JPH0627455U - 押出型材製ブロック材の結合構造 - Google Patents

押出型材製ブロック材の結合構造

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JPH0627455U
JPH0627455U JP7039392U JP7039392U JPH0627455U JP H0627455 U JPH0627455 U JP H0627455U JP 7039392 U JP7039392 U JP 7039392U JP 7039392 U JP7039392 U JP 7039392U JP H0627455 U JPH0627455 U JP H0627455U
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JP7039392U
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巌 越智
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Nippon Fruehauf Co Ltd
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Nippon Fruehauf Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミ等押出型材製ブロック材の軽量化を計
ると共に結合方向あるいはそれに直角方向に作用するい
ずれ方向の力に対しても充分に耐力のある中空型材の結
合構造を提供する。 【構成】 アルミ押出材製のブロック材Pの片側開口端
縁に雄型係合部1を、又反対側開口端縁に雌型係合部2
を設け、前記雄型係合部1に外向嵌合凸部1aと該外向嵌
合部の基部の外向嵌合凹部1bを左右に設け、又前記雌型
係合部2には内向嵌合凸部2aと該内向嵌合凸部2aの基部
に内向嵌合凹部2bを左右に設け、雄型係合部1を雌型係
合部2内に嵌入して嵌合凸部と嵌合凹部を互に係合させ
たのち、押圧部材4を圧入することによって結合するよ
うにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アルミニウム等の押出型材製ブロック材(図1(a)のP1,P2、図 1(b)のP1′,P2′)の結合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、バン型車両の壁面、トラックの煽、あるいは軽量渡し板等にアルミニウ ムの押出型材製ブロック材がよく使用されている。例えば複数枚の中空押出型材 を重ね合せてなるトラック等車両のアオリ構造においては、すべてのパネルが通 しボルト及びナットにより結合されていた(たとえば実公昭54−40563号参照) 。このため従来は、ボルト挿通孔をあける必要があること、ボルトによるパネル のボルト締め工数がかゝること、等の為パネルの結合作業が非常に面倒で、かつ 組立てられたパネルの重量が嵩むという問題があった。 このような問題を解決するため、図13〜図15に示すような連結ボルト・ナ ットを使用しないパネルの結合構造(実公昭61−2141号参照)。あるいは、図示し ていないが複数枚の押出型材製ブロック材を重ねあわせ、そのあわせ部を溶接接 合したアオリ等の結合構造が提案された。これによると、たしかに従来の問題点 が大巾に改善されてはいるが、結合部の信頼性、特に結合方向と直角方向に作用 する力に対して難点があると共に、溶接構造のものにあっては、熱変形・強度低 下・スパッタの養生等に対する配慮が必要であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の従来の問題点に鑑みて考案されたもので、押出型材製ブロック 材の軽量化を計ると共に結合方向あるいはそれに直角方向に作用するいずれ方向 の外力に対しても、押出型材製ブロック材の雄型係合部と雌型係合部との嵌合時 に生ずる嵌合空隙を、押圧部材で零となるようにして充分に耐力のある中空型材 の結合構造を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
アルミ押出材製のブロック材Pの片側開口端縁に雄型係合部1を、又反対側開 口端縁に雌型係合部2を設け、前記雄型係合部1に外向嵌合凸部1aと該外向嵌合 部の基部の外向嵌合凹部1bを左右に設け、又前記雌型係合部2には内向嵌合凸部 2aと該内向嵌合凸部2aの基部に内向嵌合凹部2bを左右に設け、雄型係合部1を雌 型係合部2内に嵌入して嵌合凸部と嵌合凹部を互に係合させたのち、雄型係合部 1の内面間に押圧部材4を圧入することによって、嵌合部にガタを生じない、か つ高剛性の結合構造を得ることにある。
【0005】
【実施例】
図1(a)でP1,P2或いは図1(b)でP1′,P2′は上下に結合しようとする 押出型材製ブロック材で、A矢視部に本考案の結合構造を適用する。押出型材製 ブロック材Pの一端縁に雄型係合部、同じく他端縁に雌型係合部2が設けられて いる。図2で雄型係合部1は互に反対の方向を向いた外向嵌合突部1aと該外向嵌 合突部1aの基部に雌型係合部の内向嵌合凸部2aと係合する外向嵌合凹部1bを備え ている。雄型係合部1の内面は空域部3側に向って開く勾配θを備えた勾配面1c となっている。又雄型係合部1は中間リブ1dから延出しているので適当な弾性( 可撓性)を有している。
【0006】 雌型係合部2も同様に内向嵌合凸部2aと外向嵌合凹部2bを備えている。4(図 3)は前記雄型係合部1の勾配面1c,1c間に圧入する押圧部材で、溝状をなして いる。そして、勾配面1cと同様側面は勾配θを有する勾配面4aとなっている。又 雌型係合部は中間リブ1dに接近させているので高剛性となっている。 このような構造の雄型係合部1を雌型係合部2内に嵌入したのち、押圧部材4 をこの勾配面1c,1c間に機械力で嵌め、ブロック材とブロック材を強固に嵌合固 着する(図4)。なおこの場合、図5に示すように適宜な弾性を有する雄型係合 部1と高剛性の雄型係合部2の2つの凹凸嵌合部には嵌合状態で空隙5が形成さ れる(これは嵌合部のはめあい精度により生ずるものである)。この空隙5を押 圧部材4を圧入することによって完全になくすならば、結合部は一体化し恒久的 にガタを生ずることがない。
