JPS59212304A - 出庫用荷押し出し手段を備えた回転ラツク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水平の循環経路に於て回動可能に支持された
多数のトレーと、該トレーを移動させる駆動手段とを備
えた回転ランク単体を複数段積層して成る回転ランク装
置に、出庫用荷押し出し手段を組み込んだ回転ランク装
置を提供するものである。

以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
すると、第１図及び第２図に於て、１は多段に積層され
た回転ランク単体であって、夫々、モーター２に伝動チ
ェ２ろを介して連動連結する駆動歯輪４と遊転歯輪５と
の間に掛張された駆動チェノ６と、この駆動チェノ６に
等間装置きに内端部を連結された多数のトレー７と、こ
のトレー７を水平循環経路に於て移動可能に支持する内
側ガイドレール８及び外側ガイドレール９とを備えてい
る。尚、図面では各段の回転ラック単体１を支持するフ
レーム関係を省略し、トレー７も部分的に表している。

１０は入庫位置１１に停止した任意の段のトレー７に荷
を搬入する入庫装置であり、１２は出庫位置１６に停止
した任意の段のトレー７から荷を出庫する出庫装置であ
る。入庫装置１０は、支柱１４にそって昇降移動する可
動ローラーコンベヤ１５と、この可動ローラーコンベヤ
１５上の荷を対応する高さのトレー７上へ押し出すサイ
ドプッシャー１６とを備え、所定高さに位置する可動ロ
ーラーコンベヤ１５上へ荷を搬入する搬入用フンベヤ１
７が併設されている。前記出庫装置１２は、各段の回転
ランク単体１毎に配設された左右一対の荷押し出し手段
１８ａ、１８ｂと、この荷押し出し手段１８ａ、１８ｂ
の何れか一方又は両方によって出庫位置１５にあるトレ
ー７上から押し出される荷を（般出用コンベヤ１９上へ
１駁送する搬出手段２０とから成り、ＭｉＪ記荷ｉｌｌ
’　Ｌ出し手段１８ａ、１８ｂはシリンダー・ピストン
ユニット２１によっ“ζ出退移動自在ｔ１プツシｐ−２
２を倫え、Ｏ；１記搬出手段２０は、支柱２５にそって
昇降移動する可動ローラーコンベヤ２４を備えている。

第３図及び第４図に示すように前記トレー７は、底板２
５、左右両側壁２６、及び内端壁２７を備え、内端壁２
７から後方に突設されたチェンリンク兼用取付は板２８
の両端部に於て、隣接するトレー７どうしがチェンリン
ク６ａによって連結されている。２９はトレー７の前端
部下側に軸支された一対の外側水平軸ローラー、ｉ５０
は１−レーアの内端部下側に軸支された一対の内側水平
軸ローラー、６１は前記チェンリンク６ａの連結用垂直
軸を利用して取付は板１８の下側に軸支された振れ止め
用ローラーである。尚、前記振れ止め用ローラーろ１は
前記内側ガイドレール８に連設した振れ止め用案内溝部
８ａに遊嵌する。

更に前記トレー７は、その底板２５の前端に斜め前方上
方に傾斜して立ち上がる傾斜部２５ａが形成され、両側
壁２６の前端部２６ａは左右両外側に広がるように傾斜
せしめられている。又、底板２５０幅方向中央位置には
、前記傾斜＄２５ａの最高部よりも高さが低く且つ前後
方向にそった仕切ガイド６２が傾斜部２５ａを除く前後
方向の略全域にわたって付設されている。

尚、第１図に於て５５．５４は入庫位置１１のトレー７
とこれに隣接する高さに位置する可動ローラーフンベヤ
１５との間、及び出庫位置１５の１−レーアとこれに隣
接する高さに位置する可動ロー　ラー　’：ｊ　’、ｔ
　ベヤ２４との間に位置するように、各段の回転ラック
単体１毎に架設された中継ガイドプレートであり、６１
記トレー７の底板前端傾斜部２５ａの最高部とｌｉ同一
レベルに位置している。

