JPH06271881A - 合成潤滑油 - Google Patents
合成潤滑油Info
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- JPH06271881A JPH06271881A JP5085393A JP8539393A JPH06271881A JP H06271881 A JPH06271881 A JP H06271881A JP 5085393 A JP5085393 A JP 5085393A JP 8539393 A JP8539393 A JP 8539393A JP H06271881 A JPH06271881 A JP H06271881A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】ヒドロキシカルボン酸ポリオ−ルエステル
(A)と少なくとも1種の脂肪族モノカルボン酸
(B)、必要に応じて脂肪族ポリカルボン酸(C)単独
か又は脂肪族ポリカルボン酸(C)と脂肪族ポリオ−ル
(D)との混合品とを反応させ、次いでエポキシ化合物
を反応せしめることを特徴とする耐加水分解性及び熱安
定性の改良された合成潤滑油 【効果】優れた耐加水分解性、熱安定性及び酸化安定性
を有し、さらに水素含有フルオロアルカン系冷媒との相
溶性に優れた合成潤滑油が得られる。
(A)と少なくとも1種の脂肪族モノカルボン酸
(B)、必要に応じて脂肪族ポリカルボン酸(C)単独
か又は脂肪族ポリカルボン酸(C)と脂肪族ポリオ−ル
(D)との混合品とを反応させ、次いでエポキシ化合物
を反応せしめることを特徴とする耐加水分解性及び熱安
定性の改良された合成潤滑油 【効果】優れた耐加水分解性、熱安定性及び酸化安定性
を有し、さらに水素含有フルオロアルカン系冷媒との相
溶性に優れた合成潤滑油が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエステル化合物を含有す
る合成潤滑油に関し、詳しくは特定のエステル化合物を
主成分とする潤滑油基材の耐加水分解性及び熱安定性の
改良された合成潤滑油に関し、特に水素含有フルオロア
ルカンを冷媒とする冷凍機油として優れた合成潤滑油に
関する。
る合成潤滑油に関し、詳しくは特定のエステル化合物を
主成分とする潤滑油基材の耐加水分解性及び熱安定性の
改良された合成潤滑油に関し、特に水素含有フルオロア
ルカンを冷媒とする冷凍機油として優れた合成潤滑油に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
各種工業の急速な発達に伴い潤滑油の使用条件が苛酷化
し、潤滑油へのより高度な特性が要求されるようになり
各種エステル系合成油が提案されてきた。しかしエステ
ルは水の存在下で加水分解を受けやすい欠点があり、ま
た酸化安定性及び熱安定性等も不十分であった。そこで
熱安定性に優れた潤滑油として特開昭56−13324
1にネオペンチルポリオ−ルエステルが報告されてい
る。また耐加水分解性に優れた潤滑油として特開平3−
199295、特開平4−85396、特開平4−91
194、特開平4−164993、特開平4−3147
93、特開平5−17787にネオペンチル型分岐脂肪
酸を成分とするネオペンチルポリオ−ルエステルが報告
されている。しかしこれらは、より高い耐加水分解性及
び熱安定性等の条件を満たすには、なお不十分であっ
た。さらに特開平4−314796、特開平4−314
797、特開平4−320498、特開平4−3373
91、特開平5−17792、特開平5−17794に
アミン系化合物、リン系化合物、エポキシ系化合物、フ
ェノ−ル系化合物、オルトエステル及びアセタ−ル等の
添加剤により耐加水分解性、熱安定性及び酸化安定性を
向上させた報告がある。しかしこれらは潤滑油として長
期使用した場合、添加剤の効果が失われたり、又添加剤
同士が反応して高分子量物を生成し潤滑油としての機能
を低下せしめる。特にこのようなことは密閉系で長期間
使用される冷凍機油においては好ましくなかった。
各種工業の急速な発達に伴い潤滑油の使用条件が苛酷化
し、潤滑油へのより高度な特性が要求されるようになり
各種エステル系合成油が提案されてきた。しかしエステ
ルは水の存在下で加水分解を受けやすい欠点があり、ま
た酸化安定性及び熱安定性等も不十分であった。そこで
熱安定性に優れた潤滑油として特開昭56−13324
