JPH0627349B2 - 薄膜形成装置 - Google Patents

薄膜形成装置

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JPH0627349B2
JPH0627349B2 JP4358390A JP4358390A JPH0627349B2 JP H0627349 B2 JPH0627349 B2 JP H0627349B2 JP 4358390 A JP4358390 A JP 4358390A JP 4358390 A JP4358390 A JP 4358390A JP H0627349 B2 JPH0627349 B2 JP H0627349B2
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JP
Japan
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film forming
thin film
substrate
forming chamber
film
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JP4358390A
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瑞穂 今井
信康 柴
幹夫 関口
英世 飯田
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Non-Insulated Conductors (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、霧化した原料溶液を加熱した基板の成膜面に
吹き付け、そこに薄膜を形成する装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の薄膜形成法及びその装置は、例えば特開
昭61−69962号等に示される様に、予め調合した
薄膜作製用原料溶液を霧化器(アトマイザ)により霧化
し、薄膜を形成する基板の表面に接触させて薄膜を形成
する。すなわち、これを第3図と第4図によって説明す
ると、薄膜を形成させるために予め調合した原料溶液を
霧化する霧化器1が備えられ、この霧化器1の上方には
上に向けて前記原料溶液の霧を放出するノズル3が設け
られている。また、このノズル3の上方に成膜室4が形
成され、その底部には、その中に霧を導入する前記ノズ
ル3とその中の霧を排出する排気口5とが間隔をおいて
接続されている。
前記成膜室4の内部に、表面に薄膜を形成する基板6
が、第4図に示された一対のガイド枠7、7よって一列
に配列され、その成膜面を下に向けて成膜室4の中をそ
の長手方向に沿って一定の速度で送られる。
この様な、従来技術の薄膜作製方法及びその装置では、
前記霧化器1により噴霧された霧状の原料溶液がノズル
3に導かれ、前記成膜室4を通って排気口5に導かれ
る。
表面に薄膜を形成する基板6は、その背面に設けられた
ヒータ7によって加熱され、霧状の原料溶液が前記成膜
室4を通過する過程で、加熱された前記基板6の表面に
接触すると、そこで溶液中の原料が霧に含まれる水分や
空気中の酸素と反応し、前記基板6の表面上に薄い酸化
物の薄膜が形成される。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前記従来技術の薄膜作製装置では、前記基板6
の表面上に吹き付けられた霧状の原料溶液が前記基板6
の成膜面に接触するだけでなく、成膜室の床面にも接触
してそこに酸化物が析出し、堆積する。この堆積した酸
化物は、微粉末となって成膜室4の中で飛散し、基板6
の成膜面にこれが付着する。そうすると、薄膜のピンホ
ールの原因となる。また、堆積した酸化錫膜によって霧
の流れが乱され、基板6の成膜面に形成された薄膜に、
基板6の移動方向に沿った筋状の膜厚のむらが生じるこ
とがある。こうした不都合を避けるためには、成膜室4
の壁面に堆積した酸化錫を頻繁に取り除かなければなら
ず、このメンテナンスのため、装置の稼働率が低くなる
という課題があった。
さらに、従来の装置では、基板6の1列状態で成膜され
るため、生産性が低く、また、成膜室に導入される霧状
の原料溶液が、酸化物として成膜室の壁面に堆積し、無
駄に廃棄されるため、投入する原料に対する薄膜の収率
が低いという課題があった。
そこで本発明は、前記の従来技術における問題点に鑑
み、高稼働率、高生産性が実現できる薄膜形成装置を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] すなわち、前記の目的を達成するため、本発明において
採用した手段の要旨は、薄膜を形成する基板の成膜面
が、成膜室側に向くよう、同基板を案内する手段と、薄
膜作製用原料溶液を霧化する霧化器と、該霧化器で発生
した霧状の原料溶液を前記成膜室の中に導入する導入口
と、前記成膜室の中の霧を排気する排気口と、前記基板
の成膜面を所定の温度に加熱するヒータとを備えて成る
薄膜形成装置において、前記基板の案内手段が2列の基
板の成膜面が成膜室で互いに対向するようこれら基板を
案内するものであり、案内手段により案内される基板の
成膜面の間に、前記霧化器に接続された霧の導入口と、
成膜室の霧を排気する排気口とが配置されている薄膜形
成装置である。
[作 用] 前記の本発明による薄膜形成装置では、2列の基板を成
