20が接続されている。
また、直流電源14はDUT10のリーク測定電圧に応
じて出力電圧を可変できる電源であり、スイッチ12及
び16はリレー等により同期してスイッチングされる。
一方、この従来例には、例えば1kHz程度で発振する発
振器22及び交流アンプ24が設けられており、これら
はスイッチ12及び16の切り替えによりDUT10に
接続される。
第5図には、この従来例におけるDUT10へのアタッ
チメント構造が示されている。この図に示されるアタッ
チメントは、複数のDUT10を一度に検査するための
アタッチメントであり、第5図においてDUT10が並
列に接続された構成に対応する。
この図において、例えば鉄からなる支持板26上には、
表面に形成された共通端子28が上を向くようベークラ
イトの基板30が載置されている。基板30の上には、
所定個数、例えば150個の孔が10列×15行に穿設
された絶縁性の有孔基板32が載置されている。有孔基
板32の孔34の径は少なくともDUT10の幅より大
である。
共通端子28には、第4図に示されるスイッチ12が接
続されており、スイッチ12には前述のように直流電源
14及び発振器22が切り替え接続されている。
また、複数の孔34に対応してプローブ36が示されて
いる。プローブ36の先端は、穴34に挿入可能な径を
有する導電部材からなる。プローブ36は、先端に電流
が供給されたときにこれを前述のスイッチ16を介して
交流アンプ24又はリーク測定用アンプ18に導くもの
であり、図示しないプローブ基板上に必要個数が整列固
定され、一度に孔34に挿入可能である。
次に、この従来例の動作について説明する。
この従来例においては、まず、スイッチ12及び16が
発振器22及び交流アンプ24側に倒されている状態
で、穴34へのDUT10のセッティングが行われる。
例えばアタッチメント全体に機械的振動を加えつつ、D
UT10を検査したい個数だけ有孔基板32上に載置す
ると、DUT10が孔34内に落ち入る。孔34の径が
適当に設定されていれば、DUT10の両端の電極のう
ち一方が共通端子28に接触し、他方が孔34の開口部
を向くように、DUT10が整列落入することになる。
孔34にDUT10がセッティングされた後に、上方か
ら孔数に見合った本数のプローブ36を、それぞれの孔
34に挿入する。
この時、発振器22はスイッチ12を介してDUT10
に交流信号を供給する。プローブ36は、DUT10に
流れる交流信号を、交流アンプ24に供給し、交流アン
プ24はこの交流信号を増幅する。交流アンプ24は、
増幅した交流信号を外部出力する。
以上の動作において、例えばDUT10に対する接触が
不良であったり、DUT10への接続にかかる不良があ
ったりした場合などにおいては、発振器22の出力は交
流アンプ24には供給されず、交流アンプ24からは交
流出力が得られない。
従って、交流アンプ24からの交流出力の有無により接
触不良等を検出することが可能である。
この後に、スイッチ12及び16がそれぞれ直流電源1
4及びリーク測定用アンプ18側に倒される。
これにより、直流電源14の電圧はDUT10に印加さ
れる。この電圧は直流であるので、DUT10に流れる
電流はDUT10の充電後にはある値(リーク)に収束
する。さらにDUT10の電流は、リーク測定用アンプ
18で増幅された上で、A/D変換器20に供給され
る。
A/D変換器20は供給された電流をアナログ/ディジ
タル変換し、CPU(図示せず)に供給する。
従って、この従来例においては、DUT10のリークを
測定することができ、リーク不良のDUT10を検出す
ることができる。
なお、第5図のように、複数のDUT10を一度に検査
しようとする場合には、例えばそれぞれのDUT10に
つき走査して順次検査を行えば良い。
このようにすれば、DUT10への接触等を確認したう
えで、リークを測定し、リーク不良の検出を行うことが
可能である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来装置においては、スイッ
チの切り替えが必要で操作が面倒であり、検査コスト及
び検査時間が大となる。また、装置構成も大型のものと
なっていた。
本発明は、この様な問題点を解決することを課題として
なされたものである。すなわち、操作の簡便化、検査コ
ストの低減、迅速検査及び装置の小型化を実現するコン
デンサのリーク検査器を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前述の目的を達成するために、本発明は、直流電圧印加
直後にDUTに流れる電流をサンプルホールドして接触
確認値として出力し、所定時間経過後にDUTの電流値
をリーク検査値として出力するサンプルホールド回路を
含み、接触確認値とリーク検査値に基づき、DUTのリ
ーク不良及びDUTへの接触不良を検出する事を特徴と
する。
[作用] 本発明においては、リーク検査用電源からDUTに直流
電圧が印加され、サンプルホールド回路によりDUTの
電流がサンプルホールドされて接触確認値として出力さ
れる。さらに所定時間経過後にサンプルホールド回路に
よりDUTの電流値が取り込まれリーク検査値として出
力される。従って、接触確認値とリーク検査値から、D
UTのリーク不良及びDUTへの接触不良が検出され
る。
[実施例] 以下、本発明の好適な実施例について図面に基づいて説
明する。なお、第4図及び第5図に示される従来例と同
様の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
第1図には、本発明の一実施例にかかるコンデンサのリ
ーク検査器の構成が示されている。
この図においては、直流電源14はDUT10に直接接
続されており、DUT10の他端はリーク測定用アンプ
18を介して本発明の特徴に係るサンプルホールド回路
38に接続されている。サンプルホールド回路38の出
