JPS5912024A - 荷物積込装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は荷物積込装置の改良に係り、特に荷物搬送コ
ンベアによって搬送される荷物を、上方が開放された荷
物積載個所に自動的にならべて積載しうるようにした装
置に関する。

上方が開放さ扛た荷物積載個所に荷物を積載しうるよう
にした装置は種々提案されている。例えば、特公昭５２
−４０１０９号公報暫＝社峠吐テなどに開示が見も、＋
する。し かしながら荷物搬送コンベアによって搬送される荷物を
、積載個所の上方の開放空間を利用して、上方からこの
荷物を降下させ、平面的には一方から逐次荷物を積載す
るようにして、簡単な構成かつ容易な操作で荷積を実行
しつるようにしたものは見当らず、このような装置の出
現が望まれていた。

そこでこの発明においては、荷物搬送コンベアの末端と
荷物位置決め手段との間に移送コンベアが連接されてお
り、前記荷物位置決め手段は前記荷物積載個所の上方に
位置するとともに、前後方向および左右方向のＸＹコン
ベア装置およびこれら２方向のストッパが具備され、さ
らに前記前後方向−または左右方向のコンベアの一方は
前記荷物積載個所に降下可能また他方はこの降下に際し
て＃動回避可能としてなる荷物積込装置を提供し、もっ
て前述要望に応えんとするものである。

以下図面を参照しつつこの発明一実施例を詳述する。第
１図において右方を前方、左方を後方、」一方を左方、
下方を右方と称するものとする。

１は図示しない後方フローラツクから前方に荷物を搬送
するべく布設された荷物搬送ベルトコンベアである。

２はベルトコンベアｌの末端に連設された移送ローラコ
ンベアである。ローラコンベア２はその各ローラ２ａが
フレーム２ｂに対して片持状にかつ回転自在に軸支され
、動力Ｍ２によって各ローラ２ａが荷物を前送する向き
に強制回転されるべく構成される。なおコンベア２はコ
ンベア１と共に地上に固定されているものとする。

３はコンベア２に対する接続移送ローラコンベアである
。コンベア３もその各ローラ３ａがローラ２ａと同一ピ
ッチでフレーム３ｂに対して片持状にかつ回転自在に軸
支され、動力Ｍ３によって各ローラ３ａが荷物を前送す
る向きに強制回転されるべく構成される。コンベア３に
はまた、移送方向直角変換コンベア４を設ける。コンベ
ア４はコンベア２および３間にわたって延長される。コ
ンベア４の詳細は第３図図示のように、ローラ２ａおよ
び３ａの間に臨み、これらのローラとは直角方向の軸４
ａまわりに循環可能の複数組のチェーン循環装置４ｂよ
りなる。循環装置４ｂは、実施例では、１つおきのロー
ラ３ａ間に臨んでいて。

図示しない動力Ｍ４と、チェーンおよびそのスプロケッ
トの伝達手段とによって駆動され、各３個つつのスプロ
ケット４ｃに巻掛けられた無端チェーン４ｄが、同−向
きに同−速さで循環される。そして各チェーン４ｄ外周
には位相同一にして適宜の長さ分だけ連続突設した突出
体４ｅを設ける。。

突出体４ｅは、実施例では、チェーン４ｄの１個おきの
リンクに一体のものである。またこの実施例における突
出体４ｅの連続長さは、ロー２２ａ丸・よび３ａの長さ
の和の半分より十分長く形成されている。そして突出体
４ｅは、チェーン４ｄの循環によって、ローラ２ａおよ
び３ａ上端より出没可能に構成されている。また各チェ
ーン４ｄは、動力Ｍ４の停止時において図示のように突
出体４ｅが暦にローラ２ａおよび３ａ上端より没の状態
にあるように、その循環位置が決まるようになされてい
る。コンベア３にはさらに、ストッパ５を設ける。すな
わちストッパ５は詳細は図示しないがコンベア２の下流
位置において、１だローラ２ａ間において上方に炙出し
つるように構成される。

このストッパ５には図示しない公知の荷物当接センサが
設けられているものとする。すなわちコンベア３にはそ
の左方に延長されたコンベア４、およびその左前方にス
トッパ５がそれぞれ設けられているものであり、さらに
これら一体となった装置は前後方向自由回転の車輪付脚
３ｃによって支持されているものである。

６はコンベア５の前方にかつ上り傾斜をなして設けられ
、動力Ｍ６によって荷物を前送する向きに強制駆動され
るべくした、傾斜移送ベルトコンベアである。コンベア
６はその中間を前後方向自由回転車輪イ」脚６ａによっ
て支持される。コンベア６の前端は枠７の後部に支持さ
れる。

８はコンベア６の後端に接続され、枠７の上部左側に支
承された、前後方向ベルトコンベアである。コンベア８
は複数本をある間隔を有して並列配置される。またコン
ベア８は動力Ｍ８によって荷物を前送駆動するべく構成
される。

