JPH06270372A - 凹凸模様を有する化粧材 - Google Patents

凹凸模様を有する化粧材

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JPH06270372A
JPH06270372A JP5081128A JP8112893A JPH06270372A JP H06270372 A JPH06270372 A JP H06270372A JP 5081128 A JP5081128 A JP 5081128A JP 8112893 A JP8112893 A JP 8112893A JP H06270372 A JPH06270372 A JP H06270372A
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JP
Japan
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ultraviolet
pattern
ultraviolet radiation
curable resin
sheet
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JP5081128A
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Yoshiaki Horio
義明 堀尾
Sachiko Haba
幸子 羽場
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 絵柄模様と凹部とが完全に同調し、しかも凹
部が多彩な色調に着色された凹凸模様を有する、意匠的
にも質感と深みのあるリアル感の豊富な化粧材を容易か
つ確実に提供する。 【構成】 紫外線透過性基材上に透明着色インキ層と、
該透明着色インキ層に同調して設けられた紫外線吸収性
模様と、該基材と、硬化した紫外線硬化型樹脂に対する
離型性を有する凹凸模様形成用シートとを紫外線硬化型
樹脂層を介して重ね合わせて紫外線透過性基材側から紫
外線を照射して紫外線硬化型樹脂を硬化させた後、凹凸
模様形成用シートを剥離して紫外線吸収性模様部分の未
硬化の紫外線硬化型樹脂の一部を該凹凸模様形成用シー
トに付着させて除去して凹部を形成し、次いで凹部側か
ら紫外線を照射して未硬化の樹脂を硬化させて、透明着
色インキ層と同調した着色凹部を有する凹凸模様層とか
らなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絵柄と同調した凹凸模
様を有する化粧材で、立体感と深みのある意匠性に優
れ、各種家具表面材や建材内装材に適する化粧材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】立体感のある絵柄を有する化粧材を得る
ために種々の方法が提案されている。例えば、絵柄を印
刷した基材上に、透明なシートを該シートに凹凸形状を
付与しながら熱融着させる方法、基材表面に比較的艶の
高いインキでベタ印刷層を設け、凹ませて見せたい部分
に比較的艶の低いインキで柄を設け、両インキの艶の差
によって視覚的な立体感を現出する方法等が知られてい
る。
【0003】しかしながら、前者の方法では透明なシー
ト表面に形成する凹部と、基材上の絵柄とを同調させる
ことは、きわめて困難であった。また後者の方法は、実
際に凹凸を形成するものではなく、光の反射率の違いに
よる視覚的な凹凸を現出するだけであるため、立体感に
欠ける欠点があった。
【0004】また紫外線硬化型樹脂を用いて、シャープ
な凹凸模様を付加する方法として、硬化した紫外線硬化
型樹脂に対して離型性を有する紫外線透過性シートの上
に紫外線遮蔽性模様を設け、該シートと被転写基材とを
紫外線硬化型樹脂層を介して重ね合わせた後、紫外線透
過性シート側から紫外線を照射し、しかる後に該シート
を剥離して被転写基材側に、凹凸模様を設ける方法、紫
外線透過性基材上に紫外線遮蔽性模様を設け、該基材
と、紫外線硬化型樹脂に対して離型性を有する凹凸模様
形成用シートとを紫外線硬化型樹脂層を介して重ね合わ
せた後、紫外線透過性基材側から紫外線を照射し、しか
る後に凹凸模様形成用シートを剥離して紫外線透過性基
材側に、凹凸模様を設ける方法が試みられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の紫外線硬化型樹脂の化粧材では、前者の場合は
紫外線遮蔽性模様が紫外線透過性シートとともに剥離さ
れてしまうため、絵柄模様と凹部とが同調した凹凸模様
を得ることができなく、後者の場合は紫外線遮蔽性イン
キに紫外線隠蔽性を強く求めることから、凹部の色調が
黒色系に限られ、意匠性の乏しいものしか得ることが出
