JPH032521Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032521Y2 JPH032521Y2 JP1983185344U JP18534483U JPH032521Y2 JP H032521 Y2 JPH032521 Y2 JP H032521Y2 JP 1983185344 U JP1983185344 U JP 1983185344U JP 18534483 U JP18534483 U JP 18534483U JP H032521 Y2 JPH032521 Y2 JP H032521Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slat conveyor
- conveyor device
- movable
- tire
- conveyance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000000739 chaotic effect Effects 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車製造工場において、吊下げ搬
送装置によつて搬送されてきたタイヤ付き自動車
(完成車など)をスラツトコンベヤ装置上に降ろ
す場合などに採用される搬送設備に関するもので
ある。
送装置によつて搬送されてきたタイヤ付き自動車
(完成車など)をスラツトコンベヤ装置上に降ろ
す場合などに採用される搬送設備に関するもので
ある。
すなわち本考案は、吊下げ搬送装置のダウン部
の下方に、同方向に等速で駆動されるスラツトコ
ンベヤ装置を配設し、前記吊下げ搬送装置側のハ
ンガで支持しているタイヤ付き自動車をダウン部
において前記スラツトコンベヤ装置上に降ろす搬
送設備に関するものである。
の下方に、同方向に等速で駆動されるスラツトコ
ンベヤ装置を配設し、前記吊下げ搬送装置側のハ
ンガで支持しているタイヤ付き自動車をダウン部
において前記スラツトコンベヤ装置上に降ろす搬
送設備に関するものである。
かかる搬送装置に類似するものとして、例えば
特開昭55−82844号公報に見られるようにタイヤ
を取付けていない車体を扱う構成や、実開昭54−
179674号公報を見られるようにタイヤ付き二輪車
を扱う構成が提供されている。そして、同様の構
成にてタイヤ付き自動車を扱つたときの一般例は
第1図に示すようになる。すなわち吊下げ搬送装
置1は、トロリ案内用レール2と、このトロリ案
内用レール2に支持案内されるトロリ3と、この
トロリ3に開閉自在に取付けたハンガ4と、前記
トロリ案内レール2の上方に配設した駆動装置案
内用レール5と、これに支持案内される駆動装置
(チエンなど)6とからなり、前記トロリ3は駆
動装置6の動力を受けて移動し、またハンガ4は
タイヤ付きの自動車7を支持する。前記吊下げ搬
送装置1のダウン部1Aの下方には、多数のスラ
ツト板8を有するスラツトコンベヤ装置9が、同
方向に等速で駆動される状態で配設してある。そ
して前記ハンガ4で支持搬送されてきた自動車7
は、ダウン部1Aにおいて下降してスラツトコン
ベヤ装置9上に着地し、次いでハンガ4が開動す
ることによつて降ろされることになる。このよう
な搬送設備において、特にダウン部1Aではハン
ガ4は揺れており、またハンガ4による自動車7
の支持位置が一定ではないことから、スラツトコ
ンベヤ装置9に対する自動車7の着地位置が幅方
向において不揃いとなり、大きく乱れたときに
は、スラツトコンベヤ装置9からタイヤ10が脱
落するなど種々な問題が生じる。
特開昭55−82844号公報に見られるようにタイヤ
を取付けていない車体を扱う構成や、実開昭54−
179674号公報を見られるようにタイヤ付き二輪車
を扱う構成が提供されている。そして、同様の構
成にてタイヤ付き自動車を扱つたときの一般例は
第1図に示すようになる。すなわち吊下げ搬送装
置1は、トロリ案内用レール2と、このトロリ案
内用レール2に支持案内されるトロリ3と、この
トロリ3に開閉自在に取付けたハンガ4と、前記
トロリ案内レール2の上方に配設した駆動装置案
内用レール5と、これに支持案内される駆動装置
(チエンなど)6とからなり、前記トロリ3は駆
動装置6の動力を受けて移動し、またハンガ4は
タイヤ付きの自動車7を支持する。前記吊下げ搬
送装置1のダウン部1Aの下方には、多数のスラ
ツト板8を有するスラツトコンベヤ装置9が、同
方向に等速で駆動される状態で配設してある。そ
して前記ハンガ4で支持搬送されてきた自動車7
は、ダウン部1Aにおいて下降してスラツトコン
ベヤ装置9上に着地し、次いでハンガ4が開動す
ることによつて降ろされることになる。このよう
な搬送設備において、特にダウン部1Aではハン
ガ4は揺れており、またハンガ4による自動車7
の支持位置が一定ではないことから、スラツトコ