９はコンベア８相互の空間に設けられ枠７に支承された
移送方向直角変換コンベアである。コンベア９は断面欠
円形のローラを並設してなり、動力Ｍ９で右方向に移送
可能に回転駆動される。なおコンベア９の停止時は図示
したように切欠平面部を上面としてコンベア８上面より
降下しており、回転して円周部が上面となったときはコ
ンベア８上面より上昇した位置になるように構成されて
いるものとする。

１０はコンベア９の右端に連接して設けられた、回動ロ
ーラコンベアである。コンベアＩＯは枠７に左右方向に
軸支された棹１０ａに直角かつ水平にローラ１０ｂを並
列支承してなる。各ローラ１０ｂは動力ＭＩＯｂによっ
て右方向に移送可能に回転駆動される。さらに棹１０ａ
は動力Ｍｌ［、ａによ−）てＩＥ右方向の軸まわりに回
動可能であり、ずなわちローラ１．　Ｏｂは図示水平状
態および下方に垂下する２姿勢を取りつる。

ＩＩはコンベア１００ローラ１０ａ間にベルトコンベア
ｌｌａを並列してなる上下左右動ベルトコンベアである
。枠７にはその右側側壁に上下方向に穿設された溝７ａ
に沿って上下する」二下部月７ｂ、この部材７ｂに対し
て前後に摺動自在の前後部材７ｃが設けられ、コンベア
１１は部月７ｃに支持される。さらにコンベア１１は動
力Ｍ＋Ｆ−よって各ベルトコンベアｌｌａが荷物を前送
する向きに強制回転され、動力Ｍ７ｂによって部ｔｔ７
ｂの上下位置が強制され、動力Ｍ７ｏによって部材７ｃ
の前後位置が強制されるべくなされているものとする。

なお第４図図示の基準状態では、各ローラ１０ｂの上面
が各ベルトコンベアｌｌａの上面より若干上方に位置し
ているものとする。

枠７の上部にはさらに右方向のストッパ７ｄが固設され
ると共に、前方壁７ｅは前方向のストッパとして構成さ
れる。さらに詳細は図示しないがこれらストッパの当接
面には公知の当接センサが設けられているものとする。

枠７の下部には４個の車輪７ｆが前後方向回転自在に軸
支される。なお脚３ｃならびに６ａの車輪および車輪７
ｆは、図示しない前後方向の軌条に沿−って転動するも
のとする。

かくして、コンベア８，９．１０および１１で前後およ
び左右方向のＸＹコンベア装置Ｃが構成される。また枠
７の下部は荷物積載個所Ｐとして構成され、トランクの
荷台などを位置させつるものである。

前述これら各構成中、特に各動力Ｍ２ないしＭｌ】の制
御は、詳細は図示しない公知の制御手段Ｓによってなさ
れるものとする。

以下前述実施例の作用につき、オペレータや制御手段Ｓ
が実行する処理操作を逐次説明しながら、詳述して行く
。。

（＋）　　まずトランクの荷台Ｔなど、荷物を積載すべ
き台を、積載個所Ｐに位置させる１、この場合、コンベ
ア１１の降下した位置が荷物積載個所になるので“、そ
れに合わせて荷台Ｔの左右位置を位置決めし、前後方向
はこの実施例積込装置全体を前後方向に移動させ、かつ
コンベア４およびストソノく５がコノベア２間に介在し
うるように位置決めする。

（２）そのうえで、コンベア１およ０・２を作動させれ
ば、荷物は１個ずつ前進し、寸ずストア　／’　５に当
接する。すると図示しないセンサからの信号が制御手段
Ｓに入力し、制御手段Ｓは動力Ｍ１１を起動いコンベア
４のチェーン循環装置４ｂを図示り方向に一巡させる。

これに伴ない荷物Ｗはコンベア２からコンベア３上に載
せ換えられる。。

（３）　　そしてさらに動力Ｍ３．　Ｍ６およびＭ８の
作動により、コンベア３．６および８は作動し、荷物Ｗ
は前送され、ついには枠７の壁７ｅに当接するに至（４
）　　これに伴ない図示しないセンサからの信号が発信
し、制御手段Ｓはこの信号を受けて、動力Ｍ８を停止し
、動力Ｍ９およびＭｌｏｂを作動させる。伴ない荷物Ｗ
はコンベア９のローラの回動により、右行させられ、コ
ンベアＩＯに移送され、さらに右行してストッパ７ｄに
当接するに至る。

（５）そしてこの当接による図示しないセンサからの信
号が制御手段Ｓに入力してから、これを含めて逐次右行
する荷物の個数を制御手段Ｓがカウントして、規定個数
（例えば荷物Ｗを左右方向にＮ個並列して荷台Ｔ上に載
置するとすれば個数はＮ）に至れば、コンベア９および
１０による荷物の右行を止め、動力Ｍｌ＋を作動してコ
ンベア１１を駆動すると共に、動力Ｍ７ｂを作動して、
部１’７ｂを若干」二肩さぜる。

