JPH0627445U - 車体構造 - Google Patents

車体構造

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JPH0627445U
JPH0627445U JP6349992U JP6349992U JPH0627445U JP H0627445 U JPH0627445 U JP H0627445U JP 6349992 U JP6349992 U JP 6349992U JP 6349992 U JP6349992 U JP 6349992U JP H0627445 U JPH0627445 U JP H0627445U
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JP
Japan
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striker
rear panel
vehicle body
body structure
bulging
Prior art date
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Pending
Application number
JP6349992U
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English (en)
Inventor
容一 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷物の衝突を防止した上で、構成部品の取付
け強度を確保すると共に、取付け作業性や調整作業性を
向上させることができる車体構造を提供する。 【構成】 車体のリヤパネル1の内面側に補強部材12
が取り付けられ、この補強された部分に、トランクリッ
ド3をロックするロック装置4の構成部品としてのスト
ライカ5が配設された車体構造において、前記補強部材
12は、前記ストライカ5がトランクルームT内側に取
り付けられる取付け面部13と、この取付け面部13の
両側にトランクルームT内側に突出する膨出部14とを
有し、該膨出部14と前記リヤパネル1との間で閉断面
部18が形成され、該膨出部14の突出量H1は、前記
ストライカ5の厚みH2より大きく形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のトランクリッドのロック装置の構成部品が取り付けられ るリヤパネル側の車体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からこの種のものとしては、例えば図3乃至図5に記載されたようなもの がある。図3に示すように、車体の後端部には、リヤパネル1が設けられ、この リヤパネル1の車室内側には補強部材2が配設されている。この補強部材2は、 主に図4に示すように、周縁部に形成されたフランジ部2aがリヤパネル1にス ポット溶接されることにより、この補強部材2とリヤパネル1との間で閉断面部 が形成されている。そして、この閉断面部内で、補強部材2に、トランクリッド 3をロックするロック装置4の構成部品であるストライカ5がボルト6止めされ ている。このストライカ5は、切欠部2bを介して閉断面部内に挿入されて配設 されるようになっている。また、トランクリッド3側には、そのストライカ5に 係脱するロック部材7(ロック装置4の他の構成部品)が配設されている。その 係脱は、リヤパネルレインフォース20に設けられた開口20aを介して行われ るようになっている。
【0003】 そのトランクリッド3の閉時の衝撃は、ストライカ5等に作用するため、この ストライカ5は所定の強度を有する箇所に取り付けなければならない。従って、 この従来例のように、ストライカ5を補強部材2等で形成される閉断面部内に配 設するようにしている。
【0004】 また、ストライカ5を閉断面部内に配設することにより、このストライカ5に トランクルームT内の荷物が当り、この荷物が損傷するようなことがない。
【0005】 なお、トランクリッド3の下側には、バンパ8が配設されている。
【0006】 この種のものとしては、例えば特開昭59−74265号公報に記載されたよ うなものがある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものにあっては、そのストライカ5を閉断面 部内に配設するようにしているため、補強部材2に切欠部2bを形成する必要が あることから剛性が低下する。また、その切欠部2bを介してストライカ5の配 設やオープナーケーブルの調整等を行っているため作業性が悪い、という問題が ある。
【0008】 そこで、この考案は、荷物の衝突を防止した上で、構成部品の取付け強度を確 保すると共に、取付け作業性や調整作業性を向上させることができる車体構造を 提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案は、かかる課題に着目してなされたもので、車体のリヤパネルの内面 側に補強部材が取り付けられ、この補強された部分に、トランクリッドをロック するロック装置の構成部品が配設された車体構造において、前記補強部材は、前 記構成部品がトランクルーム内側に取り付けられる取付け面部と、該取付け面部 の両側にトランクルーム内側に突出する膨出部とを有し、該膨出部と前記リヤパ ネルとの間で閉断面部が形成され、該膨出部の突出量は、前記構成部品の厚みよ り大きく形成されている車体構造としたことを特徴としている。
【0010】
【作 用】
かかる手段によれば、ロック装置の構成部品の取付け状態では、この構成部品 の両側に閉断面部が形成されているため、この構成部品取付部分の剛性を確保で き、トランクリッドを勢い良く閉成したような場合でも、その衝撃に充分耐える ことができる。
【0011】 また、構成部品の配設は、従来のように切欠部を介して閉断面部内に配設する ようなものでなく、トランクルーム内に露出した部分に配設するようになってい るため、配設作業性が良好であると共に、オープナーケーブル等の調整も簡単に 行うことができる。
【0012】 さらに、膨出部の突出量が、構成部品の厚さより大きく形成されているため、 この構成部品が両側に設けられた膨出部よりトランクルーム内側に突出すること がない。従って、トランクルーム内の荷物がこの構成部品の角部等に衝突するこ とがなく、損傷するようなことがない。
【0013】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】 図1および図2は、この考案の一実施例を示すものである。従来と同一乃至均 等な部材は同一符号を付して説明する。