力端は、A/D変換器20に接続されている。なお、こ
の図においては第4図と同様に、簡単のためにDUT1
0が一個のみ示されている。
第2図には、この実施例の回路がより詳細に示されてい
る。
この図においては、リーク測定用アンプ18がアンプ4
0−1、40−2、40−3の縦列接続により構成され
ており、アンプ40−1、40−2及びサンプルホール
ド回路38は、DUT10の静電容量に応じて切り替え
られるレンジ切り替えスイッチ42に接続されている。
さらに、レンジ切り替えスイッチ42は、スキャン信号
によりスイッチングされるアナログスイッチ44に接続
されており、アナログスイッチ44はA/D変換器20
に接続されている。
次に、第3図に基づきこの実施例の動作を説明する。
この実施例においては、直流電源14が立ち上げられ、
DUT10に直流電圧が印加されると、サンプルホール
ド回路38によりDUT10の電流が図中矢印で示され
るタイミング100でサンプルホールドされる。
すなわち、DUT10に流れる電流はアンプ40−1、
40−2、40−3により順次増幅され、サンプルホー
ルド回路38は例えばCPUから供給されるサンプルホ
ールド信号に応じてこの電流をサンプルホールドする。
DUT10に対する接続が良好で配線の異常等もない場
合、リーク測定用アンプ18に供給される電流は、DU
T10の充電電流である。従って、第3図に示されるよ
うに積分波形を有している。これをピークよりも低くな
るようDUT10の静電容量に合わせて予め設定されて
いるスレッショルドIthでサンプリングしホールドす
ると、充電がある事を示す値の出力(第3図)が得られ
ることになる。
DUT10に対する接続が不良であったり配線が切れて
いるような場合には、DUT10には電流が流れないた
め、リーク測定用アンプ18には電流が供給されない。
従って、サンプルホールド回路38のサンプルホールド
出力は、DUT10の充電が行われていないことを示す
値になる。
このようなサンプルホールド動作は、検査対象である複
数のDUT10を走査するように行われる。すなわち、
アナログスイッチ44のスキャン信号に応じた切り替え
により、それぞれのDUT10に対応して設けられたリ
ーク測定用アンプ18及びサンプルホールド回路38の
出力が、順次切り替えられてA/D変換器20に供給さ
れる。言い換えれば、A/D変換器20への順次供給に
要する時間だけ、サンプルホールド回路38はサンプリ
ング結果をホールドする必要がある。
さらにDUT10の充電に十分な時間が経過した後のタ
イミング200において、サンプルホールド回路38に
よりDUT10の電流がサンプリングされる。
この時も、タイミング100においてと同様に、アナロ
グスイッチ44による走査が行われるが、サンプリング
結果をホールドする必要はない。
すなわち、直流電流14からDUT10への充電開始か
ら十分時間が経過しているため、電流値は収束してお
り、ホールドは不要である。
なお、DUT10の静電容量に応じてレンジ切り替えス
イッチ42によりリーク測定レンジが切り替えられる。
それぞれタイミング100及び200でサンプリングさ
れた電流は、共にA/D変換器20に供給される。
A/D変換器20においては、これらの出力がアナログ
/ディジタル変換され、CPU(図示せず)にデータが
供給される。
ここで、DUT10が好適にプローブに接触し、さらに
この接触にかかる配線が正常であって、かつDUT10
がリーク不良でない場合、サンプルホールド回路38の
出力はタイミング100と200とで異なる値になる。
すなわち、タイミング100及び200におけるサンプ
リング値により、それぞれ接触不良などが生じておら
ず、リーク良品であると、見なすことができる。
DUT10がリーク不良である場合には、タイミング2
00におけるサンプリング値は充電開始直後のタイミン
グ100と等しく、共にDUT10に電流が流れている
事を示す値になる。この事から、DUT10がリーク不
良であると見なすことができる。
DUT10への接触が不良であるか又は接触にかかる配
線が不正常である場合、タイミング100及び200に
おけるサンプリング値は共にDUT10に電流がほとん
ど流れていない事を示す値になる。この事から、DUT
10への接触不良及び配線異常を検出することができ
る。
なお、本発明においてはDUT10の個数に限定はな
い。複数のDUT10の検査に当たって、これらを一個
づつ走査しても、グループ分けして複数個単位で走査し
ても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、接触確認に係る
構成とリーク測定に係る構成のDUTに対する切り替え
接続を廃止したため、この切り替え接続に係る構成、例
えばリレー、スイッチ等を用いる必要がなくなる。さら
に、DUTの電流をサンプリングするようにしたため、
発振器、交流アンプ等の構成を廃止することができる。
従って、操作の簡便化、検査コストの低減、迅速検査及
び装置の小型化を実現する事が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係るコンデンサのリーク
検査器の構成を示す図、 第2図は、この実施例の詳細構成を示す図、 第3図は、この実施例における各部波形を示す図、 第4図は、従来のコンデンサのリーク検査器の構成の一
例を示す図、 第5図は、コンデンサのリーク検査に用いるアタッチメ
ントの構成を示す図である。 10……被検査コンデンサ 14……直流電源 38……サンプルホールド回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電圧を被検査コンデンサに印加するリ
    ーク検査用電源と、 直流電圧印加直後に被検査コンデンサに流れる電流をサ
    ンプルホールドして接触確認値として出力し、所定時間
    経過後に被検査コンデンサに流れる電流値をリーク検査