来ないという問題があった。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであって、絵柄模様と凹部とが完全に同調し、しか
も凹部が多彩な色調に着色された凹凸模様を有する化粧
材を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の凹凸模様を有する化粧材は、紫外線透過
性基材上に透明着色インキ層と、該透明着色インキ層に
同調して設けられた紫外線吸収性模様と、該基材と、硬
化した紫外線硬化型樹脂に対する離型性を有する凹凸模
様形成用シートとを紫外線硬化型樹脂層を介して重ね合
わせて紫外線透過性基材側から紫外線を照射して紫外線
硬化型樹脂を硬化させた後、凹凸模様形成用シートを剥
離して紫外線吸収性模様部分の未硬化の紫外線硬化型樹
脂の一部を該凹凸模様形成用シートに付着させて除去し
て形成した紫外線吸収性模様と同調した凹部を有する凹
凸模様層とからなることを特徴とする。
【0008】本発明の絵柄と同調した凹凸模様を有する
化粧材は、上記紫外線透過性基材の裏面側に着色不透明
の裏面材を積層したものでも良い。また形成された凹部
にさらにワイピングによる着色層を形成することもでき
る。
【0009】
【作用】上述の本発明の凹凸模様を有する化粧材では、
紫外線透過性基材上に設けられる紫外線吸収性模様が透
明着色インキ層と同調しており、更に紫外線吸収性模様
用インキが紫外線吸収剤を含有した構造になっておる。
この為に、絵柄模様と凹部との同調が容易に形成され、
また凹部の色調は自由に選択出来るようになり、化粧材
の意匠性の向上に作用する。
【0010】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は本発明の凹凸模様を有する化粧材1
の一実施例を示すものであり、2は紫外線透過性基材、
3は透明着色インキ層、4は紫外線吸収性模様、5は紫
外線硬化型樹脂層である。上記紫外線透過性基材2上に
は、紫外線吸収性模様4と同調した凹部6を有する硬化
した紫外線硬化型樹脂よりなる凹凸模様が形成されてい
る。
【0012】図2、図3は本発明の凹凸模様を有する化
粧材の製造方法における工程を示すものであり、まず図
2に示すように紫外線透過性基材2の表面に透明着色イ
ンキ層3を設けた後、凹部を形成したい部分に紫外線吸
収剤を含むインキ等により紫外線吸収性模様4を形成す
る。次いで未硬化の紫外線硬化型樹脂層5を介して、硬
化した紫外線硬化樹脂に対する離型性を有する凹凸模様
形成用シート7を重ね合わせる。
【0013】紫外線9を紫外線透過性基材2側より照射
することによって、紫外線硬化型樹脂層5の紫外線吸収
性模様4が形成されていない部分が硬化し、紫外線吸収
性模様4が形成されている部分は硬化せずに未硬化状態
のまま残る。
【0014】紫外線9を照射後、図3に示すように凹凸
模様形成用シート7を剥離すると、凹凸模様形成用シー
ト7は硬化した紫外線硬化型樹脂に対する剥離性を有す
るため、紫外線硬化型樹脂が硬化した部分ではシート7
は容易に剥離されるが、未硬化部分では紫外線硬化型樹
脂の一部が除去された部分に紫外線硬化型樹脂が未硬化
のまま残存する凹部6を有し、他の部分は硬化した凸部
が形成される。
【0015】上記のごとくして形成された凹部6内に残
存する未硬化の紫外線硬化型樹脂は、凹部6側から紫外
線9を照射して硬化することにより、硬化した紫外線硬
化型樹脂よりなる凹凸模様が形成される。
【0016】紫外線透過性基材2は、紫外線透過性を有
するシート、フイルム又は板よりなり、材料としては、
ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、アクリ
ル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、フッ素系樹脂等が板状材
料としては上記した樹脂の他に、ガラス等が挙げられる
が、紫外線透過性に影響を及ぼす顔料等の添加剤を含ま
ないものが好ましい。紫外線透過性基材2の厚みは10
〜500μm、特に50〜200μmが好ましい。
【0017】透明着色インキ層3は、種々の塗料若しく
はインキを用いて形成することが出来るが、使用する塗
料、インキは紫外線透過性であることが必要である。従
って紫外線透過性を阻害する顔料、充填剤の多用は避け
たほうが良く、染料により着色するか、粒子径のきわめ
て小さい顔料を使用することが好ましい。
【0018】透明着色インキ層3は均一な着色層として
形成しても、絵柄模様状に設けてもよい。本発明におい
ては、透明着色インキ層3を絵柄模様状に形成すること
が、紫外線吸収性模様層4との重なりによる、より複雑
な絵柄を形成することができ好ましい。透明着色インキ
層3は1層で構成しても、異なる色及び柄の2層以上か
ら構成してもよい。また透明着色インキ層3は、通常紫
外線透過性基材2の紫外線硬化型樹脂層5が設ける側
(上面側)に設けるが、該基材2の下面側に設けること