1にネオペンチルポリオ−ルエステルが報告されてい
る。また耐加水分解性に優れた潤滑油として特開平3−
199295、特開平4−85396、特開平4−91
194、特開平4−164993、特開平4−3147
93、特開平5−17787にネオペンチル型分岐脂肪
酸を成分とするネオペンチルポリオ−ルエステルが報告
されている。しかしこれらは、より高い耐加水分解性及
び熱安定性等の条件を満たすには、なお不十分であっ
た。さらに特開平4−314796、特開平4−314
797、特開平4−320498、特開平4−3373
91、特開平5−17792、特開平5−17794に
アミン系化合物、リン系化合物、エポキシ系化合物、フ
ェノ−ル系化合物、オルトエステル及びアセタ−ル等の
添加剤により耐加水分解性、熱安定性及び酸化安定性を
向上させた報告がある。しかしこれらは潤滑油として長
期使用した場合、添加剤の効果が失われたり、又添加剤
同士が反応して高分子量物を生成し潤滑油としての機能
を低下せしめる。特にこのようなことは密閉系で長期間
使用される冷凍機油においては好ましくなかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、上
記課題に鑑み、エステル化合物を主成分とする潤滑油基
材についてより優れた性能を得るべく種々検討を重ねた
結果、特定の条件を満たすエステル化合物にエポキシ化
合物を反応し潤滑油基材の初期酸価を低減することによ
り高い耐加水分解性、熱安定性及び酸化安定性を示すこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
記課題に鑑み、エステル化合物を主成分とする潤滑油基
材についてより優れた性能を得るべく種々検討を重ねた
結果、特定の条件を満たすエステル化合物にエポキシ化
合物を反応し潤滑油基材の初期酸価を低減することによ
り高い耐加水分解性、熱安定性及び酸化安定性を示すこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
【0004】即ち、本発明は、ヒドロキシカルボン酸ポ
リオ−ルエステル(A)と少なくとも1種の脂肪族モノ
カルボン酸(B)、必要に応じて脂肪族ポリカルボン酸
(C)単独か又は脂肪族ポリカルボン酸(C)と脂肪族
ポリオ−ル(D)との混合品とを反応させ、次いでエポ
キシ化合物を反応せしめることを特徴とする耐加水分解
性及び熱安定性の改良された合成潤滑油に関するもので
ある。
リオ−ルエステル(A)と少なくとも1種の脂肪族モノ
カルボン酸(B)、必要に応じて脂肪族ポリカルボン酸
(C)単独か又は脂肪族ポリカルボン酸(C)と脂肪族
ポリオ−ル(D)との混合品とを反応させ、次いでエポ
キシ化合物を反応せしめることを特徴とする耐加水分解
性及び熱安定性の改良された合成潤滑油に関するもので
ある。
【0005】本発明に使用されるヒドロキシカルボン酸
ポリオ−ルエステル(A)の製造方法は特に限定されな
いが、ヒドロキシカルボン酸と多価ヒドロキシ化合物を
原料とするモノ、ジおよびポリエステル化合物またはヒ
ドロキシアルキルアルデヒドを原料とするモノエステル
化合物等があり、安定性の面から特にアルコ−ルのβ位
およびカルボニル基のα位がアルキル基であるヒンダ−
ド構造をとるものが好ましい。
ポリオ−ルエステル(A)の製造方法は特に限定されな
いが、ヒドロキシカルボン酸と多価ヒドロキシ化合物を
原料とするモノ、ジおよびポリエステル化合物またはヒ
ドロキシアルキルアルデヒドを原料とするモノエステル
化合物等があり、安定性の面から特にアルコ−ルのβ位
およびカルボニル基のα位がアルキル基であるヒンダ−
ド構造をとるものが好ましい。
【0006】ヒドロキシカルボン酸ポリオ−ルエステル
(A)の製造に使用されるヒドロキシカルボン酸として
はグリコ−ル酸、乳酸、ヒドロキシイソ酪酸、ヒドロキ
シピバリン酸、ヒドロキシオクタン酸等が、多価ヒドロ
キシ化合物としては、ネオペンチルグリコ−ル、2,2
−ジエチル−1,3−プロパンジオ−ル、2−ブチル−
2−エチル−1,3−プロパンジオ−ル、トリメチロ−
ルエタン、トリメチロ−ルプロパン、ジトリメチロ−ル
プロパン、ペンタエリスリト−ル、ジペンタエリスリト
−ル、トリペンタエリスリト−ル、エチレングリコ−
ル、ジエチレングリコ−ル、ポリエチレングリコ−ル、
プロピレングリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル、ポリ
