JP2800511B2 - ドットインパクトプリンタの印字ヘッド - Google Patents

ドットインパクトプリンタの印字ヘッド

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JP2800511B2
JP2800511B2 JP31865791A JP31865791A JP2800511B2 JP 2800511 B2 JP2800511 B2 JP 2800511B2 JP 31865791 A JP31865791 A JP 31865791A JP 31865791 A JP31865791 A JP 31865791A JP 2800511 B2 JP2800511 B2 JP 2800511B2
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JP
Japan
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armature
print head
leaf spring
dot impact
coil
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JP31865791A
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信二 瀬戸
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドットインパクトプリン
タの印字ヘッド、さらに詳しくいえば、永久磁石,ヨー
クよりなる磁気回路に、印字ワイヤを備えたアーマチュ
アを吸引して板バネに歪エネルギを蓄え、コイルに電流
を流すことより前記磁気回路の磁力を打ち消してアーマ
チュアを解放し蓄えた歪エネルギにより印字ワイヤを動
作させて印字を行う形式のドットインパクトプリンタの
印字ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のドットインパクトプリンタ
の印字ヘッドの構成を図2を用いて説明し、問題点に言
及する。図2は従来のドットインパクトプリンタの印字
ヘッドの一例を示す断面図である。永久磁石6にヨーク
9,10が固定され、ヨーク9の周囲にコイル8が巻回
されている。板バネ15の一端は固定され、その他端に
アーマチュア14が固定されている。アーマチュア14
はヨーク9,10の先端に吸引されるようになってい
る。そしてアーマチュア14にはアーム3が固定され、
アーム3の先端に印字ワイヤ2が取り付けられている。
印字ワイヤ2はガイド1により案内され、図示しないイ
ンクリボンを介して用紙にインパクトするように構成さ
れている。板バネ15はアーマチュア14がヨーク9,
10に吸引されているときは、歪エネルギが蓄えられて
おり、固定点を中心に反時計方向に回転習性が与えられ
ている。
【0003】図2(a)はコイル8に電流が流されてお
らず、アーマチュア14がヨーク9,10に吸引されて
いる状態を示している。印字するために、コイル8に電
流を流すと、ヨーク9において永久磁石6による磁力が
打ち消され、アーマチュア14が解放される。そして板
バネ15に蓄えられていた歪エネルギによって印字ワイ
ヤ2は板バネ15の固定点を中心に反時計方向に回転し
印字を行う。このとき、ヨーク10には依然永久磁石に
よる磁力が残留しているためアーマチュア14の端部4
aはA方向に吸引され、結果として印字ワイヤ2は図2
(b)のB方向に動作させられる。印字後、再びコイル
8の電流を切断すると、アーマチュア14はヨーク9に
吸引されて元の位置に引き戻される。このような動作が
高速で繰り返される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、この従来の印字
ヘッドにおいては、アーマチュアが板バネに溶接等によ
って回転不可能な形で固定されているため、上述したよ
うに印字動作時にアーマチュアの端面がヨーク10に吸
引されアーマチュアが回転しようとするが、その回転中
心が定まらず、確実に印字するための力を大きくするこ
とができなかった。本発明の目的は上記問題を解決する
もので、印字する力を効率よく大きくすることができる
ドットインパクトプリンタの印字ヘッドを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるドットインパクトプリンタの印字ヘッド
は永久磁石,前記永久磁石に連設されたヨークおよび前
記ヨークに前記永久磁石の磁束の方向を打ち消す方向に
巻装されたコイルからなる磁気回路と、一端が固定され
た板バネと、前記板バネの先端に取り付けられ、前記磁
気回路に吸引されるアーマチュアと、前記アーマチュア
に固定された印字ワイヤとを含み、前記コイルに電流を
流さない状態では前記磁気回路に前記アーマチュアを吸
引して前記板バネに歪エネルギを蓄え、前記コイルに電
流を流すことにより前記アーマチュアを解放して前記歪
エネルギを利用して印字をするドットインパクト式の印
字ヘッドにおいて、前記アーマチュアは前記板バネの先