もできる。
【0019】紫外線吸収性模様層4は、紫外線を吸収す
る物質、例えばヒドロキシベンゾフェノン系、サリチル
酸エステル系、ベンゾトリアゾール系、アクリロニトリ
ル置換体等の紫外線吸収剤、特に波長200〜400nm
の領域の紫外線を吸収するもの、具体的には、サリチレ
ートエステル(340nm以下) 、モノヒドロキシベンゾ
フェノン(290〜380nm)、ジヒドロキシベンゾフ
ェノン(300〜400nm)、ベンゾトリアゾール(3
00〜385nm)等であり、添加量は0.05〜2.0
%、特に0.1〜1.0%が好ましい。
【0020】紫外線硬化型樹脂層5は、ラジカル重合性
の二重結合を有するポリマー、オリゴマー、モノマー等
を主成分とし、光重合開始剤や増感剤、その他必要に応
じて被反応性のポリマー、有機溶剤、ワックスその他の
添加剤を含有するものであり、一般的には、既に市販さ
れている紫外線硬化型樹脂を用いることができ、透明ま
たは半透明な層であることが好ましい。紫外線硬化型樹
脂層5は、グラビアコート、ロールコート、フローコー
トもしくはスプレーコート等の公知の方法によって形成
することができる。また紫外線硬化型樹脂層5の厚さは
3〜500μm、特に30〜200μmが好ましい。
【0021】凹凸模様形成用シート7は、硬化した紫外
線硬化型樹脂に対する離型性を有するものであれば特に
制限なく使用できる。このシート7は透明であっても不
透明であっても良く、表面が平滑であっても、梨地、砂
目等の艶消し面であっても良く、また紫外線透過性を有
しているもの、有していないもののいずれでも使用する
ことが出来る。
【0022】凹凸模様形成用シート7としては例えば、
ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素
系樹脂等からなるフイルムやシートの他に、これらと紙
との積層体等も用いることができる。シート7の厚み
は、該シート7の剥離し易さの上から、通常、12〜2
00μmの範囲が好ましい。
【0023】紫外線源9としては超高圧水銀ランプ、高
圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ、カーボンアーク、ブラ
ックライトランプ、メタルハライドランプ等の光源が用
いられるが、一般の紫外線吸収剤の最大吸収波長は28
0〜400nmのため、短波長の紫外線が照射された場合
には、紫外線吸収剤が作用せず、紫外線吸収性模様層の
部分の紫外線硬化型樹脂をも硬化させることがある。従
って使用する紫外線照射ランプとしては、短波長300
nm以下をカットされた高圧水銀ランプが好ましい。
【0024】本発明の凹凸模様を有する化粧材1は、必
要に応じて紫外線透過性基材2の裏面側に着色不透明の
裏面材8を積層することができる。裏面材8としては、
例えば、薄葉紙、クラフト紙、コーン紙、アート紙等の
紙類や合成紙類; オレフィン系樹脂、ビニル系樹脂、
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂等の樹脂フイルム
やシート;木材単板、合板、パーチクルボード等の木質
板;アルミニウム板、亜鉛メッキ鋼板、鉄板等の金属板
等を用いることができる。
【0025】裏面材8の厚みは任意であるが、ラッピン
グ、Vカット等の後加工適性を付与する必要が有る場合
には、裏面材8は0.05〜0.1mmのシート状物が好
ましい。裏面材8と紫外線透過性基材2とは両者の材質
が共に例えば塩化ビニル系樹脂等の熱融着性の有るもの
の場合には、熱融着により積層する事ができる。また相
互に熱融着性のない材質の場合には、ドライラミネー
ト、ウエットラミネート等の方法により積層する事がで
きる。
【0026】本発明の化粧材1は、必要に応じてワイピ
ング加工を施して、凹部6内に着色層10を形成しても
よい。形成法としては通常のロールコート法、又はドク
ター法のいずれによって行われても良い。
【0027】ワイピング加工に用いる塗料、インキとし
ては、公知のものを用いることができるが、特に表面物
性の上から、アクリル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体等をベヒクルとする水性エマルジョン系、或い
はイソシアネート、アミン等の硬化剤を用いた2液硬化
型のポリウレタン系、ポリエステル系、エポキシ系、メ
ラミン系樹脂をベヒクルとするものが好ましい。またこ
れらの塗料、インキに含まれる顔料は、弁柄、黄鉛、
墨、シアニンブルー、ポリアゾ等の公知のものから選択
する事が出来る。
【0028】実施例1 厚さ0.08mmの透明ポリ塩化ビニルフイルム(理研ビ
ニル製、可塑剤20部)にポリ塩化ビニル系樹脂から成
る透明着色インキ(昭和インク製、化X)にて木目柄印
刷層(オーク柄)を、更にポリ塩化ビニル系樹脂から成
り、紫外線吸収剤モノヒドロキシベンゾフェノンを0.