ンベヤ装置9に対する自動車7の着地位置が幅方
向において不揃いとなり、大きく乱れたときに
は、スラツトコンベヤ装置9からタイヤ10が脱
落するなど種々な問題が生じる。
そこで従来では、自動車7のタイヤ(リヤタイ
ヤ)10を案内する固定のガイド板をスラツトコ
ンベヤ装置9の側部に取付けていたが、この場合
に、フロントタイヤ側はハンガ4と干渉するため
取付けが不可能であり、正確な幅規制は行なえな
い。
ヤ)10を案内する固定のガイド板をスラツトコ
ンベヤ装置9の側部に取付けていたが、この場合
に、フロントタイヤ側はハンガ4と干渉するため
取付けが不可能であり、正確な幅規制は行なえな
い。
本考案の目的とするところは、簡単な制御でタ
イヤ付き自動車の幅規制を確実に行なえる搬送設
備の幅規制装置を提供する点にある。
イヤ付き自動車の幅規制を確実に行なえる搬送設
備の幅規制装置を提供する点にある。
上記目的を達成するために本考案における搬送
設備の幅規制装置は、前記ダウン部における前記
スラツトコンベヤ装置の両側に、該スラツトコン
ベヤ装置の搬送方向に沿つて往復移動自在な可動
台を設けると共に、往移動時には可動台を前記ス
ラツトコンベヤ装置と同方向に等速移動させる往
復駆動装置を設け、両可動台に、前記スラツトコ
ンベヤ装置に対して横方向から出退自在な可動枠
と、この可動枠の出退駆動装置とを設け、これら
可動枠の前部に、上位ほど外方のガイド面を有す
るタイヤガイド体を設けて構成している。
設備の幅規制装置は、前記ダウン部における前記
スラツトコンベヤ装置の両側に、該スラツトコン
ベヤ装置の搬送方向に沿つて往復移動自在な可動
台を設けると共に、往移動時には可動台を前記ス
ラツトコンベヤ装置と同方向に等速移動させる往
復駆動装置を設け、両可動台に、前記スラツトコ
ンベヤ装置に対して横方向から出退自在な可動枠
と、この可動枠の出退駆動装置とを設け、これら
可動枠の前部に、上位ほど外方のガイド面を有す
るタイヤガイド体を設けて構成している。
かかる本考案構成によると、ダウン部において
タイヤ付き自動車が降ろされてくる前に、両可動
枠と共にタイヤガイド体を突出動させておくこと
により、降ろされてきたタイヤ付き自動車はタイ
ヤガイド体のガイド面にタイヤが案内されること
になつて、例え大きく揺れていたとしても自動的
に揺れ防止を行ないながら幅規制が行なわれ、そ
の後にスラツトコンベヤ装置に対して着地するこ
とになる。その際にタイヤ付き自動車は吊下げ搬
送装置の搬送力を受けて搬送されているが、これ
はタイヤガイド体が可動台と共に同方向に等速で
移動されていることから、タイヤ付き自動車とタ
イヤガイド体とは搬送方向において相対的に位置
ずれは生じない。
タイヤ付き自動車が降ろされてくる前に、両可動
枠と共にタイヤガイド体を突出動させておくこと
により、降ろされてきたタイヤ付き自動車はタイ
ヤガイド体のガイド面にタイヤが案内されること
になつて、例え大きく揺れていたとしても自動的
に揺れ防止を行ないながら幅規制が行なわれ、そ
の後にスラツトコンベヤ装置に対して着地するこ
とになる。その際にタイヤ付き自動車は吊下げ搬
送装置の搬送力を受けて搬送されているが、これ
はタイヤガイド体が可動台と共に同方向に等速で
移動されていることから、タイヤ付き自動車とタ
イヤガイド体とは搬送方向において相対的に位置
ずれは生じない。
以下に本考案の一実施例を第2図〜第5図に基
づいて説明する。前記ダウン部1Aにおける前記
スラツトコンベヤ装置9の両側に、該スラツトコ
ンベヤ装置9の搬送方向に沿つて往復移動自在な
可動台11が設けられる。すなわち前記スラツト
コンベヤ装置9の両側外方には固定枠12が配設
され、この固定枠12に支持部材13を介して前
記搬送方向に沿つたレール14が取付けてある。
そして可動台11は、前記レール14に複数個の
ローラ15を介して支持案内される。前記可動台
11は前輪用と後輪用とに前後に二分割され、両
者は連結杆16によつて一体化されている。17
は可動台11を往復動させる往復駆動装置で、前
記固定枠12に支持具18を介して回転自在に支
持され且つ前記レール14に沿つた螺子軸19
と、この螺子軸19に螺合し且つ可動台11に取
付けたナツト体20と、前記螺子軸19にサイク
ロ減速機21を介して連動するサーボモータ22
とから構成される。前記可動台11には、前記ス
ラツトコンベヤ装置9に対して横方向から出退自
在な可動枠と、この可動枠の出退駆動装置とが設
けられる。すなわち可動枠は第1段可動枠23と
第2段可動枠24とからなり、第1段可動枠23
の両側に取付けたレール25を前記可動台11に
取付けた複数個のローラ26により支持案内する
と共に、第2段可動枠24の両側に取付けたレー
ル27を前記第1段可動枠23に取付けた複数個
のローラ28により支持案内するように構成して
ある。また出退駆動装置は、可動台11と第1段
可動枠23との間に設けた第1段シリンダ装置2