プロピレングリコ−ル、2−エチル−1,3−ヘキサン
ジオ−ル、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリ
ン、1,2,4−ブタントリオ−ル、1,2,6−ヘキ
サントリオ−ル、ソルビト−ル及びマンニト−ル等があ
げられ、またヒドロキシアルキルアルデヒドとしては、
グリコ−ルアルデヒド、ヒドロキシイソブチルアルデヒ
ド、4−ヒドロキシ−3−メチルブチルアルデヒド、ヒ
ドロキシピバルデヒド等があげられる。
(A)の製造に使用されるヒドロキシカルボン酸として
はグリコ−ル酸、乳酸、ヒドロキシイソ酪酸、ヒドロキ
シピバリン酸、ヒドロキシオクタン酸等が、多価ヒドロ
キシ化合物としては、ネオペンチルグリコ−ル、2,2
−ジエチル−1,3−プロパンジオ−ル、2−ブチル−
2−エチル−1,3−プロパンジオ−ル、トリメチロ−
ルエタン、トリメチロ−ルプロパン、ジトリメチロ−ル
プロパン、ペンタエリスリト−ル、ジペンタエリスリト
−ル、トリペンタエリスリト−ル、エチレングリコ−
ル、ジエチレングリコ−ル、ポリエチレングリコ−ル、
プロピレングリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル、ポリ
プロピレングリコ−ル、2−エチル−1,3−ヘキサン
ジオ−ル、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリ
ン、1,2,4−ブタントリオ−ル、1,2,6−ヘキ
サントリオ−ル、ソルビト−ル及びマンニト−ル等があ
げられ、またヒドロキシアルキルアルデヒドとしては、
グリコ−ルアルデヒド、ヒドロキシイソブチルアルデヒ
ド、4−ヒドロキシ−3−メチルブチルアルデヒド、ヒ
ドロキシピバルデヒド等があげられる。
【0007】本発明に使用される脂肪族モノカルボン酸
(B)としては、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪
酸、バレリン酸、イソバレリン酸、ピバリン酸、カプロ
ン酸、2ーメチルバレリン酸、3ーメチルバレリン酸、
4ーメチルバレリン酸、2,2ージメチル酪酸、2ーエ
チル酪酸、tert−ブチル酪酸、エナント酸、2,2
ージメチルペンタン酸、2ーエチルペンタン酸、3ーエ
チルペンタン酸、2ーメチルヘキサン酸、4ーメチルヘ
キサン酸、5ーメチルヘキサン酸、カプリル酸、2ーエ
チルヘキサン酸、3,5ージメチルヘキサン酸、2,2
ージメチルヘキサン酸、2ーメチルヘプタン酸、3ーメ
チルヘプタン酸、4ーメチルヘプタン酸、2ープロピル
ペンタン酸、ペラルゴン酸、2,2ージメチルヘプタン
酸、3,5,5ートリメチルヘキサン酸、2ーメチルオ
クタン酸、2ーエチルオクタン酸、2ーエチルヘプタン
酸、3ーメチルオクタン酸、カプリン酸、ウンデカン
酸、ラウリン酸等があげられ、これらの低級アルキルエ
ステルおよび酸無水物等も同様に使用できる。
(B)としては、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪
酸、バレリン酸、イソバレリン酸、ピバリン酸、カプロ
ン酸、2ーメチルバレリン酸、3ーメチルバレリン酸、
4ーメチルバレリン酸、2,2ージメチル酪酸、2ーエ
チル酪酸、tert−ブチル酪酸、エナント酸、2,2
ージメチルペンタン酸、2ーエチルペンタン酸、3ーエ
チルペンタン酸、2ーメチルヘキサン酸、4ーメチルヘ
キサン酸、5ーメチルヘキサン酸、カプリル酸、2ーエ
チルヘキサン酸、3,5ージメチルヘキサン酸、2,2
ージメチルヘキサン酸、2ーメチルヘプタン酸、3ーメ
チルヘプタン酸、4ーメチルヘプタン酸、2ープロピル
ペンタン酸、ペラルゴン酸、2,2ージメチルヘプタン
酸、3,5,5ートリメチルヘキサン酸、2ーメチルオ
クタン酸、2ーエチルオクタン酸、2ーエチルヘプタン
酸、3ーメチルオクタン酸、カプリン酸、ウンデカン
酸、ラウリン酸等があげられ、これらの低級アルキルエ
ステルおよび酸無水物等も同様に使用できる。
【0008】本発明に使用される脂肪族ポリカルボン酸
(C)としてはシュウ酸、マロン酸、メチルマロン酸、
コハク酸、エチルマロン酸、ジメチルマロン酸、メチル
コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、2,2−ジメチル