膜室の中で対向して配置したことにより、成膜室の主要
な壁面を形成する基板の成膜面は、絶えず移動して成膜
室から送り出されてしまうので、酸化錫膜の成膜室の壁
面への堆積が総体的に少なくなる。さらに、これまで成
膜室の底面に堆積していた酸化錫の分が基板の成膜面に
薄膜として形成されるため、薄膜の生産性、投入原料に
対する収率が向上する。
[実施例] 以下、本発明の実施例について、第1図と第2図を参照
しながら説明する。
成膜室14には、第2図の断面図に示されるように、成
膜面に薄膜を形成する基板16の両側部を保持して案内
するガイド枠17が上下に合計2組設けられ、これによ
って2列の基板16、16が、第1図において左から右
へと案内される。第1図から明かなように、これら2列
の基板16、16は、それらの成膜面が前記成膜室14
の天面と床面を各々形成するよう対向しており、図示し
ない基板の送り機構により、第1図において右から左へ
と一定の速度で移動される。前記基板16の成膜面の背
後には、均熱板18、18を介してヒータ19、19が
設けられ、前記基板16、16の成膜面が所定の温度に
加熱される。
前記基板16、16が対向した区間に、適当な距離をお
いて、霧の導入ダクト13と霧の排気ダクト15と基板
16がガイド枠17、17と直交する方向に配置されて
いる。これら導入ダクト13と排気ダクト15は、共に
断面C字形の霧の通路からなり、その側面に開口した霧
の導入口13aと霧の排気口15aとが互いに対向して
配置されている。第2図に示すように、薄膜の原料溶液
を霧化する霧化器11が備えられとおり、この霧化器1
1は、前記霧の導入ダクト13に接続されている。これ
により、前記霧化器11から供給された霧状の原料溶液
は、導入ダクト13に送られ、その導入口13aから前
記成膜室14の中に導入され、同成膜室14内を通過し
た後、排気口15aから排気ダクト15に入り、これを
通して成膜室14から排出される。
なお、上記基板16、16が対向している区間におい
て、前記導入ダクト13の導入口13aと排気ダクト1
5の排気口15aとが対向している区間が成膜室14、
その手前が常温下で導入された基板16の成膜面を、成
膜に必要な温度まで加熱する予備加熱室10、その先が
基板16を取り出す前に同基板16を徐冷する徐冷室1
2である。
以上に述べた薄膜形成装置では、前記霧化器11で発生
した霧状の原料溶液が、前記導入ダクト13のの導入口
13aから成膜室14の中に導入され、この霧が成膜室
14の中で所定の温度に加熱された前記基板16の成膜
面に接触し、例えば霧に含まれる成膜原料が水分や酸素
と反応し、酸化錫膜等の薄膜が成膜される。
なお、以上の実施例では、基板16、16を上下に対向
させて、これらを水平に案内する場合について説明した
が、基板を水平方向或は斜めに対向させ、これらを水
平、斜め或は垂直に案内することができることはもちろ
んである。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、壁面
に堆積する酸化物の除去の手数が大幅に少なくなると共
に、高い収率で薄膜を形成することが可能な薄膜形成装
置が提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例である薄膜形成装置の構造を
説明するための縦断側面図、第2図は、第1図のA−A
線断面図、第3図は、従来例である薄膜形成装置の構造
を説明するための縦断側面図、第4図は、第1図のB−
B線断面図である。 11……霧化器、13……霧の導入ダクト、13a……
霧の導入口、14……成膜室、15……霧の排気ダク
ト、15a……霧の排気口、16……基板、17……ガ
イド枠、18……均熱板、19……ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 英世 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−90579(JP,A) 特開 平3−90580(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄膜を形成する基板の成膜面が、成膜室側
    に向くよう、同基板を案内する手段と、薄膜作製用原料
    溶液を霧化する霧化器と、該霧化器で発生した霧状の原
    料溶液を前記成膜室の中に導入する導入口と、前記成膜
    室の中の霧を排気する排気口と、前記基板の成膜面を所
    定の温度に加熱するヒータとを備えて成る薄膜形成装置
    において、前記基板の案内手段が2列の基板の成膜面が
    成膜室で互いに対向するようこれら基板を案内するもの
    であり、案内手段により案内される基板の成膜面の間
    に、前記霧化器に接続された霧の導入口と、成膜室の霧
    を排気する排気口とが配置されていることを特徴とする
    薄膜形成装置。
JP4358390A 1990-02-24 1990-02-24 薄膜形成装置 Expired - Lifetime JPH0627349B2 (ja)

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JPH03247773A JPH03247773A (ja) 1991-11-05
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