JPH0627726U - 回転棚の荷押出し装置 - Google Patents

回転棚の荷押出し装置

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JPH0627726U
JPH0627726U JP6972292U JP6972292U JPH0627726U JP H0627726 U JPH0627726 U JP H0627726U JP 6972292 U JP6972292 U JP 6972292U JP 6972292 U JP6972292 U JP 6972292U JP H0627726 U JPH0627726 U JP H0627726U
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load
tray
trays
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traveling body
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JP6972292U
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Inventor
一義 渡辺
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Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 横幅の異なるトレーを有する異種類の回転棚
に共通して使用しうる荷押出し装置を提供する。 【構成】 案内レール13の長さ及び走行体14の最大走行
範囲を、装着しようとする多種類の回転棚のトレー3の
うちの横幅Lの最大のものに合わせて設定しておき、各
回転棚に荷押出し装置15,16を装着した後、その回転棚
のトレー3の横幅Lに応じて、リミットスイッチ25の位
置を調節することにより、走行体14の走行範囲を、その
トレー3の横幅Lに最適のものとすることができ、もっ
て荷押出し装置15,16を、トレー3の横幅Lが異なる多
種類の回転棚に共用することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サイズの異なるトレーに共有しうる荷押出し装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
長円形の内外両環状レールに支持した一列に並ぶ多数のトレーを、内方環状レ ールに沿う無端チェーンに停止して回走させる回転棚を、上下多段に積層して、 制御盤の押ボタン操作により、随時所望の荷をトレーより、回転棚の側方に設置 したコンベヤ上に押し出して取り出し、あるいは荷をコンベヤ上よりトレーに押 し入れるようにした多段式回転棚は、公知である。
【0003】 図3は、多段式回転棚(A)を略示するもので、長円形の水平かつ互に等高をな す内方の環状レール(1)と外方の環状レール(2)は、等間隔を保って図示を省略 した枠体に上下多段に組付けられ、両環状レール(1)(2)間には、多数のトレー (3)が、四隅部に枢設した走行輪(図示省略)により、走行自在に支持されている 。
【0004】 内方環状レール(1)の両端湾曲部内に設けた図3の左方の駆動スプロケット( 4)と右方の従動スプロケット(5)には、無端チェーン(6)が掛け回され、各ト レー(3)は無端チェーン(6)に止着されて、両環状レール(1)(2)上を両方向に 回走する。(7)はトレー(3)に載置した荷である。
【0005】 上述の回転棚(A)の側方には、搬入コンベヤ(8)と搬出コンベヤ(9)が回転棚 (A)に近接するようにして設置され、両コンベヤ(8)(9)の端部側方には、トレ ー(3)の列に対し直角方向を向く同構造の荷押出し装置(B)が設置されている。
【0006】 上述の回転棚より荷(7)を取り出すには、制御盤(図示省略)の押ボタンを操作 すると、トレー(3)の列が回走して、所望の荷(7)を収納するトレー(3)が右方 の荷押出し装置(B)の直下に停止する。
【0007】 ついで荷押出し装置(B)の荷押出しアーム(図示省略)が前進して、荷(7)を搬 出コンベヤ(9)の端部上に押し出した後所定の位置に後退し、荷(7)は搬出コン ベヤ(9)により搬出される。