    値として出力するサンプルホールド回路と、 を含み、 接触確認値とリーク検査値に基づき、被検査コンデンサ
    のリーク不良及び被検査コンデンサへの接触不良を検出
    する事を特徴とするコンデンサのリーク検査器。
JP2006009A 1990-01-11 1990-01-11 コンデンサのリーク検査器 Expired - Lifetime JPH0627757B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006009A JPH0627757B2 (ja) 1990-01-11 1990-01-11 コンデンサのリーク検査器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006009A JPH0627757B2 (ja) 1990-01-11 1990-01-11 コンデンサのリーク検査器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03209179A JPH03209179A (ja) 1991-09-12
JPH0627757B2 true JPH0627757B2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=11626722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006009A Expired - Lifetime JPH0627757B2 (ja) 1990-01-11 1990-01-11 コンデンサのリーク検査器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0627757B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2642543B2 (ja) * 1991-09-18 1997-08-20 富士通株式会社 微小電圧測定回路,微小電圧測定方法,自動測定装置及び自動測定方法
US5677634A (en) * 1995-11-16 1997-10-14 Electro Scientific Industries, Inc. Apparatus for stress testing capacitive components
JP2009229327A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Yokogawa Electric Corp 回路素子測定装置
JP5320929B2 (ja) * 2008-09-22 2013-10-23 横河電機株式会社 電流測定装置
WO2021106284A1 (ja) * 2019-11-26 2021-06-03 三洋電機株式会社 漏電検出装置、車両用電源システム
CN114746762A (zh) * 2019-11-26 2022-07-12 三洋电机株式会社 漏电检测装置、车辆用电源系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03209179A (ja) 1991-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3676777A (en) Apparatus for automatically testing integrated circuit devices
US5483170A (en) Integrated circuit fault testing implementing voltage supply rail pulsing and corresponding instantaneous current response analysis
US6356086B1 (en) Method and apparatus for the in-circuit testing of a capacitor
KR930700855A (ko) 전자 소자 테스트및 리드 검사를 동시에 실행하는 시스템 및 그 방법
JP2007256277A (ja) 印刷回路板を走査検査する装置
JPH0627757B2 (ja) コンデンサのリーク検査器
KR20010021222A (ko) 프로브 접촉상태 검출방법 및 프로브 접촉상태 검출장치
US4277977A (en) Method and apparatus for inspection of ceramic parts for defects
JPS5817377A (ja) フラットケ−ブルの導通検査装置
JP2001091562A (ja) 回路基板検査装置
JPH1090359A (ja) 波形プローブ装置およびこれを用いる検査方法
JPH0697254B2 (ja) 回路基板検査方法
JPS58108465A (ja) 欠陥ノードを探索する方法及び装置
JPS60253883A (ja) 定電流負荷兼定電圧印加電流測定器
JPH05114631A (ja) プローバ
KR950007504Y1 (ko) 피씨비(pcb) 자동 검사기(ict) 핀 검색장치
JPH0448272A (ja) プリント配線板の絶縁抵抗自動測定システム
JPH11231022A (ja) 半導体装置の検査方法および検査装置
KR100200607B1 (ko) 피씨비(pcb)에서의 핀접촉 검사방법
JP2526252B2 (ja) 半導体素子の信頼性試験方法
JPH0422306Y2 (ja)
JPH05347335A (ja) プローブカード
KR19990021675U (ko) 택트 스위치 검사봉을 구비한 아이씨티 검사장치
JP2001153911A (ja) 配線パターンの検査方法およびその装置
KR980012185A (ko) 웨이퍼의 전기적 테스트 장치