JPH06270425A - プリントヘッド - Google Patents

プリントヘッド

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Publication number
JPH06270425A
JPH06270425A JP5812393A JP5812393A JPH06270425A JP H06270425 A JPH06270425 A JP H06270425A JP 5812393 A JP5812393 A JP 5812393A JP 5812393 A JP5812393 A JP 5812393A JP H06270425 A JPH06270425 A JP H06270425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
arm
yoke
printing
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5812393A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Fujimoto
俊弘 藤元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Data Terminal Ltd
Original Assignee
NEC Data Terminal Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Data Terminal Ltd filed Critical NEC Data Terminal Ltd
Priority to JP5812393A priority Critical patent/JPH06270425A/ja
Publication of JPH06270425A publication Critical patent/JPH06270425A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 “L”字状の形状を有し重心位置をピンによ
って回動可能に支持され両端部を着磁されたアーマチュ
アと、末端部をアーマチュアの一端に固着したアーム
と、アームの先端部に一端を固定した印字ワイヤと、ア
ーマチュアの前方または後方に配設されアーマチュアの
両端部に対向する位置に両極部を有し中央部にコイルを
巻回したヨークとを設ける。 【効果】 復帰時間が短いために印字速度を向上でき、
しかも充分なコピー能力を有するプリントヘッドが得ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドットインパクトプリ
ンタのプリントヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】図3はクラッパ方式の従来のドットイン
パクトプリンタのプリントヘッドの一例を示す側面図、
図4はスプリングチャージ方式の従来のドットインパク
トプリンタのプリントヘッドの一例を示す側面図であ
る。
【0003】クラッパ方式の従来のドットインパクトプ
リンタのプリントヘッドは、図3に示すように、ピン2
4によって回動可能に支持されたアーマチュア21と、
末端部をアーマチュア21の一端に固着したアーム25
と、アーム25の先端部に一端を固定した印字ワイヤ2
6と、アーマチュア21の両端部に対向した位置に両端
部を有し、一端をスプリング27によってアーマチュア
21の対向する一端に接続され、他端にコイル23を巻
回したヨーク22とを備えている。
【0004】このように構成したプリントヘッドは、非
動作時は、アーマチュア21がスプリング27によって
引張られているため、印字ワイヤ26はヨーク22の方
に引寄せられた位置にある。この状態でコイル23に通
電すると、ヨーク22が電磁石となってアーマチュア2
1のコイル23に対向している端部を吸引するため、ア
ーマチュア21はピン24を中心として回動し、アーム
25を介して印字ワイヤ26を突出させる。この印字ワ
イヤ26の運動により、インクリボン(図示省略)を介
して印字用紙(図示省略)を打撃して印字を行う。
【0005】スプリングチャージ方式の従来のドットイ
ンパクトプリンタのプリントヘッドは、図4に示すよう
に、一端にマグネット38を固着し、他端にコイル33
を巻回した“コ”字状のヨーク32と、末端部をマグネ
ット38に固定された板状のスプリング37の先端部に
固着されたアーマチュア31と、末端部をアーマチュア
31の先端に固着したアーム35と、アーム35の先端
部に一端を固定した印字ワイヤ36とを備えている。
【0006】このように構成したプリントヘッドは、非
動作時は、アーマチュア31がマグネット38の磁力に
よってヨーク32に吸引されてスプリング37を撓めら
れている。この状態でコイル33に通電すると、マグネ
ット38の吸引力が相殺されるため、アーマチュア31
は、撓められたスプリング37のエネルギーによって復
帰し、このアーマチュア31の運動によってアーム35
を介して印字ワイヤ36が飛出す。この印字ワイヤ36
の運動により、インクリボン(図示省略)を介して印字
用紙(図示省略)を打撃して印字を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
ドットインパクトプリンタのプリントヘッドのうち、前
者のクラッパ方式のプリントヘッドは、印字ワイヤすな
わちアーマチュアの復帰動作がスプリングの引張力によ
るため、復帰時間が長くかかり、従って印字速度の向上
に限界があるという欠点を有している。
【0008】また、後者のスプリングチャージ方式のプ
リントヘッドは、印字ワイヤを駆動する力がスプリング
の撓みによるエネルギーによっているため、印字のとき
の印字ワイヤの打撃力に限界があり、従ってコピー能力
が限られるという問題点を有している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプリントヘッド
は、“L”字状の形状を有し重心位置をピンによって回
動可能に支持され両端部を着磁されたアーマチュアと、
末端部を前記アーマチュアの一端に固着したアームと、
前記アームの先端部に一端を固定した印字ワイヤと、前
記アーマチュアの前方または後方に配設され前記アーマ
チュアの前記両端部に対向する位置に両極部を有し中央
部にコイルを巻回したヨークとを備えたものである。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】図1は本発明の第一の実施例を示す側面図
である。
【0012】図1の実施例は、“L”字状の形状を有し
重心位置をピン4によって回動可能に支持され両端部を
それぞれS極1aおよびN極1bに着磁されたアーマチ