9と、両可動枠23,24間に設けた第2段シリ
ンダ装置30により構成される。前記第2段可動
枠24の前端には、上位ほど外方のガイド面を有
するタイヤガイド体31が取付けられ、このタイ
ヤガイド体31は、その前面に上位ほど外方とな
る傾斜軸心の周りで遊転自在なローラ32を前記
搬送方向に複数個配設しており、以つて、これら
ローラ32によりガイド面を形成している。
づいて説明する。前記ダウン部1Aにおける前記
スラツトコンベヤ装置9の両側に、該スラツトコ
ンベヤ装置9の搬送方向に沿つて往復移動自在な
可動台11が設けられる。すなわち前記スラツト
コンベヤ装置9の両側外方には固定枠12が配設
され、この固定枠12に支持部材13を介して前
記搬送方向に沿つたレール14が取付けてある。
そして可動台11は、前記レール14に複数個の
ローラ15を介して支持案内される。前記可動台
11は前輪用と後輪用とに前後に二分割され、両
者は連結杆16によつて一体化されている。17
は可動台11を往復動させる往復駆動装置で、前
記固定枠12に支持具18を介して回転自在に支
持され且つ前記レール14に沿つた螺子軸19
と、この螺子軸19に螺合し且つ可動台11に取
付けたナツト体20と、前記螺子軸19にサイク
ロ減速機21を介して連動するサーボモータ22
とから構成される。前記可動台11には、前記ス
ラツトコンベヤ装置9に対して横方向から出退自
在な可動枠と、この可動枠の出退駆動装置とが設
けられる。すなわち可動枠は第1段可動枠23と
第2段可動枠24とからなり、第1段可動枠23
の両側に取付けたレール25を前記可動台11に
取付けた複数個のローラ26により支持案内する
と共に、第2段可動枠24の両側に取付けたレー
ル27を前記第1段可動枠23に取付けた複数個
のローラ28により支持案内するように構成して
ある。また出退駆動装置は、可動台11と第1段
可動枠23との間に設けた第1段シリンダ装置2
9と、両可動枠23,24間に設けた第2段シリ
ンダ装置30により構成される。前記第2段可動
枠24の前端には、上位ほど外方のガイド面を有
するタイヤガイド体31が取付けられ、このタイ
ヤガイド体31は、その前面に上位ほど外方とな
る傾斜軸心の周りで遊転自在なローラ32を前記
搬送方向に複数個配設しており、以つて、これら
ローラ32によりガイド面を形成している。
以下に作用を説明する。すなわちダウン部1A
において自動車7が降ろされてくる前に、可動台
11は第3図実線に示すように搬送方向の後方側
に位置しており、またタイヤガイド体31は、第
2図、第4図実線に示すように、両可動枠23,
24と共に突出動されている。この状態で、降ろ
されてきた自動車7は、大きく揺れていなかつた
ときには、そのままタイヤ10がスラツトコンベ
ヤ装置9のスラツト板8上に着地する。また大き
く揺れていたときには、前記タイヤ10がローラ
32群によるガイド面にガイドされ、その揺れが
阻止されると共にスラツト板8側に導びかれる。
これにより自動車7は、自動的に揺れ防止が行な
われながら幅規制が行なわれることになり、以つ
てスラツトコンベヤ装置9に対する着地は大きく
乱れることなく揃えられる。このような着地作業
時において自動車7は吊下げ搬送装置1の搬送力
を受けて搬送されており、またスラツトコンベヤ
装置9も同方向に等速駆動されている。したがつ
てタイヤガイド体31側が、仮に搬送方向におい
て移動しないものであるときには、ローラ32に
対してタイヤ10が搬送方向に摺接し、場合によ
つては引つかかりが生じて自動車7の姿勢が乱れ
ることになる。これに対して、往復駆動装置17
の作動によつて可動台11は搬送方向と同方向に
等速で移動されており、したがつてタイヤ10と
ローラ32とは搬送方向において相対的に位置ず
れは生せず、以つて降ろされる自動車7の幅規制
は引つかかりなど生ずることなく行なわれる。タ
イヤ10がスラツト板8に着地したのち、ハンガ
4は第4図仮想線に示すように側外方に逃がさ
れ、以つて自動車7とは縁切れされる。またタイ
ヤガイド体31などは第4図仮想線に示すように
退入動され、そして往復駆動装置17の逆作動に
よつて高速で元位置に戻される。
において自動車7が降ろされてくる前に、可動台
11は第3図実線に示すように搬送方向の後方側
に位置しており、またタイヤガイド体31は、第
2図、第4図実線に示すように、両可動枠23,
24と共に突出動されている。この状態で、降ろ
されてきた自動車7は、大きく揺れていなかつた
ときには、そのままタイヤ10がスラツトコンベ
ヤ装置9のスラツト板8上に着地する。また大き
く揺れていたときには、前記タイヤ10がローラ
32群によるガイド面にガイドされ、その揺れが
阻止されると共にスラツト板8側に導びかれる。
これにより自動車7は、自動的に揺れ防止が行な
われながら幅規制が行なわれることになり、以つ
てスラツトコンベヤ装置9に対する着地は大きく