コハク酸、2,2,3−トリメチルコハク酸、2−メチ
ルグルタル酸、ブチルマロン酸、ジエチルマロン酸、
2,2−ジメチルグルタル酸、2,4−ジメチルグルタ
ル酸、3,3−ジメチルグルタル酸、2−エチル−2−
メチルコハク酸、3−メチルアジピン酸、ピメリン酸、
スベリン酸、2,2−ジメチルアジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸等があげられ、これらの化合物の低級ア
ルキルエステルおよび酸無水物等も同様に使用できる。
(C)としてはシュウ酸、マロン酸、メチルマロン酸、
コハク酸、エチルマロン酸、ジメチルマロン酸、メチル
コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、2,2−ジメチル
コハク酸、2,2,3−トリメチルコハク酸、2−メチ
ルグルタル酸、ブチルマロン酸、ジエチルマロン酸、
2,2−ジメチルグルタル酸、2,4−ジメチルグルタ
ル酸、3,3−ジメチルグルタル酸、2−エチル−2−
メチルコハク酸、3−メチルアジピン酸、ピメリン酸、
スベリン酸、2,2−ジメチルアジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸等があげられ、これらの化合物の低級ア
ルキルエステルおよび酸無水物等も同様に使用できる。
【0009】本発明に使用される脂肪族ポリオ−ル
(D)としては、ネオペンチルグリコ−ル、2,2−ジ
エチル−1,3−プロパンジオ−ル、2−ブチル−2−
エチル−1,3−プロパンジオ−ル、トリメチロ−ルエ
タン、トリメチロ−ルプロパン、ジトリメチロ−ルプロ
パン、ペンタエリスリト−ル、ジペンタエリスリト−
ル、トリペンタエリスリト−ル、エチレングリコ−ル、
ジエチレングリコ−ル、ポリエチレングリコ−ル、プロ
ピレングリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル、ポリプロ
ピレングリコ−ル、2−エチル−1,3−ヘキサンジオ
−ル、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、
1,2,4−ブタントリオ−ル、1,2,6−ヘキサン
トリオ−ル、ソルビト−ルおよびマンニト−ル等があげ
られる。
(D)としては、ネオペンチルグリコ−ル、2,2−ジ
エチル−1,3−プロパンジオ−ル、2−ブチル−2−
エチル−1,3−プロパンジオ−ル、トリメチロ−ルエ
タン、トリメチロ−ルプロパン、ジトリメチロ−ルプロ
パン、ペンタエリスリト−ル、ジペンタエリスリト−
ル、トリペンタエリスリト−ル、エチレングリコ−ル、
ジエチレングリコ−ル、ポリエチレングリコ−ル、プロ
ピレングリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル、ポリプロ
ピレングリコ−ル、2−エチル−1,3−ヘキサンジオ
−ル、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、
1,2,4−ブタントリオ−ル、1,2,6−ヘキサン
トリオ−ル、ソルビト−ルおよびマンニト−ル等があげ
られる。
【0010】上記構成原料で得られるエステル反応物は
その原料を全部同時に反応させる一段法で作ってもよ
く、また、脂肪族モノカルボン酸のみ後で反応させる二
段法で製造してもよい。そのエステル化法は通常の方法
で水等の反応副生成物を系外に除去しながら実施され
る。例えば100〜250℃の反応温度で触媒の存在下
または非存在下に、また必要に応じてトルエン、キシレ
ン等の溶媒の存在下反応させる。また反応後は必要に応
じてアルカリ洗、水洗、吸着等による後処理を行うこと
もできる。
その原料を全部同時に反応させる一段法で作ってもよ
く、また、脂肪族モノカルボン酸のみ後で反応させる二
段法で製造してもよい。そのエステル化法は通常の方法
で水等の反応副生成物を系外に除去しながら実施され
る。例えば100〜250℃の反応温度で触媒の存在下
または非存在下に、また必要に応じてトルエン、キシレ
ン等の溶媒の存在下反応させる。また反応後は必要に応
じてアルカリ洗、水洗、吸着等による後処理を行うこと
もできる。
【0011】エポキシ化合物を反応させる前の上記エス
テルの酸価は低い程良く、エポキシ反応後の安定性も良
くなる。通常その酸価は10mgKOH/g以下で、好
ましくは0.1mgKOH/g以下である。その酸価が
