JPH0627447U - 車両用フロントリッドのヒンジシール構造 - Google Patents
車両用フロントリッドのヒンジシール構造Info
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- JPH0627447U JPH0627447U JP6375092U JP6375092U JPH0627447U JP H0627447 U JPH0627447 U JP H0627447U JP 6375092 U JP6375092 U JP 6375092U JP 6375092 U JP6375092 U JP 6375092U JP H0627447 U JPH0627447 U JP H0627447U
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- Japan
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- hinge
- seal
- front lid
- lid
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヒンジシールの改良を図って、シール性を向
上することを目的とするものである。 【構成】 ヒンジ6のフロントリッド7側取付端部が貫
通される貫通穴12Aを有すると共に、フロントリッド
7とヒンジ6間及び該ヒンジ6とシールリッド11間を
シールするシール部を有する弾性体からなるヒンジシー
ル12を設ける。ヒンジシール12は板状ではなくブロ
ック形状であるため変形し難く、又、フロントリッド7
には接着され、該フロントリッド7とエンドフィニッシ
ャ8との間に挟持されるため、シールリッド11に強く
圧接し、フロントリッド7とヒンジ6との間及びヒンジ
6とエンドフィニッシャ8との間を確実にシールする。
上することを目的とするものである。 【構成】 ヒンジ6のフロントリッド7側取付端部が貫
通される貫通穴12Aを有すると共に、フロントリッド
7とヒンジ6間及び該ヒンジ6とシールリッド11間を
シールするシール部を有する弾性体からなるヒンジシー
ル12を設ける。ヒンジシール12は板状ではなくブロ
ック形状であるため変形し難く、又、フロントリッド7
には接着され、該フロントリッド7とエンドフィニッシ
ャ8との間に挟持されるため、シールリッド11に強く
圧接し、フロントリッド7とヒンジ6との間及びヒンジ
6とエンドフィニッシャ8との間を確実にシールする。
Description
【0001】
本考案は、車両用フロントリッドのヒンジシール構造に関し、特に、フロント リッドとヒンジ間及び該ヒンジと車体表面部材側間のシール性を向上する技術に 関するものである。
【0002】
従来、キャブオーバ型トラック等の車両において、フロントリッドが設けられ ているものがある(実開平3−84283号参照)。 このフロントリッドは、キャブ前面に配置され、車体表面部材としてのフロン トパネルのエンドフィニッシャ側にヒンジを介して開閉自在に取り付けられてい る(実開平3−83150号及び実開平3−83179号参照)。
【0003】 図4及び図5は従来のフロントリッドにおけるヒンジ部の構造を示しており、 ヒンジ1は、フロントリッド2を取り付ける取付部2Aと、エンドフィニッシャ 3側に回動自由に連結される連結部2Bとから構成される。
【0004】
ところで、このような従来のヒンジ部において、フロントリッド2とエンドフ ィニッシャ3との間をシールするため、図5のように、シールリッド4をエンド フィニッシャ3に固着取付するようにしている。 しかし、ヒンジ部分は部品の重なりが多く、シールリッド4のみではシールし きれない。このため、ヒンジ1のシールリッド4との当接端部に板状のヒンジシ ール5(図6参照)を貫通取付し、該ヒンジシール5をシールリッド4とフロン トリッド2とに接触させて、該接触部のシールを行い、フロントパネル内に水滴 が落下することがないようにしている。
【0005】 しかし、かかる構成にあっては、ヒンジシール5が板状であるため、変形し易 く、特に、ヒンジ1とフロントリッド2との間のシール性が不十分であり、フロ ントパネル内に水滴が落下するのを確実に防止できない。 本考案は如上のような従来の問題に鑑み、ヒンジシールの改良を図って、シー ル性を向上することを目的とするものである。
【0006】
このため、本考案は、キャブ前面に配置したフロントリッドを車体表面部材側 に開閉自在に取り付けるヒンジに装着されるヒンジシールを、前記ヒンジのフロ ントリッド側取付端部が貫通される貫通穴を有すると共に、フロントリッドとヒ ンジ間及び該ヒンジと車体表面部材側に装着されたシールリッド間をシールする シール部を有するブロック形状の弾性体から構成した。
【0007】
ヒンジシールは、フロントリッドとヒンジとの間をシールすると共に、シール リッドに接触して、ヒンジとエンドフィニッシャとの間をシールする。 この場合、ヒンジシールは板状ではなくブロック形状であるため変形し難く、 又、フロントリッドとエンドフィニッシャとの間に挟持されるため、シールリッ ドに強く圧接し、フロントリッドとヒンジとの間及びヒンジとエンドフィニッシ ャとの間を確実にシールする。
【0008】
以下、添付された図面を参照して本考案を詳述する。 図1及び図2はフロントリッドにおけるヒンジ部の構造を示しており、ヒンジ 6は、フロントリッド7を取り付ける取付部6Aと、エンドフィニッシャ8側に 回動自由に連結される連結部6Bとから構成される。
【0009】 即ち、取付部6Aはフロントリッド7にボルト9とナット10によって締結さ れる。又、連結部6Bは図示しないヒンジピンによってエンドフィニッシャ8側 の支持部に回動自由に支承される。 エンドフィニッシャ8のヒンジ6との接触面にはシールリッド11が固着取付 される。