乱れることなく揃えられる。このような着地作業
時において自動車7は吊下げ搬送装置1の搬送力
を受けて搬送されており、またスラツトコンベヤ
装置9も同方向に等速駆動されている。したがつ
てタイヤガイド体31側が、仮に搬送方向におい
て移動しないものであるときには、ローラ32に
対してタイヤ10が搬送方向に摺接し、場合によ
つては引つかかりが生じて自動車7の姿勢が乱れ
ることになる。これに対して、往復駆動装置17
の作動によつて可動台11は搬送方向と同方向に
等速で移動されており、したがつてタイヤ10と
ローラ32とは搬送方向において相対的に位置ず
れは生せず、以つて降ろされる自動車7の幅規制
は引つかかりなど生ずることなく行なわれる。タ
イヤ10がスラツト板8に着地したのち、ハンガ
4は第4図仮想線に示すように側外方に逃がさ
れ、以つて自動車7とは縁切れされる。またタイ
ヤガイド体31などは第4図仮想線に示すように
退入動され、そして往復駆動装置17の逆作動に
よつて高速で元位置に戻される。
第6図はタイヤガイド体31部分の別の実施例
を示す。すなわち複数の遊転ローラ33を介して
ベルト34が配設され、このベルト34によりタ
イヤ10を案内すべく構成してある。35はテン
シヨンローラ、36はばねを示す。なお、この別
の実施例では、第1段可動枠23に取付けたシリ
ンダ装置37をタイヤガイド体31に連結するこ
とで、前実施例で述べた第2段可動枠24を省略
している。
を示す。すなわち複数の遊転ローラ33を介して
ベルト34が配設され、このベルト34によりタ
イヤ10を案内すべく構成してある。35はテン
シヨンローラ、36はばねを示す。なお、この別
の実施例では、第1段可動枠23に取付けたシリ
ンダ装置37をタイヤガイド体31に連結するこ
とで、前実施例で述べた第2段可動枠24を省略
している。
上記実施例では可動枠として2段形式を示した
が、これは1段形式でもよく、さらに3段以上の
複数段形式であつてもよい。
が、これは1段形式でもよく、さらに3段以上の
複数段形式であつてもよい。
上記構成の本考案によると次のような効果を期
待できる。すなわちダウン部においてタイヤ付き
自動車が降ろされてくる前に、両可動枠と共にタ
イヤガイド体を突出動させておくことにより、降
ろされてきたタイヤ付き自動車はタイヤガイド体
のガイド面にタイヤが案内されることになつて、
例え大きく揺れていたとしても自動的に揺れ防止
を行ないながら幅規制を行なうことができ、以つ
てタイヤ付き自動車のスラツトコンベヤ装置に対
する着地は大きく乱れることなく揃えることがで
きる。その際にタイヤ付き自動車は吊下げ搬送装
置の搬送力を受けて搬送されているが、これれは
タイヤガイド体が可動台と共に同方向に等速で移
動されていることから、タイヤ付き自動車とタイ
ヤガイド体とは搬送方向において相対的に位置ず
れは生せず、以つて降ろされるタイヤ付き自動車
の幅規制は引つ掛かりなど生ずることなく確実に
行なうことができる。このように本考案による
と、簡単な制御でタイヤ付き自動車の幅規制を常
に確実に行なうことができる。
待できる。すなわちダウン部においてタイヤ付き
自動車が降ろされてくる前に、両可動枠と共にタ
イヤガイド体を突出動させておくことにより、降
ろされてきたタイヤ付き自動車はタイヤガイド体
のガイド面にタイヤが案内されることになつて、
例え大きく揺れていたとしても自動的に揺れ防止
を行ないながら幅規制を行なうことができ、以つ
てタイヤ付き自動車のスラツトコンベヤ装置に対
する着地は大きく乱れることなく揃えることがで
きる。その際にタイヤ付き自動車は吊下げ搬送装
置の搬送力を受けて搬送されているが、これれは
タイヤガイド体が可動台と共に同方向に等速で移
動されていることから、タイヤ付き自動車とタイ
ヤガイド体とは搬送方向において相対的に位置ず
れは生せず、以つて降ろされるタイヤ付き自動車
の幅規制は引つ掛かりなど生ずることなく確実に
行なうことができる。このように本考案による
と、簡単な制御でタイヤ付き自動車の幅規制を常
に確実に行なうことができる。
第1図は搬送設備の一般例を示す概略側面図、
第2図〜第5図は本考案の一実施例を示し、第2
図は正面図、第3図は側面図、第4図は要部の正
面図、第5図は同一部切欠き側面図、第6図は別
の実施例を示す要部の正面図である。 1……吊下げ搬送装置、1A……ダウン部、4
……ハンガ、7……タイヤ付き自動車、8……ス
ラツト板、9……スラツトコンベヤ装置、10…
…タイヤ、11……可動台、17……往復駆動装
置、19……螺子軸、20……ナツト体、22…
…サーボモータ、23……第1段可動枠、24…
…第2段可動枠、29……第1段シリンダ装置、
30……第2段シリンダ装置、31……タイヤガ
イド体、32……ローラ、34……ベルト。
第2図〜第5図は本考案の一実施例を示し、第2
図は正面図、第3図は側面図、第4図は要部の正