10mgKOH/gを越えるとエポキシと反応後酸価が
低減しても安定性が劣る傾向にある。又、このエステル
とエポキシ化合物との反応は通常50℃〜200℃の温
度で触媒の存在下又は非存在下に、また必要に応じてト
ルエン、キシレン等の溶媒の存在下に行なわれる。
テルの酸価は低い程良く、エポキシ反応後の安定性も良
くなる。通常その酸価は10mgKOH/g以下で、好
ましくは0.1mgKOH/g以下である。その酸価が
10mgKOH/gを越えるとエポキシと反応後酸価が
低減しても安定性が劣る傾向にある。又、このエステル
とエポキシ化合物との反応は通常50℃〜200℃の温
度で触媒の存在下又は非存在下に、また必要に応じてト
ルエン、キシレン等の溶媒の存在下に行なわれる。
【0012】本発明に使用されるエポキシ化合物はグリ
シジルエステル、グリシジルエ−テル、グリシジルアミ
ン及び二重結合をエポキシ化したものである。具体的に
はグリシジルエステルとしては2,2−ジメチルプロパ
ン酸グリシジルエステル、2,2−ジメチルブタン酸グ
リシジルエステル、2,2−ジメチルペンタン酸グリシ
ジルエステル、2,2−ジメチルヘキサン酸グリシジル
エステル、2,2−ジメチルヘプタン酸グリシジルエス
テル、2,2−ジメチルオクタン酸グリシジルエステ
ル、2−メチル−2エチルブタン酸グリシジルエステ
ル、2−メチル−2エチルペンタン酸グリシジルエステ
ル、2−エチル−2、3、3−トリメチルブタン酸グリ
シジルエステル、2,2,3,3−テトラメチルペンタ
ン酸グリシジルエステル、2,2,3,4−テトラメチ
ルペンタン酸グリシジルエステル、2−エチル2,3,
3,5,5−ペンタメチルペンタン酸グリシジルエステ
ル、2,4,4−トリメチル−2−t−ペンチルペンタ
ン酸グリシジルエステル、2−イソペンチル2,4,4
−トリメチルペンタン酸グリシジルエステル、2−イソ
プロピル−2,3,5,5−テトラメチルヘキサン酸グ
リシジルエステル、2,2−ジメチルヘキサデカン酸グ
リシジルエステル、2,2−ジブチルデカン酸グリシジ
ルエステル及び各種異性体を含むモノカルボン酸のグリ
シジルエステル、例えばカ−ジュラ−E10(油化シェ
ルエポキシ社品)等があげられ、グリシジルエ−テルと
してはペンチルグリシジルエ−テル、2−メチルブチル
グリシジルエ−テル、シクロペンチルグリシジルエ−テ
ル、ヘキシルグリシジルエ−テル、シクロヘキシルグリ
シジルエ−テル、ヘプチルグリシジルエ−テル、オクチ
ルグリシジルエ−テル、2−エチルヘキシルグリシジル
エ−テル、ノニルグリシジルエ−テル、2−メチルオク
チルグリシジルエ−テル、3,5,5−トリメチルヘキ
シルグリシジルエ−テル、デシルグリシジルエ−テル、
2−ブチルオクチルグリシジルエ−テル、トリデシルグ
リシジルエ−テル、テトラデシルグリシジルエ−テル、
2−ペンチルノニルグリシジルエ−テル、ヘキサデシル
グリシジルエ−テル、2−ヘキシルデシルグリシジルエ
−テル、オクタデシルグリシジルエ−テル、2−ノニル
ノニルグリシジルエ−テル、フェニルグリシジルエ−テ
ル、sec−ブチルフェニルグリシジルエ−テル、t−
ブチルフェニルグリシジルエ−テル、オクチルフェニル
グリシジルエ−テル、ノニルフェニルグリシジルエ−テ
ル、ネオペンチルグリコ−ルジグリシジルエ−テル、
1,6−ヘキサンジオ−ルグリシジルエ−テル、ソルビ
ト−ルポリグリシジルエ−テル、モノ−、ジ−、及びポ
リエチレングリコ−ルジグリシジルエ−テル、モノ−、
ジ−、及びポリプロピレングリコ−ルジグリシジルエ−
テル等があげられ、グリシジルアミンとしてはテトラグ
リシジルメタキシレンジアミン、テトラグリシジル−
1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン、テトラグリ
シジルジアミノジフェニルメタン、トリグリシジル−p
−アミノフェノ−ル、トリグリシジル−m−アミノフェ
ノ−ル、ジグリシジルジアニリン、ジグリシジルオルソ
トルイジン、トリグリシジルイソシアヌレ−ト等があげ
られ、二重結合をエポキシ化した化合物としてはエポキ
システアリン酸アリル、アクリル酸エポキシステアリ
ル、エポキシステアリン酸エチル、酢酸エポキシステア
リル、エポキシヘキサヒドロフタル酸エステル、3,4
−エポキシシクロヘキシルメチル(3,4−エポキシ)
シクロヘキサンカルボキシレ−ト等があげられる。
シジルエステル、グリシジルエ−テル、グリシジルアミ