【0010】 ここで、ヒンジ6のフロントリッド7側取付端部が貫通される貫通穴12Aを 有すると共に、フロントリッド7とヒンジ6間及び該ヒンジ6とシールリッド1 1間をシールするシール部を有する弾性体からなるヒンジシール12が設けられ ている。 このヒンジシール12は、図3に示すように、略半月形のブロック形状の弾性 体から構成され、方形状の貫通穴12Aが形成されている。この貫通穴12Aは ヒンジ6のフロントリッド7側取付端部よりも若干小さく形成される。尚、ヒン ジシール12は、ゴム等の弾性部材の打ち抜き品或いは成形(発泡)品から構成 される。
【0011】 かかるヒンジシール12のフロントリッド7側の表面には両面テープ13が貼 られており、ヒンジシール12は、両面テープ13によってフロントリッド7内 面に接着される。尚、両面テープ13はヒンジシール12のフロントリッド7側 の表面全体ではなく部分的に貼っても良い。 かかる構成のヒンジシール12は、フロントリッド7とヒンジ6との間をシー ルすると共に、シールリッド11に接触して、ヒンジ6とエンドフィニッシャ8 との間をシールする。
【0012】 この場合、ヒンジシール12は板状ではなくブロック形状であるため変形し難 く、又、フロントリッド7には接着され、該フロントリッド7とエンドフィニッ シャ8との間に挟持されるため、シールリッド11に強く圧接し、フロントリッ ド7とヒンジ6との間及びヒンジ6とエンドフィニッシャ8との間を確実にシー ルする。
【0013】 尚、ヒンジシール12は、両面テープ13によってフロントリッド7内面に接 着しなくとも良い。 以上のようにフロントリッド7とヒンジ6との間及びヒンジ6とエンドフィニ ッシャ8との間のシール性を向上できる結果、フロントパネル内に水滴が落下す るのを確実に防止することができる。
【0014】 尚、本考案は実施例の構成に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範 囲に基づいて種々の変更が可能である。
【0015】
以上説明したように本考案は、キャブ前面に配置したフロントリッドを車体表 面部材側に開閉自在に取り付けるヒンジに装着されるヒンジシールを、前記ヒン ジのフロントリッド側取付端部が貫通される貫通穴を有すると共に、フロントリ ッドとヒンジ間及び該ヒンジと車体表面部材側に装着されたシールリッド間をシ ールするシール部を有するブロック形状の弾性体から構成したから、フロントリ ッドとヒンジとの間及びヒンジと車体表面部材との間のシール性を向上できる結 果、フロントパネル内に水滴が落下するのを確実に防止することができるもので ある。
【図1】 本考案に係る車両用フロントリッドのヒンジ
シール構造の一実施例を示す正面図
シール構造の一実施例を示す正面図
【図2】 図1中B−B矢視断面図
【図3】 同上実施例のヒンジシールの斜視図
【図4】 従来のヒンジシール構造の一実施例を示す正
面図
面図
【図5】 図1中A−A矢視断面図
【図6】 同上従来例のヒンジシールの斜視図
6 ヒンジ 6A 取付部 6B 連結部 7 フロントリッド 8 エンドフィニッシャ 11 シールリッド 12 ヒンジシール 12A 貫通穴
Claims (1)
- 【請求項1】 キャブ前面に配置したフロントリッドを
車体表面部材側に開閉自在に取り付けるヒンジに装着さ
れるヒンジシールを、前記ヒンジのフロントリッド側取
付端部が貫通される貫通穴を有すると共に、フロントリ
ッドとヒンジ間及び該ヒンジと車体表面部材側に装着さ
れたシールリッド間をシールするシール部を有するブロ
ック形状の弾性体から構成したことを特徴とする車両用
フロントリッドのヒンジシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992063750U JP2576356Y2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 車両用フロントリッドのヒンジシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992063750U JP2576356Y2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 車両用フロントリッドのヒンジシール構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627447U true JPH0627447U (ja) | 1994-04-12 |
JP2576356Y2 JP2576356Y2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=13238397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992063750U Expired - Fee Related JP2576356Y2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 車両用フロントリッドのヒンジシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576356Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5798979U (ja) * | 1980-12-11 | 1982-06-17 | ||
JP3019782U (ja) * | 1993-10-21 | 1996-01-12 | 貫一郎 津田 | 補助雨具 |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP1992063750U patent/JP2576356Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5798979U (ja) * | 1980-12-11 | 1982-06-17 | ||
JP3019782U (ja) * | 1993-10-21 | 1996-01-12 | 貫一郎 津田 | 補助雨具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2576356Y2 (ja) | 1998-07-09 |
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