端に回転ピンによって回転可能に取り付けた構成として
ある。また、上記構成に加えて、前記回転可能なアーマ
チュアの回転を制限するストッパバネを備えて構成して
ある。
【0006】上記構成によれば、効率良く、印字する力
を大きくすることができる。また、ストッパバネによっ
て、より円滑に印字する力を大きくすることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図1は本発明によるドットインパクトプリン
タの印字ヘッドの実施例を示す断面図である。図1にお
いて、板バネ5の先端に、印字ワイヤ2をアーム3を介
して備えたアーマチュア4が回転ピン11によって回転
可能に取り付けられている。このアーマチュア4の反時
計方向の回転をある位置で制限するストッパバネ12が
設けられている。他の構成は従来例と同様であり、同じ
構成部分には同じ符号を付してある。
【0008】コイル8に電流が流れていない場合は、永
久磁石6の磁力によってヨーク9,10のヨーク面にア
ーマチュア4は吸着されている。この状態ではアーマチ
ュア4に接合されている板バネ5は撓められており、歪
エネルギが蓄えられいる。コイル8に電流が流れると、
ヨーク9を通る磁束は打ち消されて印字ワイヤ2はアー
ム3,アーマチュア4を介し、板バネ5に蓄えられた歪
エネルギによって駆動されて印字を行う。コイル8の電
流を切断すると、アーマチュア4はヨーク9によって再
び吸引され元の位置に引き戻される。この動作が高速に
繰り返される。
【0009】つぎに回転可能に取り付けられたアーマチ
ュアの動作とこの回転を制限するために備えられたスト
ッパバネ12の働きについて説明する。コイル8に電流
を流して印字を行うとき、ヨーク10によってアーマチ
ュア4の端面4aはAの方向に吸引される。このとき、
アーマチュア4は回転可能あるので、図中Cの方向に回
転し、結果として印字ワイヤ2は印字する力が大きくな
る方向すなわちBの方向に移動する。また、ストッパバ
ネ12についてはアーマチュア4が高速で運動するため
アーム3先端の慣性力によってアーマチュア4を図中D
の方向に回転させようとする。この運動を制限し、な
お、かつアーマチュア4のC方向への回転を加速する働
きをする。
【0010】
【発明の効果】以上,説明したように本発明によるドッ
トインパクトプリンタの印字ヘッドは一端が固定された
板バネの先端に、アーマチュアを回転可能に取り付ける
ことにより、アーマチュア端面に働く吸引力を効率良
く、印字する力に換えることができる。また、ストッパ
バネを設け、アーマチュアの回転可能な範囲を制限する
ことより、より円滑に印字する力を大きくすることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドットインパクトプリンタの印字
ヘッドの実施例を示す断面図である。
【図2】従来の印字ヘッドの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…ガイド 2…印字ワイヤ 3…アーム 4,14…アーマチュア 5,15…板バネ 6…永久磁石 7…基板 8…コイル 9…ヨーク 10…ヨーク 11…回転ピン 12…ストッパバネ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石,前記永久磁石に連設されたヨ
    ークおよび前記ヨークに前記永久磁石の磁束の方向を打
    ち消す方向に巻装されたコイルからなる磁気回路と、一
    端が固定された板バネと、前記板バネの先端に取り付け
    られ、前記磁気回路に吸引されるアーマチュアと、前記
    アーマチュアに固定された印字ワイヤとを含み、前記コ
    イルに電流を流さない状態では前記磁気回路に前記アー
    マチュアを吸引して前記板バネに歪エネルギを蓄え、前
    記コイルに電流を流すことにより前記アーマチュアを解
    放して前記歪エネルギを利用して印字をするドットイン
    パクト式の印字ヘッドにおいて、前記アーマチュアは前記板バネの先端に回転ピンによっ
    て回転可能に取り付けた ことを特徴とするドットインパ
    クトプリンタの印字ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記回転可能なアーマチュアの回転を制
    限するストッパバネを備えたことを特徴とする請求項1
    記載のドットインパクトプリンタの印字ヘッド。
JP31865791A 1991-11-07 1991-11-07 ドットインパクトプリンタの印字ヘッド Expired - Lifetime JP2800511B2 (ja)

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JPH05131655A JPH05131655A (ja) 1993-05-28
JP2800511B2 true JP2800511B2 (ja) 1998-09-21

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