ン及び二重結合をエポキシ化したものである。具体的に
はグリシジルエステルとしては2,2−ジメチルプロパ
ン酸グリシジルエステル、2,2−ジメチルブタン酸グ
リシジルエステル、2,2−ジメチルペンタン酸グリシ
ジルエステル、2,2−ジメチルヘキサン酸グリシジル
エステル、2,2−ジメチルヘプタン酸グリシジルエス
テル、2,2−ジメチルオクタン酸グリシジルエステ
ル、2−メチル−2エチルブタン酸グリシジルエステ
ル、2−メチル−2エチルペンタン酸グリシジルエステ
ル、2−エチル−2、3、3−トリメチルブタン酸グリ
シジルエステル、2,2,3,3−テトラメチルペンタ
ン酸グリシジルエステル、2,2,3,4−テトラメチ
ルペンタン酸グリシジルエステル、2−エチル2,3,
3,5,5−ペンタメチルペンタン酸グリシジルエステ
ル、2,4,4−トリメチル−2−t−ペンチルペンタ
ン酸グリシジルエステル、2−イソペンチル2,4,4
−トリメチルペンタン酸グリシジルエステル、2−イソ
プロピル−2,3,5,5−テトラメチルヘキサン酸グ
リシジルエステル、2,2−ジメチルヘキサデカン酸グ
リシジルエステル、2,2−ジブチルデカン酸グリシジ
ルエステル及び各種異性体を含むモノカルボン酸のグリ
シジルエステル、例えばカ−ジュラ−E10(油化シェ
ルエポキシ社品)等があげられ、グリシジルエ−テルと
してはペンチルグリシジルエ−テル、2−メチルブチル
グリシジルエ−テル、シクロペンチルグリシジルエ−テ
ル、ヘキシルグリシジルエ−テル、シクロヘキシルグリ
シジルエ−テル、ヘプチルグリシジルエ−テル、オクチ
ルグリシジルエ−テル、2−エチルヘキシルグリシジル
エ−テル、ノニルグリシジルエ−テル、2−メチルオク
チルグリシジルエ−テル、3,5,5−トリメチルヘキ
シルグリシジルエ−テル、デシルグリシジルエ−テル、
2−ブチルオクチルグリシジルエ−テル、トリデシルグ
リシジルエ−テル、テトラデシルグリシジルエ−テル、
2−ペンチルノニルグリシジルエ−テル、ヘキサデシル
グリシジルエ−テル、2−ヘキシルデシルグリシジルエ
−テル、オクタデシルグリシジルエ−テル、2−ノニル
ノニルグリシジルエ−テル、フェニルグリシジルエ−テ
ル、sec−ブチルフェニルグリシジルエ−テル、t−
ブチルフェニルグリシジルエ−テル、オクチルフェニル
グリシジルエ−テル、ノニルフェニルグリシジルエ−テ
ル、ネオペンチルグリコ−ルジグリシジルエ−テル、
1,6−ヘキサンジオ−ルグリシジルエ−テル、ソルビ
ト−ルポリグリシジルエ−テル、モノ−、ジ−、及びポ
リエチレングリコ−ルジグリシジルエ−テル、モノ−、
ジ−、及びポリプロピレングリコ−ルジグリシジルエ−
テル等があげられ、グリシジルアミンとしてはテトラグ
リシジルメタキシレンジアミン、テトラグリシジル−
1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン、テトラグリ
シジルジアミノジフェニルメタン、トリグリシジル−p
−アミノフェノ−ル、トリグリシジル−m−アミノフェ
ノ−ル、ジグリシジルジアニリン、ジグリシジルオルソ
トルイジン、トリグリシジルイソシアヌレ−ト等があげ
られ、二重結合をエポキシ化した化合物としてはエポキ
システアリン酸アリル、アクリル酸エポキシステアリ
ル、エポキシステアリン酸エチル、酢酸エポキシステア
リル、エポキシヘキサヒドロフタル酸エステル、3,4
−エポキシシクロヘキシルメチル(3,4−エポキシ)
シクロヘキサンカルボキシレ−ト等があげられる。
【0013】反応に使用するエポキシ化合物は、エステ
ルの酸価と当量あればよいが実際には反応を完全にさせ
るため当量に対して1〜10倍量使用する。しかしエス
テルの初期酸価が低い場合、例えば0.1mgKOH/
g以下の場合は反応に使用するエポキシ量も少ないの
で、反応を完全に期するために10倍量以上使用する場
合もある。エステルの初期酸価が高い場合、例えば0.
1mgKOH/gを越える場合にエポキシ化合物を10
倍量以上使用すると未反応のエポキシ化合物により潤滑
油の性能が損われることがある。
ルの酸価と当量あればよいが実際には反応を完全にさせ
るため当量に対して1〜10倍量使用する。しかしエス
テルの初期酸価が低い場合、例えば0.1mgKOH/
g以下の場合は反応に使用するエポキシ量も少ないの
で、反応を完全に期するために10倍量以上使用する場
合もある。エステルの初期酸価が高い場合、例えば0.