【0007】 図6は押圧部材4を嵌入する押圧機の一例である。6a,6bは1対の押圧板であ る。これら押圧板6a,6bはロッド7とリンク8で連結されている。ただしロッド 7は一端でシリンダ10内を往復動するピストン9に連結されている。図6(a) の状態で空域部3内に図1のX方向に挿入し、ピストン9を図6(b)の如く駆動 すると押圧板6a,6bが拡開するので、一方の押圧板6a,6aによって押圧部材4を 押し込む。すると雄型係合部1が外に向って拡がるので、雄型係合部1と雌型係 合部2が固着される。
【0008】 図8〜図12は押圧部材の他の例を示す。図8は断面T型の押圧部材11であ る。雄型係合部1の片側内面に弧状凹部11a が設けられ、これにT型の押圧部材 11の一辺の端を係合させ、曲率の大きな円弧面に形成した他側内面に沿ってT 型押圧部材11の他の辺を回動させることによって外側に押圧して拡開し、両係 合部を結合する。 図9は図4に示した形状を逆にした場合について示したもので、雌型係合部に 設けた押圧部材嵌入溝12に断面コ型押圧部材13を押込み、くさび作用によっ て雄型嵌合部を内側に締め込んで結合するようにしたものである。 図10は押圧片14aと14bがピボット結合15されたものである。雄型係合部の 内面には押圧片14a,14bの先端が嵌る凹溝16が設けられている。 図11は押圧部材17を図4に示した方向(矢印X)とは反対の方向から圧入 した場合の実施例である。この場合図6の押圧機に変えて例えば液圧チュ−ブ1 8が用いられる。液圧チュ−ブ18を図12に示したように空隙19内に挿入し て膨張させ、押圧部材17をY方向に押圧して結合する。 なお、上述の説明では雄型係合部1及び雌型係合部2をそれぞれのブロック材 の両端に対称位置に配置したが、これを非対称位置に配置させても本考案の目的 を達することができることは勿論である。
【0009】
【効果】 アルミ押出型材の雌型嵌合部と雄型嵌合部を結合した後、雄型係合部の内壁面 に押圧部材を押し込んで固着するようにした。これにより雄雌嵌合方向は勿論の こと雄雌嵌合方向と直角方向に作用する外力に対しても充分に耐えられる構造と なるばかりでなく、溶接のない構造であるので、結合に際し熱変形・強度低下・ 結合に要する工数も削減される。さらには外観もよくなり、アルミ押出中空パネ ル材の応用範囲を一段と向上することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の結合構造を備えた中空押出型材の斜視
図。
【図2】図1のA矢視部(結合部)の詳細図。
【図3】押圧部材の斜視図。
【図4】押出型型材製ブロック材を結合した状態を示
す。
【図5】図4のB矢視部詳細図。
【図6】押圧機の一例を示す。
【図7】押圧機により押圧部材を押し込んでいる状態を
示す。
【図8】結合構造の第2実施例でT型押圧部材を使用し
た例。
【図9】結合構造の第3実施例。
【図10】結合構造の第4実施例。
【図11】結合構造の第5実施例(押圧材の圧入方向が
逆の場合)。
【図12】図11の状態からさらに押圧部材を押し込ん
で結合を完了した状態。
【図13】連結ボルトを使用しない押出パネルの結合構
造の第1例。
【図14】連結ボルトを使用しない押出パネルの結合構
造の第2例。
【図15】連結ボルトを使用しない押出パネルの結合構
造の第3例。
【符号の説明】
1,P2 押出型材製ブロック材 1 雄型係合部 1a 外向嵌合凸部 1b 外向嵌合凹部 1c 勾配面 2 雌型係合部 2a 内向嵌合凸部 2b 内向嵌合凹部 3 空域部 4 押圧部材 4a 勾配面 5 空隙 6a,6b 押圧板 7 ロッド 8 リンク 9 ピストン 10 シリンダ 11 押圧部材 12 押圧部材嵌入溝 13 断面コ型押圧部材 14a,14b 押圧片 15 ピボット結合 16 凹溝 17 硬質弾性体 18 液圧チュ−ブ 19 空隙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミ等の押出材製ブロック材(P)の片
    側開口端縁に雄型係合部(1)を、又反対側開口端縁に雌
    型係合部(2)を設け、前記雄型係合部(1)に外向嵌合凸
    部(1a)と該外向嵌合部の基部の外向嵌合凹部(1b)を左右
    に設け、又前記雌型係合部(2)には内向嵌合凸部(2a)と
    該内向嵌合凸部(2a)の基部に内向嵌合凹部(2b)を左右に
    設け、雄型係合部(1)を雌型係合部(2)内に嵌入して嵌
    合凸部と嵌合凹部を互に係合させたのち、雄型係合部
    (1)の内面間に押圧部材(4)を圧入することによって結
    合するようにした押出型材製ブロック材の結合構造。
JP7039392U 1992-09-16 1992-09-16 押出型材製ブロック材の結合構造 Pending JPH0627455U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101351786B1 (ko) * 2012-01-27 2014-01-16 한밭대학교 산학협력단 복합소재로 이루어진 철도차량용 구조물의 슬롯결합 구조 및 그것이 적용된 철도차량
KR101351791B1 (ko) * 2012-01-27 2014-01-16 한밭대학교 산학협력단 철도차량용 구조물의 슬롯결합 구조 및 그것이 적용된 철도차량

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