ｎｉｌ記出庫装置１２に於ける一対の荷押し出し手段１
８ａ、１８ｂの各プッシャー２２は、第６図及び第７図
に示されるように、夫々左右一対のガイドレール５５に
水平軸ローラー′！５６を介して移動可能に支持された
可動台６７にブラケット６８を介して吊り下げられＣお
り、前記一対のガイドレール５５は、上段の回転ランク
単体１に於ける内外ガイドレール８，９の下側にブラケ
ット６９ａ　＝　５９　ｃを介して取イ」けられている
。又、前記シリンダー・ピストンユニット２１は前記一
対のガイドレール６５の中間位置に配置され、そのシリ
ンダー２１ａは、ガイドレール６５の後端部を支持する
ブラケソ１５９０に軸支され、ピ゛ストンロンド２１ｂ
の先端は前記可動台５７に枢着されている。尚、前記可
動台３７、ブラダ７１・３８、＆［ブツシャ−２２は、
第６図実線で示すトレー水平循環経路の中央空間ｎ４ｏ
内に設定された後退限位置と第６図仮想線で示すトレー
前方の前進限位置との間で、出庫位置１３に位置するト
レー７の上方空間を経て往復移動し得る。勿論、一対の
ガイドレール６５及びシリンダー・ビス゛トンユニット
２１は、トレー７上に支持された荷の移動経路より上方
に位置する。

上記のように構成された回転ランク装置に於て、入庫作
業を行うときは、入庫対象のトレー７を倫えた回転ラッ
ク単体１のモーター２を稼動させてトレー７群を水平循
環経路に於て回動させ、入庫対象ル−フを入庫位置１１
に呼び出す。一方、入庫すべき荷を搬入用コンベヤ１７
より受は継いだ入庫装置１０の可動ローラーコンベヤ１
５を、が１記入庫位置１１に呼び出された入庫対象ル−
１に隣接する中継ガイドプレート６３の高さまで昇降移
動させる。この後、サイドプッシャー１６を横動させて
可動ローラーコンベヤ１５上の荷を、中継ガイドプレー
ト６３を経由させて入庫対象ル−フ上へ押し出す。この
とき、入庫１べき荷が第３図仮想線で示すようにトレー
７の左右両側壁２６間に丁度収まる大幅の荷４１である
場合は、その中央部がトレー１の底板上仕切ガイド６２
によって支持され、左右何４′シかの側辺のみがトレー
底板２５上に当接し、若干傾斜することになる。この大
幅の荷４１の傾斜角度が、トレー７を安全に回動させる
ことが出来る程度となるように仕切ガイド６２の高さを
設定し−ζいる。

入庫〉°る荷が第３図仮想線で示すように、トレー７の
仕切ガイド３２で分割された左右両側の区画に丁度収ま
る小幅の荷４２であるときは、１；Ｉ記仕切ガイド５２
の左右両側の区画の内、前記小幅の荷４２を入庫ずべき
区画に対応するように、前記入庫装置１０の可動ローラ
ーコンベヤ１５上に当該荷４２を移載し、この荷４２を
サイドプッシャ−１６でトレー７上に於ける左右何れか
の入庫対象区画へ押し入れる。尚、可動ローラーコンベ
ヤ１５上に於ける小幅の荷４２の位置決めには、この可
動ローラーコンベヤ１５の中央位置に設けられた出退自
在のストッパー（図示省略）が使用される。勿論、Ｆレ
ーア上に於ける左右一対の区画の両方に小幅の荷４２を
同時に移載することも出来る。