1mgKOH/gを越える場合にエポキシ化合物を10
倍量以上使用すると未反応のエポキシ化合物により潤滑
油の性能が損われることがある。
【0014】本発明に係わる合成潤滑油はエンジン油、
ギヤ油、圧延用油等の用途に広く用いることができる
が、特に水素含有フルオロアルカン系冷媒と広い温度範
囲で相溶するために冷凍機油としても使用できる。
ギヤ油、圧延用油等の用途に広く用いることができる
が、特に水素含有フルオロアルカン系冷媒と広い温度範
囲で相溶するために冷凍機油としても使用できる。
【0015】本発明の合成潤滑油と相溶する水素含有フ
ルオロアルカンとしては1,1,1,2−テトラフルオ
ロエタン、1,1,2,2−テトラフルオロエタン、
1,1,1,2,2−ペンタフルオロエタン、1,1,
2−トリフルオロエタン、1,1,1−トリフルオルエ
タン、トリフルオロメタン、1,1−ジフルオロエタ
ン、ジフルオロメタン、フルオロメタン及びこれらの混
合物等があげられる。
ルオロアルカンとしては1,1,1,2−テトラフルオ
ロエタン、1,1,2,2−テトラフルオロエタン、
1,1,1,2,2−ペンタフルオロエタン、1,1,
2−トリフルオロエタン、1,1,1−トリフルオルエ
タン、トリフルオロメタン、1,1−ジフルオロエタ
ン、ジフルオロメタン、フルオロメタン及びこれらの混
合物等があげられる。
【0016】本発明の潤滑油は原料(A)、(B)、
(C)及び(D)の仕込比を変えることにより各種の粘
度の潤滑油が合成可能であるが、冷凍機油として使用す
る場合、水素含有フルオロアルカン冷媒との相溶性の面
から40℃動粘度が15cSt以上460cSt以下が
好ましい。
(C)及び(D)の仕込比を変えることにより各種の粘
度の潤滑油が合成可能であるが、冷凍機油として使用す
る場合、水素含有フルオロアルカン冷媒との相溶性の面
から40℃動粘度が15cSt以上460cSt以下が
好ましい。
【0017】本発明の合成潤滑油は上記エステルを主成
分とするが、使用目的に応じて鉱油やポリα−オレフィ
ン、アルキルベンゼン、上記以外のエステル、ポリエ−
テル、パ−フルオロポリエ−テル、リン酸エステル等の
合成油を配合しても良い。また必要により通常使用され
る酸化防止剤、極圧剤、油性向上剤、消泡剤、金属不活
性剤等の潤滑油添加剤を添加することができる。
分とするが、使用目的に応じて鉱油やポリα−オレフィ
ン、アルキルベンゼン、上記以外のエステル、ポリエ−
テル、パ−フルオロポリエ−テル、リン酸エステル等の
合成油を配合しても良い。また必要により通常使用され
る酸化防止剤、極圧剤、油性向上剤、消泡剤、金属不活
性剤等の潤滑油添加剤を添加することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明のエステル合成潤滑油は、優れた
耐加水分解性、熱安定性及び酸化安定性を有しており、
長期間その性能を維持することが可能である。さらに水
素含有フルオロアルカン系冷媒との相溶性に優れ、冷凍
機油としても優れたものである。
耐加水分解性、熱安定性及び酸化安定性を有しており、
長期間その性能を維持することが可能である。さらに水
素含有フルオロアルカン系冷媒との相溶性に優れ、冷凍
機油としても優れたものである。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0020】
【実施例1−5】攪拌機、窒素吹込み管、温度計及び冷
却管を付けた分流器を備えた四つ口フラスコにヒドロキ
シピバリン酸ネオペンチルグリコ−ルモノエステル20
4.3g、3,5,5−トリメチルヘキサン酸332.
3g及び触媒としてジブチル錫オキサイド0.27gを
加えて、窒素雰囲気下220℃で10時間エステル化反
応を行なった。反応終了後5%水酸化ナトリウム水溶液
洗浄、水洗及び脱水を行ない、酸価が0.03mgKO
H/gの反応生成物440gを得た。この反応生成物に
カ−ジュラ−E10(油化シェルエポキシ株式会社製)
1gを加え180℃で1時間加熱攪拌して精製物No.
1を得た。以下上記に準じてエステル化反応及びエポキ
シ化合物との反応を行ない、表1に示す本発明のエステ
ル化合物No.2〜No.5を得た。
却管を付けた分流器を備えた四つ口フラスコにヒドロキ
シピバリン酸ネオペンチルグリコ−ルモノエステル20
4.3g、3,5,5−トリメチルヘキサン酸332.