ュア1と、末端部をアーマチュア1の一端に固着したア
ーム5と、アーム5の先端部に一端を固定した印字ワイ
ヤ6と、アーマチュア1の前方、すなわち印字ワイヤ6
の延伸方向と同じ方向に配設され、アーマチュア1の両
端部のS極1aおよびN極1bに対向する位置にそれぞ
れ磁極2aおよび磁極2bを有し、中央部にコイル3を
巻回したヨーク2とを備えている。
【0013】上述のように構成したプリントヘッドは、
非動作時は、ヨーク2の磁極2aおよび磁極2bがそれ
ぞれS極およびN極となるようにコイル3に通電してお
く。これにより、アーマチュア1とヨーク2とは反発し
合い、それらの磁極は離れた状態、すなわち、印字ワイ
ヤ6を復帰させた状態とする。
【0014】この状態でヨーク2の磁極2aおよび磁極
2bがそれぞれN極およびS極となるようにコイル3に
通電すると、アーマチュア1とヨーク2との近接した磁
極は互いに吸引し合い、アーマチュア1はピン4を中心
として時計方向(矢印A方向)に回動し、アーム5を介
して印字ワイヤ6を突出させる。この印字ワイヤ6の運
動により、インクリボン(図示省略)を介して印字用紙
(図示省略)を打撃して印字を行う。
【0015】必要なコピー力が得られるまでコイル3に
通電した後、再びヨーク2の磁極2aおよび磁極2bが
それぞれS極およびN極となるようにコイル3に逆方向
に通電すると、アーマチュア1とヨーク2とは反発し合
って印字ワイヤ6を元の位置に短時間に復帰させる。
【0016】図2は本発明の第二の実施例を示す側面図
である。
【0017】本実施例の構成は、基本的には図1の実施
例の構成と同じであるが、ヨーク12の配設位置が異な
っている。すなわち、ヨーク12は、アーマチュア11
の後方、すなわち印字ワイヤ16の延伸方向と反対同じ
方向に配設されている。
【0018】上述のように構成したプリントヘッドは、
非動作時は、ヨーク12の磁極12aおよび磁極12b
がそれぞれN極およびS極となるようにコイル13に通
電しておく。これにより、アーマチュア11とヨーク1
2とは吸引し合い、それらの磁極は接近した状態、すな
わち、印字ワイヤ16を復帰させた状態とする。
【0019】この状態でヨーク12の磁極12aおよび
磁極12bがそれぞれS極およびN極となるようにコイ
ル13に通電すると、アーマチュア11とヨーク12と
は互いに反発し合い、アーマチュア11はピン14を中
心として反時計方向(矢印B方向)に回動し、アーム1
5を介して印字ワイヤ16を突出させる。この印字ワイ
ヤ16の運動により、インクリボン(図示省略)を介し
て印字用紙(図示省略)を打撃して印字を行う。
【0020】必要なコピー力が得られるまでコイル13
に通電した後、再びヨーク12の磁極12aおよび磁極
12bがそれぞれN極およびS極となるようにコイル1
3に逆方向に通電すると、アーマチュア11とヨーク1
2とは吸引し合って印字ワイヤ16を元の位置に短時間
に復帰させる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリント
ヘッドは、“L”字状の形状を有し重心位置をピンによ
って回動可能に支持され両端部を着磁されたアーマチュ
アと、末端部をアーマチュアの一端に固着したアーム
と、アームの先端部に一端を固定した印字ワイヤと、ア
ーマチュアの前方または後方に配設されアーマチュアの
両端部に対向する位置に両極部を有し中央部にコイルを
巻回したヨークとを設けることにより、復帰時間が短い
ために印字速度を向上でき、しかも充分なコピー能力を
有するプリントヘッドが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す側面図である。
【図2】本発明の第二の実施例を示す側面図である。
【図3】クラッパ方式の従来のドットインパクトプリン
タのプリントヘッドの一例を示す側面図である。
【図4】スプリングチャージ方式の従来のドットインパ
クトプリンタのプリントヘッドの一例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1・11・21・31 アーマチュア 1a S極 1b N極 2a・2b 磁極 2・12・22・32 ヨーク 3・13・23・33 コイル 4・14・24 ピン 5・15・25・35 アーム 6・16・26・36 印字ワイヤ 27・37 スプリング 38 マグネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 “L”字状の形状を有し重心位置をピン
    によって回動可能に支持され両端部を着磁されたアーマ
    チュアと、末端部を前記アーマチュアの一端に固着した
    アームと、前記アームの先端部に一端を固定した印字ワ
    イヤと、前記アーマチュアの前方に配設され前記アーマ
    チュアの前記両端部に対向する位置に両極部を有し中央
    部にコイルを巻回したヨークとを備えることを特徴とす
    るプリントヘッド。
  2. 【請求項2】 “L”字状の形状を有し重心位置をピン
    によって回動可能に支持され両端部を着磁されたアーマ
    チュアと、末端部を前記アーマチュアの一端に固着した
    アームと、前記アームの先端部に一端を固定した印字ワ
    イヤと、前記アーマチュアの後方に配設され前記アーマ
    チュアの前記両端部に対向する位置に両極部を有し中央
    部にコイルを巻回したヨークとを備えることを特徴とす
    るプリントヘッド。
JP5812393A 1993-03-18 1993-03-18 プリントヘッド Withdrawn JPH06270425A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5812393A JPH06270425A (ja) 1993-03-18 1993-03-18 プリントヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5812393A JPH06270425A (ja) 1993-03-18 1993-03-18 プリントヘッド

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Publication Number Publication Date
JPH06270425A true JPH06270425A (ja) 1994-09-27

Family

ID=13075208

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5812393A Withdrawn JPH06270425A (ja) 1993-03-18 1993-03-18 プリントヘッド

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