出庫作業は次のように行われる。即ち、出庫対象の荷を
収納したトレー７を有する回転ラック単体１のモーター
２を稼動させてトレー７群を水平循環経路に於て回動さ
せ、出庫対象トレー７を出庫位置１５に呼び出す。一方
、出庫装置１２に於ける搬出手段２０の可動ローラーコ
ンベヤ２４を、前記出庫位置１５に呼び出された出庫対
象トレー１に隣接する中継ガイドプレート３４の高さま
で昇降移動させる。この後、荷押し出し手段１８ａ、１
８ｂの両方又は一方のシリング−・ピストンユニット２
１を稼動させ、その可動台ろ７をガイじレール′５５に
案内させ乍ら前進させることにより、後退限位置にある
プッシャー２２を前進限位置まで前進移動させる。この
結果、出庫位置１６にあるトレー７上の荷４１又は４２
は当該プッシャー２２により中継ガイドプレート６４を
経由して前記可動ローラーコンベヤ２４上へ押し出さレ
ル。この後、該可動ローラーコンベヤ２４を搬出用コン
ベヤ１９に接続する高さまで昇降移動させ、前記可動ロ
ーラーコンベヤ２４と１駁出用コンベヤ１？とによっ゛
（出庫した荷を１駁出する。尚、出庫づる荷が大幅の荷
４１であるときは、０：１記荷押し出し手段１８ａ、’
１８ｂの両方を稼動させ、左右一対のプッシャ−２２に
より当該荷４１を押し出し、小幅の荷４２であるときは
、その出庫対象の小幅の荷４２に対応する何れか一方の
荷押し出し手段１８ａ又は１８ｂ（同一トレーア上の２
つの小幅の荷４２を同時に出庫するときは両方の荷押し
出し手段１８ａ、１８ｂ）を作動させる。

本発明の回転ランク装置は以上のように実施し使用し得
るものであって、水平の循環経路に於て回動可能に支持
された多数のトレーと、該トレーを移動さ°仕る駆動手
段とを備えた回転ランク単体を複数段積層して成る回転
ランク装置に於て、各段の回転ランク単体に於１３る出
庫位置に、トレーの水平循環経路に於ける中央空間部と
トレーｆ＋ｊＩ方位置との間を該トレー上方空間を経て
往復移動自在なプッシャーと、該プッシャーを往復移動
′させるンリンダー・ピストンユニットとを備えた荷押
し出し手段を設けて成るものであるから、出庫位置に呼
び出した任意の段の出庫対象トレー上の荷を、手作業で
はなく前記シリング−・ピストンユニ’ｚ　Ｆによって
駆動されるプ・７シヤーにより強制的にトレー前方へ押
し出すことが出来る。従って、出庫作業を容易且つ能率
的に行うことが出来るのである。しかも前記荷押し出し
手段を各段の回転ランク単体毎に設けたこと、そしてそ
の荷押し出し手段に於ける前記プッシャーを支持するガ
イドレール及び前記シリングー・ピストンユニットは、
上下のトレー水平循環経路間に配設したこととによって
、荷押し出し手段が極めて構造簡単なものとなり、安価
に実施し得る。

尚、実施例では左右一対の荷押し出し手段１８ａ、１１
３ｂを並設したが、トレー７が１つの荷を支持するもの
であれば、１つの荷押し出し手段を配設ずれば良い。又
、この荷押し出し手段によってトレーの前方へ押し出さ
れる荷を受は取る側の装置は、実施例に示したものに限
定されない。例えば、各段の回転ランク単体１毎に荷置
出用コンベヤを配設し、この荷１般出用フンベヤ上へ直
接トレー上の荷を荷押し出し手段で押し出すようにして
も良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は概略平面図、第２図は４既略正面図、第３図は
要部の平面図、第４図は同紙断側面図、第５図は同背面
図、第６図は荷押し出し手段の詳細を示す縦断側面図、
第７図は同正面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水平の循環経路に於て回動可能に支持された多数のトレ
   ーと、該トレーを移動させる駆動手段とを備えた回転ラ
   ンク単体を複数段積層して成る回転ラック装置に於“ζ
   、各段の回転ランク単体に於ける出庫位置に、トレーの
   水平循環経路に於ける中央空間部とトレー能力位置との
   間を該トレー上方空間を経て往復移動自在なプッシャー
   と、該プッシャーを往復移動させるシリンダー・ピスト
   ンユニットとを備えた荷押し出し手段を設け、前記プッ
   シャーを支持するガイドレール及び前記シリンダー・ピ
   ストンユニットは、上下のトレー水平循環経路間に配設
   して成る出庫用荷押し出し手段を備えた回転ランク装置
   。