3g及び触媒としてジブチル錫オキサイド0.27gを
加えて、窒素雰囲気下220℃で10時間エステル化反
応を行なった。反応終了後5%水酸化ナトリウム水溶液
洗浄、水洗及び脱水を行ない、酸価が0.03mgKO
H/gの反応生成物440gを得た。この反応生成物に
カ−ジュラ−E10(油化シェルエポキシ株式会社製)
1gを加え180℃で1時間加熱攪拌して精製物No.
1を得た。以下上記に準じてエステル化反応及びエポキ
シ化合物との反応を行ない、表1に示す本発明のエステ
ル化合物No.2〜No.5を得た。
【0021】
【比較例1−3】また比較例としてエポキシ化合物を反
応させない物及びネオペンチルポリオ−ルエステルにつ
いて表1のNo.6〜No.8に記載した。これらの化
合物の動粘度、粘度指数、酸価を表1に、熱安定性試
験、加水分解試験及びフロン冷媒(HFC134a)と
の相溶性を表2に示す。尚、それらの評価方法は下記の
方法で実施した。
応させない物及びネオペンチルポリオ−ルエステルにつ
いて表1のNo.6〜No.8に記載した。これらの化
合物の動粘度、粘度指数、酸価を表1に、熱安定性試
験、加水分解試験及びフロン冷媒(HFC134a)と
の相溶性を表2に示す。尚、それらの評価方法は下記の
方法で実施した。
【0022】熱安定性試験:100mlサンプルビンに
試料油60gをとり140℃で168時間試験後の酸価
および粘度比(40℃)を調べた。
試料油60gをとり140℃で168時間試験後の酸価
および粘度比(40℃)を調べた。
【0023】耐加水分解性試験:ガラス管に試料油30
g、水1,000ppmをとり触媒として直径3mm長
さ27mmの銅、鉄およびアルミニウムを加えて窒素置
換しこれを封管して175℃で14日間試験後の色調、
酸価および触媒変化を調べた。
g、水1,000ppmをとり触媒として直径3mm長
さ27mmの銅、鉄およびアルミニウムを加えて窒素置
換しこれを封管して175℃で14日間試験後の色調、
酸価および触媒変化を調べた。
【0024】フロンとの相溶性試験:ガラス管に油比率
10%になるようにHFC134aおよび試料油を加え
て封管し、−60℃〜100℃での二相分離温度を調べ
た。
10%になるようにHFC134aおよび試料油を加え
て封管し、−60℃〜100℃での二相分離温度を調べ
た。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
Claims (7)
- 【請求項1】 ヒドロキシカルボン酸ポリオ−ルエステ
ル(A)と少なくとも1種の脂肪族モノカルボン酸
(B)、必要に応じて脂肪族ポリカルボン酸(C)単独
か又は脂肪族ポリカルボン酸(C)と脂肪族ポリオ−ル
(D)との混合品とを反応させ、次いでエポキシ化合物
を反応せしめることを特徴とする耐加水分解性及び熱安
定性の改良された合成潤滑油 - 【請求項2】 ヒドロキシカルボン酸ポリオ−ルエステ
ル(A)がヒドロキシカルボン酸アルキレングリコ−ル
エステルである請求項1に記載の合成潤滑油 - 【請求項3】 ヒドロキシカルボン酸アルキレングリコ
−ルエステルが一般式化1で示される化合物である請求
項2に記載の合成潤滑油 【化1】 - 【請求項4】 エポキシ化合物がグリシジルアミン系化
合物である請求項1に記載の合成潤滑油 - 【請求項5】 水素含有フルオロアルカンを冷媒とする
冷凍機油である請求項1に記載の合成潤滑油 - 【請求項6】 水素含有フルオロアルカンの少なくとも
一種がテトラフルオロエタン(HFC−134a)であ
る請求項5に記載の合成潤滑油 - 【請求項7】 水素含有フルオロアルカンの少なくとも
一種がジフルオロメタン(HFC−32)である請求項
5に記載の合成潤滑油
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5085393A JPH06271881A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 合成潤滑油 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5085393A JPH06271881A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 合成潤滑油 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06271881A true JPH06271881A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13857531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5085393A Pending JPH06271881A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 合成潤滑油 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06271881A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6939980B2 (en) | 2000-09-11 | 2005-09-06 | Nof Corporation | Process for producing ester |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP5085393A patent/JPH06271881A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6939980B2 (en) | 2000-09-11 | 2005-09-06 | Nof Corporation | Process for producing ester |
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