【0015】 まず構成を説明すると、図中符号1はリヤパネルで、このリヤパネル1の車室 内側には補強部材12が配設されている。この補強部材12は、主に図2に示す ように、板材が折曲されて、ロック装置4のストライカ5が取り付けられる取付 け面部13と、この両側に形成された一対の膨出部14とから構成されている。
【0016】 この取付け面部13は、リヤパネル1に当接されてスポット溶接されるように なっている。また、膨出部14は、水平断面が略ハット形状を呈し、フランジ部 15がリヤパネル1にスポット溶接されて、このリヤパネル1との間で閉断面部 18が形成されるようになっているとともに、この膨出部14の突出量H1は、 ストライカ5の厚さH2より大きく形成されている。
【0017】 そして、ストライカ5が、その取付け面部13とリヤパネル1とにウエルドボ ルト16・ナット17により固定されている。
【0018】 このストライカ5に、トランクリッド3側に設けられたロック部材7(ロック 装置4の他の構成部品)が係脱されるようになっている。この係脱は、リヤパネ ルレインフォース20に設けられた開口20aを介して行われるようになってい る。
【0019】 なお、図1中符号19は回動により、ロック装置4のロック状態を解錠するロ ック解除レバーであり、このロック解除レバー19に、運転席からロック装置4 のロック状態を解錠するオープナーケーブル(図示省略)が接続されるようにな っている。また、図1中符号8はバンパである。
【0020】 このようなストライカ5の取付け状態では、このストライカ5の両側に閉断面 部18が形成されているため、このストライカ5取付部分の剛性を確保でき、ト ランクリッド3を勢い良く閉成したような場合でも、その衝撃に充分耐えること ができる。
【0021】 また、ストライカ5の配設は、従来のように切欠部2bを介して閉断面部内に 配設するようなものでなく、トランクルームT内に露出したようになっているた め、配設作業性が良好であると共に、オープナーケーブル等の調整も簡単に行う ことができる。
【0022】 さらに、膨出部14の突出量H1が、ストライカ5の厚さH2より大きく形成さ れているため、このストライカ5が両側に設けられた膨出部14より内側に突出 することがない。従って、トランクルームT内の荷物がこのストライカ5の角部 等に衝突することがなく、損傷するようなことがない。
【0023】 さらにまた、ウエルドボルト16はバンパ8で覆われているため、外観品質が 確保されることとなる。
【0024】 なお、上記実施例では、ロック装置4のストライカ5を補強部材12側に取り 付けるようにしたが、これに限らず、ストライカ5をトランクリッド3側に取り 付け、ロック部材7を補強部材12側に取り付けるようにすることもできる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案によれば、荷物の衝突を防止した上で、構 成部品の取付け強度を確保すると共に、取付け作業性や調整作業性を向上させる ことができる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の車体構造の一実施例を示す断面図で
ある。
【図2】同一実施例のリヤパネルと補強部材とを示す斜
視図である。
【図3】自動車の車体構造を示す斜視図である。
【図4】従来例を示す図1に相当する断面図である。
【図5】従来例を示す図2に相当する斜視図である。
【符号の説明】
1 リヤパネル 3 トランクリッド 4 ロック装置 5 ストライカ(構成部品) 12 補強部材 13 取付け面部 14 膨出部 18 閉断面部 T トランクルーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のリヤパネルの内面側に補強部材が
    取り付けられ、この補強された部分に、トランクリッド
    をロックするロック装置の構成部品が配設された車体構
    造において、 前記補強部材は、前記構成部品がトランクルーム内側に
    取り付けられる取付け面部と、該取付け面部の両側にト
    ランクルーム内側に突出する膨出部とを有し、該膨出部
    と前記リヤパネルとの間で閉断面部が形成され、該膨出
    部の突出量は、前記構成部品の厚みより大きく形成され
    ていることを特徴とする車体構造。
JP6349992U 1992-09-11 1992-09-11 車体構造 Pending JPH0627445U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6349992U JPH0627445U (ja) 1992-09-11 1992-09-11 車体構造

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JP6349992U JPH0627445U (ja) 1992-09-11 1992-09-11 車体構造

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Publication Number Publication Date
JPH0627445U true JPH0627445U (ja) 1994-04-12

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ID=13230996

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JP6349992U Pending JPH0627445U (ja) 1992-09-11 1992-09-11 車体構造

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JP (1) JPH0627445U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015076023A1 (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 本田技研工業株式会社 車体後部構造

Cited By (3)

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WO2015076023A1 (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 本田技研工業株式会社 車体後部構造
CN105745139A (zh) * 2013-11-19 2016-07-06 本田技研工业株式会社 车身后部构造
JPWO2015076023A1 (ja) * 2013-11-19 2017-03-16 本田技研工業株式会社 車体後部構造

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