【0008】 荷(7)を回転棚に収納するには、荷(7)が搬入コンベヤ(8)の端部まで搬送さ れると、その側方の荷押出し装置(10)が作動して、荷(7)は回転棚に待期する空 のトレー(3)内に押し入れられる。 荷押出しアームの移動範囲は、トレー(3)の横幅に基づいて定められている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上述の従来の荷押出し装置(B)は、案内レールの長さや荷押出しアームの移動 範囲等の寸法を、トレー(3)の横幅に基づいて定めていたので、トレーの横幅が 異なる異種の回転棚に供用することができず、各種類の回転棚毎に設計し直して 製造していたので、製造効率が悪いという問題点があった。
【0010】 本考案は、横幅の異なるトレーを有する異種類の回転棚に共通して使用しうる ようにした回転棚の荷押出し装置を提供することを目的としてい。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、荷を載置する多数のトレーを水平環状に 連結して、随時停止可能に固定させる回転棚において、トレーの列の上方におけ る適宜の支持体に、案内レールを、トレーの列と直角方向に向けて固設し、案内 レールに沿って適宜の動力により往復走行する走行体に荷押出しアームを設け、 支持体に走行体の走行範囲を規制するリミットスイッチを、案内レールの長手方 向に位置調整可能に設けたことを特徴としている。
【0012】
【作用】
案内レールの長さ及び走行体の最大走行範囲を、装着しようとする多種類の回 転棚のトレーのうちの横幅の最大のものに合わせて設定しておき、各回転棚に荷 押出し装置を装着した後、その回転棚のトレーの横幅に応じて、リミットスイッ チの位置を調節することにより、走行体の走行範囲を、そのトレーの横幅に最適 のものとすることができ、もって荷押出し装置を、トレーの横幅が異なる多種類 の回転棚に共用することができる。
【0013】
【実施例】
図1及び図2は本考案の一実施例を示すもので、上述と同一の各部材には、同 一の符号を付して説明を省略する。
【0014】 回転棚(A)におけるトレー(3)の長円形の回走路の端部のうち、駆動スプロケ ット(4)を中心とする半円弧部の中央上方には、本考案の荷搬出用の荷押出し装 置(C)が設けられている。
【0015】 なお、図示は省略してあるが、荷搬入用の荷押出し装置は、上記装置(C)と同 様の構成として、トレー(3)の長円形の回走路の端部のうち、従動スプロケット (4)を中心とする半円弧部の中央上方に配設するか、又は図3に示す搬入コンベ ヤ(8)側の荷押出し装置(B)と同様の位置に配設してもよい。
【0016】 荷押出し装置(C)は、駆動スプロケット(4)を中心とする半円弧部の中央に位 置するトレー(3)の上方における上段の適宜の枠体(図示略)の下面に、トレー( 3)の長円形の回走路の長軸方向に長い支持体(11)が取付金具(12)をもって架設 されている。
【0017】 支持体(11)の下面中央には、全長にわたって案内レール(13)が敷設され、案内 レール(13)には走行体(14)が摺動自在に吊支されている。
【0018】 走行体(14)の下面には、図2において逆向L字形をなす荷押出しアーム(15)が 垂設され、その水平杆(15a)の先端には、トレー(3)の列と平行をなして、荷(7 )の内方(図2の右方)に位置する押出杆(16)が固設されている。
【0019】 支持体(11)の下面内端(図1の右端)一側には、減速モータ(17)が垂設され、そ の回転軸に嵌設した駆動スプロケット(18)と、支持体(11)の下面外端部に枢設し た従動スプロケット(19)には、無端チェーン(20)が掛け回されている。
【0020】 走行体(14)の一側面に突設した突片(21)は、チェーン(20)に止着されて、走行 体(14)は減速モータ(17)の回転により、案内レール(13)に沿って走行する。
【0021】 支持体(11)下面の外端部と内端部には、内外方向に長寸の調節板(22)が、それ ぞれ中央に穿設した長孔(23)において、ボルト(24)をもって案内レール(13)の長 手方向に取付位置調節可能に固定され、両調節板(22)の一端には、それぞれリミ ットスイッチをなす近接センサ(25)が固設され、走行体(14)の他側面における近 接センサ(25)と等高の個所には磁性板(26)が貼設されている。
【0022】 減速モータ(17)により走行する走行体(14)は、その磁性板(26)がいずれかの近 接センサ(25)に近接すると、その信号により停止し、両近接センサ(25)は予めト レー(3)の横幅(L)に対応して、最適の位置に固定されている。