（６）　　これによってコンベア１０上にＮ個並列した
荷物Ｗは前行させられ、ストッパ７ｅに当接し。

図示しないセンサからの出力を受けて動力ＭＢを停止さ
せる。かくしてＮ個並列した荷物Ｗの前後左右の位置決
めが実行されたことになる。

（７）　　次に動力ＭＢ）ａを作動し、コンベア１０を
水平から垂直にその姿勢を変えると共に、動力Ｍ７ｂを
作動して部材７ｂを降下させる。この場合動力Ｍｌｔ／
′ｉブレーキを作用させておくのが望ましい。′！ｆ。

た降下位置は、オペレータが目視で制御してもよく、ま
たは制御手段Ｓによって逐次その位置を変化させるよう
にしてもよい、っ第２図図示においては、前から４列目
の下から２段目に荷物Ｗを載置する場合のコンベア１０
の位置を示しているものである。

（８）かくして、上下位置が決ま汎ば、次に動力Ｍ７ｃ
を作動して、部材７ｃ従ってコンベア１１を後退させる
。このとき動力Ｍ＋、を作動してコンベア１１上の荷物
を前進させる速さと同−速さて前記後退を実施する。従
って荷物Ｗはその左右前後の位置のまま荷台Ｔ上に載置
されるものである。載置終ればコンベア１１を再度前進
上昇させておく、）（９）　　このような動作をくり返
して、規定段数積み上げたなれば、この発明装置全体（
すなわち、脚３ｃならびに６ａおよび枠７）を荷物Ｗの
載置の作用をくり返し、荷台Ｔ−ヒに荷物Ｗを並べて積
み込むものである。

この発明は前述した実施例にかぎることはないのであっ
て、下記するような変形もまた可能である。

（イ）各コンベアはベルトコンベア、ローラコンベアな
ど公知のコンベアを組み合わせてよく、ただ移送方向を
変換する手段をどのような構成にするかによって、設置
］」二定められる。

（ロ）移送方向を変換する手段は前述実施例に見られる
もののほか、公知の他の構成（例えば実公昭４８−１９
７４８号公報、特開昭４９−９６４６９号公報などに開
示されたもの）になるものであってもよい。

（ハ）　前述実施例ではコンベア１１を昇降可能、コン
ベア１０を回動退避可能としたが、これを反対としても
よく、さらに一方を退避させるのに回動以外の例えば移
動させることにより実施してもよいＯ に）　昇降可能としたコンベア上の荷物をおろすのに、
前述実施例のようにコンベア移送速度とコンベア後退速
度とを等しくして行なう他、例えば押し板を移動させて
コンベア」二の荷物を押しおろすようにしてもよい。

（ホ）荷おろし個所の前後方向の調整は前述実施例のよ
うに、この発明装置全体と荷台との相対前後位置を調整
する他、昇降可能コンベアの前後位置を変えることによ
り実行してもよい。

（へ）荷を積載する個所は、上方開放トランク荷台のほ
か、同様の擬似パレットなどであってもよい。

（ト）その他この発明の技術的思想の範囲内における各
構成の均等物との置換えも、またこの発明の技術的範囲
に含まれるものである。

この発明は以上のとおりであるから、下記する特有かつ
顕著な効果を奏しうるものである。

（１）荷物搬送コンベアの末端と荷物積載個所との間に
、この発明装置を設けるようにしたから、従来の荷物搬
送コンベアに接続して設置することが可能である。

（０）　　荷物位置決め手段は荷物積載個所の上方に位
置させ、位置決めされた荷物を降下させて、載置するよ
うにしたから、上方を開放した、例えば上方開放トラッ
クの荷台や上方開放擬似パレット上に荷物を並べて積載
するのに、正確かつ容易に実行しうる。

（ト）荷物位置決め手段はＸＹコンベアおよび２方向の
ストッパによって構成されているから、荷物位置決めが
確実となり、荷物を正確にならべうるのみならず、コン
ベアの一方が降下するに際し、他方は退避しうるように
したから、支障なく荷物図面はいずれもこの発明実施例
を示し、第１図は全体平面図、第２図は全体側面図、第
３図は第１図のｍ−Ｉｎ断面矢視図、第４図は一部斜面
図である。

ｌ　荷物搬送ベルトコンベア、２・・移送ローラコンベ
ア、３・・接続移送ローラコンベア、６・・傾斜移送ヘ
ルドコンベア、７ｄおよび７ｅ・ストノバ、Ｃ・ｘＹコ
ンベア装置、Ｐ・荷物積載個所。

出願人　新明和工業株式会社

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）荷物搬送コンベアによって搬送される荷物を荷物
   積載個所に積み込むべくした装置であって、前記荷物搬
   送コンベアの末端と荷物位置決め手段との間に移送コン
   ベアが連接されており、前記荷物位置決め手段は前記荷
   物積載個所の上方に位置するとともに、前後方向および
   左右方向のＸＹコンベア装置およびこれら２方向のスト
   ッパが具備され、さらに前記前後方向または左右方向の
   コンベアの一方は前記荷物積載個所に降下可能また他方
   はこの降下に際して退避可能としてなる、前記荷物積込
   装置。
2. （２）　　前記一方のコンベアは前後方向のベルトコン
   ベアであり、さらにこのコンベア装置は前後方向に位置
   移動可能としてなる、特許請求の範囲第１項記載の、荷
   物積込装置。