2%添加した茶色インキ(昭和インク製、化X)にて木
目の導管模様をグラビア輪転印刷機にて同時に印刷し
た。
【0029】次に上記基材の印刷面側と厚さ12μmの
ポリエステルフイルム(東レ製、ルミラー)とを厚み4
0μmのウレタンアクリレート系の紫外線硬化型樹脂
(大日製化製、XO301)を介して重ね合わせた。
【0030】上記で得られた積層物を、透明ポリ塩化ビ
ニルフイルム側より出力80w/cmのオゾンレス型高圧
水銀ランプ(波長200〜400nm)を4灯設置した照
射装置中を20m/minの速度で通過させながら照射
し、紫外線吸収剤を含有するインキで形成した木目導管
模様を除く部分の紫外線硬化型樹脂を硬化させた。
【0031】次いでポリエステルフイルムを剥離し、こ
のフイルムに木目導管模様に相当する未硬化の紫外線硬
化型樹脂の大部分を付着させて除去して凹部を形成し
た。更に凹部に残存する未硬化の紫外線硬化型樹脂を硬
化させるために、上記と同じ条件で凹部側から紫外線を
照射して凹部に残存する未硬化の紫外線硬化型樹脂を硬
化させて凹凸模様を有するシートを得た。
【0032】この木目様の凹凸模様を有するシートの裏
面に厚さ0.08mmのベージュ色のポリ塩化ビニルシー
トをエンボスロール機を用いて熱融着させ、透明着色イ
ンキで印刷したオーク柄に同調して、紫外線吸収性イン
キで印刷した導管模様部分が凹んだ凹凸模様を有する木
目模様化粧材を得た。
【0033】実施例2 実施例1と同様にして得た凹凸模様を有するシートの凹
部に、茶色のウレタン系インキを用いてワイピング加工
を施した。得られたシートは透明着色インキで形成した
木目模様と、ワイピングにより凹部に施した着色導管模
様が完全に同調し、しかも紫外線吸収性インキの色調に
左右されずに着色が設けられるため、独特の色調を有
し、天然木に酷似した外観を呈する木目模様を有してい
た。
【0034】
【発明の効果】本発明の凹凸模様を有する化粧材は、上
記のように構成されているので、シャープで立体感に優
れ、絵柄模様と凹部とが完全に同調した高意匠性な化粧
材である。また凹部を形成する紫外線吸収性模様インキ
は紫外線吸収剤により紫外線遮蔽を目的とするために、
インキの色相、濃度等を自由に設定できる為、化粧材全
体のデザインの幅を広げることができ、更に、紫外線吸
収性模様層を形成した部分に容易に凹部を形成すること
が出来るために、着色絵柄模様に完全に同調した凹部を
有する化粧材を得ることが出来る効果を有する。また凹
部にワイピングインキによる着色層を設ける場合、紫外
線吸収性模様インキをより薄い色相、濃度とすることに
より、下柄の影響を受けない安定した色調のワイピング
加工が施せるものである。
【0035】凹凸模様形成用シートを剥離して未硬化の
紫外線硬化型樹脂を凹凸模様形成用シートに付着せしめ
て除去して凹部を形成した後、凹部に残った未硬化の紫
外線硬化型樹脂を除去せずに硬化させて残す場合、凹凸
模様形成用シートに付着して除去される未硬化の紫外線
硬化型樹脂の量は常に一定ではないために深さに変化の
ある凹部を形成することができ、化粧シートの表面の高
質感を再現した、よりリアルな化粧材が得られ、壁面
材、ドアー等の建築材料や家具表面材に好適に使用でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の絵柄と同調した凹凸模様を有する化粧
材の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の化粧材の製造方法に於ける一工程を示
す縦断面図である。
【図3】本発明の化粧材の製造方法に於ける異なる工程
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 凹凸模様を有する化粧材 2 紫外線透過性基材 3 透明着色インキ層 4 紫外線吸収性模様層 5 紫外線硬化型樹脂 6 凹部 7 凹凸模様形成用シート 8 裏面材 9 紫外線 10着色層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線透過性基材上に透明着色インキ層
    と、該透明着色インキ層に同調して設けられた紫外線吸
    収性模様と、該基材と、硬化した紫外線硬化型樹脂に対
    する離型性を有する凹凸模様形成用シートとを紫外線硬
    化型樹脂層を介して重ね合わせて紫外線透過性基材側か
    ら紫外線を照射して紫外線硬化型樹脂を硬化させた後、
    凹凸模様形成用シートを剥離して紫外線吸収性模様部分
    の未硬化の紫外線硬化型樹脂の一部を該凹凸模様形成用
    シートに付着させて除去して形成した紫外線吸収性模様
    と同調した凹部を有する凹凸模様層とからなることを特
    徴とする凹凸模様を有する化粧材。
  2. 【請求項2】 紫外線透過性基材の裏面側に着色不透明
    の裏面材を積層してなる請求項1記載の絵柄と同調した
    凹凸模様を有する化粧材。
  3. 【請求項3】 凹部にワイピングによる着色層が形成さ
    れている請求項1または2記載の凹凸模様を有する化粧
    材。
JP5081128A 1993-03-17 1993-03-17 凹凸模様を有する化粧材 Withdrawn JPH06270372A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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