【0023】 上述の本考案装置は、制御盤の押ボタン(図示省略)の操作によりトレー(3)の 列が回送させられ、所望の荷(7)を収納するトレー(3)が荷押出し装置(C)の直 下に停止させられると、走行体(14)が、その磁性板(26)が外方の近接センサ(25) に近接するまで走行して、荷押出しアーム(15)が荷(7)を搬出コンベヤ(9)上に 押し出し、ついで磁性板(26)が後方の近接センサー(25)に近接するまで内方に走 行して停止するように作動させられる。その後、荷(7)は搬出コンベヤ(9)によ り搬出される。
【0024】 したがって、案内レール(13)の長さ及び走行体(14)の最大走行範囲を、装着し ようとする多種類の回転棚(A)のトレー(3)のうちの横幅(L)の最大のものに合 わせて設定しておき、各回転棚(A)に荷押出し装置(C)を装着した後、その回転 棚(A)のトレー(3)の横幅(L)に応じて、近接スイッチ(25)の位置を調節するこ とにより、走行体(14)の走行範囲を、そのトレー(3)の横幅(L)に最適のものと することができ、もって荷押出し装置(C)を、トレー(3)の横幅(L)が異なる多 種類の回転棚(A)に共用することができる。
【0025】 図示を省略した搬入用の荷押出し装置の場合は、図1の荷押出し装置(C)の左 端部に相当する部分がトレー(3)の列の外側に近接するようにして設置され、自 動的に搬入コンベヤ(8)の端部まで搬送された荷(7)を、回転棚(A)に待期する 室の空のトレー(3)内に押し入れる。
【0026】 なお、使用するリミットスイッチは、近接センサ(25)とは限らず、たとえばマ イクロスイッチや光電センサ等も効果的に使用することができる。
【0027】
【考案の効果】
本考案の装置は、リミットスイッチの位置を調節するだけで、大きさの異なる トレーに対応しうるので、回転棚の製造工場においては、予め本装置を多数製作 しておけば、トレーの大きさの異なる回転棚を製作する際にこれを使用して、短 期間で安価に多種類の回転棚を製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の下面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】従来の荷押出し装置を設けた回転棚を略示する
平面図である。
【符号の説明】
(A)回転棚 (B)荷押出し
装置 (1)内方環状レール (2)外方環状
レール (3)トレー (4)駆動スプ
ロケット (5)従動スプロケット (6)無端チェ
ーン (7)荷 (8)搬入コン
ベヤ (9)搬出コンベヤ (11)支持体 (12)取付金具 (13)案内レー
ル (14)走行体 (15)荷押出し
アーム (15a)水平杆 (16)押出し杆 (17)減速モータ (18)駆動スプ
ロケット (19)従動スプロケット (20)無端チェ
ーン (21)突片 (22)調節板 (23)長孔 (24)ボルト (25)近接センサ(リミットスイッチ) (26)磁性板 (L)トレーの横幅

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷を載置する多数のトレーを水平環状に
    連結して、随時停止可能に固定させる回転棚において、
    トレーの列の上方における適宜の支持体に、案内レール
    を、トレーの列と直角方向に向けて固設し、案内レール
    に沿って適宜の動力により往復走行する走行体に荷押出
    しアームを設け、支持体に走行体の走行範囲を規制する
    リミットスイッチを、案内レールの長手方向に位置調整
    可能に設けたことを特徴とする回転棚の荷押出し装置。
  2. 【請求項2】 トレーの回走路を長円形とし、かつ案内
    レールを、前記回送路の一端の半円弧部の中央上方に、
    内端部が前記長円形の長軸に沿って回走路の内方に延出
    するように配設したことを特徴とする請求項1記載の回
    転棚の荷押出し装置。
JP6972292U 1992-09-11 1992-09-11 回転棚の荷押出し装置 Pending JPH0627726U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59212304A (ja) * 1983-05-13 1984-12-01 Daifuku Co Ltd 出庫用荷押し出し手段を備えた回転ラツク装置
JPH024804B2 (ja) * 1980-02-02 1990-01-30 Maruchifuasunaa Corp

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980407