面図、第5図は同一部切欠き側面図、第6図は別
の実施例を示す要部の正面図である。 1……吊下げ搬送装置、1A……ダウン部、4
……ハンガ、7……タイヤ付き自動車、8……ス
ラツト板、9……スラツトコンベヤ装置、10…
…タイヤ、11……可動台、17……往復駆動装
置、19……螺子軸、20……ナツト体、22…
…サーボモータ、23……第1段可動枠、24…
…第2段可動枠、29……第1段シリンダ装置、
30……第2段シリンダ装置、31……タイヤガ
イド体、32……ローラ、34……ベルト。
Claims (1)
- 吊下げ搬送装置のダウン部の下方に、同方向に
等速で駆動されるスラツトコンベヤ装置を配設
し、前記吊下げ搬送装置側のハンガで支持してい
るタイヤ付き自動車をダウン部において前記スラ
ツトコンベヤ装置上に降ろす搬送設備であつて、
前記ダウン部における前記スラツトコンベヤ装置
の両側に、該スラツトコンベヤ装置の搬送方向に
沿つて往復移動自在な可動台を設けると共に、往
移動時には可動台を前記スラツトコンベヤ装置と
同方向に等速移動させる往復駆動装置を設け、両
可動台に、前記スラツトコンベヤ装置に対して横
方向から出退自在な可動枠と、この可動枠の出退
駆動装置とを設け、これら可動枠の前部に、上位
ほど外方のガイド面を有するタイヤガイド体を設
けたことを特徴とする搬送設備の幅規制装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18534483U JPS6093620U (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 搬送設備の幅規制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18534483U JPS6093620U (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 搬送設備の幅規制装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6093620U JPS6093620U (ja) | 1985-06-26 |
JPH032521Y2 true JPH032521Y2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=30400627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18534483U Granted JPS6093620U (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 搬送設備の幅規制装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6093620U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0649554Y2 (ja) * | 1987-03-03 | 1994-12-14 | 日東製網株式会社 | 段重ねした茹でいりこ蒸籠をコンベア上の一定位置に載置するための載置装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5582844A (en) * | 1978-12-14 | 1980-06-21 | Tsubakimoto Koji Hozen Kk | Adjusting device of relative axial angle between driving and driven sprocket |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54179674U (ja) * | 1978-06-08 | 1979-12-19 | ||
JPS6130974Y2 (ja) * | 1981-04-08 | 1986-09-09 |
-
1983
- 1983-11-29 JP JP18534483U patent/JPS6093620U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5582844A (en) * | 1978-12-14 | 1980-06-21 | Tsubakimoto Koji Hozen Kk | Adjusting device of relative axial angle between driving and driven sprocket |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6093620U (ja) | 1985-06-26 |
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